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神々を超えし者を創りし世界  作者: 永澄水樹
第一章 入学騒乱編
5/70

♯5 1-4 入学説明と入寮と新たなる仲間

パンパカパーン♪遂に5話目突入そしてキャラクター増量。


今回のお話しは主人公達の装備と住居、そして新たなる仲間のお話し。


今回のタイトルの通り仲間が増えます。


そして名前付きキャラもちょっぴり増えます。


刹那の仲間となる馬鹿野郎と奏の仲間になるお嬢様のお話しの始まり始まり。


ちなみに毎週金曜23時までには必ず1話は投稿するので見てたもれ。


それでは神超第3話「入学説明と入寮と新たなる仲間」ご笑覧あれ。

 無事試験が終わり、刹那と奏は話しながら説明会の会場である講堂まで歩いて行く。



 「奏、とりあえず入学出来て良かったな」


 「そうですね、お兄様…ですが」



  先程から奏は不満そうにしていた。やはり刹那だけ一般入学になったことや、働かなくてはならない事に対して文句があるようだ。


  しかし、刹那の方はどうとでもなさそうに奏を宥めるのだった。



 「いや、俺の場合魔法もちゃんと使えない様だし、入学できただけでも御の字だろ」


 「ですが、お兄様は私なんかよりすごいのですし、納得できません」


 「納得しても、しなくても変わらないだろ。それにこの世界ではどうやら奏の方が凄い様だぞ?」



  そう言って奏を褒めてみたが、奏はやはり納得が行かない様である。


  現段階で見れば。確かに刹那は気の力で身体強化できるので強いが、この学園では魔法が優劣を決める様なので、奏の方が凄い事になる。


  そう思いつつ奏に話し掛けた。



 「この世界は魔法が優劣を決める様だ。それは奏でだって理解できてるんじゃないか?」


 「確かに適正属性診断の時を考えると、魔法の才能によって優劣を決めているようですね…ですが」


 「ですがは無しだ。今更言っても仕方がない…それより入学後の事が分からないから早く講堂に行こう」


 「そうですね。分かりました」



  2人はそう言って話しながら講堂に入り適当な椅子に腰掛けた。


  そこで刹那と奏は辺りを見回しながら話し始めた。



 「随分と広いな。もう始まる様なのに席の3分の1も埋まって無いんじゃないか?」


 「確かに、全部で200人前後でしょうか?」


 「まあ、転移者だけだし、席が埋まって無くても当然なんじゃないか?」



  そうこうしてる内に壇上に学園長であるエリザベートと教頭が現れた。


  そして、エリザベートの話が始まった。



 「これから話すのは貴方達のこれからの事です」

 「まず、貴方達には寮に入って頂きます。寮は特待生、招待特待生、ランダム特待生の3人部屋になってます」

 「なぜ3人部屋かと言いますと、互いに協力しあい生活する事もまた、教育の一環だからです」

 「又、互いに違う立場の特待生同士が交流出来る様にという配慮でもあります」

 「ですから、これからは3人部屋での生活になれるよう努力して下さい」

 「ちなみに男子寮は出入り自由ですが、女子寮は許可が無い限り男性は入れませんので気をつけてください」

 「寮については以上になります。部屋割りは今現在作成中ですので、次の説明に入りたいと思います」



  どうやら寮は1人部屋では無いらしい。まあ刹那からしたら1人が良かったのでちょっと都合が悪いのであった。



  そして、次の説明が始まった。



 「次に、この世界では重要な、デバイスとバリアジャケットについて話します」



  その瞬間、招待転移者達がざわめき始めた。どうやらこの2つについての知識があるようで皆嬉しそうに話しを聞いていた。



 「あなた達、転移者には、この世界で魔法を使うのに必要な媒体となるデバイスと、身体を攻撃から守る為のバリアジャケットを作らせて頂きます」

 「デバイスは通常、剣や杖を選んでもらった後イメージしてもらい、その思念から作り出される武器です」

 「バリアジャケットは強力な魔法耐性を持つ服装です。これもイメージしてもらい、その思念から作られます」

 「ただバリアジャケットですが装着者の生命保護が目的なので、命に関わるようなダメージは避けられますが、死なない程度にはダメージを通すので過信しないでください」

 「後、バリアジャケットはデバイスからの攻撃の時のみそう言った機能が発揮されます。ですからバリアジャケットを無視する攻撃では死ぬ事もあるので気をつけてください」

 「それでは私からの説明は以上になります。それでは入学式でまた逢いましょう」



  その言葉を残してエリザベートは講堂から出て行った。


  次に教頭が説明を続けた。



 「では、みなさんのデバイスとバリアジャケットと制服を作るので男子はあちらの男性に、女子はあちらの女性について行ってください」

 「それでは、解散」



  そうしてみんなが順番に指示通りに並び始めた。


  刹那は奏に一言、言葉を掛けに行った。



 「奏。ここで一旦お別れの様だな」


 「そうみたいですね…とりあえずデバイス等が終わり寮が決まったら、講堂前で落ち合いましょう」


 「そうだな。じゃあまた後でな、奏」



