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神々を超えし者を創りし世界  作者: 永澄水樹
第四章 聖炎と原初の炎 異世界転移編
56/70

奏の悲しみ、刹那の怒り

時乃宮奏さんハッピーバースデーなのです!


という事でヒロインその一の奏さんの誕生日です。


なんとかハッピーバースデー更新を書き上げました……ボリュームは少ないですが、いい感じに書けたと思います。


さて、今回は刹那達の実技の授業へ突入です。


果たしてどうなるのか?


それは本編で(∩´。•ω•)⊃ドゾー


では神超新章第四章第56話「奏の悲しみ、刹那の怒り」をどうぞご笑覧あれ。


ちなみに次はミリスの3月14日のバースデーが近づいてます。


気合入れて書かねば!


さらに次には死亡中の楓さんの誕生日に、刹那の誕生日が近いですね……まぁその後はアルだから何とでもなりそうだがw


ではでは本編をドゾ(沙*・ω・)

午後は実技の授業になっていた。


刹那と奏は先程仲良くなったキアーラとキュカに案内されて実技場Bに来ていた。


かなり広い作りになっていて、何処かの競技場かと見まごうばかりの作りだった。


そして、実技の担当はフリアの様で皆に集合を促す。



「さて、おまえら今日もみっちり鍛えてやる!全員デバイス起動!」



フリアに言われてデバイスを皆が起動する。


だが、起動したはいいが刹那と奏はかなり浮いてしまった。


何故なら皆とデバイスの作りがあまりにも違いすぎるからであった。


皆は武器には詠唱サポート用の指輪形態が多く、杖を持ってる者でも棒切れの様な杖である。


それに、服も制服が基礎で金属のプレートで軽く防御を補う程度の代物で、刹那達の様に全てが変わる訳では無い様である。


それに対して刹那は真っ赤な制服から真っ黒なバリアジャケット姿になっており、背中には大剣を背負っている。


奏も真っ赤なドレスタイプの服に稲妻を意匠にした模様が入った服に、武器として槍の形をした特殊な杖を持っている。


この場違い的な2人を皆が驚きの表情で見ている。


そこでフリアの声がかかる。



「随分と気合の入ったデバイスだな、時乃宮姉妹」



刹那と奏に対してそうフリアに声をかけられる。


刹那はどうしたものかと考え込む。


奏も困ったように刹那を見ているので、刹那がフリアに切り出す。



「あの……バリアジャケットや武器は制服ベースにちょっとプレイトメイルを付ける程度が普通なんですか?それに武器も皆さん補助が目的の様に思うのですが……」


「そうだな。この学園ではお前達みたいに完全に武装変更はしない。そもそも妹の方は杖に見えなくも無いが姉のお前はどう考えても剣がデバイスの様だが?」


「えぇ……私は魔法使いというよりは剣士に近いと思います。一応魔法も使いますが、主な攻撃は剣です」


「そうか……それだけでもイレギュラーな存在だが……お前達姉妹の力が気になるな……手並み拝見といこうか……では授業の始まりだ!」



フリアはそう言うと刹那と奏について来いと言って実技場の定位置まで移動させる。


その後、フリアが何やら操作すると反対側に的が作られる。


そして、刹那に言う。



「それでは刹那。その的に向かって魔法を使ってみろ。当然火属性なのは言うまでもない」


「わかりました……」



刹那はそう言うと今まで唯一使ってきた魔法を詠唱する。



「我が求めに従い、我が敵を射んとする一条の炎の矢となりて、撃ち抜かん!」


『フレイムアロー!』



刹那が詠唱すると炎の矢がまっすぐ的へと直撃して吹き飛ばす。


しかし、周りの視線は厳しい様である。


