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神々を超えし者を創りし世界  作者: 永澄水樹
第三章 刹那達の新たなる日常編
44/70

ちゃくちゃくお店準備とゴブリン狩り

かなり久しぶりになりました。忙しすぎて嬉しい悲鳴なのか、嬉しくない悲鳴なのか分かりませんw


ちなみに1月1日はレーシャルの誕生日だったので更新したかったのですができませんでした。


なので、出来れば2月14日のセレナの誕生日と2月16日のリースの誕生日には更新したいです。


ただ、15、16、17と仕事の予定有りなので心配ですが……。


そして今回は第44話で文字数が18500……いつも13000前後なのにw


で話はゴブリン狩りの話になります。


ゴブリン狩りは何度かするクエストなのですが、今回は第一回目のゴブリン狩りです。


とりあえず本編をどうぞ!


神超第44話「ちゃくちゃくお店準備とゴブリン狩り」をどうぞご笑覧あれ。



ちなみに現在『ネット小説大賞』にエントリーしましたので皆様のご声援をどうぞよろしくお願いします。


後、『ネット小説賞感想希望』作品でもありますので。是非皆さん感想を下さい。


感想を書くと特典がもらえる模様。是非この機会にレッツ感想♪

  刹那達はそれぞれの場所につき、練習を開始する。


  刹那はクレープ屋担当の2人にクレープ屋で出す、クレープの作り方のレシピを渡す。


  そして、とりあえず自己紹介から始める。



 「えっと、まずは自己紹介からしましょう。私は時乃宮刹那です。クレープ屋を含めると4つの店を管理する者になります」


 「私はハンナ・ラインって言います。年齢は18歳です。常勤で働くのでよろしくお願いします」


 「次は私ですね。ロシオ・ロレンテと言います。年齢はハンナさんと同じく18歳で常勤です。よろしくお願いします」


 「制服はメイド喫茶と執事カフェの宣伝の為にハンナさんにメイド服。ロシオさんに執事服を渡しましたが如何ですか?」



  刹那がそう聞くと2人が感想を述べる。



 「メイド服は正直ちょっと恥ずかしいですが、大丈夫です」


 「私は執事服ですが、男装もいいかなと自分では思ってるので大丈夫です」


 「そうですか。それでは2人にはクレープ屋で販売する物をあらかた覚えてもらいます。いいですか?」


 『はい!』



  こうして、刹那のクレープ屋指導が始まった。


  刹那がクレープを焼き、まずは2人に生地の作り方を学ばせる。


  次に刹那が創造魔法で作り出したカラーのクレープレシピを見させながら、いくつかのトッピングにチャレンジしてもらう。


  そんな感じでクレープ班はどんどんと学んでいくのであった。


  ただ、刹那はクレープ屋でポテチと炭酸飲料の販売もするつもりだったので、そちらの作り方も学ばせる。


  ポテチはとりあえず、スライサーを刹那が作っていたので、ジャガイモを薄くスライスして、油で上げて、うす塩味とのり塩味を作って味見させる。


  ちなみに、炭酸飲料はサイダーとライムサイダー、そしてレモンスカッシュの3つを作ってみた。


  刹那としてはコーラが作りたいのだが準備が間に合わなかったので、ポテチのコンソメ味と共にコーラは今後の販売する計画である。


  クレープ班は順調に仕事をこなしていった。


  そこで、刹那は練習をそのまま続けるように言いながら、皆を見て回る。


  執事班は奏、メリッサ、アル、ミリスがちゃんと教えていたので大丈夫そうである。


  次はメイド班を見に行く。


  だが、シセリーが頑張っており、パジャも頑張っていた。


  リースとセレナはアイナとレーシャルに教えている様でこちらも順調そうである。


  そこで刹那は店を出て隣の薫香味亭2号店に移動して、料理を教える為にミシェルも呼んでおいた。



 「どうですかマージリーさん?」


 「刹那かい?女性化してるんだね……」


 「えぇ、まぁ……それよりフロアはどうですか?」


 「大丈夫だよ。ちゃんと教えてるからね。それにフロアは笑顔で注文を受けて、ちゃんと運べればOKだから大丈夫さ。それより調理の方が問題じゃないかい?」


 「えぇ、薫香味亭2号店の料理人はいいのですが、執事カフェとメイド喫茶のメニューは独自の物なので、今から私が教えに行くところです」


 「へぇ、それじゃあ、私も見に行かせてもらうよ」


 「マージリーさんがですか?」


 「なにか問題でもあるのかい?」


 「いえ、ちょうどいいので私の料理を見てください」


 「あいよ」



  こうして、刹那とミシェル、マージリーは調理場へ向かう。


  そこでは薫香味亭の料理人が皆に料理を教えていた。


  しかし、執事カフェとメイド喫茶の料理人には違う料理を教えるので、見学扱いで居させた。


  その為、これからは刹那が執事カフェとメイド喫茶で出す料理を教えなければならなかった。


  そして、刹那による料理講座が始まる。


  薫香味亭2合店の料理人はそのまま薫香味亭の料理人に任せて、刹那は他の店舗の料理人に料理を教え始める。


  ちなみに、刹那は執事カフェのカラー版料理レシピとメイド喫茶のカラー版料理レシピを配布しておいたので、それを参考に料理を開始する。


  まず、執事カフェはイタリアン的なメニューを出す様にしていたので、パスタの作り方を伝授する。


  その間にも、器用にメイド喫茶の料理スタッフにメイド喫茶の主力商品である、オムライスを作って見せる。


  刹那はこうして、どんどんと料理を教えていく。


  ちなみに、明日はゴブリン狩りに行くつもりなので、皆に課題を課して、それぞれ作る料理を決めて練習させた。


  それぞれが自分の課せられた料理を作れるようになったら、互いに教え合ってもらうつもりで刹那は教えていく。


  こうして、刹那は料理人達にどんどんと新しい料理を教えていくのであった。


  刹那のカラーで作られたレシピがとても役に立ってるらしく、順調に料理は完成していった。


  そして、刹那は一度クレープ班の所に戻る。



 「調子はどうですか?」



  刹那はクレープ班の2人にそう問いながらキッチンへ入っていく。


  すると様々なクレープが作られており、ポテチも大量に作られていた。



 「あっ、刹那さん。クレープ色々作ってみました。ポテチと炭酸飲料は簡単だったのでクレープ優先で作ってました」


 「どうですか刹那さん?私達のクレープはレシピ通りにできてますかね?」



  刹那はそう聞かれて、作られてるクレープを見てみる。


  作られたクレープは問題なさそうなので合格と答えると2人はとても喜んでいた。



 「刹那さん。この色が付いたレシピのおかげです。完成図まで丁寧に書いてあるので作るのに役立ちました」


 「そうだね。刹那さんに貰ったレシピはとっても役にたちました。これでクレープ屋をやっていけそうです」


 「そうですか、それは良かったです。でも作ったクレープは捨てるのが勿体無いので皆に振舞いましょうか?とりあえず、できてるのから運んでいっちゃうから、練習の為にどんどん作っちゃってください」


 『わかりました!』



  刹那は2人にそう言いながら、フロアで練習してる執事組とメイド組にクレープやポテチ、炭酸飲料の試食をさせた。


  皆、クレープを喜んで食べてくれて、かなり評判が良かった。


  ポテチも簡単だが、それゆえに新しい物らしく、評判で、炭酸飲料も皆驚きながら飲んでいた。


  炭酸水の利用はやはり皆考えていなかった様なので、刹那は大ヒットの予感をしながら大いに満足していた。


  こうして、クレープ班はとりあえず一通りのクレープの調理とポテチ、炭酸飲料を作れる様になったので、後は休憩しながらレシピを完全に覚える様に言っておいた。


  執事、メイド組は練習を再開させて、刹那は料理人達の所へ戻る。


  すると、やはり、刹那のカラー版レシピの効果が絶大の様で、色々な料理が作られていた。


  なので、刹那は味見をしつつ、指導していった。


 結局、夜ご飯の時間まで皆、みっちりと勉強させたので、かなりいい線になった。


  この調子で、残りの3日間練習させれば開店に間に合うだろうと、なんとか安心できた刹那だった。



 「それでは皆さんお疲れ様でした」



  刹那は皆を一度メイド喫茶に集めて今日のお給金を渡した後、明日からの話をする。



 「えっと、明日は午前8時から料理班は練習します。フロア班は午後1時から練習をして下さい。私は午前中料理を教えに来ますが、他の学園組は午後は冒険者としてクエストをする予定ですので、その後に寄る形になります。なのでマニュアルと、今日教わった事をちゃんと思い出しながら練習してください。チーフ、料理長、副料理長は頑張って皆を引っ張っていってください。いいでしょうか?」


