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神々を超えし者を創りし世界  作者: 永澄水樹
第二章 学園と冒険者と闘技場の日々編
20/70

♯20 2-7 闘技者刹那と色々な思惑

今日は忙しかったけど何とか第20話完成!


話はいつも目指してる量程度なので最近にしては少なめかも。


とりあえず今回は闘技場でのグループ戦と他キャラのたわいない話です。


一応闘技場はグループ戦後に本選があり、16人によるトーナメント戦になります。


新しく司会のお姉さんと食堂の店主の2人のネームキャラが登場。


それではとにかく本編をどうぞ。


神超第20話「闘技者刹那と色々な思惑」をどうぞご笑覧あれ。



ちなみに現在『ネット小説大賞』にエントリーしましたので皆様のご声援をどうぞよろしくお願いします。


後、『ネット小説賞感想希望』作品でもありますので。是非皆さん感想を下さい。


感想を書くと特典がもらえる模様。是非この機会にレッツ感想♪

 刹那達は闘技場を目指していた。



 「闘技場ってどんな感じなんだ?レーシャル」



  刹那は闘技者ランクSである、レーシャルに聞いた。



 「とりあえず、Cランクまでは雑魚だ。気にする必要は無い」


 「Cランクまでって、俺は最初はどうせGランクなんだろ?」



  この世界のランクは最低が大体Gランクなので聞いてみた。



 「そうじゃな、闘技者の場合どんなに強くても、Gランクからなのが面白い所だな」


 「レーシャルもGランクからだったのか?」



  皆が知りたいであろう情報を聞いてみる。



 「もちろん、しっかりとGランクからだったぞ?」



  どうやらレーシャルでもGランクからスタートだった様だ。



 「Gランク戦はどうだった?」


 「皆駆け出しの冒険者や闘技者だ、殆どが雑魚じゃな」


 「それってレーシャルだからじゃないのか?」



 レーシャルはこれでも5000年無敗の最強の魔王である。


  その為、どんな敵でも雑魚同然ではないのか疑いが残ったが。



 「Gランクに出場するのはまだ、ルーキーばかりだから大抵は弱い。時々急に闘技者になる輩がいるから強い奴が居る時も無い訳ではないがのう」


 「強い奴が居たらどうするんだ?」


 「馬鹿、強いと言ってもランクCに届かないレベルの者だ。そんな奴に苦戦してたらSランクなんて狙えんわい」



  どうやら強い奴でもそこそこのレベルな様で手こずる相手ではない様だ。



 「とりあえずは刹那がGランク戦を10回連続優勝してからだな」


 「10回連続で優勝?」


 「Fランク昇格条件がランクポイント100だからな。優勝で10ポイント貰えるから10回優勝じゃ」


 「2位でもポイント貰えるのか?」


 「2位が7ポイント、3位が5ポイント、4位が3ポイントじゃ」


 「へぇ、2位でも結構貰えるんだな」


 「いつまでも同じ選手ばかりだとつまらないからな。それなりに上に上がれるようには配慮されてるのじゃ」



  どうやら上に新しい選手が来ないと盛り上がらない為にそういったシステムになってる様だ。



 「まぁ、刹那なら本当に強い者が出始めるCランク戦までは楽勝のはずじゃ、問題なのは…」


 「何だよ?問題があるのか?」


 「グループでのバトルロワイヤルで集中的に狙われるとちとキツいかもな」


 「まぁ、この年齢じゃカモに見えるだろうし狙われるんじゃないか?」



  刹那が冷静に答えているのでレーシャルが刹那をじっと見ていた。



 「何だよ?」


 「いや、お主は随分と余裕だな。狙われても勝てる気でいるのか?」


 「まぁ、そこらのレベルに囲まれた程度でどうにかなるレベルではないと自分では思ってるからな」


 「そうか。なら、さっさとDブロック戦に応募して、トーナメント戦への切符を手にしてくるのじゃ」


 「分かってるさ」



  そうこうしてる内に闘技場に着いた。



 「おお、でかいな。ここで戦うのか?」


 「そうじゃ。アレスは大きな国だし軍事国家だからな、強い者も多くいる」


 「お兄様。大丈夫でしょうか?」


 「奏は俺の強さを知ってるだろ?安心してろ」


 「そうですね。寧ろ相手が心配です」


 「まぁ、手加減していくから大丈夫だろ?」


 「それなら安心して見てられそうですね」



  奏は刹那の心配と同時に、刹那の相手の心配もしていた。


  刹那は今まで全然本気を見せていないのでそれも当然であった。


  スライム戦ですら手を抜きながら戦っていたのでもし、その時の能力が刹那の能力だと思ってると大きな間違いになる。



 「闘技場か、俺も出ようかと思ったんだが、味方同士でつぶし合ってもしょうがないしな」



  アルがそんな事を言うとレーシャルが言う。



 「アルは集団戦が苦手じゃから多分苦戦するぞ?」


 「何でだよ?」


 「スライム戦の時直線的だっただろ?攻撃が。囲まれたらどうするんだ?」


 「それはその時考えればいいんだよ」



  その言葉にミリスが言う。



 「アル君、集団戦でも普通の戦闘でも基本は一対一でしょ?直線だって並んでなきゃだだの一撃だし難しいと思うよ?」



  ミリスまでそういうのでアルが困り始める。



 「えっ、ミリスもかよ?他の人は違うよな?」


 「ごめんなさい、アル君。私はアル君は集団戦ではタンクが向いてると思います。なので1人で多数と戦闘は難しいのでは?」


 「かっ、奏さん?」


 「私もかな、アル君守備範囲狭いし、その穴埋める為に私も戦った訳だし」


 「えっと、リースさんちょっぴり恨んでません?セレナ〜」


 「気持ち悪い声を出すな馬鹿アル。範囲攻撃手段を覚えてからどうにかしろ。高等魔法だがアイシクルレイン同様のが土系統魔法に有っただろ?ロックレインが。それを使える様になればリース並になるぞ?」