刹那もこれですんなりOKが貰えるとは思っていない。


だが、物は試しと言わんばかりに普通に詠唱して、なんの変哲もないフレイムアローを放った。


それが吉と出るか凶と出るか……刹那は凶と出ると判断していた。


そして、それが現実になる。


フリアが突然笑い出したのだ。



「ふはっ、ふふふふははあははははっは……こりゃいい……」


「いかがでしたでしょうか?」


「あはははは……久しぶりに笑わせてもらった……答えは初等部からやり直して来いだ!なんだこのざまは!まぁいい……次は妹の方だな奏!やってみろ」



奏は刹那が笑われた事に対してちょっとムカついていたが、刹那はこうなる事が分かってやっていた気がするので奏も刹那に習って魔法を使う事にする。



「では参ります」


「では始めろ」



フリアがそう言うと新しい的が設定され出現する。


それに向かって奏も魔法を使い始める。




「我が求めに従い、我が敵を射んとする一条の炎の矢となりて、撃ち抜かん!」


『フレイムアロー!』



詠唱が始まると巨大な魔法陣が浮き上がり、魔法が射出される時はかなり激しい光を放つ。


しかも、フレイムアローとは名ばかりの全く別物の魔法が飛び出る。


普通の炎の矢ではなく鳥の形をした炎の塊が的へ向かって物凄い勢いで飛んでいく。


そして、的に当たって爆音を響かせる。


それを見て居た皆は唖然としていた。


一方フリアはというとまた笑っていた。



「あはははは……妹の方もか……だが、妹の奏の方は多少見所はある様だ……だがやはり初等部からやり直せと言っておく」



フリアがそう奏に告げたので、刹那はフリアに理由を尋ねる。


するとフリアが答える。



「理由が知りたいか?といかこれは火属性がどうのといった話ですら無い。そうだな、リーシャとサラ。2人に手本を見せてもらう。2人共来い」



フリアにそう言われるとリーシャとサラが刹那達の居る場所へやってくる。


リーシャは何だか怒っている様で、サラの方はがっかりしている様であった。


そんな2人は準備OKの様でフリアの言葉を待っている。


そして、フリアがまずサラに魔法を使う事を言いつける。



「それではサラ、魔法はそうだなフレイムアローを使ってみろ」


「分かりました……」



サラはそう答えると的を見つめる。


次の瞬間、いきなり魔法陣がサラの前に展開され、炎の矢が的へ向かって一直線に飛んでいき直撃する。


それを見て居た刹那と奏はサラの魔法と自分達の魔法の違いについて考える。


するとフリアが解説混じりに話し始める。



「今のがサラのフレイムアローだ。刹那と奏……2人共自分との違いは分かるか?」


「そうですね……詠唱が無く、また魔法名も無しですね……完全な詠唱破棄による無詠唱です」


「そうだ。他には何かあるか?」


「魔法の起動速度と魔力の密度ですかね……私の場合は起動速度も魔力の密度も完全に劣ってます」


「そうだな……妹の方はどうだ?」


「私の場合も詠唱の点は同じでしょう……起動速度もですね……魔力の密度に関しては劣ってはいない様に感じますね……」


「まぁ、合格だ。姉の方は全ての点が駄目だが、妹の方は魔力の密度に関しては確かにいい物を持っているようだ。さて、では解説しよう。まず魔法を短縮詠唱すら出来てない点では2人共初等部にふさわしいと言える。中等部の2年……それもS組なら短縮詠唱では無く無詠唱が当たり前だ。また魔法についても問題だ。なぜフレイムアローなどという初心者用の魔法を使ったかだ。そもそも魔法という物を理解出来ていない様に感じる。本来魔法は固有の詠唱が必要では無いという事を理解しているのかだ……理解していてあれならやはり初等部から始めろと言おう」