 『はい!』


 「それでは今日は解散です。明日からもよろしくお願いします」



  こうして、刹那のお店は順調に開店準備を済ませていくのであった。



 「刹那君、ちょっといい?」


 「なんですか、シセリーさん?」


 「夜ご飯なんだけど。ミシェルとパジャと話したんだけど、今日からは他の従業員の人も増えたし、いつまでも甘えてられないから、私達は自分で食事するわね」


 「そうですか……では時々は一緒に食事しましょうね」


 「分かったわ。それじゃあ、またね。刹那君」



  シセリー、ミシェル、パジャは一緒に食事する様で一緒に店を出て行った。


  皆が店から出て行ったので、刹那は仲間を集めて、マージリーさんと共に薫香味亭に移動する。



 「それじゃあ、今日もお疲れ様!」


 「おう、刹那、腹減ったぜ!どんどん食うぞ!」


 「えへへ、僕もお腹すいちゃったよ。今日は多めに食べるね」



  アルとミリスはお腹が減ったようで、今日は多めに注文をしている様である。



 「お兄様。今日もお疲れ様でした!メイド服姿素敵でした!」


 「皆お疲れ様。私も今日は疲れました。アイナさんとレーシャルに教えるとか大変でした」


 「リース……私も疲れたぞ。アイナはいいが、レーシャルが恥ずかしがりすぎて疲れた……私達だってやってるのに」


 「私は執事だから、恥ずかしさはそんなになかったわね」


 「私は面白かったな〜メイドかぁ〜楽しいなぁ〜」


 「私は恥ずかしかったのじゃ……なんでこんなことしてるんだろうと何度思ったことか」



  奏は刹那のメイド服姿に満足していた様で良かったが、リースとセレナはアイナとレーシャルに教えるのに苦労したようである。


  メリッサは執事なのであまり苦労はしていない様であった。


  ちなみに、アイナはメイドをしていても楽しそうで良かったのだが、レーシャルは恥ずかしがって、なかなか苦労していた。


  だが、皆良く頑張ってくれたので、とりあえず、月曜日の開店には間に合いそうであった。



 「とりあえず皆今日はご苦労さま。明日はいよいよゴブリン狩りに行くぞ。食事が終わったら、その為の鍛錬をする。いいか?」


 「おう、任せとけ!スライム狩り以上の成果を出すぜ!」


 「スライム狩りの時は最下位だったもんね、アル君」


 「うっせーな!今度はそうはいかねえぜ!」



  アルとミリスはゴブリン狩りに対して積極的なようである。



 「お兄様?スライムでも結構苦労しましたよね?ゴブリンだとどの程度苦労するんでしょうか?」


 「スライム狩りと違って、数が多かったら苦労しそうですね……」


 「ゴブリンは通常で新米兵士程度の能力だからな……レーシャルの強化版だとベテランの兵士並に強いんじゃないか?」


 「ゴブリンはゴブリンでしょ?なんで皆そんなに慎重なの?」


 「メリッサちゃんは強気だね〜。まぁ、明日になればわかるんじゃないかなぁ〜」


 「アイナは楽しそうじゃのう……儂は心配じゃが……まぁ、刹那が居ればなんとかなるじゃろ」



  メリッサ以外は心配しているようだが、メリッサはまだ、レーシャルの強化モンスターの強さを理解してないので、気楽そうである。


  だが、明日になれば嫌でも理解するであろう事を前もって理解させなければならない刹那であった。


  そうしなければ、メリッサは致命傷を負う危険があるとさえ思っている。


  メリッサはアルと同じく、一対一なら強いかもしれない……だが、囲まれたり、多数と戦うのは正直きついと刹那は思っている。


  Gランクの予選では多数を相手に勝っていたメリッサだが、魔物と人間の違いに多分気づいていないと、刹那は危惧していた。


  魔物は人間の様に考えを読むことが困難である。


  メリッサはアンタリーク家で鍛えれれただけあって、人間相手の読みはなかなか目を見張る。


  しかし、ゴブリン相手ではそれが逆に邪魔になるのではと認識している。


  とりあえずはメリッサをどうするべきかを考えようと刹那は思考しながら食事をした。



 「それじゃあ、そろそろ鍛錬しに行くか」



  夜ご飯も終わり、刹那は早速明日の為の鍛錬をしに行こうと皆に言う。


 こうして、刹那達は薫香味亭を後にして、学園の鍛練場までやってきた。



 「さて、明日のゴブリン狩りの為の鍛錬を開始する。ただ、俺はこの世界のゴブリンを知らないから、セレナ、アイナ、レーシャルに教えてもらう。いいか?」


 「いいが、ゴブリンといっても種類が色々だからな……まぁ、近接タイプと遠距離タイプがいる。それと通常のゴブリンより強いリーダー格、厄介なのは指揮するタイプのゴブリンがいる場合だな……もし居ると人間の様に連携して戦ってくるからな」


 「そうだねぇ〜ゴブリンは雑魚だけど、頭が中途半端だから、特攻とかされると厄介だよ?普通の人間ならしないような特攻には注意かな〜」


 「儂としてはゴブリン相手がまぁ、初歩の初歩と考えているが、儂が強化したゴブリンはかなり強いようだぞ?学園生でも苦労してたからな……というかスライムにも敗北してたしのう……懐かしいのじゃ」



  3人がゴブリンについて話してくれる。


  しかし、内容はやはり苦労しそうと言う事だ。


  セレナが言うには種類が色々居て大変という事。


  そして、指揮する軍師タイプのゴブリンが居ると連携に注意しないといけない事。


  アイナが述べた注意点は特攻についてだった。


  アイナ曰く、普通の人間じゃしない様な特攻をするので注意という事だ。


  最後にレーシャルだが、昔の学園生を連れて狩りに行った時の事を思い出している様で、強化版ゴブリンは結構苦労しそうだと言っている。


  刹那はそれぞれの話から、それぞれの役割を考える。



 「それじゃあ、まず、近接は俺とアル、メリッサでやる。いいな?」


 「おう、任せとけ刹那!」


 「任せて刹那君!私の実力を見せるわよ!」


 「う〜ん……なんか心配な組み合わせだな……」


 「おい、刹那?どういう意味だ!」


 「そうよ!アルはしょうがないけど、私も不安なの?」


 「ちょっとまてよ、メリッサ!俺はしょうがないってどういう事だ?」


 「そのまんまの意味よ!馬鹿アルなんかと一緒にしないで欲しいわ!」


 「はぁ……こういうところが不安なんだが……」



  刹那がそう言って溜め息を吐くと2人共微妙そうにする。



 「それで、次が遠距離担当はミリスとセレナだな。奏は遊撃担当だ」


 「僕が遠距離か……まぁ、それしか担当出来ないから当たり前だけど」


 「私も遠距離か……魔眼を使って戦うのか……腹へりそうだな」


 「ミリスはもっと自分の力を信じろよ。結構バランスの良いタイプなんだしな。そして、セレナはしっかり飯を食っとけ」


 「お兄様?私は遊撃という事ですが、何をすればいいんですか?」


 「それなんだがな、ちょっと気になる事があるんだよ」


 「なんですか?」


 「ゴブリンって平野にだけ居るのか?それに戦うのも平野だけか?」



  刹那はずっと気になっていた疑問を口にした。


  ゴブリンが平野に居るのは分かるが、そもそも、ゴブリンのねぐらは洞窟ではないのかと思った為だ。



 「ゴブリン狩りじゃが、最初は平原で、後は洞窟で再奥のゴブリンリーダーを狩らないと終わらんぞ?」


 「やっぱり、洞窟でも戦うのか……そうなると、役割をしっかり決めとかないとまずいな」


 「お兄様?どうするんですか?」


 「そうだな、アルはミリスの前に布陣して、俺の後ろはセレナだな。で最前線はメリッサでサポートが奏だ。後方での支援はリースだな」


 「私はメリッサのサポートすればいいんですね?」


 「そうだが、奏は魔法を使うなら魔力弾だけにしとけよ?フレイムアローを洞窟で使われたら味方にも被害が出るからな。接近されたら槍術でどうにかしてくれ」


 「分かりました」



  奏の役割はメリッサのサポートで後方からの魔力弾がメインで、ゴブリンとの接近戦は槍術に決まった。



 「メリッサは最前線だけど、あまり無理はするなよ?」


 「大丈夫よ!任せておいて!期待に応えるわよ」


 「あのなぁ……メリッサが最前線なのは戦い方のせいだ。本当ならアルが最前線をやる筈なんだぞ?」


 「えぇ〜それってどういう事?」


 「メリッサは切り込みタイプだから、最前線に布陣させるだけだ。後方に居ても結局は前線に出ないと戦えないだろ?」


 「そうだけど……納得しづらい理由だわね」


 「それが嫌なら後方の味方を守りながら戰う術を学ぶんだな」


 「そう言われると言い返せないわね……分かったわよ」



  結局、不安はあるがメリッサが切り込み役に任命された。


  本当なら刹那がしたいのだが、後方の味方を守りながらは、メリッサの戦い方では難しいのでそうなった。



 「アルはミリスを庇いながら戦ってくれ。ミリスはアルを盾にしながら、銃で攻撃を頼む」


 「あいよ。ミリスは任せとけ!」


 「アル君お願いね。僕も後方から頑張るから」



  アルとミリスはなんだかんだ言って息が合うので、心配は無用だろう。


  アルを盾にミリスが後方から魔法を撃てば、結構いい感じだと刹那は思った。



 「それで、セレナは俺の後ろから魔法を頼む。リースは後方で来た敵のみ氷弾で攻撃してくれ。後は回復を頼む」


 「私は刹那の後ろから魔眼で支援すればいいんだな?」


 「ああ、それでいい。セレナの方に行った場合はセレナに対処を任せる」


 「分かったのだ」


 「リースは皆の状況を把握しながらサポート宜しくな?」


 「分かりました。私は後方で戦況把握に努めます」



  セレナは刹那の後ろから魔眼で攻撃。


  リースはもしも抜けられた時には氷弾で攻撃。


  それ以外の時は戦況把握とサポートを任せた。


  これで一応の役割分担は終了する。



 「それじゃあ、一度フォーメーションをチェックするか」



  刹那の一言で皆が布陣する。


  中央が前戦がメリッサで後方が奏。


  左翼の前線がアルで後方がミリス。


  右翼の前線が刹那で後方がセレナ。


  そして、後方にリースといった具合だ。



 「基本はこのフォーメーションで行くから覚えておくように」


 「刹那いいか?」


 「なんだ、セレナ?」


 「ゴブリン戦はフォーメーション通りにいかないかもしれないぞ?その時どうする?」


 「基本はさっきのフォーメーションだが、さっきのフォーメーションの前衛後衛でペアで戦ってもらうつもりだ。リースは俺とセレナと3人でだが」


 「そうか、それなら大丈夫そうだな」


 「それじゃあ、他に質問がなければ今言った組み合わせで練習だ。気になる点があったら、アイナかレーシャルに聞いてくれ。練習相手にもなってくれると思うから頑張ってくれ」