 「ロックレインって上位魔法じゃねぇか…使えねぇよ」


 「頑張って使える様になるんだな。私だって、お前の穴を埋めるのには苦労したんだからな。これからもあれでは困る」


 「何だよ。皆俺の敵か?へっ!今に見てろよ皆を俺のハーレム要員にしてやる!」



  その言葉を言った瞬間、奏とセレナから物凄い殺気がアルに放たれる。


  アルは殺気に耐えられず腰を抜かした。



 「アル君。冗談でも私をハーレム要員に等と思わないでくださいね?お兄様一筋なので」


 「そうだぞアル。私と奏は既に刹那の物だ。変な事抜かすとただじゃ済まないぞ?」


 「わっ、分かったよ。ならリースさん!俺と付き合って下さい!」



  アルは奏とセレナが無理なのでリースに懸けたが…



 「こんな状況で言われるとついでみたいで嫌だな。それに私はアル君とは友達でいる方がいいな」



  言い方はマイルドだが、言ってる事はつまりは、アルとは付き合いたくないからずっと友達でいようという事である。



 「うっ、こーなれば残る俺達の天使!レーシャルがいるじゃやないか!レーシャル俺と…ぐはっ」



  言い終わる前に鳩尾に拳を叩きつけるレーシャルであった。



 「お前の様な小僧に儂が惚れるとでも思うたか?せめてこの中で一番強い刹那を倒せる位になってから出直すんだな」



  レーシャルにも振られたアルは哀愁が漂う中年の様になっていた。



 「大丈夫だよ。アル君とはずっと友達でいてあげるよ!僕が友達でいてあげる!」



  ミリスがアルを元気づけようとそう言うとアルが狂い始める。



 「ミリスもか?お前も友達までなのか?付き合ってやろうとか思わないのか?」


 「何言ってるのアル君。僕は男だよ?付き合うとかあるはずないじゃないか?」


 「嘘だな!お前、刹那となら付き合っても平気だったりするだろ?」



  アルが珍しく未練がましく詰め寄っている。



 「何言ってるんだよ?刹那君とも友達だよ!」


 「それにしては刹那には優しくないか?」


 「刹那君は僕の恩人だし、コンダクトした相手だから大切にしてるんだよ」


 「じゃあ、俺は大切じゃないのか?」


 「そんな事言うアル君は大切じゃないね!」



  ミリスは段々怒りゲージが上がってるようでアルに対しての対応が悪くなってきていた。



 「なんだよ皆。酷くないか?1人位、俺と仲良くしてくれる相手は…そうだこうなれば俺が刹那を奪えばいいんじゃないか?」


 「おい、アルお前何言ってるんだ?」


 「刹那?俺とやらないか?」



  その瞬間アルは刹那のアッパーを喰らい地面に伏した。



 「俺の相手をしてくれるのは地面位か…4月だとまだ冷たくてしんどいな」



  アルの暴走が終わり、刹那は闘技者の登録に行った。


  その間リースがヒーリングをするのだがリースのヒーリングは相手を好かせる何かがあるのでアルはリースに惚れた。


  だが、リース的にはアルは御免で、ミリスと刹那が良いなと思っているのは皆が知らない事であった。


  しばらくすると刹那が登録を終えて帰ってきた。



 「闘技者になるには闘技者ギルドに入らないとならないんだな?ランクはやっぱりGだった」


 「まぁ、そうなるじゃろ。で今日のラストのDグループには入れたか?」


 「ああ、最終グループのDでバトルロワイヤルだと。とりあえずあと少しで始まるらしいから、選手控え室に行くよ」



  そう言って刹那は選手控え室に行こうとすると皆から声が掛かる。



 「お兄様。頑張って下さい」



  その言葉と同時に刹那の右頬にキスをしてきた。



 「おい、奏。いきなりは卑怯だぞ。驚いたじゃないか?」


 「えへへ、それなら大成功です」


 「おい、刹那」



  そう言うとセレナが今度は左頬にキスをしてくる。



 「勝利祈願だ。ありがたく受け取っておけ」


 「ああ、ありがとう、セレナ」



  こういう時のセレナは普段と違い照れてて乙女な感じなので新鮮だった。



 「刹那君頑張ってね。刹那君なら勝てると思ってるから」


 「ああ、ミリスありがとう」



  そう言うとミリスは刹那を抱きしめていた。



 「おい、ミリス?」


 「勝利祈願だよ。頑張ってね?」



  ミリスが赤い顔で照れながら離れていったが刹那としてはやめてほしいと思った、あまりにミリスが可愛らしいのだ。


  そして、リースも声を掛けてくる。



 「刹那君。頑張って勝って来てね」



  リースは刹那の両手を包むように握り締めてくる。



 「私からも戦勝祈願のおまじないだよ」


 「リースまでありがとうな」


 「どういたしまして」



  そうして、そろそろ行こうとしてるとレーシャルが近づいてくる。