  奏と別れ、刹那は自分も列に並ぼうとしたら、教頭が近づいて話し掛けて来た。



 「刹那君、説明会お疲れさまでした」


 「あっ、はい。お疲れさまでした教頭先生」


 「君はみんなとは別に案内する様に、言付かっているので私に付いて来て下さい」



  言われて刹那は教頭に付いていった。


  一つの部屋に着いた頃、教頭が話し始めた。



 「刹那君は一般入学になるので寮は一般生用の寮に入って貰います」

 「食事ですが、食堂を利用できますが、お金が掛かります」

 「なのでとりあえず、この世界の一般生と特待生が入って入学式が終わるまでは食券を渡す事になりました」

 「後、少ないですが銀貨50枚を渡しますね。これは冒険者ギルドへの登録料ですので使わない様に」



  言い終わると刹那に銀貨の入った袋と食券を渡してきた。


  そして、刹那が受け取ると教頭が最後に一言言ってきた。



 「とりあえず、冒険者ギルドの登録は入学式が終わった後でしに行ってください。闘技場の方も入学式が終わってから挑戦するように」



 そうして教頭は刹那にデバイスとバリアジャケットの順番待ちをしている列に戻るように言って去って行った。



  刹那は列に戻り、順番を待っていた。


  すると刹那の番になり部屋に通された。


  そこは色んな道具がある不思議な部屋だった。


  何かの研究室の様でもあった。


  そして刹那に声が掛かった。



 「次の方どうぞ。君はどのデバイスにするかな?」

 「私はアンドレイク・マキナ」

 「デバイス等の研究室の責任者をやっている者です」


 「俺は時乃宮刹那と言います」


 「刹那君だね。それで君はどのデバイスにするか決めてるのかな?」


 「えっと、俺のこの剣がデバイスになると聞いたのですが?」


 「う〜ん?どれどれ…」



  そう言うとアンドレイク・マキナと名乗った人が刹那の大剣を見た。



 「確かにこれはデバイスだね。それに君の着けてるスカートに付いてる剣も同じ素材の様だ」

 「これをデバイスにするかい?」


 「できればそれでお願いします」


 「じゃあちょっと待っててね。準備するから」

 「それでバリアジャケットの方なんだけど、セットで作るんだけど君はどんな収納形態にしますか?」


 「収納形態ですか?」


 「そうです。デバイスもバリアジャケットも一つに収納するんだよ」

 「基本はアクセサリーとかカードとかかな?男の子はカードが多いけど」


 「なら、俺もカードでお願いします」



  そう伝えるとマキナはカードを取り出して来て何やらセットし始めた。



 「じゃあ、その水晶に手を当てて自分を守る装備と武器をイメージしてね」


 「はい、わかりました」



  そう言われて何かしらの装置に乗っかってる水晶に手を当てて自分の装備をイメージした。


  すると次の瞬間、身体を光が包み服が脱げ、違う服装になり、腰には10本の剣が付いたスカートと背中には大剣が装備されていた。


  服装は上は黒い服に銀の胸当て、黒のロングコートに背中に大剣、下は黒いズボンに剣の付いたスカートといった出で立ちになっていた。



  そこでマキナが、刹那に話し掛けてきた。



 「無事成功の様だね。それがこれからの君の戦闘装備だ」

 「意識を集中すればカード化できるからやってみ?」



  そう言われて刹那は意識を集中すると大剣やスカートに付いていた10本の剣が消え、元の服装に戻って手元にカードが収まっていた。



 「どうだい?凄いだろ。これで武器の持ち歩きも、装備する手間も省けるって訳さ」

 「それに学園生用の制服もカードに収納されてるから着てみるといい。学内は制服で過ごすことになってるからね」



  言われて、今度は制服をイメージすると又、光に包まれ、服が消え。今度は制服姿になっていた。



 「すごいですね…これ。とっても便利です」 


 「そうだろ、そうだろ」



  刹那はマキナに言われて純粋に驚いた。


  そうして刹那はデバイスとバリアジャケットを手に入れたのである。



 「それじゃあ大切に扱ってくださいね。あと調整が必要になったらまた来てください」


 「はい。わかりました。では失礼します」



  こうして無事、刹那は制服に身を包み、寮の部屋割りが教えてもらえるという職員の所に行った。


 そこで、職員が聞いてきた。



 「貴方の名前は何ですか?」


 「時乃宮刹那です」


 「君が…では一般寮の2階の201号室をご利用下さい」


 「あれ?1階ではないんですね?」



  そう刹那が疑問に思った事を聞いてみると職員が説明してくれた。



 「寮は元々、1階はお風呂や食堂などの共有スペースになっていて、2階からが部屋になってるんですよ」

 「後は、1階が部屋だと忍び込まれる可能性があるので、2階からになってるんですよ」



  職員はそう刹那に教えてくれた。


  ちなみに忍び込まれる可能性というのは女子寮の方であり、男子寮はただ作りが同じで2階からになってるそうだ。


  さらに詳しく聞いてみると、寮は学年毎にあり。卒業までの6年を過ごす事になり、刹那は一般生寮の今学年始めの人なので201号室になったらしい。