 『はい!』


 「では開始!」



  刹那が説明を終えて、鍛錬が開始される。


  アルはミリスと組んで練習を開始。


  相手にレーシャルを呼んだ様で、なかなかいい感じで鍛錬ができていた。


  メリッサと奏はアイナを呼んで練習をしているが、メリッサがアイナに簡単に吹っ飛ばされるので、奏の負担が大きくて、現状はバランスが悪そうである。


  しかし、近距離も遠距離もこなせる奏でなければメリッサの相方は務まりそうでない感じであった。


  そして、刹那、セレナ、リースはとりあえず、刹那とセレナはやる事があまりないので、リースの気力開放のレクチャーをしていた。



 「いいぞ、そんな感じだセレナ」


 「こんな感じでいいんだな?」


 「ああ、リースはどんな感じだ?気が巡ってるのがわかるか?」


 「はい。なんか流れてるのは分かります」


 「この作業を毎日根気よく続けて、少しづつ強めていけば、自分で気の流れを感じて、コントロール出来る様になるから頑張れよ」


 「分かりました。頑張ります」



 こうして、リースの気力開放の手順は説明が終わった。


  そこで、刹那は久しぶりに魔力回路のサビ取りを願い出る。


  結局最後にしてくれるそうなので、刹那は前々からセレナが言っていた気の強化を施す事にした。



 「セレナ?気力の強化だが、前に言った通り気力の使い手同士が戦うのでもいいが、気力を開放した方が早いから気力開放しようと思うが、どうする?」


 「気の強化か……是非してもらいたいのだが、動けなくなるのは困るぞ?」


 「その辺りは調節するから大丈夫だ」


 「なら、任せるのだ」


 「分かった。それじゃあ、するぞ?」



  そう言って刹那は気力の開放を少し弱めにする。


  全力で開放すると、アルの様に直ぐに寝てしまう可能性がある為だ。


  無事気力の開放も終わり、刹那とセレナはリースに後方での動き方を教えながら、皆の鍛錬の終了を待つ。


  そして、皆が鍛錬を終えたので刹那は、魔力回路の錆を落とす為に、刹那はトリプルチャントをする。


  リースとレーシャルのリジェクトヒーリングを使い、計4回錆落としが出来たので、刹那は久しぶりに満足だった。


  ちなみに、女性化したのでクロノスに魔力を食わせて男性化してもらった。



 「それじゃあ、明日はゴブリン退治だし、皆今日は疲れを残さない様に気をつけてくれ。俺は明日も朝はお店だから、午後に冒険者ギルドで合流な。それじゃあ解散」



 刹那の言葉で皆で帰路に着く。



 「刹那ちゃん明日はギルドで会おうね〜」


 「刹那、明日も授業は出ないんじゃな?」


 「ああ、火曜からは出るから、勘弁してくれ」


 「分かったのじゃ。それじゃあ明日じゃ」



  まずは街に帰るアイナとレーシャルと別れる。



 「お兄様、明日は頑張りましょうね。皆様も」


 「皆また明日ね。明日は頑張ろうね」


 「皆明日だ。今日はゆっくり疲れを落とせよ」



次に女子の特待生寮組が別れる。



 「刹那君達また明日ね。ゴブリン退治楽しみにしてるわ」


 「メリッサ。明日の為にもちゃんと寝ろよ?」


 「分かってるって。それじゃ明日ね」



  そして、メリッサが一般女子寮へ帰って行く。



 「それじゃあ、俺達も早く帰るか」


 「そうだな。風呂入って、とっとと寝ようぜ?」


 「アル君?勉強はしないと駄目だよ?」


 「へい、へい、わかりましたよ」


 「アル?勉強見てもらってるんだからもうちょっと言い方があるだろ?」


 「分かったよ。ありがとうなミリス」


 「ううん、いいよ。アル君だけクラス上がれなかったら気まずいし」


 「そうだな。アルはがんばらなきゃだな」


 「お手柔らかにお願いします」



  こうして、刹那達は寮に戻り、風呂に入って勉強といったいつもの流れで一日を終える。


  アルには気力開放をしたので直ぐに寝てしまったのはいつもの事である。


 ミリスは明日の事で緊張していたようなので、結構長めに気力の開放をしてリラックスさせてあげた。


  その為、ミリスも気力の開放中に眠りについた。


  そして、次の日のゴブリン狩り当日。


  刹那は朝の鍛錬を終えて、食事をした後に1人でお店に来ていた。


 常勤の従業員も早速来ていたので挨拶をする。


  そして、刹那はメイドにチェンジした後に薫香味亭2号店で今日も料理を教える。


  午後までみっちり料理を作らせたので、一応これならお店を開けるだろうといった所まで終了した。


  刹那は、皆が作った料理でお腹を膨れさせて、午後からは冒険に出るので皆自分達でしっかりやるように言っておいた。


  その時、刹那が冒険に行く事に驚いた人が結構居たのはご愛嬌である。



 「えっと……」


 「あっ!皆のアイドルアイナさんはここだよ〜」



  刹那が冒険者ギルドの入口で立ち止まっていると、アイナが毎度お馴染みのセリフで迎えてくれる。



 「アイナ、皆は?」


 「まだ来てないよ?」


 「それじゃあ、ちょっと待たせてもらうな」


 「なら、お茶でもしてようよ」


 「それはいいんだが、アイナは仕事しなくていいのか?」


 「まぁ、誰でもできる仕事だしね。担当してる冒険者は刹那ちゃん達だけだし」


 「それにしても、久しぶりにギルドのアイナの制服姿見るな……」


 「どうかな?似合う?」


 「とっても似合ってると思うぞ?」


 「可愛いかな?」


 「う〜ん、可愛いというか格好良いかな?仕事の出来る人って感じで」


 「そうかな〜えへへ。そういえば、二人きりは初めてかな?」


 「そう言われればそうだな」


 「それじゃあ、う〜んと甘えようっと」



  アイナはそう言うと刹那に絡んできた。


  刹那も満更でもないのでされるがままになっていたが……。



 「おっ、お兄様!何してるんですか!」



  二人きりの時間はすぐさま崩壊するのであった。


  他の受付嬢に連れられて、刹那達の待機していた部屋に奏達がやってきた形である。



 「え〜これだけで終わり〜」


 「これだけって!それだけでも充分羨ましいです!」


 「私は時々二人きりになってたが……怪我してたり、女だったりと散々だった」


 「私はあんまり二人きりはないわね……」


 「儂なんて、まだ二人きりはないのじゃ」



  刹那の恋人達は皆羨ましがっていた。


  ただ、そのままでは話が進まないので、ミリスが声を掛ける。



 「えっと、皆ゴブリン狩りの話するんじゃないの?ちゃんとしとかないと駄目だよ」



  ミリスの正論で場に静寂が戻る。


  その後、大まかな今回の狩りの話をして、早速出発になる。



 「今回のゴブリン狩りは1人10匹でクエストポイントは10ポイントになってるからね。報酬は銀貨3枚と銅貨80枚で魔結晶が一つ銅貨1枚だから気をつけてね」


 「分かりました。行ってきます」



  刹那達はアイナに見送られて転移門で移動する。


  今回はバリアジャケットに変身してからギルドに行っていたので、スムーズに移動が出来た。


  狩りは2回目なので初心者と変わらないので注意をしながら、先に進む。



 「そろそろ儂は移動するのじゃ。ゴブリンの巣の洞窟はクエスト依頼の紙に書いてあるから気をつけて行くのじゃ」


 「ああ、分かった。レーシャルは遠くから見てるのか?」


 「そうするつもりじゃ。近くにいすぎると強くなりすぎるしな……適度な強さにコントロールしとくのじゃ」


 「分かった。それじゃあ、後で落ち合おう」


 「刹那達も頑張れよ」



  そう言うとレーシャルは刹那達から離れていく。


  しばらくはモンスターと遭遇せずに、来たのだが、セレナが千里眼で様子を見ていたら、ゴブリンの集団を発見したそうなので、戦闘準備をしながら進む。


  そして、遂にゴブリンと遭遇する。


  相手の数は50程度で近接ゴブリンが大半で、遠距離ゴブリンは少数だった。



 「よし、フォーメーションは昨日の通りだ!後方の遠距離型は早々にミリスとセレナで倒してくれ!それが済んだらメリッサは突撃だ!」


 「刹那君了解!」


 「刹那了解だ!」



  刹那に言われてミリスは2丁拳銃で後方のゴブリンを撃ち抜く。


  セレナも魔眼で後方のゴブリンに魔法を叩き込む。


  そして、後方のゴブリン13匹が倒された瞬間に1つの影が飛び出す。


  その影はメリッサで、風の加速を使って一気にゴブリンに接敵する。


  そのまま一気に一体を斬り伏せる。


  そして、返す剣でゴブリンを斬ろうとすると異変が起こる。


  なんと、メリッサの剣を斧で受けきったのである。



 「ちょっと、なによ!ゴブリンでしょ!なんで受けきれるの!」


 「馬鹿!メリッサ!後ろだ!」


 「きゃっ!」



  メリッサは後方から迫ってきたゴブリンに斬りつけられる。


  怪我は軽傷だが、どう見ても油断が招いた結果であった。



 「メリッサを後方に移動させるから、アル!突っ込んでくれ!バックアップは奏に頼む!」


 「分かったぜ、相棒!」


 「お兄様分かりました!」



  アルと奏は一気にゴブリンの集団に接敵するとアルはランスで薙ぎ払い、奏は槍術で一気に場の主導権を握る。


  その隙に刹那はメリッサを担いで後方に移動する。



 「リース、頼めるか?」


 「はい、大丈夫です。我が意に従い、かの物に癒しをもたらす、癒しの水となりて、傷を癒さん」

 「ヒーリング!」



  リースがヒーリングを掛けるとメリッサの傷は塞がり、直ぐに動けるようになる。


  だが、メリッサが刹那に色々と捲し立ててくる。



 「ちょっとどういう事よ!ゴブリン程度が強すぎんるんじゃない?それにバリアジャケットって普通は簡単に傷つけられない筈よ!なのにバリアジャケット抜けて傷を受けるなんてどうなってるのよ!」



  メリッサは興奮していて、刹那が説明する暇がない。


  なので強引に話をする事になった。



 「メリッサ!」


 「なによ!」


 「まず、落ち着け!ゴブリンが強いのは前に話した通りだ。多分レーシャルに強化されてる個体だ」


 「強すぎじゃない?スライムと同格の敵よ!初心者用の敵なのに強すぎよ!」


 「メリッサ。良く見ろよ。アルも奏も余裕で戦ってるぞ?」


 「えっ?」



  刹那がそう言って視線をアルと奏に向ける。


  するとアルも奏も無難に、慎重にしっかりと敵を倒している。


  後方を取られてもうまく、互いの背中を使って、敵を後方から排除している。


  その動きのお陰で、互いが完全に後ろから攻撃される事が無い。


 アルと奏はそれ程連携の練習をしてはいないがそれでもこれである。


  メリッサはそれを目の当たりにして、自分を恥じた様であった。



 「もう、大丈夫よ。今度は油断しないわ。それに後ろも取られない!」



  そう威勢良く、飛び出そうとした瞬間に無情な景色が飛び込んでくる。



 「刹那見てろよ!これがアル様のガトリングランスだ!」



  アルはそう言うとランスをガトリングの方に変えてゴブリンに向けて乱射する。



 「お兄様、行きますよ!これが魔力砲です!」



  奏も魔力砲を景気よくぶっぱなして、2人でゴブリンの群れを殲滅してしまった。


  駆け出そうとして固まっているメリッサが、なんだか無性に可哀想に思えた刹那であった。




 「刹那?洞窟でなければアルと奏、そしてリースに任せてはどうか?」


 「ああ、そうだな……確かにちまちまするのもめんどくさいし任せるか……リースはそれでいいか?」


 「えっ?はい、いいですけど……」


 「まぁ、メリッサも居るし、リースがどんな魔法を使えるか教えとくのもいいと思おうし頼む」


 「分かった。やってみるね」


 「それじゃあ、このまま、ゴブリンの洞窟まで行くぞ」



  刹那がそう言いながらしばらく歩いているとまたゴブリンの集団に出くわす。



 「刹那。ゴブリンの集団が前から250体位来るぞ?どうする?」


 「リースのフリージングドライでいけるんじゃないか?リース行けるか?」


 「はい……範囲内から退避しててください」



  リースはそう言うと冷たい雰囲気を纏って魔法を詠唱する。


  メリッサはそれがおかしく思ったようで刹那に聞いてきた。



 「ねぇ?リースに魔法を使って貰うのは分かるけどなんでこんなに退避してるの?それにリースの雰囲気もおかしくない?」


 「黙って見てろ。リースの広範囲瞬間凍結攻撃魔法が観れるチャンスだぞ?洞窟じゃ使えないしな」


 「へぇ、どんな魔法だろう?でも数が多いから数発放たないと駄目でしょ?疲れないかな?」


 「リースの魔力量は多いから大丈夫だ……それに一発でケリがつくと思うしな……」


 「それってどういう?」


 「いいから、使うぞ!」


 「我の求めに答え、我が指し示す地平を氷の息吹によりて、全てを凍らせる氷の闇へと屠らん」

 「フリージングドライ!」



  リースが魔法を詠唱すると前方からこちらに向かってきたゴブリンの集団が皆凍り付き、その後砕け散っていった。


  その光景を初めて見たメリッサは驚きの表情でリースを見ていた。



 「どうだセレナ?ゴブリンは全滅したか?」


 「うむ、大丈夫そうだ。リースナイスだ」


 「あはは……あまり攻撃は好きじゃないんだけどね」


 「リース!ちょっとなによこれ!どういう事?リースってヒーラーじゃないの?」



  メリッサは1人状況が分かっていない様でパニックっていた。



 「メリッサ落ち着け。リースはヒーラーを自称してはいるが攻撃が出来ない訳じゃないんだよ。というか範囲攻撃なら一番凄いんだよ」


 「えっ?それでも限度があるでしょ?リースって何者?」


 「いや、リースは水系ならマスタークラスになれるってレーシャルに褒められてる位だからな……他の魔法は知らないが……そういえばリースって水系以外はどうなんだ?」



  刹那はふとした疑問をリースに問いかけた。


  そして返ってきた答えは風は多少使えるが、他は駄目だということだ。


  特に火属性は水属性が強すぎて弱くなってしまうそうだ。



 「私って範囲攻撃ないのよね……」


 「あはははは、前の俺と同じだな。俺は先程ご覧の通りガトリングで範囲もカバー出来る様になったが、メリッサはどうするんだ?」


 「くっ、アルの癖に……でも範囲攻撃か……私は横薙で3体が限度かな?どうしよう?範囲魔法覚えるべきかな……それとも技?」


 「メリッサ?メリッサの場合はまだ広範囲は覚えなくてもいいんじゃないか?というか持ち味として少数に絶対的に強いのも有りだと思うが?」


 「なんでよ?」


 「いや、今はスライムやらゴブリンやらを相手にしてるから、数に押されるし、広範囲の攻撃が必要だが、個体が強くなってくれば相手にする数も減るだろ?竜種とかなら尚更何十体も相手にするとは思えないしな」