 「まぁ、気楽に行ってくるんじゃな」



 そう言うと背中をポンと叩いてきた。



 「私からの戦勝祈願じゃ。キスとかは魔力供給になってしまうから出来ないがな、これくらいの活を入れるくらいなら大丈夫だろ?」


 「皆ありがとうな、それじゃあ、行ってくる」


 「おい、刹那俺からの言葉は聞いていかなくていいのか?」


 「だってアルだし」


 「おまえなぁ…」


 「嘘だよ相棒!行ってくるな」


 「ふん、モテモテの女男が!行ってこい」


 「女男とか言うな!」



  そう言って刹那は闘技場へ入って行くのであった。



 「お前、闘技者か?」


 「はい、今日からの新人です」


 「カードを見せろ」



  そう言われカードを渡すと何かの装置に乗っけた。



 「時乃宮刹那Gランク。OKだ通って準備をして呼ばれるまで待て」



  刹那は選手の控え室に行った。


  数は30ちょいの様で皆、互いを牽制していた。


  刹那は強敵が居ないか試しに殺気を放つが、刹那が放ったと悟る者がいないので雑魚ばかりの様だった。


  そして、しばらくすると選手が呼ばれる。


  どんどん部屋から出ていき、刹那も闘技場のゲートまで来ていた。



 「それでは司会が呼んだら皆さん出て行って下さい」



  そう言うとしばらくしてアナウンスが入る。



 「皆さん、お待たせしました。今日のGランクDグループ戦です。実況は私。皆のアイドルクーフェル・ニルヴァーナがお送りします!」


 「「「「「めちゃくちゃ可愛い、クーフェちゃん!」」」」」


 「は〜い!みんなありがとうね!それでは選手入場です。選手の皆さんどうぞ武舞台へ」



  そう言われ皆緊張しながら入場して行く。


  その中で1人退屈そうにしているのが刹那であった。


  先程の殺気あてに気付いた者がいなかった為、レベルが低いのが分かったのでやる気が皆無だった。


  しかし、武舞台に上がり、試合が始まる前に東側の最前列の集団に目がいった。



 「お兄様頑張って下さい!」


 「刹那頑張るのだ!」


 「刹那君頑張って!」


 「刹那君頑張ってね!」


 「刹那がんばれよ!」


 「刹那程々にな!」



  奏、セレナ、ミリス、リース、アル、レーシャル。


  刹那の仲間達が最前列の席で応援していた。


  その為刹那はちょっぴり頑張る事にしたのであった。


  こうして戦いの準備が整うとクーフェが開始を宣言する。



 「それではGランクDグループ戦開始です!」



  ドーンと銅鑼が鳴らされ戦いが始まる。


  刹那の予想通り、見た目の幼い者や弱そうな者が真っ先に狙われている。


  その中に刹那も含まれるのだが刹那は攻撃が当たる瞬間にとある技を使ってみる。


  刹那はとある魔法を詠唱していた、その魔法はクロノスシフト。


  刹那は開始と同時にこう呟いていた。



 「時の狭間を行き来する力を我に与えよ」

 「クロノスシフト!」


  クロノスシフトは時と空間を移動する技で、簡単に言うと瞬間移動に近いものである。


  その技を使うと最大で10mを一瞬で移動できる。近くで見ると残像が残るので中々面白い技であるが、相手からすると不気味だ。


  刹那はその技で相手の攻撃が当たる瞬間に移動して紙一重で避けている。



 「こっ、このガキ!なんで当たらない!」



  1人の男は刹那を執拗に狙ってきたが、刹那は全てをすんでのところで避ける練習に使っているので相手はかなり無様だ。


  そうしている内にどんどん刹那を狙うものが増えたが全てクロノスシフトで避けているので、時々相討ちしてる馬鹿まで出てきた。


  しばらくすると人数が減り、残り7名になっていた。


  他の3人は周囲を警戒しながら刹那を見ていたので、刹那を襲ってきた3人を刹那は初めて剣で攻撃をする。



 「瞬刻永神流、周破閃!」



  それと同時に3人が吹き飛んだ。そこで試合は終了である。



 「おおーっと!さっきまで避けに徹していた選手の攻撃で一気に3人が撃沈。残りが4人になったので試合終了だ!」



  その宣言で闘技場は騒がしくなった。


  最前列の仲間達も拍手をしていたが、何だか皆微妙な顔をしていた。


  次の試合は夜から行われる、トーナメント戦の様なので一先ず選手控え室で着替えてから皆の元へ戻る、



 「ただいま。皆なんでそんな顔してる?」



  何だか皆が不満そうな顔をしてるので聞いてみた。



 「お兄様何ですかあの技?それに戦い方もです。手を抜きすぎじゃないですか?」


 「あれは新技で、折角の試合だったからテストしてたんだよ。それに本気出せる相手なんていなかったぞ?」

 