  デバイスのカードを受け取り、寮の部屋割りを確認したので、刹那は奏と合流する為に講堂前まで来た。


  しばらくすると、奏が見え、こちらを確認すると駆け寄って来た。



 「お兄様。終わりました。私の部屋は317号室でしたお兄様の方はどうでしたか?」


 「俺の方も無事終わった。部屋は201号室だった。それにしても制服もよく似合ってるな」


 「そうですか?有難うございますお兄様。お兄様に褒めて頂けるととても嬉しいです」



  そういいながらくるりと一回りするとスカートを摘んで一礼してきた。


  その姿がとても似合っていて刹那は奏に見とれていた。


  そんな刹那に奏は微笑みながら言ってきた。



 「お兄様もよくお似合いです」


 「ありがとよ」



  そう言われて満更でもない刹那だった。


  とりあえず今後について話そうと刹那は奏に言った。



 「とりあえず、部屋も決まったみたいだし寮でも見に行くか」


 「そうですね。女子寮は男子禁止らしいですし男子寮から行きましょうか?」


 「そうするか」



  2人は男子寮に行く事に決め、教えられた場所へ行くのだった。


  そして到着すると寮監だという人に呼び止められた。



 「私はこの寮を管理しているドーラン・ケラーだ。寮監もしくはドーランと呼んでくれ」


 「初めまして、今日からお世話になる時乃宮刹那です」


 「お兄様がお世話になります。妹の奏です」



  そこで互いに自己紹介した後ドーランが話し始めた。



 「で、2人で寮に来たのか?別にこの男子寮はまだ人がいないし入っても問題ないが、普段はあまり女性は近寄らないほうがいいぞ?」


 「大丈夫です。今日だけですので、な?奏」


 「えっ?今日だけなんですか?」


 「いや、当たり前だろ。ここは男子寮だし普段は3人部屋みたいだしな」


 「そうですか…じゃあ今日だけでもお兄様の部屋に入ってみたいです」



  そう奏が言うので刹那は寮監に訪ねた。



 「いいですか?妹連れて入っても」


 「まぁ、今日は誰もいないし、妹さんなら間違いも起こらないだろうしいいだろう」


 「ありがとうございます」



  そう言って、無事話しが終わりそうになったのに奏がとんでもない事を言い出した。



 「あら、妹だからって間違いが起こらないとは限りませんよ?」

 「私達、血の繋がりもありませんから全然OKです」


 「おい、奏。何を言い出すんだ」


 「いえ、事実を言っているだけです。むしろ間違いが起こった方が私としては嬉しいのですが…」


 「ちょっと、おまえは何を言っている」


 「お兄様。私とお兄様は結ばれる運命なのです。血の繋がりもないのに一緒に転移して来た事こそ運命の証明なのです」


 「って、奏…その事はお前も知ってることだろ?」



  そう奏に刹那は行ってみたが効果が無い様であった。


  奏達は運命等ではなく転移魔法陣を使ったので、2人で来れたのは偶然でも運命でもなんでもないのだが…


  そうしてる内に寮監のドーランが話しに入ってきた。



 「そんな事言ってると一緒に入れる訳にはいかなくなるんだが…」


 「ほらみろ、言われちまったぞ。入れなくていいのか奏?」



  そう言うと奏は不服そうな顔をしながらも笑顔を向け話し始めた。



 「入れないのは嫌なので、そういった事は自重しますので中に入れてくれませんか?ドーラン様?」



  そう言いながらドーランを潤んだ瞳に泣きそうな顔まで作って説得しようとしていた。


  するとドーランが答えた。



 「まぁ、お嬢ちゃんがそこまで言うなら入ってもいいぞ。正し、間違いは起こすなよ?」



  そう言ってドーランは奏に見られ、照れながら2人を通したのである。


  そんな光景を見て刹那は思った。ドーランはこんな年端もいかない少女に照れるなんて、大人としてどうなんだろうと…


  しかし、そんな大人のドーランすら魅了する奏は物凄いと、鼻高々なシスコンの刹那であった。



  そうこうしている内に2人は201号室に到着したのである。


 そして部屋に入るとそこそこの広さの部屋に3段ベットと3つの机が並んでいた。



 「なかなかの部屋だな。学生寮っぽくていいな」


 「3段ベットなんですね。まあ生活する上で困るような感じじゃないですし、いいんじゃないでしょうか?」



  そう2人はこの部屋を評価して、中央に置かれているテーブルについた。



 「とりあえず部屋も確認したし、この後の事でも話しとくか」


 「はい、わかりました。お兄様」


 「じゃあ、今日の所はこれで終了で、明日は一般入学試験で、明後日が特待生の入学試験らしいから2日間は自由行動で」

 「ちなみに一般入学の生徒は明日から入寮らしいから俺の部屋には来れないからな」


 「そうですか…私の方は今日招待転移者が1人、すでに部屋に入寮しているので、その方と仲良くなれるように頑張りたいと思います」

 「そして明後日にはこの世界の特待生の方が入寮してくるので、その方とも仲良くなれる様にしたいと思います」


 「それじゃあ、3日後の入学式の日に講堂前で集合という事でいいな?」


 「はい、それで構いませんお兄様」