  刹那が少数に対して強いのはいい事だと説明すると、メリッサもその様に受け取った様でなんとか収拾がついた。



 「でも、私って一撃必殺の技もないのよね……結局、今後は魔法なり技なり、なにかしら覚えないと駄目みたいね」


 「まぁ、今後の課題って事でいいんじゃないか?」


 「そうするわ。それより早く洞窟に行きましょう」



  メリッサが元気を取り戻したので、洞窟へ向けてどんどんと進んで行く。


  その間にも何度かゴブリンの集団に遭遇するがアル、奏、リースの3段構えの前にあっけなく散っていく。


  そして、遂に洞窟の入口に到着した。



 「よし、これから洞窟に入るが、フォーメーションは昨日の通りだ。後、さっきみたいにガトリングと魔力砲は避けてくれよ?」


 「ガトリングダメなのか?」


 「メリッサが前に出てる時に撃ったら当たるかもしれないから駄目だ。奏の魔力砲も同様に駄目だ」


 「リースの範囲魔法も駄目だな」


 「ああ、セレナが言う通り、リースの範囲魔法も使えなくなる。ここからは前衛の仕事が多くなるから、アルとメリッサは覚悟しとけよ?」


 「上等だぜ!俺に任せとけ!」


 「私も接近戦ならやれるわよ。頑張るわ」


 「メリッサは油断するなよ?さっき怪我した事忘れるなよ?」


 「はい、はい、分かってるわよ」


 「それじゃあ、洞窟に突入だ!」



  こうして刹那一行は洞窟に突入した。



 「どうだ?アル、メリッサ?」


 「いや、今のところ居ないな」


 「こっちもよ。もうちょっと奥かな?」



  様子を見ながら先に進んで行く、するとセレナがゴブリンの反応をキャッチする。



 「この先からうようよ居るぞ。準備が済んだら一気に行くのがいいと思うが」


 「なら、今の内に準備をしといてくれ。この後戦闘に入ったら、そのまま最奥まで一気に行くからな。いいか?」


 「俺はOKだぜ」


 「僕もOKだよ」


 「お兄様。私もOKです」


 「刹那君。OKです」


 「刹那OKだ」


 「刹那君、いつでも行けるよ!」


 「よしGO!」



  刹那の合図で一気に先に進む。


  するとセレナの言う通り、これでもかという程の敵が通路に居た。



 「一気に切り込むぞ!」


 「OKだぜ」


 「私もOKよ」



  そう言いながら前衛の3人は一気に斬りかかる。



 「ちっ!」


 「くそ!」


 「やぁああああああああああああああ!」



  刹那とアルはそれぞれ通常の戦闘状態で切り込んだ為に防がれる。


  メリッサは先程の事もあるので全力で斬りかかったのが良かったようで、うまく両断できていた。



 「こりゃあ、ちゃんと戦わないと駄目だな」


 「だな、刹那はどの程度で行く?」


 「まぁ、一気に行きたいし魔気混闘を使うか」


 「それじゃあ俺も使うか……てか刹那は女性化するのか?」


 「しょうがないからするさ」


 『本当かマスター?』


 「クロノス……こんな時だけ話しかけてくるんだな」


 『女性のマスターは最高だからな。なぁ?アル』


 「おう!刹那が女性化するんならやる気100倍だぜ!」


 「そんなもんか?まぁいい。行くぞ!」



  刹那とアルは魔気混闘をして戦闘を開始する。


  刹那が女性化するとやはり目立つ様で皆の視線を感じる。


  だが刹那はそんな視線を無視して、一気にゴブリンに接近しては無残に切り伏せる。


  アルは突いたり、薙いだりしてゴブリンを順調に屠っている。


  メリッサは先程怪我をした事が薬になったのか、なかなかいい動きで戦っている。


  そして、刹那は一撃でしっかり相手を沈めている。


  ミリス、奏、セレナ、リースはやる事が一気になくなり、後方を警戒しながら、3人の奮戦を見ていた。


  ただ、セレナはゴブリンが消えて魔結晶が出る度に帽子に収納しているので、暇なのはミリスと奏だった。


  リースは元々後方の警戒とサポートが役割なので、着実に自分の仕事をこなしていた。


  ただ、奥に進んでいた刹那達だが、しばらくして一つ角を曲がった時に問題が生じた。



 「えっと、なんですかこの大きさ……私より随分大きいですよ?ゴブリンって小ぶりなんじゃないですか?」


 「俺が知る限り、こんな大きさのゴブリンは知らないな……」


 「これ、ゴブリンキングじゃないよね?」


 「ミリス、これはゴブリンエリートだぞ。多分レーシャルの魔力を大量に食らって巨大化したんだろう」


 「へぇ、そう言えばレーシャルの話の時に言っていたわね。巨大化したり、凶悪化したりするって」


 「そうだね……でも大男位だからなんとかなるかな?」


 「リース、簡単に言ってくれるけど、相当強いと思うわよ……こんだけ数が居ると……」



  どうやらこの中で一番辟易してるのはメリッサの様であった。



 「まぁ、やるしかないですね……」


 「そうだな……」


 「まぁ、なる様になるわよ」



  3者共に嫌そうにしながら突撃していく。



 「せいやぁあああああ」


 「おりゃああああああ」


 「はぁあああああああ」



  3人が斬りかかるが、刹那意外は防がれていた。



 「畜生!俺のランスを弾きやがった!」


 「私の剣も躱された。意外と頭いいかも」


 「そんな事言ってる暇ないですよ!次から次に来ます!」



  アルは相手の武器を弾いて突くという堅実な策でうまく倒し始める。


  一方のメリッサは剣を無理やり振り回しているので躱されてしまっている。



 「メリッサ!そんなに大振りしては駄目です!しっかり剣術通りにすれば倒せます!」


 「うるさいわね。分かったわよ。ふぅ……はぁっ!」



  メリッサは刹那の一言で自分を取り戻して堅実な一撃を放つ。


  すると見事に相手に命中する。


  命中しさえすれば風の暴風で物凄い剣圧を生む剣なので、相手を一刀両断にしていた。


 しかし、時々防がれてるので、どうしてもメリッサはパワー不足である。


  一方、刹那は女性化までしているのでかなり力を強化していた。


  なので相手の武器諸共粉砕して斬り捨てていた。


  刹那は一撃必殺で、一体一体を凄い速さで切り伏せ。


  アルは相手の武器をドリルランスで彈いて、確実な一撃を急所に突いている。


  だが、メリッサは何度か武器を交えて倒しているので効率が悪い。


  今回浮き彫りになったのはやはりメリッサのパワー不足であった。


  こうしてどんどんと奥に進んで行き、遂に最奥に到着する。


  ゴブリンのリーダーと見受けられる大型が一体。


  先程同様大きな個体のゴブリンエリートが十数体。


  今回はフリーで戦い、ボスは刹那が倒す事になった。



 「それじゃあ行きますよ!奏は槍術で、ミリスは銃、セレナは魔眼、リースは氷弾でやってみてください!他は先程と同じです!」


 「OKだぜ刹那!最後だ!しっかり行こうぜ!」


 「僕も今回は攻撃参加出来るから頑張るよ!」


 「私は槍術ですか……久しぶりなのでうまくいくでしょうか?」


 「奏なら大丈夫でしょ?頑張ってね」


 「はい、お姉様がそう言うなら」


 「私は魔眼だから誤射はないから心配無用だ」


 「お姉様……私も頑張りますね」


 「えぇ、メリッサも頑張ってね」


 「はい、お姉様」



  メリッサが女性化した刹那に何だか怪しい目で見ているのを除けば皆やる気が見られる。


  いい雰囲気なのでこのまま一気に畳み掛けようと飛び出す。



 「一気に行きます!時の狭間を行き来する力を我に与えよ」

 「クロノスシフト!」



  刹那は瞬間移動も使用して瞬く間に3体倒す。


  その後にゴブリンリーダーの取り巻きに接敵して一気に両断する。


  その間、アルはゴブリンエリート3体同時に相手にしてたが、うまくガードしながら戦っていた。


  ミリスは距離を置きながら魔法を強化して撃ちだしている様だった。


  ミリスの一撃でゴブリンは絶命していた。


  相当な魔力を込めて放ってるのが伺えた。


  奏は槍術でゴブリン2体と対峙している。


  だが、奏の槍で一体は既に死に体だった。


  セレナは流石であり、魔眼で一気に3体屠っていた。


  セレナの魔眼は直接叩き込めるので誤射が無く、こういった空間だと結構便利である。


  そして、リースは距離をかなり置いて、遠くから氷弾でスナイプしていた。


  一撃はそこまで致命傷にならないが、何発も食らっているゴブリンはもう少しで倒せそうであった。


  最後にメリッサだが、一番苦戦していた。


  一撃で倒せないので囲まれてしまい、アルの様に防御が硬いわけでもないのでなんとか体さばきでしのいでいた。



 「危ない!メリッサ!」



  遂に捌き切れなくなった敵の一撃がメリッサに当たりそうになったので、刹那が間一髪で瞬戟を使いメリッサを助ける。



 「メリッサ!一撃で倒せないと前衛はキツいわよ。もし戦うなら一気に切り込んで、一気に離れるヒットアンドアウェイで応戦して」


 「なによ!お姉様の馬鹿!私だって必死にやってるわよ!」


 「その必死でもついてこれてないのが現状よ!スライム狩りしかしていない私達を笑ってたけど、これで苦労がわかったでしょ?レーシャルの強化モンスターは厄介なのよ」


 「確かに普通のゴブリンならこんなに苦戦しないわ……でもそれでもゴブリンに背を向けるのは嫌よ!」


 「それなら、魔気混闘か瞬歩を使える様になりなさい。そうすれば楽に倒せる様になるわよ」


 「今すぐには出来ないわ……」


 「それなら、今回は悔しさを忘れない事ね。それを糧に強くなりなさい!それじゃあ私は行くから!」



  そう言って刹那はゴブリンリーダーの取り巻きを力任せに周破閃で薙ぎ払い、取り巻きがいなくなったゴブリンリーダーを斬りつける。


  しかし、ゴブリンのリーダーだけあって、かなりパワーがある。


  そこで、刹那は神気を開放する。


  全身から気が吹き出し、目で見える程に気が放出された状態で一閃の構えを取る。


  そして……。



 「瞬刻永神流、一閃!」



  その瞬間にゴブリンリーダーの武器ごと体が真っ二つになっていた。


 その頃、アルはゴブリンを5対倒しており、セレナも5体。


  奏が3体でミリスが2体でリースが1体。


  メリッサは結局、刹那に助けられて1体も倒せなかったので相当悔しがっていた。


  その後、魔結晶をセレナが回収して、撤収になった。


  帰路に着く間にレーシャルが合流してきた。



 「皆どうじゃった?」


 「今回は数は最初だけで、洞窟では個体が強くて大変だったよ」


 「ああ、あれはゴブリンの強さじゃないよな」


 「なんか、ゴブリンの価値観が変わる時間だったよ」


 「私としてはもうちょっと歯ごたえのある相手が良かったのですが……」


 「私は最初だけで最後は自分の身を守るので精一杯でした」


 「私は腹減った」


 「私は……悔しいわ……皆についていけなかった……」