 「確かに、選手が入場する前に殺気を感じましたが、皆をお試しになったのですか?」



  何故か控え室で飛ばした殺気が奏にまで届いていたらしい。



 「あのなぁ、あんな距離で俺の殺気を感知できる奏の方が驚異だよ」


 「愛の成せる業です」



 そういうとセレナが不満そうにしてくる。



 「さっき笑っていたのはそういう事か、悔しいが刹那の殺気を感じなかった…私だって愛があるのに…」


 「セレナ、普通あんな距離で殺気なんか感じない筈だ.。奏がおかしいだけだ」



  そう言うと奏が不満そうにしてくる。



 「お兄様。私を変な人扱いしないで下さい。先程も言いましたが愛です」


 「そっ、そうか。まぁ、ありがとな」



  刹那がそう言って奏の頭を撫でるとセレナが刹那の顔を掴む。



 「私の愛はもっと直接的だ!」



  そう言うと濃厚なディープキスを刹那にしてくるセレナであった。



 「ぷはっ、おい!こんな場所でいきなりするな!うっ」



  今度は奏に顔を掴まれ無理やりディープキスをされる。



 「だから、お前らな」


 「何故奏までしてるんだ?」


 「セレナだけずるいでしょ?」


 「お前は殺気で満足してればいいんだ!殺気を感じれなかった私だからこそキスが必要だったんだ」


 「そんなの関係ありません。抜け駆けは許しませんよ?」


 「大丈夫?刹那君」


 「ミリス、俺汚されちゃったよ」



  そう言うと刹那はミリスの胸で泣くのであった。


  しばらくそうしていると、ミリスが真っ赤な顔でのぼせたようになりクラクラし始めた。



 「おい、ミリス?大丈夫か?」


 「あっ、ごめんね。そろそろ離れてくれないかな?」


 「おう、ごめんな」


 「うん、大丈夫。とにかく大丈夫だよ」



  何だか分からないが大丈夫、大丈夫と呪文の様に唱えるミリスであった。



 「刹那君怪我ない?あったら治療するよ?」


 「リースありがとう。だけど無傷だから」


 「でも私が見ても手抜きに見えましたよ?」


 「そうか?でも怪我させても悪いだろ?」



  リースに怪我の事を言うと急に態度が変わった。



 「そうですよね、無理に怪我させるより良いですよね。刹那君はそこまで考えてたんだ」



  リースがそう言って刹那を尊敬の眼差しで見ると奏とセレナがリースを引き連れて行ってしまった。



 「おい、リース。お前はミリスを狙うんだろ?何で刹那に惹かれてるんだ!」


 「そうですよ、リース。貴方はミリス君と仲良くなる様に頑張りなさい!」


 「そんな事言われても、刹那君は色々するから目立つけど、ミリス君は中々行動しないからアタックしようがないよ」


 「ミリスももっと男らしければいいんだが」


 「セレナ…男らしいだけならアル君でもいい事になるわよ?こんなに素敵なリースがアル君の物になるなんていいの?」


 「うっ、そう考えるとアルが憎らしくなってくるな。あいつは男らしい所位しか取り柄がないからな」


 「2人共アル君に厳しいね」


 「リースだって先程ずっとお友達宣言してたではないか」


 「そういえばそんな感じの事言ってましたね、リース」


 「あれは、確かにそんな事言ったけど」


 「認めましたねリース」


 「認めたなリース」



  奏とセレナはうんうん頷いていた。そんな姿を見たリースはちょっとだけアルが可哀想に思えたが、それはただの同情で恋ではなかったのがアルらしかった。


  そうして、しばらく女性陣がいない間にレーシャルが刹那に聞いてくる。



 「おい、どーなってるんじゃ?奏とセレナとキスなんぞしよって。お前ら付きおうとるのか?」



  唯一残っていた女性のレーシャルが聞いてきた。



 「はい、奏とセレナは俺の恋人です」


 「刹那はこの歳から2人も堕としたのか。やるな」



  レーシャルは何故か感心したように頷いているがミリスとアルが話しかけてきた。



 「それにしてもさっき刹那君試合で何かしてたよね?あれ何?」


 「あっ、俺もそれ気になってた。手抜きに見えたがちゃんとした技だよな?」


 「おっ、アルは分かってるな。あれは手抜きじゃなくて新技のテストだ」


 「あの〜テストしてる時点で手抜きじゃないかな?」


 「ミリス君、ちゃん付けされたくなければ余計なことは言わない様に!アルの様に単純馬鹿になりなさい」


 「え〜、それはなりたくないな」


 「何げにお前ら酷くないか?」



  そんな話をしていると皆が戻ってきたので冒険者ギルドに寄る事になった。



 「それにしてもよく皆で最前列の席なんて取れたな」


 「それはね?レーシャルちゃんがSランク闘技者だからだよ」



  ギルドに着いて早々にアイナが登場した。



 「ちょうど良かった。アイナ、ギルドの銀行から金貨10枚出してくれ」


 「おっ、という事は刹那君本選出場?」