 「とりあえず今日はここまでだな、送ってくよ」


 「いえ、結構です」


 「ん?なんでだ?」


 「私がここに今日の所は泊まれば、送ってもらわなくても大丈夫ですよね?」


 「って、お前な〜ここは男子寮だ。お前が泊まれる訳ないだろ」


 「でも、今日は誰もいないと寮監様も言ってましたよ?」


 「確かにそうだが奏の方はルームメイトが1人いるんだろ?なのにお前が来なかったらその人が心配するだろ」


 「うっ、確かにそうですね。仕方がないので諦めて帰ります」


 「そうそう、人間諦めが肝心だ」


 「でもお兄様と結ばれるのは私ですけどね」


 「そんな事言ってないで帰るぞ」



  こうして奏を送っていく刹那であった。だが奏の寮についてびっくりする2人であった。


  なんと奏の寮は高級ホテル並の豪華さを誇るどでかい物であったのだ。



 「おい、奏。本当にここが寮なのか?」


 「えっと、一応場所はここのはずなので間違いないかと」


 「って、これがただなのか?というか俺との待遇違いすぎじゃね?」


 「え〜と、私本当にここに住んでもいいのでしょうか?」


 「いや、まぁ、もう部屋も決まってるみたいだし住むしかないだろ」


 「そうですね。ではお兄様また3日後に会いましょう」


 「おっ、おう」



  そして、奏を見送った刹那であったが、内心この待遇の差に呆然とするのであった。



 刹那は自室に戻ったのだが、まだ身体が怠いままなので今日は早めに寝ようと、1段目を自分のベットにして眠るのであった。



  その頃、奏は自分の部屋の前に立っていた。


  もう先に、ルームメイトが来ているようなので奏は慎重に扉をノックした。


  すると綺麗な声が響いてきた。



 「はい、どうぞ。開いてますよ」



  そう、答えが返ってきたので奏は扉を開けて中に入った。


  中にはとても清楚そうな印象を受ける少女がいた。


  見た目は先にウェーブが掛かった長めで水色に白を混ぜた様な色の髪に水色の瞳。とてもおっとりとしている感じの顔立ちでとても可愛い。


  そんな少女が声を掛けてきた。



 「ええっと?この部屋のルームメイトの方ですか?」



  なんだか凛としているのに何故か戸惑いが見られる様子でこちらに尋ねてきた。


  なので奏は挨拶をすることにした。



 「初めまして。私は時乃宮奏と申します。あなたのお名前を聞いてもよろしいかしら」



  そう尋ねると少女も自己紹介してきた。



 「どうも、初めまして。リース・フラメルと言います」

 「適正属性は水で聖属性持ちのハイシングルです」

 「得意魔法は回復系で聖属性なので氷属性による攻撃が主になります」

 「えっと、時乃宮さんはどうなんですか?」



  リース・フラメルと名乗る少女はちょっと自信げに自己紹介を終えると奏に聞いてきた。


  なので奏は慎重に言葉を選びながら答えた。



 「フラメルさん、私はランダム転移者なので魔法の事はよく分かりませんが、なんでもペンタゴンと言う事らしいです」


 「ペンタゴン!!」



  それを聞くとその少女はあまりの出来事なのか、物凄い驚いた顔で奏を見ながら言った。



 「ペンタゴンって5属性持ちって事ですよね?聖属性も持ってたりするのですか?」


 「一応炎と雷と言われましたね」


 「2属性が聖ってペンタゴンのハイダブルって事ですか?」


 「よくわからないですけれど、そのように言われましたので、そうなのではないですか?」



  少女は話しを聞くと居住まいを正して奏に話し始めた。



 「なんだか、恥ずかしいですね。私、招待転移者なのでハイシングルである自分に、ちょっと自身を持ちすぎていたようです」

 「時乃宮さんはすごいんですね。私も、もっと凄くなれる様に頑張りたいと思います」

 「これからよろしくお願いしますね。時乃宮さん」



  そう言い終えると彼女は照れくさそうにしながら握手を求めてきた。


  なので奏でもそれに応じながら答えた。



 「こちらこそよろしくお願いします。フラメルさん。後、私の事は奏でいいですよ」


 「それじゃあ私もリースでいいです」


 「じゃあリースこれから宜しくね」


 「はい奏さん」


 「さんはいらないわよリース」


 「なんかさん付けじゃないと私が落ち着かないので、奏さんで」


 「なら私もリースさんと呼びますよ?」


 「脅しても駄目ですよ。奏さんにさん付けされるとこちらが落ち着かないので…」


 「わかりました。リースは神経質さんなんですね」


 「えへへ、結構神経質なんです」



  2人は自己紹介しながらすっかり仲良くなっていた。


  そこでリースが奏に遠慮がちに言ってくる。



 「私神経質なので朝日とかに弱くて、勝手に手前のベット使わして貰っちゃったけどよかったかな?」


 「私は気にしませんよ。じゃあ寝るまでお話しできるように、私は真ん中のベット使わしてもらおうかしら」


 「えへへ、嬉しいな。奏さんにそんな事言ってもらえるなんて」


 「なんで、そんなに嬉しそうなの?」


 「だって、ペンタゴンのハイダブルなのに話しやすくて、優しくて、それに容姿だって形容できない位に綺麗だから」