  皆はスライム刈りで既に異常事態に慣れてしまったが、メリッサは今回の事が相当悔しい様だ。


  その証拠に泣いてしまっていた。



 「メリッサ……次頑張ろう。俺も、アイナもレーシャルも鍛錬に付き合ってやるからさ」



  ちなみに刹那は男に戻っていたので格好つけてもなんとか様になっているのだった。



 「刹那君……死ぬ気で鍛えて……私甘かったわ……今度こそ活躍してみせる!」



  メリッサは涙を拭い、前を見て胸を張る。


 その姿を見て、今後強くなる事を確信する刹那であった。


  こうして、ゴブリン狩りは終了したのであった。


  今回はスライムの時の様に大量に発生しなかったので、皆拍子抜けだった……のだが。


  実際は洞窟までにゴブリンを534体倒しており、洞窟でも125体倒していたりした……。


  最後のゴブリンリーダーも本当ならかなり強いのだが、刹那の魔気混闘に神気というチートのお陰であっさり倒されすぎていたゴブリンリーダーであった。


  結局、街に戻りギルドに行く頃には夜になっていた。



 「あっ!皆のアイドルアイナさんはここだよ〜!皆お疲れ様〜」


 「疲れてると思うならそのセリフを言うんじゃないのじゃ!」


 「え〜レーシャルちゃんのケチ!換金してあげないよ〜」


 「そんな事したらギルドと戦争してやるのじゃ!」


 「そしたらレーシャルちゃんをこてんぱんにしちゃうもんね!」



  アイナとレーシャルが言い合いを始めたので、刹那が間に入って手続きをさせる。



 「はい、お疲れ様。クエストポイントは10ポイントで報酬は銀貨3枚と銅貨80枚ね。魔結晶は銀貨6枚と銅貨59枚。後ゴブリンリーダーからのドロップだと思うけど魔石が一つで銀貨85枚だよ〜良かったね」


 「えっと、それじゃあ、魔石の銀貨はメリッサに渡すけどいいか?」


 「えっ?私?」


 「メリッサは冒険者ギルドもローンだっただろ?それに武器も特注で金がいるんだろ?」


 「それはそうだけど……」


 「皆いいよな?」



 刹那が皆に聞くと皆OKだと言ってくれた。


  まぁ、実際は皆刹那に賭けて儲けているのでお金に困っていないのが実情だった。


  その点、お金を賭けられない刹那とメリッサは金欠だ。


  だが、刹那は店を始めたので直にお金の問題は解決するだろう。


  そして、メリッサにお金を渡す事になり、皆が今回の報酬の手続きを済ませる中、事件が起こった。



 「えっと、メリッサ。次はお前の番だってさ」


 「無い……」


 「何がだ?」


 「胸とかか」


 「うっさいわね馬鹿アル!そんなんじゃないわよ!」


 「ならなんだよ!」


 「ギルドカード……」


 「はっ?本当に無いのか?」


 「ギルドカード入れてた場所……ゴブリンに攻撃受けた場所なのよ……多分その時に落ちたんだと思う……どこで落ちたんだろう……洞窟までの道かな……洞窟の中かな?」


 「えっと、探しには行けないよな……もう日が暮れてるし……流石に洞窟は探すの無理だしな……どうする?再発行するか?」


 「メリッサちゃん?再発行は銀貨25枚だよ〜だから無くさないでって言ったのに」


 「うっ……刹那君どうしよう」


 「銀貨88枚と銅貨80枚手に入ったんだし、大人しく再発行すればいいんじゃないか?」


 「分かったわ……アイナお願い」


 「ごめんねメリッサちゃん。規則は規則だから……銀貨締めて85枚いただきます。これでローンもなくなったし、次の冒険で稼げばいいと思うよ?」



  メリッサを慰める為にアイナが気遣いをする。


  するとアルも気遣いを見せる。



 「メリッサ。過ぎた事はしょうがないだろ?明日も冒険だし、一気に稼げばいいじゃないか!いっちょ頑張ろうぜ」



  そういいながらアルはパーフェクトスマイルを発動する。


  するとメリッサが笑い出す。



 「あはっ、アンタそれ似合わなすぎよ。あはははは。笑い死にさせる気?」


 「うっせえな!折角元気づけようと思ったのによ!けっ」


 「はは、ごめんねアル。ありがとう。まぁ明日から頑張るわよ!」


 「それじゃあ、ご飯食べて今日も鍛錬だな。明日は迷宮にチャレンジするつもりだから、アイナ、迷宮のピックアップ宜しくな」


 「分かった。明日朝皆でギルドに来てね。その時に決めよ〜」


 「ああ、そうする。それじゃあ飯行くか」



  こうして、初めてのゴブリン退治は終了したのであった。


  スライムは苦労したが、ゴブリンはさほど苦労しなかった刹那達だが、メリッサ1人が苦い思いをする結果になった。


  ギルドカードも紛失するという形で……。

第44話は如何だったでしょうか?


まず、更新が大変遅くなってスミマセンでした。


さて、今回は、最初は刹那のお店の開店準備です。


クレープ班を育成します。


ちなみにハンナさんにメイド服。ロシオさんに執事服です。


ロシオさんは一応女性です。男性と勘違いしそうなので注意!


そして、2人はクレープとポテチ&炭酸飲料という最強のアイテム製造開始します。


その間に刹那は料理人達にカフェと喫茶のメニューを作って見せます。


ここで活躍したのが、刹那特製のカラーレシピ本でした。


普通に日本の書店にありそうな感じの料理本を刹那が作った物です。


そのアイテムのおかげで皆どんどん料理を覚えていきます。


とりあえず、クレープ屋は回転出来そう。


他も後3日あればできるであろう。


そして、刹那達は本日の仕事を終えて解散。


ご飯に行こうとすると、シセリーが他の従業員に悪いからと今日からは別に食事する事に。


ですが、今後もシセリーさん達3人は登場しますのでご安心を。


そして、御飯へ。


ミリスが珍しく腹ペコにw


皆ご飯を堪能して鍛錬に。


ゴブリン狩りの為のフォーメーションチェックと各自の鍛錬。


セレナとリースは気力の鍛錬。


そして、鍛錬終了して、解散。


今回はミリスも気力を長く開放したのでそのまま睡眠へ。


次の日、刹那は料理を教えにお店に。


その後、冒険の為にギルドに。


その時に、従業員から驚かれる刹那であったw


そして、ギルドに行くとアイナのお馴染みのセリフで歓迎。


二人きりになりイチャイチャしてたら、奏が即乱入で鎮圧w


結局あまりいちゃつけなかったが、ゴブリン退治に。


転移して、レーシャルと別れて、ゴブリンと遭遇。


メリッサは早々に傷を負う。


その時の傷が最後のオチにw


結局、ヒーリングを受けてメリッサ復帰。


しかし、その時にはアルのガトリングと奏の魔力砲でゴブリンは全滅。


その後、大群が来るが、リースさんの十八番で瞬殺。


リースの凄さに驚きが隠せないメリッサであった。


その後は洞窟へ。


ゴブリンを倒していると、ゴブリンエリートなる、強い敵出現。


刹那も真剣になり女性化。


それに反応したのはクロノス。


お久しぶりの登場のクロノスw


アルと共に大喜びw


その後は刹那を筆頭にアルと大活躍。


奏は槍術をお久しぶりに使ってた模様。


ミリスは銃でなんとか応戦。


セレナは魔眼で楽々と狩り。


リースは氷弾でスナイプで狩り。


メリッサは刹那に救助されるw


そして、結局、メリッサが今回のワーストワン。


最下位になってしまったメリッサは落ち込むというか泣いてしまうw


刹那に励まされ、これから頑張ると決意。


だが、ギルドに帰るとギルドカードを紛失していたw


結局オチに使われたメリッサ。


いつになったら強くなるのか?


乞うご期待。


さて、次は迷宮探索だぞ〜!







それでは能力値表記開始!


章が終了して整理しましたので読んで下さい。


見たことない人は是非見て下さい。


見た事ある人もおさらいがてら見るといいかも。



まずは男性陣より




第一の男性キャラ 主人公

スライム狩りは第3位入賞。

日頃の鍛錬により肉体は13歳になり更に強くなる様鍛錬を重ねる。だが既に強すぎる刹那に困惑気味w

気力も13歳時ではまだ最強ではなくまだ伸びる。

魔力はどんどん上昇中。

魔力回路の錆が落ちきるまでは刹那の魔力は成長し続けます。

魔気混闘はどんどんやばいレベルに成長。

神気は女性化で思いっきり開放。コントロールはまだまだ。

赤の勇者アイナを陥落。

ナイトメアレーシャルを陥落。

奏とセレナの2人は完全に陥落。

更にメリッサを陥落。誕生日会で男性としても陥落

+αでリースを落としに掛かってるがそちらはまだまだ。

ミリスは刹那女版に惚れちゃった…。

でも一応ハーレムを着実に作っている

時乃宮刹那 4月12日生まれ。ブラットタイプB。やっと誕生日を迎えて13歳に。


13歳の身体では普通の人間の頂点だが刹那的にはまだまだ成長。

時守一族の異能者である為、身体の作りが人間離れしており、気の力はセレナを恐怖させる化物級。

レーシャル曰く、刹那は気力と魔力が異常で化物だそうです。

現在気力付加を完全マスター。

魔力付加はトリプルチャントまで。

回復キャラ増えたので遠慮なくトリプルチャントをする様になった鍛錬馬鹿。

セレナより、魔力と気力を混合させて使う究極の技法、禁書に記述されし魔気混闘を習得。

さらに神の力である神気を習得。

気力付加は完璧。魔力付加をダブルチャントで出来る様になった。

気力付加、魔力付加、神気付加とトリプルブーストでやっとチートな主人公爆誕!

現在、戦闘により徐々に能力開放中。能力的にはやっぱりセレナがチートレベルでは段違いの模様

レーシャル曰く、現在で一番強いのは刹那。遂にチーターセレナを抜いた模様

奏は実はセレナを追い抜く才能があるので刹那とどの位の差があるか気になるところ。

追加情報は刹那のリミッター…1だと封印状態…2で通常の力が発揮。3は将来得るであろう力まで体現。

ちなみにリミッター3は刹那に負担がかかり過ぎ、セレナの治療のみが有効な為あまり使えない。


瞬刻永神流、基本技閃、これにはバリエーションがあり、一閃、翔波閃などがある。

他の瞬刻永神流の技は今の所画龍点睛と龍牙追。

神の一族の守護者として育てられた時に従者教育をされ執事の様になり、又、完璧執事に憧れるようになった。

その為、家事スキルは完璧な領域。炊事洗濯洗い物、なんでもござれの超絶執事。

しかし、料理で負けた奏がお茶を入れる事だけは負けまいと頑張った為にコーヒー^、紅茶、緑茶etcのスキルは負ける。

文献より得た技はクロノスシフト、クロノスドライブ、クロノスバインド、思考加速、アイテムを創造する技マジックルーフェンと消す技マジックラディーレン。

スライム戦闘により周破閃と翔周破一閃の二つの技が使われる。

その時の説明で閃は基本の斬りや斬撃であり、一閃は抜刀術であると判明。

抜刀は気の力で剣をバインドして放つ瞬間に気ごと一緒に乗せて放つ技。

閃は通常の技に気を纏ってるだけだったりする。

翔が付く技は飛び技。周は範囲。他は今後登場。

辻に包囲殲滅用技解禁それは、陣

現在は滅殺陣のみ出てきてる。

遂にクロノスドライブも使った。

対象の時間を早める魔法。

クロノスバインド使用!