フリアは解説を聞いて刹那は考える。


まだ魔法に触れて間もないが、ここに来る前にフレイヤによる魔法の実演を体験した。


その事から魔法は詠唱しなくても発動出来る事は理解していた。


だが、肝心なのは魔法に決まりは無いという事である。


フレイヤはあらゆる魔法を使っていた。


その魔法は刹那が勉強した知識と合わせるとある答えに辿り着く。


それは魔法は使い手のイメージを魔力で具現化しているに過ぎないという事。


詰まるところイメージさえ出来ていればどんな形の魔法でも起動できる……というのが刹那の考えだ。


だが、実際に使うときにイメージが出来ていないと発動すらしないという点がある事にも気づいていた。


それはレーシャルの言っていた短い詠唱はした方が使いやすいといった発言から推測したものである。


たぶんだが、短くても詠唱する魔法名から連想する事で魔法に繋げるのが容易くなるのだろう。


結論として刹那はこう考えた。


奏も色々と考えている様である。


すると、フリアがリーシャの名を呼ぶ。



「リーシャ。学年主席の力を2人に見せてやれ。魔法とはこう使うのだというのをな」



フリアはそう言うと何やら手にしているパネルを操作していた。


その後フリアが準備が出来たと言ってリーシャに魔法を使わせる。



「準備完了だ。全ての的を破壊しろ。手段は問わないが……そうだな……魔法の使い方が分かる様にやってみろ」


「わかりました。それではいつでもどうぞ……」


「では開始!」



フリアがそう言うと的がいきなり出現する。


するとリーシャは手を前に突き出した。


その後すぐに魔法陣が出来上がり高速の炎の弾丸が的を破壊する。


次に出てきた的はかなり大きな物だった。


しかし、リーシャは気にした様子も無く巨大な炎の球を作り上げ的に向けて放つ。


刹那達のイメージだとファイアーボールといった感じである。


だが大きさは直径2m以上なのでちょっと大きい気がする。


それをこともなく放つリーシャは凄いと刹那は思った。


それからもリーシャは凄まじかった。


標的が複数現れた時は瞬時にその数の炎の槍を作り出し貫き、最後の標的が無数に出た時は空から炎の雨を降らして一掃していた。


結局全てが終わるまで、完全無詠唱かつ高速で多種多様の火属性魔法を使っていた。


そして、事が終わりフリアが告げる。



「時乃宮姉妹。これがこのクラスの基準と考えてくれ。今の様に無詠唱かつ高速に多種多様な魔法を使える様になって初めてひよっことして認めてやる……何か言いたい事はあるか?」


「そうですね……確かに私ではリーシャさんの様に魔法は使えないかもしれません……」


「刹那……お前の場合は決定的に足りてない物がある……」


「というと?」


「お前のはただの火属性だ……ハイ属性である聖属性に至っていない……」


「そうですね……確かに私が使ってるのはただのシングルである火属性です」


「その結果どうなるか分かってるのか?」


「いえ……正直イマイチ分かっていません」


「なら私に向かって魔法を撃ってみろ……そうすれば差という物が分かる」



フリアはそう言うと刹那の正面50m程の所で立ち止まり相対する。



「さて……火属性ならなんの魔法でもいい。私に向かって撃ってみろ」


「いいですけど……私はフレイムアローしか撃てませんよ……今のところは……」


「今のところはねぇ……それでいいから私に向けて撃ってみろ」


「では……フレイムアロー!」



刹那は詠唱をせず魔法名のみでの機動を試みてみる。


その賭けは成功してようで魔法陣が出来て魔法が射出される。


初めてにしては魔力もそれなりに乗っているフレイムアローであった。


しかし、次の瞬間に差という物がはっきりとする。


フリアが無詠唱で魔法を起動する。しかも魔法陣は一瞬で消えて魔法のみが人差し指の先に出来ていた。


刹那が放った魔法はそれなりの大きさのフレイムアロー……炎の矢である。


それに対してフリアが放とうとしてる魔法は人差し指の先にあるビー玉サイズの炎の玉であった。


それをフリアは刹那の炎の矢に向けて放つ。


その結果は普通なら刹那の炎の矢が炎の球を飲み込んで、フリアに命中するはずである。


しかし、フリアが放った高速の火球は刹那の炎の矢に当たった瞬間に炎の矢を喰らい、消滅させた後刹那の頬を掠めて後方に直撃する。


しかも、直撃した壁から爆音が放たれる……。


これがフリアの言った差というものだと刹那は思い知らされた。


そして、それはフリアの口から語られる。



「刹那……これで分かったか?お前が使ったのは火属性の炎の矢……それに対して私が使ったのは聖属性の火球だ……これまた皮肉な事に炎の矢等と言ってはいるが火属性の刹那に対して、私のは火球とは言っているが聖属性の炎属性だ……これが差の正体だ……シングル属性ではハイ属性には飲み込まれて終わる……つまり刹那が火属性しか使えない限りここにいる私……いやここにいる全員に勝てないって事なんだよ」