 「そんな人が私とこんな風に話してくれるなんて嬉しくて」


 「それだったら、リースだってとても清楚で可憐で声も透き通っててとても素敵よ」


 「そんなことないよ〜」



  そんなこんなで互を褒め合いながら和やかに時間が過ぎていった。


 そこで奏が聞いてみる。



 「それにしてもすごいですね。このベット…天蓋付きのお姫様ベットが3つも並んでるなんて正直驚きすぎました」


 「それは特待生用の部屋ですからね。ちなみに転移者は全部無料なんですよ」


 「転移者は?じゃあ普通の特待生はお金払うの?」


 「特待生でも特別特待の人は払わなくていいらしいよ。普通の特待生はこの世界の名門の出だからお金が出せるみたい」


 「そうなのですね、そう考えるとちょっと申し訳ないわね」


 「う〜ん、でも転移者はお金持ってないししょうがないんじゃないかな?」


 「いえ、先程一般生用の寮を見てきたばかりだからますます申し訳なくて…」


 「へぇ〜一般生用の寮も見てきたんだ。でもなんでそんな所行ってきたの?」


 「お兄様がそこに入寮されたからですよ」


 「お兄様?」



  そう言うとリースは興味有りげに聞いてきた。



 「お兄さんって、奏さん転移者だよね。なのに一般寮にお兄さん入ってるの?一般生ってこの世界の人のはずなんだけど」


 「お兄様は転移者よ。でも試験の時に3人の審査員に不合格にされそうになったの。それを学園長様と教頭先生が合格にして下さったの」

 「その交換条件が特待生でない代わりに一般生として入学する事…だから寮も一般生用の寮になったんです」


 「そうなんだ…じゃあ噂になってたすっごい転移者ってのが奏さんで、妹を合格する時の情けで合格者になった落ちこぼれって言うのがお兄さんなんだね」


 「なんですって!」



  その事を聞いた時、奏はつい、リースに鋭い目線を送っていた。


  そこで慌ててリースが訂正するのだった。



 「ちょっと待って、落ち着いて。私が言ったんじゃなくて招待転移者達が噂してたの」

 「招待転移者ってのは大抵が選ばれた者だと、己を過大評価しちゃってる人達なの」

 「そういう私だって、さっきまでハイシングルってだけでちょっと自信持っちゃってたし…」


 「そう、招待転移者達が噂してたのね。リース、睨んじゃっってごめんなさいね」


 「ううん、いいよ。私と同じ招待転移者が言ってた事だし。私も同じ様な物だったもの」


 「いいえ、リースはそんな子じゃないわ。さっき睨んじゃったのはお兄様の事だったから咄嗟にしてしまっただけなの」

 「だから、リースが悪いわけではないわ。ごめんなさいね」


 「気にしないで…それにしても奏さんはお兄さんの事大好きみたいね」


 「ええ、お兄様は命より大切な人よ。お兄様の為ならこの身を捧げてもいいわ、色んな意味で」


 「色んな意味って、言葉の通り身体まで捧げる気だったりしてね。なんちゃって」


 「ええ、是非身体を捧げたいですね」


 「えっ、冗談のつもりで言ったのに本気?奏さん」


 「本気と書いてマジです」


 「でも、お兄さんなんだよね?」


 「確かに兄ですが血の繋がりは無いので問題ありません」


 「それって問題無いのかな?」


 「問題ありません」


 「じゃあ問題ないのかな…って問題大有りだよ」


 「結局は心の問題ですよリース。愛さえあればどんな障害も無いに等しいのです」

 「それに私達は血の繋がりがそもそも無いんですから大丈夫です」


 「まぁ、陰ながら見守らせて貰います。というかお兄さんの話しをしてる時の奏さん怖いです」



  そう言ってリースはちょっぴり奏に怯えるのであった。



 「そういえば机の順番はベットの位置と同じでいいわよね?」



  突然話しが切り替わったのでリースは慌てて答えた。



 「そうだね。手前から私で、真ん中が奏さん。で窓際のベットと机は残りのルームメイトって事でいいんじゃないかな?」



  話しが切り替わったので内心ほっとするリースと、もうちょっと兄について話いけど引かれるのは困ると思って話題転換する奏の話しはまだまだ続く。


  そんな事になってるとは夢にも思わず寝ている刹那であった。



  翌日、朝になり刹那は日課の鍛錬を庭先で始めた。



 「はっ、はっ、はっ」



  ランニングがてら学園を色々見てきて、その後変身して、色々な動きを試しながら頑張ってるとドーランが話し掛けて来た。



 「朝からとんでもないトレーニングをするんだな?」


 「いえ、これは日課ですから。それに、まだこの世界に慣れてないので軽くやってるだけですが?」


 「軽く!?」


 「ええ、本当なら重りとか着けたいのですが、転移では持って来られなかったので」 


 「それが本当ならいい事教えてやろう。変身の時に最適化させずに重くなる様にマキナ先生に頼んでみな」

 「そうすれば、鍛錬時用の設定を追加してくれるかもしれないぞ」

 「まぁ、それはそうと朝食だからこいって厨房のおばちゃんが呼んでたぞ。お前も食うだろ?」

 「頂きます」



  そういうと2人は朝食に行くのであった。



  一方、奏でも軽く運動して調子を確認していたのだが、やはり身体がまだ思うような感じにはなっておらず不調のままだった。