対象の時を拘束する魔法。

クロノスシフトは瞬間移動。

縮地はただの体術だが刹那レベルが使うと瞬間移動に届きそうになる。

新たにアンタリーク流の瞬歩をマスター。

壁や空さえも走る事が可能になってしまう。

縮地+瞬間移動で瞬戟という技になるが…刹那は更に瞬歩を使うのでもうわけわかめw


魔法

まだまだ魔法力がまだ内包できる量のMAX値に到達してません。

セレナとレーシャルによる魔力回路の診断は錆び付いてるとか…。。

ダブルチャント、トリプルチャント。そしてフォースチャント。

ちなみにフォースチャントは命を削る技の為使用不可。

一応技としてはあるだけ。

フォースチャントはフラグでは無いと信じてる作者。

レーシャルにより、魔力回路の錆落とし中。

魔力も化物級と発覚。

リミッター3で空間を捻じ曲げるほど魔力が高まる…。

フレイムアローでもクロノスドライブで即着弾の凶悪魔法にチェンジ可能。


学力

思考加速を使い、学力NO1キャラに躍り出る模様です。

天才刹那の誕生です。

先を急ぐ刹那は全部の教科書寄越せと脅迫。

その結果テスト次第で教科書ゲット。

現在4年までの教科書を持っている。

この調子で刹那はとっとと全学年の教科を制覇します。


変身

デバイスは時守一族の秘剣の大剣、名前はもうちょっと後で出てきます。

バリアジャケットは黒い服に黒いズボン、銀のプレートメイルに黒のロングコート、10本の剣付きスカート、黒い指出しグローブ着用。

これが刹那君のバトルスタイル

スライムの粘液で多少欠損。しかし、バリアジャケットは魔法の服。デバイス収納しておけば自然に直る。

女性時ズボンはなくなりスパッツに。スカートはミニスカになり、10本の剣も短くなってます。


容姿

髪は相変わらず黒のショートボブ。目は黒。顔はやっぱり女の子に間違われるレベル。まだ女体化してないのにすでに可愛い。

体はまだ発展途上だが、現段階では限界まで鍛え上げた筋肉に包まれている。しかし、やっぱり筋肉質に見えない謎体型。

過去に女子寮で女の子達から格好良い女の先輩と勘違いされるという、刹那ならではのイベント発生。今後もご期待をば。

女性時は髪がメチャ長くて左サイドで結わっている。サイドポニーテールでミニスカにスパッツ。学園組で胸は一番育ってる。刹那の好みの女の子。

下着は水色の縞々で上下統一してる事が判明w


支持される層

リミッター3でいきなり最強種になってしまう主人公についていける方。

遂にチート級主人公に成り上がった主人公。女の子にパンツを貢がれる体質。

まぁ前と同じなら 変態という名の紳士を受け入れられる人 遂にミリスに欲情してしまった変態紳士でミリスと危ない関係になりそうでも気にしない人

妹や逢って間もないセレナとディープなキスをしてる所を想像しても萌える方。

刹那のチートについていける方。

更に女をたらす予定でも許してくれる方w

刹那ファンクラブ会員諸君(会長はアルw)


キャラを表すと

王子のキスで目覚めるヒロイン体質 過去に女子寮で女に間違われてた男。現在お付き合いしてる人が増えて5人の状態。

最強チートキャラかと思いきや第二章のセレナの話を聞くと何故か刹那の強さが霞む可哀想な主人公。

女の子化して皆のアイドル!レジェンドオブヒロイン刹那ちゃん誕生(*´∀`)♪







第二の男性キャラ ルームメイト1号

犯人はアルと言われる男。読者的立場の人間。一応そういった役割 熱血大食い馬鹿野郎 フードファイター

スライム狩り大会最下位で名前にサイカイがついて、ネタでアルフォート・サイカイ・マギヌスになった男。シュバリエみたいな称号。サイカイ・ド・アル。う〜ん格好良い?

意外と鋭い発言が多くなるキャラに変換中?

アルフォート・マギヌス 8月31日生まれ ブラッドタイプA


強化素体の為刹那同様、普通の人間と違う作りで人間離れしている。通常時の力は刹那より下に下方修正された可哀想なキャラw

気力付加状態の刹那には魔力付加しても敵わない。

気力は刹那の7割程度。魔力は一般人離れ。そして、魔気混闘習得。ヽ(〃'▽'〃)ノ☆゜'・:*☆オメデトォ♪

気力付加状態の奏に倒されるレベル。セレナにはもっとこっ酷く倒されるレベル。

力自慢が取り柄なのに既に置き去りにされ気味なアル君。

スライム戦にてドリルランスを使って横薙の攻撃が可能になり、ちょっとだけ強くなったタンク。つまり壁。

現在ガトリング製作中でそれによりパワーアップ予定。


魔法

フレイムアローは属性的関係によりしょぼいと判明。しかし、ロックアローは昔の刹那の通常フレイムアローと同程度(既に刹那は魔法が上達)。

アルは魔力増幅が当然使えるわけで使い方次第でいくらでも強化はできそうです。だが、しばらくは魔法は成長しません。残念。

描写が無いけどランス投擲の魔法を使ってスライム倒してます。

現在は範囲方法を模索中

ガトリングガンを制作中。それでやっと範囲カバー。


学力

刹那を馬鹿友と勘違いしていた真なる馬鹿。

勉強は一応入学出来るレベルはあるがそこまで。

刹那とミリスにSOSを発信中。

無事に2学期にN組に行けるのか?

毎日勉強する癖をミリスに強制的につけらる。

ミリスを家庭教師にしてる駄目な奴。


変身

全身鎧のガッチガチの盾職。盾は小さいのが着いるだけ。一応メイン盾装備ではありません。使う獲物はランス。しかも馬上で使うようなどでかい奴。

ランスが超高速回転するドリルランスへと進化しました。もう少しでドリルランスとガトリングランスに強化。


容姿

髪は短め、目と髪が黄土色。顔は男っぽさのあるちょっと残念なイケメン。

某医務室の方からのコメント。「黙ってればそれなりなんだけど」だそうで密かに好感度アップしてました。

刹那曰く、高校生位からはモテそうな感じらしい…。


支持される層

暑苦しい奴 馬鹿共 エレウィスからは好感度高し。実は年上に好かれる体質。ちなみに登場してくるモブは意外とアルの事が好きだったりする。

セレナとは良きライバル。煩悩全開で現在ヒロイン(ミリス含む)から最も支持されない男

これからアルの話があるのでその後に再評価をされると願う人。


キャラを表すと

既にアルが蔑称気味に使われ、何かあると…だって?アルでしょと言われる。モテ期が遠ざかりまくってる哀愁が良く似合う煩悩キャラ





第三の男性キャラ ルームメイト2号

第二章の最終話で遂に男版刹那を切り崩し始めた男の娘w

現在心が乱れてる模様。アルにより男として鍛えられるが、刹那により乙女に戻される。不安定な心の男の娘(何か字が変?)

女性版刹那に惚れてしまい告白するも玉砕した可哀想な子。

でも男性版刹那はミリスに惚れ始めてるという謎の関係w

ミリスティム・セフィラム 3月14日生まれ ブラットタイプO


刹那の方針で3年で気力付加マスター計画発動。現段階はやはりキャラ中最弱。

リースと仲が良くなり、一緒に気力を鍛錬する様ですが、一歩先に刹那に気力を覚えさせられてますw

魔力付加は出来るがそこまで強くない。魔力増幅の方が得意。

スライム戦闘ではちょっとへばってたので体力はまだまだな模様。

でも、鍛錬の成果で2階からジャンプで降りれる様になった。

ミリスはまだまだ鍛えられるので今後に期待。


コンダクトは主人公との契約。家事能力は結構ある。武術系統全般ダメポ。相手の力を利用する合気道すら使いこなせない残念さん。

ただし、いつかは男として見返すと息巻いているので暖かく見守っててください。でも技は全然追加されない。

一応属性の一極化は技なので書いておく。

ミリス時分で開発した、魔力弾を前段使用して使う、範囲魔法。

2丁になると範囲魔法も当然強化される予定。


魔法

ロウペンタゴンで魔力の変換資質を持ち、他属性を犠牲に一極化が可能。

それによるデメリットは一属性を使ってる間は他属性が使えない程度。

物語り後半では属性の混合が出てくるのでちょっと微妙な能力。

それでも十分強い2丁拳銃の魔法。

戦闘で石弾が現代の銃弾風にアレンジされてパワーアップ

試し撃ちでスライムの核を的にして遊んでた射撃能力あとちょっとのキャラ。

範囲魔法も撃てるようになりました。

真の2丁スタイルが待ちどうしい期待大の魔法技能。


学力

秀才であるミリスは頭はとてもいいです。

テストは安心して見ていられますが、アルのお守りが大変そう。

結局アルのお守りはミリスの責務になる。

ポーションを調合出来るので何げに頭はかなり良い模様。


変身

デバイスは自動拳銃の攻撃用デバイスとリボルバー銃のサポート用デバイスの2丁拳銃でした。バリアジャケットはやっぱり刹那作画の執事服に決まりました。

字は銃を使い続ける内に○○(魔弾)のコンバットバトラーと呼ばれる様に。


容姿

遂に判明。茶髪の長い髪をアップ気味に後ろでリボンを着けポニーテールに、目は皆を魅了する赤い瞳。

体は華奢で顔は小顔でとても可愛いのが特徴。


支持される層

男同士のキスが許せる方 腐な方々 魅了され始めた寮生一同 新たなるジャンルを開拓するベンチャーな方々

某ファンクラブ会員達。(ミリス見守り隊は会長がアルで副会長が刹那)


キャラを言い表すと

男を魅了する男の娘。刹那女に惚れるが断られるが、刹那男はミリスが気になり始めてるという複雑な関係。







ヒロイン説明



是非おさらいがてら見てください。




ヒロイン1

遂に兄から女として見られる事になり歓喜で周りが見えてない(読者含む)。

殺気にしびれる、謎体質なMな感じの妹。

キングオブ妹ヒロイン

魔力砲をぶっぱなす予定のお方w

時乃宮奏 3月3日生まれ ブラットタイプAB


現在は気のコントロールをすると3階から飛び降り、登っていく位は朝飯前な模様、意外?と強い。神気保有!

神気を纏った奏さんはヒロインにあるまじき力技を使う可能性有り。現在力を使わなくてもそれなりに戦える事が判明

気力付加のみでアル撃退、セレナ曰く、気力付加と神気付加でセレナより体術が上になる模様。

気力付加だけだとドルゲスよりパワーは下。しかし神気がまだ残ってるのでどうなるか。

スライム戦闘では気力付加をMAXまで使ってジャンプ。

一応頑張れば3階に届くレベル。神気はまだ。

今後神気を使い始めるのでパワーアップは確定。


素敵な笑顔をあなたに届ける。パーフェクトスマイルと。泣き顔しながら上目線の誘惑攻撃。現在技の追加は刹那と同時の予定。

体術は全般を学んでいる様です。合気道等を使っている模様。

アクロバティックな体術も使う模様。

回転闘舞なる体術を使います。

笑顔で人が気絶するレベルの殺気を放つ

殺気で呼吸を阻害する技を持っている、恐ろしい女の子w

今後に期待かな?