 「ああ、見事な避けっぷりで出場だから倍率も良さそうだぞ?」


 「へぇ、で、宣言通りに賭け金最高額まで賭けるのね?」


 「儂はそうするつもりじゃ」


 「その話乗ったわ!」


 「なら、アイナもとっとと帰る準備をしてこい、刹那の本選まで晩飯でもと思っておるからの」


 「分かった、レーシャルちゃんのお金も取ってくるね。ついでに私のお金も、うふふ」



  アイナが密かに笑いながら帰りの準備に行った後しばらくギルド内に居た。



 「レーシャル。アイナさんに金貨10枚って言ってたけど全部賭ける気か?」


 「当然だろ?刹那なら擦る事が無いから安心して掛けれる」


 「おい、強い奴だっているんだろ?」


 「Gランクレベルで負けるならクランに居ても辛いだけだぞ?それでもか?」


 「うっ、分かったよ。勝てばいいんだろ?」 



  こうして勝つ事を約束させられた。


  しばらくすると私服に着替えたアイナがやって来た。



 「お待たせ皆。それじゃあ行こうか?」


 「いつもの食堂でいいか?」


 「薫香味亭ね?」


 「そうだ。お主も儂と行く時行っているし、好きだっただろ?」


 「レーシャルちゃん、もしかして今でもずっと1人で行ってるの?」


 「悪いか?」


 「いや、相変わらず1人が苦手なんだなってね」


 「そういうお前はどうなんだ?全然見かけんが」


 「私はギルドの仲間と一緒か自分で作るからね」


 「アイナが自分で作るだと?そんな物食えんじゃろ」


 「レーシャルちゃんと旅をしてた時より上達したんですよ〜だ」



  こうして、2人が喋りながら先頭を行く。


  そこでアルが話しかけてきた。



 「こうしてると不思議だよな。凍れる時の魔王と赤の勇者が仲良く食事だぜ?」


 「まぁ、でも、レーシャルもアイナさんも神からも魔からも嫌われてる様だし、ウマが合うんじゃないか?」


 「そうは言うが結構すごい状態だぜ?」


 「でもレーシャルが幼いせいで何か面白い組み合わせだな」


 「レーシャルももっと大きければ合うのにな」



  そう話しているとレーシャルがアルに聞いてくる。



 「この姿じゃ不服か?」


 「まぁ、嫌いじゃないがちょっと幼すぎるな」


 「それじゃあ、儂が旅や遊ぶ時に使う変化の術を見せてやろう」



  そう言うとレーシャルが光り輝き変身する。


  するとそこには立派に成長した美人が1人立っていた。



 「どうじゃ?これならエルフの血が混ざってる美形のアイナと居てもおかしくなかろう」



  確かに言うだけあって、とても美人になったレーシャルが居た。


  アイナも異常に可愛いと思っていたがレーシャルが大人になると妖艶でとても誘われる魅力があるのだった。



 「レーシャルさん、俺と付き合いませんか?」



  アルがまたしても告白していた。


  だがレーシャルが言った。



 「あのなぁ、これはあくまで変化であって術だ。本当の姿は…」



  そう言うとまた光輝き元の小さなレーシャルが居た。



 「こっちが本来の姿じゃ」


 「ずっと変化してればいいんじゃ?」



 そう言うと皆から非難が寄せられる。



 「アル君、人を外見で判断するのはいけないとは言いませんが、最低です」


 「私も人を見た目だけで判断するのはどうかと思うな」


 「私はアルの心なんぞ知っておるし、そもそも興味無いからどうでもいい」


 「アル君見た目だけで判断するのは良くないよ?」


 「アル。レーシャルの変化した姿は素晴らしいが、こっちが本来のレーシャルだ。それでも大丈夫なのか?」



  皆がそう言うとアルは断言する。



 「合法ロリと超絶美女が同時に手に入るんだぞ?最高じゃないか!レーシャルこそ最高の女性だ。それに成長すればああなるんだぞ?」


 「アル、お前は人族じゃろ?儂は魔族の中でも魔王じゃ。寿命が違うんじゃよ」


 「でも神になれば寿命はクリアだぜ?」


 「お主が神になれるかどうかじゃな?もしも、神になれたら考えてやろう」


 「本当だな?」


 「じゃが、その前に刹那かミリスが神になってそうだから、どの道お前の物にはならんじゃろ」


 「刹那とミリスが?」


 「刹那は神気を使えるらしいからな、既に神の領域に入ってるだろ…ミリスは属性が全属性持ちだし、覚醒すれば神になれる器だ。アルは…アルだな」


 「何だよ、アルって。ちゃんと言えよ」


 「悪くても、良くてもアルって事じゃ。それでいいじゃろ?」


 「納得いかないな…」


 「アル君振られちゃったね〜レーシャルちゃんの大人バージョンはすごく人気あるし、流石に簡単には行かないよ」


 「アイナさんだって充分美人ですけど?」


 「私は、人間兵器として知れ渡ってるからあまり言い寄られないんだ〜」



  レーシャルはしれっとしていたがアイナはちょっと悲しそうに言っていた。