  身体を動かし、帰って来て、部屋のシャワーを使って見たのだが、この世界もちゃんとしたシャワーが有った事に驚きであった。


  そうこうしている内にリースが朝食に誘って来たので一緒に朝食に行くのだった。


  そして目の前の光景に奏は頭に痛みを覚えた。なぜなら、朝からいきなり豪華なバイキング形式の朝食が準備されていたのである。



 「なんなのこれ?」



  つい驚いて奏は呟いてしまった。


  それを聞いたリースは説明をするのだった。



 「バイキングだね?奏さんは知らないの?好きな物を取って食べればいいんですよ」


 「いや、それは分かるのだけれど、朝からいきなり豪勢過ぎてついていけないだけです」


 「あはは、確かに豪華だね。でも別に困るわけじゃないですし食べましょう」


 「そうですね。何か一々気にしてると気がもちそうにありませんので」


 「大げさですね。まぁ私もちょっと驚いてますが」


 「ホント?リースは驚いてない様に見えたのだけれど」


 「ただ、転移者は貴族待遇と聞いていたので多少驚いた程度ですみました」


 「リースっていい所のお嬢様じゃないのですか?なんかそんな気がしてきたのですけれど」


 「確かに私も貴族の出なので多少は免疫あります」


 「やっぱりそうだったんですね」


 「貴族って言っても毎朝こんな朝食食べる訳じゃないですよ?私だってここまでとは思いませんでしたから」


 「そう。まあ、とりあえず朝食にしましょうリース」


 「そうですね。奏さん」



  こうして2人の豪勢な朝食が始まるのだった。



  その頃、刹那は朝食を食べていた。



 「おばちゃんこのスープ美味しいね」


 「それはどうもありがとさん」



  そういって厨房のおばさんは笑顔を向けてきた。



 「でも、こんなに美味しい物食べさせてもらっても金払えないんだよな…」


 「食券貰ってるし気にするんじゃないよ」


 「そうだけど、この食券は貰い物だし、早く自分の金で食えるようになりますよ」


 「転移者だってのに一般生になっちゃってんだから気にせず頑張りな」



 そう厨房のおばさん事、ハリッサ・チャーチ、ハリッサは刹那を励ますのであった。



  この様に、刹那と奏に大きな差ができていることを2人はまだ理解できていなかったのである。



  そして時は流れ昼食を食べ、刹那は部屋で荷物整理をしていた。



 「ええっと、机は、窓側がいいなここにしよう」



  そういうとルームメイトがまだいないのをいい事に、どんどん自分好きなように部屋を使う刹那であったが、夕刻になる頃それは突如現れた。



 「一番乗り!」



  ベットに横になっていた刹那に気づかず1人の男が入ってきた。



  その男は髪は短めで目と髪が同じ黄色っぽい土色の少年だった。



 「さ〜て、ここが今日から俺の部屋だな。よし俺が一番乗りだし、ここはびしっと男を見せるぜ!」



  なんだか1人ハイテンションで馬鹿な事を言っているので刹那はしょうがなく声を掛けた。



 「いや、お前一番じゃないから…」



  そういうと男は驚いてこちらを見てきた。



 「あれ、もう人いたのか、なんだせっかく走って来たのに一番じゃなかったのか?でも誰かに追い越された気はしないんだけどな?」



  そんな事を言いながら不思議そうに刹那を見てきた。



 「って女?えっなんで女がここにいるんだ?それに俺の1段目が」


 「何が俺の1段目だ。ここはすでに俺のベットだし女じゃない」



  すると男は刹那を見ながら呟いた。



 「う〜ん?女じゃない?男?確かに俺って言ってるし…でも」



  男は何故か唸り始めた。そして分かったとばかりに言葉を発した。



 「そうか!俺っ子か!」


 「バカヤロウ」



  それがアルフォート・マギヌスとの出会いであった。



  色々話してる内に理解してきたようで改めて自己紹介することになった。



 「俺の名はアルフォート、アルって呼んでくれ」


 「俺は時乃宮刹那。刹那でいい。これからよろしくなアル」


 「おう、よろしくな刹那。俺は適正属性は土だ、お前は?」



  そう聞いてきたのでどう説明しようかと悩んだが、どの道、後で分かる事なので聞かされた通りに答えた。



 「俺は適正属性無しだ」



  そう答えるとアルは驚いた顔をして聞き返してきた。



 「無属性じゃなく属性無し?」


 「そうだ。そう言われたからそうなんだろ」



 ちょいヤケ気味にアルに行った後、刹那も質問をした。



 「アル。お前、所で名前はなんていうんだ?」



  この質問をすると今度はアルフォートの方が困り顔になっていた。


  だがなんとか一言呟いた。



 「マギヌス…アルフォート・マギヌスだ」


 「へえ、マギヌスかアルフォートの方が名だったんだな」


 「それだけ?」


 「それだけってなんだよ」



  そう訝しげにアルに向かって刹那は言うとアルが神妙な顔をして話し始めた。



 「マギヌス家だぜ?俺は」


 「それが何だ?」


 「何だって、何にも思わないのか?」


 「変な名だな?」


 「変って失礼だな。けどそれだけか?」