魔法

まぁ、どんな魔法もそつなくこなし、炎と雷系は正に神がかり的。そろそろ体調が回復してくる模様、実は旧型のスカウターは既にいくつもパリン済み。

魔法を使えばたちまち最強クラスの化物になる予定。

遂に魔法を使う。フレイムアローは火の鳥になる特別品

フレイムランスも通常よりどでかい槍を顕現して横薙でスライム乱獲

魔力の塊をただ放つ魔力弾や魔力砲を使わせると異常な威力を発揮する事が判明。

奏は炎と雷がハイなので、炎の範囲魔法と雷という事でレールガンや荷電粒子砲までつけようと策略中w

歩く戦艦になる予定の人間砲台。


学力

元々頭はいいが、神々の末裔である奏はこの世界でも神々の恩恵である全知の片鱗が出ます。

その為、知らないはずの知識がスポンジが水を吸うが如く吸収していきます。

なのでテストで上位陣に入れる可能性あり。

一夜明けてもまだまだ知識が溢れる感じが継続してるのでやはりチートか?

だけど、ノートを見せたら一箇所間違いがw

テストは刹那とセレナに勝てるかといったところ(刹那とセレナって満点じゃね?と気づいた方はいけない子です!)


変身

五角形の金色プレートに五芒星が書いてあり、そこに小さな水晶が5つと中心に大きな珠があるペンダントが収納デバイス。

現代風魔法少女物の様な姿の服が奏さんのバトルスーツ。

色は赤と黄色で炎と雷の模様が入った物で、武器であるデバイスは槍の様になった杖。色も服とお揃いで赤と黄色で先が金属。


容姿

髪は黒のロング。刹那とデート後に髪型変えるか検討中。瞳は刹那とお揃いの黒。顔はこの世で表現できる限り最高の顔…の一歩手前。なぜなら一番は主人公に奪われるから♪哀れなり奏さん

身長体重BWHは乙女の秘密。正し12歳にして既に男性をその気にさせる色香を纏っているのでご想像にお任せします。

変態に一番最初に狙われる容姿は完備。


支持される層

妹萌えの方々 妹萌えの方々妹萌えの…以下永遠と 真面目に書けば男も女も魅了するので全層射程のあいも変わらずスーパーヒロイン


キャラを表すと

遂に兄との恋を成就させた幸せ絶頂の妹。でも恋のライバルが増え続ける悪夢。読者様に対しても「私を見て良いのはお兄様だけ」と言ってしまう危険物指定系妹

今後更に兄の取り合いに挑んでいく超絶ブラコン娘。






ヒロイン2

皆のアイドルお嬢様。聖女の如き微笑みになぜだか萌え〜な言葉遣い。ちょっとだけ刹那が気になりだしてる

回復職なのに攻撃魔法がえげつないちょっと凍れる美少女。

リースの代名詞的セリフ「大丈夫だよ、みんな消えるから」

リース・フラメル 2月16日生まれ ブラットタイプO


通常時ひ弱。魔力付加はミリスより上。使っても常人よりちょっとだけ動ける程度。気力をセレナの提案で学ぶ事に…だが、ミリス同様刹那の気力開放計画により3年で習得


魔法担当なので技がでない可能性あり。力も無く技もないが氷系魔法の腕だけは超逸品。

刹那君のちょっかいで技が完成するのか乞うご期待。


魔法

水の属性のハイシングルなので聖属性の氷を使える。とにかく回復はこの人にお任せというお助けキャラ。

回復系上位魔法 リジェクトヒーリングの使い手。(1日1回のみ)

使える攻撃魔法は全部開放済み。

ヒーリング ただの回復魔法 水属性使える人で回復適性があると使える基本技。G〜Eランク向け 初級魔法

リジェクトヒーリング すべての異常を否定する回復魔法。大抵の傷なら治してしまう。腕がちぎれても直ぐなら治る強力な回復。Sランクに分類される魔法。 聖上級魔法

(リジェクトは学園長が一日5回、エレウィス先生が一日3回、レーシャルが一日3回リースが一日1回、ミリスが超金をかけた弾丸使用で24時間に1度使用可能)

フリーズアローは氷の矢、氷だけど水属性使える人ならみんな使える基本技。G〜Eランク向け 初級魔法

アイシクルレイン 名前の通り氷の雨を降らせるがリースの場合嵐になる。A〜Sランク向け 上級魔法

フリージングドライ 地平を全て凍らせる恐怖の魔法。凍れる風に触れた瞬間から凍りやがて砕ける Sランクに分類される魔法。 聖上級魔法

聖とは聖属性つまりハイ属性持ち特有の魔法

今後水属性のマスターレベルである、レーシャルにより攻撃がえげつなくなってく予定。


学力

元々英才教育を受けていた為勉強は得意。

しかし、奏、セレナのチートぶりにちょっと自信喪失気味。

でもポテンシャルは秀才のミリスと同程度。

テストが楽しみなキャラ。

現在勉強は順調な様子。ミリスと違いアルと言う重りが無い為かな?


変身

胸に着けた青い雫の様なアクセサリーが収納デバイス。

青を基調に白い模様が入った、法衣をドレスにしたような衣装。

デバイスの方は大きな青い魔石が付いた大きな杖。

ある意味一番魔法使いっぽい装備。


容姿

見た目は先にウェーブが掛かった長めで水色に白を混ぜた様な色の髪に青い瞳。とてもおっとりとしている感じの顔立ちでとても可愛い。可愛さランクは10段階で8だがお好きな人には未知数。

身長体重BWHは乙女の秘密。まだまだ体は発展途上。餅をつく音が聞こえてくるような…つまりぺったんぺったんつる?ぺったん(*´∀`)♪


支持される層

何だか癒されたいと思う人々 言葉遣いが何故か萌える方々 普通に好みの方 攻撃中はクールキャラになるのでクール好きにも ちなみに回復魔法を受けるともれなく惚れさせるスキル持ち


キャラを表すと

一見普通の美少女だが好みにハマると中毒になる可愛さ。言葉遣いもちょっと僕っ子よりなのが特徴のおっとりお嬢様。攻撃時はクールになり、殺気を浴びるとツンデレ化する人 常に皆の心を癒す聖女様系ヒロイン。







ヒロイン3

眼帯してるのに眼鏡までしてる。眼帯メガネっ娘という新たなジャンルの開拓者。実は男性恐怖症だが、刹那と遂に恋仲になった

奏と同じく殺気を浴びて喜ぶM(理由は自分の命を好きな相手に握られてる感覚が良いとの事)

実は竜を狩った事のあるスーパーチーターのドラゴンスレイヤー

この物語唯一のザ○リク…つまり蘇生魔法の使い手。

二章最後ですべての事象を起こせる能力が発覚したバグキャラ。

セレナ・クロウリー 2月14日 ブラットタイプAB


神眼により、肉体に宿る気力を操る謎の人。段々と能力が判明

気力と魔力を合わせて戦う技を魔気混闘という技術を禁書より発見し実践してる人

ちなみにこの物語で最初に気力と魔力を同時行使した人。

力は常人の遥か上を行く天才児(天災児)

既に冒険者の様に魔物退治などしてる戦闘経験者。

魔気混闘状態ではアルを軽くあしらうレベル。

魔気混闘はセレナが現在最強であり、身体能力は刹那に勝るとも劣らない。


神眼。ヒロイン2人の心と身体(下着)を丸裸にした能力者。

他にも神眼により色々出来る模様。

神眼 千里眼で熱紋照合機能付き、ちなみに暗視もできます。

透視眼 使いすぎると廃人化するので注意が必要

魔力眼 魔力を見通す眼

経絡眼 気を見通す眼

戦略眼 戦略系のあらゆる技能が詰まった眼

幻惑眼 幻視、幻覚、幻惑と色々出来る眼

解呪眼 魔眼の付呪眼の呪いを解呪する眼。これがないと解呪が出来ない為出来る者は大概かなりの金銭や無理難題をふっかける。

記憶眼 記憶領域に知識を覚えさせる眼

記録眼 記憶眼と違い、見た物をそのまま写真で撮ったみたいに記録する眼。使いすぎ注意な為、大抵は記憶眼で済ませる。

再生魔法の時に使用。


魔眼

火属性 火属性魔法を使える。

風属性 風属性魔法を使える。

土属性 土属性魔法を使える。

雷属性 雷属性魔法を使える。

水属性 水属性魔法を使える。

付呪眼 あらゆる呪いを付加する能力。一応神眼の解呪眼であれば呪いは解ける。

再生魔法の時に使用。


便利な眼


魔法

魔眼は魔法を使う為の物。神眼は技。魔眼は魔法。これが神超ルール。

魔眼を遂に使いました。使い方は目を凝らして相手の姿を捉えるだけ。

それで無詠唱で魔法が発動。結構チート気味なお方。

コヨーテタイプの魔物を幼くして火炙りにした元幼女。

実は竜を狩っていたお方。つまりはドラゴンスレイヤーたる魔法があるのか?

再生魔法レナトゥスが判明。

束縛魔法レストリクシオンが使える。

セレナ曰く全ての事象が発現するので全ての魔法が使える事が判明。

(難しさに応じたリスク有りなので普段は最小限しか使わない)


学力

識別眼を使えばチートで満点可能。

だが自ら為にならないと識別眼は封印。

その代わり記憶眼というチートを使う。

結局チートにかわりないお方。

本を読むのが趣味なので知識が増え続ける。


変身

ゴスロリ調の青黒いミニスカートドレスにニーハイソックスで絶対領域完備の衣装。アクセントに頭に小さい帽子が乗っかっている。、それがとても可愛らしい。

セレナは縞パンにニーハイソックス。

頭の小さい帽子は収納庫デバイス。どんなアイテムでも収納する、禁書の技術と魔眼のキー等で使用する不思議な帽子。

青狸のポケットより収納能力は上。


容姿

青っぽい黒髪に銀色の瞳。左目に眼帯をしていてその上にメガネを掛けている眼帯メガネっ娘という新たなるジャンル。ちょっとツンツンしてそうな顔立ちで、とても可愛い顔をしている。

ちなみに胸からは餅をつく音が聞こえてくる。つまり(ペッタンペッタンつる?かどうかは秘密)です。でも胸はペッタン。体は引き締まっており意外と運動できそう。


支持される層

重い過去に共感出来る方 中二好きの方々 眼帯属性の方々 メガネっ娘属性の方々 ボーイッシュ1号のセレナが好きな人々 このお方についていける方々。刹那との恋仲を許せる人。


キャラを表すと

ちょい格好良いけどとっても可愛いボーイッシュ娘。神眼と魔眼を持ってるので中二設定な女の子 技をコピーするチートな眼も保有 第二章最後で何でも有りと発覚したバグ ちなみに天才故に天災を巻き起こすヒロイン。




ヒロイン4

凍れる時の魔王等という大それた名前にナイトメアと正に中二病満載の名前の実はとっても寂しがり屋の泣き虫魔王。

ロリババア(年齢は5000歳以上だけどただの可愛い幼女)。

冒険者クランマスター

ちゃんとした過去話枠を持つ正規ヒロイン。

レーシャル・ブランカ

ブラットタイプO 誕生日は1月1日。


まだ未知数ですが、冒険者ランクS、闘技者ランクSの力はこの世界では最上位という事。

魔物をけしかける力

力を表すとこの世界で最高のSSSランク。トリプルSはもう天変地異的レベル。


奏の技を全部軽く捌くお手並み。


魔法

代名詞的魔法。凍れる時の魔法の使い手。


学力

一応魔法大学卒業。

5000年以上生きてるから、そりゃあもちろん物知り。

でもセレナの識別眼には勝てない様で、分からない事があったらセレナに聞くと発言。


変身

もう、学生でないのでデバイスとバリアジャケットは作れない。

さて、どんな服装してるんでしょうか?魔法ですから白い服にツインテールでスター何とやらをぶちかますような感じかな?(えっ?魔王じゃないって?白い悪魔だったっけ?)