 「それならアイナさん俺と!」


 「それはパス!」


 「まだ言い切ってないのに!」


 「私の好みはミリス君だからね。次に刹那君」


 「その基準って…」


 「可愛い子順だよ」


 「やっぱり…」



  アルが告ろうとすると途中で切られ、さらにアイナが可愛い子好きなのが判明するのであった。


  一行は薫香味亭に入った。


 「いらっしゃい!アイナまで一緒なのは久しぶりだね。他の面々はこの間来た奴らじゃないか。忙しくて挨拶できなかったが、マージリー・ワイルダーだよろしくね」


 「はい、刹那です、よろしくお願いします」


 「奏です。よろしくお願い致します」


 「アルです。よろしくお願いします!」


 「ミリスです。よろしくお願いします」


 「リースです。よろしくお願いします」


 「セレナだ。よろしくお願いする」


 「レーシャルです!よろしくお願いします!」


 「アイナです。よろしくね!」



  何故かレーシャルとアイナまで挨拶したので店主のマージリーがゲンコツを落とす。



 「レーシャルもアイナも馬鹿やってんじゃないよ。で、この子達が噂のクランナイトメアのクラン員だね?」


 「そうじゃ。スライム軍団と戦わせてみたが中々の拾い物じゃった」


 「レーシャルがこんなに嬉しそうなのは久しぶりだしね。昔は2人でいつも愚痴りに来てたが変わったもんだ」


 「マージリーダメですよ?私達の話をしたら」


 「そう言われると言いたくなるのが人情だと思わないかい?」


 「思わないのじゃ」


 「思いませんね」



  レーシャル、アイナコンビは速効で過去話を拒否した。



 「じゃあ、思いっきり食っていってくれ」


 「それは心配要らないのじゃ」


 「おっ?お前さん何かいい話知ってるね?」



  そう言ってマージリーはレーシャルに事情を聞いていた。



 「で、この刹那が勝つのに賭けるんだね?」


 「当たり前だろ、ズルで負けるのは違反になってるからのう、だが、勝つ方なら合法じゃ。今日で金貨が何枚になるか楽しみじゃ」


 「で、いくら掛けるんだい?」


 「金貨10枚じゃ」



 それを聞くとマージリーは驚いた。



 「あんた、金貨10枚ってそんな大金賭けるのかい?」


 「絶対に勝つに決まってるのに、賭けられるだけ賭けないのは勿体無いじゃろ?」



 そう自信満々に言うのでアイナにも聞いていた。



 「レーシャルはそう言うがどうなんだい?アイナ」


 「私もこれ」



  そう言うと懐から出した財布をマージリーに見せる



 「金貨10枚買う気なんだね?」


 「ええ、ドルゲスが審査官だったけど刹那君はものすごく褒められてたのよ。珍しく上機嫌だったわ」


 「ドルゲスが認めたのかい?今日は私も闘技場に行かなきゃならないかもね」



 何故かマージリーまで来るようなので刹那が質問してみた。



 「あの、期待していただけるのはいいのですが、何故、アイナさんとかマージリーさんとか自ら賭けに行くんですか?レーシャルに頼めばいいんじゃないですか?」



 刹那の疑問に転移組が同意したがこちらの世界の人は何やら知っている様だった。



 「刹那、賭けはインチキ出来ない様に色々とシステムが有ってじゃな、その中に、賭博の委託禁止と賭けの額の限度があるのじゃ」


 「へぇ、賭けは他人に買ってもらえないのか…それに限度額があるのか?じゃあさっきから言ってる金貨10枚なのは限度がそうだからか?」


 「その通りだ。絶対に当たると思う選手がいた場合に、何人も人を雇って賭けさせない為の委託禁止と、あまりの高額当選を防ぐ為の限度額じゃ」


 「まぁ、ちゃんとしたシステムが有るんだな」


 「まぁ、最低でも2倍にはなるからな、今日も払いは任せてくれ」



 それを言うとアルとセレナの目に炎が灯る。



 「本当にいいのかレーシャル?俺は今日戦闘で腹がいつも以上に空いてるぞ?」


 「私も今日は腹がブラックホール化してるから、どんだけ食べるか分からんがいいのか?」


 「ふん、お前らはこの間さんざん食ってたじゃろ。もう、どんだけ食っても大丈夫じゃ」


 「この間、たくさん食べてくれてた子達だね。今日も店の売上に貢献してくれよ?」


 「「はい!」」



  2人は元気よく返事すると席に着いた後に一気に注文する。


  2人はとりあえず、メニューの全部をと大胆な注文の仕方をしていた。


  刹那は肉系、奏は魚系、ミリスとリースはバランスよく、レーシャルとアイナはちょっとの肉料理と酒とつまみで注文していた。



 「さて、今夜はGランク戦メインの日じゃから、1人1試合やるが、本来はスケジュールが有ってGランク戦ばかりじゃないが、今のシーズンは学生や冒険者が増えるんで、闘技場もGランクを多くやる。そう言う意味ではチャンスじゃな」