 「それだけって、さっきから一々何なんだよ」


 「いや、構わないってんならそれでいい」


 「ホントなんなんだよ」



  そんな受け答えをしてると何だか嬉しそうな顔をするアルフォートであった。



 「まあ、よろしく頼む。所でベットの1段目を取られたのは不覚だぜ。せめて机だけでも窓際ゲットだぜ!」


 「あっ、そこ俺の机だから他の机にしろ」


 「おい、お前はどんだけ自分勝手なんだ。せめて机位は窓際寄こせ」


 「いいか、アル?俺の物は俺の物、お前の物も俺の物。これが世界の理だ」


 「どんな理だよ。てかどんな世界にそんな理不尽な理があるんだ?」


 「俺の住んでた世界だが?」


 「俺の住んでた世界?」



  その事を聞くとアルフォートは真剣な表情になって聞いてきた。



 「お前の世界って事は…刹那、お前って転移者なのか?」


 「そうだが?」


 「はっはっは、そうか、だから俺の名前に反応しなかったのか」


 「お前有名人なのか?」



 その問にアルは苦笑いしながら答えた。



 「悪い方で有名だな。まあ、有名っちゃ、お前も有名だぜ」


 「俺が有名?」



  何だろう?心当たりがないんだが。そう思っているとアルが言ってきた。



 「今年は一般入学枠が一つ減ってて、それは転移者の1人が一般入学になったからだって噂になってた。それってお前の事だろ?」



  そう言われて刹那は噂にまでなっているのかと微妙な心境になるのだった。



 「そうか、俺は有名か…まあいいか。別に有名だろうとなかろうとする事に変わりはないんだからな」


 「する事って?」



  アルがそう聞いてきたので刹那は答えた。



 「妹の護衛と神を超える事だよ」



  そう言い切るとアルは微妙そうな顔で聞いてきた。



 「妹の護衛ってのも気になるが、神を超えるって随分と簡単に言うじゃねぇか?」


 「それが俺がこの世界に来た理由だからな、しょうがない」


 「気に入ったぜ!そういう大きい事言って目指してる奴、嫌いじゃねぇぜ。男気を感じるぜ…女顔だけど」


 「お前、最後にぼそっと余計な事を呟くな!女顔で悪かったな!」


 「悪い悪い、まぁ、貶してる訳じゃないんだから許せよ」


 「ああ、もういいよ」


 「ホントホント、それに1段目を取ったのが悪い」


 「まだ根に持ってたのか!」



  こうして奏とリースのヒロインズと刹那とアルフォートの馬鹿ブラザーズの誕生であった。

予約うp終了。この話しは9月14日月曜23時に投稿設定しといたです。


書いたのは日曜日。北海道に旅行に行くので後水曜と金曜日分を書かなければ(゜Д゜)ノ


さて今回のお話しいかがだったでしょうか?


自分では何故か文章がうまく書けず苦戦した回になりました。


ですが、まぁまぁ行けるのではと、投稿決意しました。


今回で遂に名前付きキャラクターが増えました。


デバイス研究所所長のアンドレイク・マキナ 通称マキナ この人は苗字呼び


男子寮の寮監 ドーラン・ケラー 通称ドーラン この人は名前呼び


男子寮の厨房のおばさん ハリッサ・チャーチ 通称ハリッサ この人は名前呼び


そして男の仲間キャラ アルフォート・マギヌス 通称アル 短縮名前呼び


そして女の仲間キャラ リース・フラメル 通称リース 名前呼び


以上5名が名前付きになりました。


すっかり意気投合したメチャカワコンビの奏&リース。

奏はリースを気に入り、リースは奏に憧れてます。

この憧れがどの様に展開していくのか、リースはヒロインとしてキーワードにある、ハーレムという名のフラグの餌食になるのか?


俺、俺とうるさい、お馬鹿な男アル。

刹那と一緒に馬鹿な話しを展開している2人はこのまま馬鹿ブラザーズとして突き進むのか?

刹那君を初見で女性と間違ったアル君は今後女体化という、キーワードが待ち受ける主人公刹那がフラグ立ちした後どういった行動にでるのか?


今後をご期待下さい。


さて、毎度お馴染みになってきた刹那達の能力値説明 今回は容姿等も書いてみます。


主人公 男としても格好良いが、真のヒロインとの呼び声高い 時乃宮刹那


力 第4話の設定と同じ。変わった事は気の力に乱れが生じ始めてます。強くなるのか、弱くなるのか?

それはもちろん主人公最強&チート物なのでプラス方面に傾くでしょう。


技 第4話から変わり無し。しかし、そろそろ刹那君は逆鬼より託された文献を読むようです。

これにより、主人公の技が増えるのか?ご期待下さい。


魔法 第4話から変わらずorzだけど魔法士である、アルとの出会いにより魔法が身近になるのでそろそろ変化があるかも…


新たなる項目:変身 デバイスは時守一族の秘剣の大剣、名前はもうちょっと後で出てきます。

バリアジャケットは黒い服に黒いズボン、銀の胸当てに黒のロングコート、10本の剣付きスカート

これが刹那君のバトルスタイル


新たなる項目:容姿 髪は黒でボブカット。目は黒。顔は女の子に見間違うレベル、ちなみに可愛いい。

体は筋肉意外ないと言わんばかりに鍛えられているが見た目は全然筋肉質じゃない不思議体質。

細っそりしているので女装をさせたがる輩が多数存在(静那とか逆鬼とかアルとかアルとかアルとか)