「はぁ……そうですか……でも私も本来の戦い方ではないのでこれで実力を図られても困るんですが?」


「そうか……刹那はこの結果が不満か……とりあえず刹那の事は分かった。とりあえず妹の魔法でも見て考えるんだな……」


「というと?」


「お前の妹の方が幾分かマシという事だ……では奏。刹那と変われ」


「分かりました……」



刹那がフリアにそう告げられて奏と交代する。


もちろん、刹那の今回の結果はしょうがない物である……しかし、刹那としてはまぁ妥当な評価だと判断していた。


それもエリザベートの話しを聞いていたからである。


聖属性に対抗できるのは聖属性だけ……そうエリザベートは言っていた。


これがフリアの言っている差なのだと認識した。


だが、刹那はそれでいいが、奏は正直今の評価がたまらなく嫌であった。


刹那を侮辱されたと認識しており、完全に頭にきていた。


奏とすれ違った時に刹那は正直ビックリしたくらいである。


最近では一番怒っている感じで、この後どうなるのか正直おっかなびっくりである。


そして、遂に奏とフリアが相対する。



「では奏好きな火属性の魔法を使うといい」


「それでは参ります……手加減は出来ないのでフリア先生の方でなんとかしてくださいね……」


「私に喧嘩を売るとは上等だ!いつでもかかってきな!」


「では行きます!」



奏はそう宣言すると杖を握った両手を前方に突き出す。


そして、できる限りの容量いっぱいまで魔力を炎の魔力に変化させる。


次の瞬間、奏から超巨大でとてつもない魔力が練りこまれた火球……ファイアーボールがフリアめがけて打ち出される。


魔力を練るのに時間がかかってはいたが、規模と威力は相当な物になっている。


それを躊躇なくフリアに向けてぶっぱなした。


対するフリアも一瞬で同規模のファイアーボールを作り上げぶつけて来た。


しかし、ぶつかった瞬間に相殺されるかと思ったファイアーボールは奏の方が飲み込んで更に巨大化してフリアに目掛けて飛んでいく。


フリアも一瞬驚いた様だが笑ったと思ったら地面に拳を突きたて炎による壁を瞬時に作って防いだ。


奏の火球とフリアの炎の壁はぶつかるとどんどん炎の壁にめり込んだが、結局フリアが炎の壁の出力を上げたことにより消される。


その光景を見て居た生徒達は驚いていた。


だが、フリアはそんな中パンパンと手を叩き、皆を沈める。


そして、奏に対して評価をのべる。



「うん、今のはなかなか良かったじゃないか……姉とは随分と違ったな……正直この威力は驚いた……だが、リーシャやサラに比べるとやはりまだまだといったところか……」


「今のでもまだまだですか……」



奏は正直困っていた。


今出せる全力で先程リーシャが放っていたファイアーボールを真似て無詠唱で放った。


それでもまだまだと言われる……これでも駄目と言われたら今できる事はもう無くなってしまう。


奏は悔しさのあまり涙が溢れてきた……。


するとフリアが見当違いの事を言い始める。



「おいおい、何泣いてるんだ?悔し涙か?まぁ、よくやったよ。姉よりは随分とマシだ。だから泣くことないだろ」



フリアがそう言うと奏は涙を流しながらフリアに言う。



「私が泣いてるのは私自身が至らない為にお姉様の評価を覆せなかった事です……」


「はっ?何を言っているんだ?姉って刹那はしょうがないだろ……聖属性でない以上必然で……」


「違います!!お姉様は私なんかより凄いです!ただ、条件が悪かっただけで……さもお姉様の実力を分かったかの様に言わないで下さい!」


「何を言ってるんだ!お前は姉を立て過ぎじゃないか?私は実力主義だ。その実力では現在、お前が姉を超えてるのは確かだろ……それに言っちゃ悪いが他の生徒も皆聖属性だ……その意味は分かるだろ……」