 「へぇ、いつもGランク戦やってる訳じゃないのか?」


 「今週は特別でGランク戦がメインじゃ。じゃから刹那は今週はずっと闘技場とクエストの両方をこなす必要があるのう」


 「まぁ、詳しい話はいい。とにかく勝てばいいんだろ?」


 「そうじゃな、それでは皆料理が来たらどんどん食って、20時までには闘技場に行くぞ?」


 「何で20時なんだ?」


 「闘技場は本選が20時から22時までと決まってるんじゃ。今日はGランク本選のトーナメント8試合だけじゃ。明日で決着が付く。だから、賭けは明日に判明するんじゃ」


 「あれ?一戦一戦賭けられないのか?」


 「あのな…一戦一戦掛けられたら闘技者ギルドの儲けが少なくなるから出来んのじゃ。あくまで賭けるのは誰が優勝するかだ」


 「じゃあ全戦、勝たなきゃならないのか」


 「まぁ、刹那ならいけるじゃろ。心配するな」



 そう言うと料理がどんどん運ばれてきたので皆で食事を開始した。



 「馬鹿アル!それに手を付けるな!」


 「お前こそ、これを取るなよ!」



  セレナとアルは元気そうに飯の取り合いをしていた、前回悲劇があったのでセレナは奥義を封じているが、遠慮なく料理を平らげていた。


  アルも負けじと食べているが、この中で一番大柄なアルが、この中で一番ちびっこいセレナにじりじりと差をつけられている事実が皆を戦慄させた。


  ちなみに、レーシャルを入れるとこの中で一番ちびっこいのはレーシャルだが、それを言うと怒るので皆言わなかった。


  今回は食事時間が少ないので皆黙々と食べていたが、セレナとアルは時間が限られてるのでとにかく早食いになっていた。


  そして、皆が食べ終わったのでレーシャルがお会計に行くと、闘技場へ行く準備を済ませたマージリーが会計にいた。



 「ほお、私の処の料理は気に入ってもらえたようだね。銀貨25枚と銅貨80枚だよ」


 「はっ?」



  レーシャルの時間が数秒停止した後再起動する。


  お会計を済ませて店を出るとレーシャルが軽くなったサイフを手にぷるぷる震えてる。



 「お前達、いや、セレナとアル。お主らは食いすぎじゃ!前回でも銀貨10と銅貨40枚だったのじゃぞ?」


 「「てへっ。食べ過ぎちゃった!」」



  セレナは可愛らしいがアルは見苦しい言い訳を述べた。



 「お主ら儂と出会わなければ食だけで破産しておるわ」


 「俺は食堂で銅貨5枚で食い放題だから平気なんだよ」


 「なら、アルは明日から寮で食え」


 「マジかよ、除け者にするなよ」


 「セレナも寮で食うか?」



  そう言うと奏がセレナを庇った。



 「レーシャル。私達の女子寮は夜は量も少ないし、おかわりも出来ないの。外で食べるようになったのも、元々はセレナがお腹を空かせたからなのよ。」


 「そうか、セレナは分かった。じゃあアルは…」


 「俺だけ除け者にするのは酷いぞ…」


 「ええい、分かった、好きにしろ。その代わり刹那は絶対に勝てよ?」


 「えっ?俺に話が来る訳?」


 「刹那、私の食事の為に頑張ってくれ」



 セレナに抱きしめられお願いされたので刹那はやる気が湧いた。



 「刹那君、私の食事の為に頑張ってね?」



  そう言ってアルが抱きついて来たのでおもいっきり腹を殴り、無理やり剥がした。



 「刹那、食事後に腹に拳はきつい、口から逆流する…」



  アルが、口と腹を抑えて悶えていた。



 「アルが気色悪い事してきたからだろ?」