支持される層 女性からは好感度高し。何故か男性からも好感度高し…ちょっと間違った方向へ男達を導いてしまう。基本刹那を知ると女顔なのに男を強く感じるので惚れる者多し。


新たなる項目:キャラを表すと 刹那は男だけどヒロインだったり、ヒロインだったり、ヒロインだったりつまりはレジェンドオブヒロインです。


男性仲間キャラ 読者の代弁者であり、馬鹿担当の熱血漢 アルフォート・マギヌス


力 実は鍛えているので常人レベルを突破。さらにまだ書かれてない、とある技法で身体能力急上昇可能


技 まだ書かれてないがランスの使い手、技は無く普通に振るうだけだけで単純だが、だからこそ逆に強い

刹那がちょっかい出し始めるので新技が出る模様


魔法 土属性の属性持ちで石の礫を飛ばす魔法とデバイスとバリアジャケットに魔力を通わせることによりある変化が生じる。

一応全属性使えるが土属性にばかり頼る為、土属性馬鹿、現在は星無しのただの土属性だが今後に期待。


変身 まだ書かれてないのでお預け。


容姿 髪は短めで目と髪が同じ黄色っぽい土色。顔は男っぽさがあるちょっと残念なイケメン風

身長は刹那より高く体付きも逞しい。


支持される層 ガチムキ兄貴 暑苦しい奴 馬鹿共 男気を見せるとき2枚目半が2枚目に変わり隠れファンが付くことあり。つまり多少女性受けも良い。


キャラを表すと 馬鹿担当の残念イケメン風、熱血野郎


ヒロイン1 皆の妹と言うと「いいえ私はお兄様だけの妹です」と言う。キングオブ妹ヒロイン 時乃宮奏


力 第4話から変わり無し。神気は刹那君が気の乱れを感じ始めたのでそろそろ覚醒か!?

神気を纏った奏さんはヒロインにあるまじき力技を使う可能性有り。


技 第4話より安定の変わり無し。しかし、主人公より早く新技を身につける可能性有り。


魔法 第4話から変わらず。まだ体調が回復していない模様なのでそろそろスカウターがパリンしそう。

使えばたちまち最強クラスの化物になること確定か!?


変身 まだ書かれてませんが黄色と赤が使われる予定。デバイスは杖を選択した模様


容姿 髪は黒のロング。瞳は刹那とお揃いの黒。顔はこの世で表現できる限り最高の顔…の一歩手前。なぜなら一番は主人公に奪われるから♪哀れなり奏さん

身長体重BWHは乙女の秘密。正し12歳にして既に男性をその気にさせる色香を纏っているのでご想像にお任せします。


支持される層 妹萌えの方々 妹萌えの方々妹萌えの…以下永遠と 真面目に書けば男も女も魅了するので全層射程のスーパーヒロイン


キャラを表すと 妹分担当なのにお兄様しか目に入らない超絶ブラコン妹。読者様に対しても「私を見て良いのはお兄様だけ」と言ってしまう危険物指定系妹


ヒロイン2 皆のアイドルお嬢様。聖女の如き微笑みになぜだか萌え〜な言葉遣いの リース・フラメル


力 通常時ひ弱。とある技法により常人よりちょっとだけ動ける程度


技 魔法担当なので技がでない可能性あり。力も無く技もないが氷系魔法の腕だけは超逸品。

刹那君のちょっかいで技が完成するのか乞うご期待。


魔法 水の属性のハイシングルなので聖属性の氷を使える。とにかく回復はこの人にお任せというお助けキャラ。


変身 まだ書かれてないのでしばしお待ちを。とりあえず青色なのは確定要素


容姿 見た目は先にウェーブが掛かった長めで水色に白を混ぜた様な色の髪に水色の瞳。とてもおっとりとしている感じの顔立ちでとても可愛い。可愛さランクは10段階で8だがお好きな人には未知数。

身長体重BWHは乙女の秘密。まだまだ体は発展途上。餅をつく音が聞こえてくるような…


支持される層 何だか癒されたいと思う人々 言葉遣いが何故か萌える方々 普通に好みの方 ちなみに回復魔法を受けるともれなく惚れさせるスキル持ち


キャラを表すと 一見普通の美少女だが好みにハマると中毒になる可愛さ。言葉遣いもちょっと僕っ子よりなのが特徴のおっとりお嬢様。常に皆の心を癒す聖女様系ヒロイン。


と、こんなに長くなってしまった後書き、これは書籍化しても載せられない部分なので小説家になろう限定特典とも言える物


永澄水樹が書くと後書きが長くなる呪いです。ある意味で読者サービス。


では、ここまで長い後書きを読んだ貴方は勇者です!


それでは毎度お馴染みのセリフと共にお別れしましょう。


目指せ書籍化!やっとこさ5話ですけども頑張って参りましょう。


後、ブックマーク登録の伸び悩み中ですので皆さん御慈悲を下さいorz


では評価、感想お待ちしております。ちなみに感想くれた方ありがとうでした。


他の方もよければどんどん感想をば

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