容姿

まだ、明かされてないが作中最高のロリキャラです。でも年齢を考えるとババアじゃんと言われそう。


支持される層

凍れる時の魔王なんて中二な名前についていける方。 ナイトメアなんて以下同文 レーシャル・ブランカなんて以下同文って違った( ゜д゜)ハッ!

ロリババアというジャンルが好きな方。 ロリっ娘最高と思う方。 ちっぱい素敵と思える方。以下etc


キャラを表すと

一応現在知られてる魔王でダントツに有名な魔王様。勇者キラーとも呼ばれるお方。でも5000歳を超えてもまだ成長途中な魔王様(この魔王の寿命はまだまだですので当分ずっとロリっ娘)

そんな、ロリババア魔王ヒロイン





ヒロイン5

皆のアイドル(*´∀`)♪(冒険者ギルドSランク者のみ入会出来るファンクラブがあるので、ちょっとしたアイドルではある)

赤の勇者、紅蓮のアイナ、赤い死神の3つの名を持つ人間兵器。

アイナ・アンデル


でもプロフは無いのが悲しい。


受付嬢 アイナ・アンデル 現在29歳ですがエルフ族の血が入っている為見た目はある程度で止まってます。


アイナは実は冒険者ギルド員の資格をまだ有しておりランクはSで特別会員という実は凄腕。字はいつも返り血で真っ赤なトマトになっていたので紅蓮のアイナ


皆のアイドル受付嬢アイナですとは自称。(自称だと思ったらファンクラブが密かにあるw)


真の皆のアイドルであるリースからすればなんだこいつって感じだけど大人の女性に飢えてる方は多分好き。


実はかなりのインテリ派。伊達眼鏡を持っており説明する時に一々付ける紛らわしい人。


視力は両目とも15。とても人間離れしてる視力の持ち主。まぁ、この世界で目がいいエルフの血を受け継いでるだけはある。


ちなみにエルフの平均視力は通常で10前後。つまり、アイナはエルフでもちょっといないくらい目がいい。


ただ、視力強化の魔法がエルフはあるので目がいいだけ。アイナはその魔法が先天的に常時掛かっちゃってるただの異端児。


アイナは現在刹那を除くとセレナとミリスと奏という順番で好きになってる。


セレナは元々知ってる名前だったのと自分と同じ異端児なので気に入ってる。セレナはセレナちゃんと呼ぶ。


ミリスは男だけど可愛いから気に入ってる。ミリスをちゃん付けで呼ぶのでミリスからは嫌がられている。


奏は同性でも憧れる程の美形なので女の子だけど好き。


次がリースで清楚そうなところと、透き通る様な声をしてる為嫉妬してちょっと意地悪気味。でもカワイイは正義と想ってるアイナはリースを影で応援してる。


最後がアル。男っぽさがとっても苦手なアイナにとって天敵。アルは年上の女性から気に入られることが多いがアイナからしたら可愛くないから悪。やっぱりアルはメインヒロインからの扱いが酷い。


既にアイナファンの方はアイナプロフ完成までお待ち下さい。


まぁ、まだプロフ書けないんだけど。


でも書きたくなってしまう作者自慢の愛すべきキャラ。


追加情報


アイナは生娘。


実は神の使徒である勇者。字は赤の勇者。


神眼が効かない。殺気が半端ない。


世界で一番可愛い皆のアイドルと判明(自称)


以上かな?


さらに追加情報


何故かプロフがない状態でのまさかのハーレム要因化


アイナはしばらくプロフ無し。説明文で我慢して。


第二章が終わったのにプロフが思いつけない難しい人…というかプロフで表すより話で知った方が楽しいので困ってるキャラw




NEW!


ヒロイン6


メリッサ・アンタリーク


いきなり刹那を襲った痴女


実は怖いもの知らずのチャレンジャーで人をおもちゃにする困ったちゃん。


でも奏により調教され段々と素直にw


まだまだ、クランに加入したばかりで情報が不明。


第二章完結してもプロフ無しw







神々を超えし者を創りし世界の時間軸と話数の関係等



まずは、第一話から順に書いていきます。


第一章 入学騒乱編


 第一話 プロローグ ××××年××月××日


 第二話 4月3日金曜日「始まりの時」刹那と奏の神々を超えし者を創りし世界を知った日。


 第三話 4月4日土曜日「能力理解と異世界転移」刹那と奏の異世界転移した日。


 第四話 4月4日土曜日「転移と入学試験とその資格」刹那と奏の入学面接日。


 第五話 4月4日土曜日「入学説明と入寮と新たなる仲間」刹那の男子寮入寮とベット1段目確保日。奏の女子寮入寮とリースとの出会いとベット順と机順決定日(手前のベットと机がリース。中央のベットと机が奏)

 第五話 4月5日日曜日「入学説明と入寮と新たなる仲間」アルの入寮とベット&机争奪戦で一応ベット1段目は刹那に決定。ちなみにアルの物が全て刹那の物になった日。


 第六話 4月5日日曜日「刹那とアルと新しい仲間の命運」アルの過去話&強化素体判明と気力と魔力発覚日。ミリスの入寮とミリスの過去話とクロマソウ族判明日。ベットと机決定日。(1段目刹那、2段目アル、3段目ミリス、机は手前から刹那、アル、ミリス)


 第七話 4月5日日曜日「刹那の魔法能力強化」刹那の一般入学枠騒動判明日。刹那がトリプルチャントで魔力付加を会得した日。刹那とミリスがコンダクトした日。食堂でミリスに絡んで来た奴を4人ノックアウトした日。


 第八話 4月5日日曜日「アルの気力発現と新たなる問題」刹那によるアルの気力開放日。ミリスの私服が刹那の渡したウエイター姿になった日。刹那が女子寮に湯浴み着を借りに行った日。奏が刹那を変態に仕立て上げた日。


 第九話 4月5日日曜日「ミリスのお風呂と刹那の文献」刹那とミリスが初めてお風呂に入り、刹那ファンが2割、ミリスファンが8割と判明した日。風呂場でミリスの魅了に掛かった馬鹿を気の遠当で倒して周辺を脅迫した日。魔導器の発見と刹那の開発者魂に火が灯った日。刹那が文献を初めて読んだ日。思考加速と創造魔法を会得した日。刹那がミリスにプレゼントをあげる約束をした日。


 第十話 4月6日月曜日「アルとミリスの新装備と中1なのに中二な奴」セレナが入寮した日(ちなみにベットと机が窓側)。ミリスの装備を作りに行って借金が出来た日。刹那の装備の80キロ設定が出来た日。刹那が研究者ギルドに入った日。アルの装備が決定した日。奏の下着とリースの下着が判明した日。


 第十一話 4月6日月曜日「入学式前夜の腹ペコセレナとそれぞれのお風呂」セレナの神眼で能力測定した日。奏の神気が発覚した日。腹ペコで街に繰り出してフードファイターになった日。お風呂で湯浴み着派と真っ裸派が争った日。


 第十二話 4月7日火曜日「4月7日の入学式とセレナの秘密」男性陣と女性陣が出会った日。入学式。現在安置カプセルに入ってる楓の誕生日。中二病が出会ってしまった日。刹那がセレナを褒めて惚れさせた日。セレナの過去話。


 第十三話 4月7日火曜日「それぞれの明日へのパワーアップ」刹那とアルの魔気混闘と刹那と奏の神気。時間がないからここまで。


物語の量に対して日にちの進み方はかなりスロー。序盤はまだまだ時間はゆっくり流れます。


ライフスタイルが決まると。今日も学校に行き、冒険をして、闘技場で戦い、鍛錬して。風呂入って寝た的に省略して日にちが進む様になりますが序盤は日にちが殆んど進みません。


ちなみに第三章もまだまだ時が経たずに進みます。


又、異世界転移してるのに、さらに異世界転移して物語が進むので、神超の世界でない、世界での物語もあります。


縦横無尽に好き勝手に色んな場所に行って物語が進みます。ただ、基本は第7学園であり、冒険と闘技場です。


ただ、転移クエストやら、能力を手に入れる為だったりしながら色んな世界も回りますので今後期待していてください。








今回の後書きは相変わらすどころじゃなく長いね〜w(*´∀`)♪



この後書きは書籍化しても載せられない部分も書いてあるので小説家になろう限定特典とも言える物です。


作者は後書きが長くなってしまう呪いに掛かってます。神父さんがいたら解呪をば。もしくは無料で解呪の神眼を持ってる方募集!特にセレナという方募集(*´∀`)♪


さて、--------ここまで読んだ-------方々は勇者の称号を与えましょう。アイナさんはここまで読んだ方ですつまりは勇者です。


それでは毎度お馴染みのセリフと共にお別れしましょう。


目指せ書籍化!第二章終了で第三章開始♪現在第44話です。パンパカパーン♪♪♪


現在ブックマークが90人なう。ちょっぴり増えたよ〜○┓(アイナ風)ペコリ(登録してくれてる人は感謝です感謝(*´ω`人)感謝(TдT) アリガトウ○┓ペコリ)


更新が遅れたら減ったΣ(゜д゜lll)これからは更新頻度も気をつけなければ!


読者を呼び戻すぞ!えいえいお〜(*´∀`)♪


是非まだまだ伸びたいので、ですので皆さん御慈悲を下さいorz


では評価、感想お待ちしております。ちなみに感想くれた方ありがとうでした。


他の方もよければどんどん感想をば


というか最後の言葉はやっぱり書籍化目指して頑張るぞ(*´ノд) ダヨネー( ´゜д゜)(゜д゜` )ネー(*´・ω・)(・ω・`*)ネー(書籍化を望む人が増えてる気がする!(作者の中でだけw))


最後の方はいつも使い回しでごめんね?では神超をよろしくです♪♪♪(音符を増やしたw)




追加!追加!追加!?♪


小説家になろうの『ネット小説大賞』に無謀ながらチャレンジ!すなわちエントリー(*´∀`)♪


そして『ネット小説賞感想希望』もしたので感想を書いた方はもれなく特典がもらえるかも工エエェェ(´д`)ェェエエ工


是非とも『ネット小説大賞』のノミネート作品になれる様に皆様ご協力をお願い致します。


後、感想がまた伸びたのですが、まだまだどんどん感想待っております。


目指せ書籍化!この調子でどんどん話を投稿するぞ!(* ̄0 ̄)/ オゥッ!!(。`・∀・´)⊃


それでは皆様これからもよろしくお願いします。

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