「それは……でもお姉様なら!」



奏がフリアに突っかかって言ってるのを刹那は黙って見て居た。


奏が泣くのはあの時以降決まって刹那の事を想ってだからだ。


その事を嬉しく思いながらも奏の反撃もここまでかと刹那は思っていた。


まぁ、奏は刹那の実力を妄信的に信じてる感じが無くはない……。


しかし、今回に限っては刹那は正当な評価をされていないと判断している。


なので、奏に近寄り抱きしめて落ち着かせる。



「奏……ありがとうね……ここからはお姉ちゃんに任せときなさい」



刹那はそう言いながら奏に笑顔を向ける。


すると奏はフリアを言い負かせなかった事を悔しく思いながらも、刹那に場を譲る。


そして、刹那はフリアに対して挑戦を叩きつける。



「フリア先生……私と戦って下さい……流石に妹を泣かしたまま下がる訳には行きませんので……」


「刹那……お前がいい姉なのは分かったが差は分かったんだろ?」


「確かに私は聖属性を使ってませんし、使えませんよ……だからって勝てないわけじゃない……先生は火属性を使えばとりあえず納得してくれるんですよね……」


「そうだな……それでお前はどうする気だ?」


「ちょっと純粋な魔法使いには悪いですが……私は魔法使いというより剣士なので剣で戦いたいと思います。もちろん火属性で戦う事が前提でしょうから私は火属性付与を使います。それならどうですか?」


「ふむ……いいだろう。剣だけで戦うと言ってたら認めんが属性付与で戦うというなら別だ……それに……私も剣は一応嗜んでいたので上等です!」


「それでは準備が出来たら開始しましょう……フリア先生もデバイス起動してください」


「ふふ……いい度胸ですね……では私も貴女の実力を測らせてもらいます。開始の合図は自動でカウントダウンされる実戦形式で行きますよ」


「分かりました……では参ります」



2人はそう言うと遂に相対するのであった。


刹那はカウントが10から始まった時にクロノスに指示を出していた。


とりあえずしょっぱなからクロノスドライブの使用と接近時の瞬間移動であるクロノスシフトの二つを設定してもらう。


そして、遂にカウントが0になり開始になる。


刹那は初手としてまずフレイムアローを放つ。


しかし、ただのフレイムアローではない……対象の時を早めるクロノスドライブが付与されたフレイムアローである。


その速度は超弩級に成り代わる刹那の奥の手の一つである。


それをしょっぱなからフリア目掛けて放つ。



「くっ!これは!!!!!!!!」



刹那が開始と同時に放った炎の矢をかろうじて対処したフリアだが、刹那も奏を泣かされた事をかなり怒っていた。


なので次々と炎の矢を放つ。


だが、初手はフリアを驚かせる事に成功したが、フリアはすぐさま炎属性の属性付与をしており、体を覆う形で炎のシールドを纏っている様なので刹那の炎の矢は当たった先から消滅していく。


これが、フリアの言っている聖属性との差である。


しかし、フリアは刹那の本当の戦闘スタイルを知らない。


刹那は火属性の魔力と気を合わせて練り込み魔気混闘を発動する。


遂に本気になった刹那の戦いが始まろうとしていた。

後書きは前回同様解説は抜きにさせて頂きます。


不便でしたら書きますので、感想などで連絡下さい。



次回は遂に刹那とフリアの決戦です。


刹那お姉様の活躍はどうなるのか……次回をお楽しみに♪




それでは毎度お馴染みのセリフと共にお別れしましょう。


目指せ書籍化!第三章終了です♪で第四章開始♪現在第56話です。パンパカパーン♪♪♪


現在ブックマークが211人なう。ちょびっと増えたよ〜○┓(アイナ風)ペコリ(登録してくれてる人は感謝です感謝(*´ω`人)感謝(TдT) アリガトウ○┓ペコリ)


是非まだまだ伸びたいので、ですので皆さん御慈悲を下さいorz


では評価、感想お待ちしております。ちなみに感想くれた方ありがとうでした。


他の方もよければどんどん感想をば


というか最後の言葉はやっぱり書籍化目指して頑張るぞ(*´ノд) ダヨネー( ´゜д゜)(゜д゜` )ネー(*´・ω・)(・ω・`*)ネー(書籍化を望む人が増えてる気がする!(作者の中でだけw))


最後の方はいつも使い回しでごめんね?では神超をよろしくです♪♪♪(音符を増やしたw)


ちなみに第一章が終わったので第一章を読んでない方は要チェックや!


遂に二章完結。いや〜二章は長かったな…w第三章開始。というかもう終わるけどwというか終わったw次はいよいよ第四章です!






結局ネット小説大賞は夢へと消えたのでした……チャンチャン♪


でも次回があれば再チャレンジするぞ!



後、感想がまた伸びたのですが、まだまだどんどん感想待っております。


目指せ書籍化!この調子でどんどん話を投稿するぞ!(* ̄0 ̄)/ オゥッ!!(。`・∀・´)⊃

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