 そう言うとアルは1人だけ孤独そうにしていたのでミリスが声を掛ける。



 「アル君大丈夫?」


 「ミリス、お前の胸で泣かせてくれ!」



  アルはミリスに襲いかかったがセレナに投げ飛ばされていた。



 「うぇぇん、刹那君。折角慰めようとしたのに、慰めものになりそうになったよ〜」



  アルがセレナに投げられた後、ミリスが胸に抱きついて泣いてきた。


  あまりの可愛さに和む刹那にアルを投げたセレナと奏が視線を向ける。



 「奏、ミリスの奴男だよな?そっちの気があるのか?」


 「どうでしょう?見た目だけなら多分セレナよりミリス君の方が上ですよ」


 「何だと?お前よりミリスの方が…悔しいが同じ位というのが精一杯だ」


 「それはありがとう。それより、ミリス君は私達からしても魅力的ですから気を付けないと」


 「そうだな、ミリスもあまり刹那に近づけない方がいいな。気を付けよう」



  こうして闇の組織、離し隊の陰謀がまた一つ始まった。



 「でもリースとミリス君がくっつけば全て解決ですね」


 「それだ、奏。とっととリースとミリスをくっつけるぞ」


  リースまで陰謀に巻き込まれているのはまだ2人しか知らないのであった。



 「アル君大丈夫?」



  リースはアルにヒーリングを掛けてあげてる様でアルの目が恋する男になっていた。


  リースとミリスをくっつけたい奏とセレナはリースを無理やり引き連れて行ってしまった。



 「何故、皆俺に冷たいんだ?」


 「アル、お前は苦労するポジションじゃな」



  レーシャルに労われ、闘技場へ一行は進んでいくのであった。

第20話は如何でしたか?


最近にしては久しぶりにまったり書けました。


内容もそこまで変化しないので書きやすかったです。


序盤は刹那の闘技場出場だが、何故かアルまで参加しようとした。


そこで皆がアルにきつい事を言うという展開に…


どこまでも可哀想な男アル。


ハーレム要員に加えようと周囲に宣言するがそれが仇になり酷い目に遭う。


リースは可愛い顔して言ってる事は1番堪えるずっと友達でいようねでした。


そして、レーシャルにまで魔の手を伸ばそうとするが即撃沈。


ミリスが仏心を出すとミリスにまで迫り始める質の悪さ。


ミリスも怒って、皆に怒られるアル。


そんな中残る希望を刹那に見出す変態という名の紳士アルは刹那により轟沈。


4月の地面が冷たくアルを慰めました。


そして、刹那遂に闘技者ギルドへ入会。


これで、研究者ギルド、冒険者ギルド、闘技者ギルドの3つに入会した刹那。


中々色々な分野に手を伸ばしている刹那であった。


遂に闘技者の控え室へ向かう刹那に奏とセレナはキスを、ミリスはハグを、そして、リースは手を握りそれぞれ勝利祈願。


レーシャルはクールに背中をポンと叩くだけでしたね。1番ちびっこいのに活を入れられるのは何か締まらないがOK。


アルは女男と刹那に憎まれ口をたたいて激励。


こうして、闘技者としての第一歩を踏み出したが、試しに放った殺気は全然反応なし、雑魚ばかりの様子。


そして、めちゃくちゃ可愛いクーフェ事、クーフェル・ニルヴァーナ登場。


何故か最前列の席を確保して応援する刹那応援団。


でも刹那は試合では手を抜いて新技の練習台に。


その事に後で皆から文句を言われる始末。


ちなみに殺気に反応出来た奏は嬉しそう。


それに対抗してセレナがまたディープなキスをしてしまうので、釣られて奏まで。


セレナと奏に穢された刹那ちゃんはミリス君の胸で泣きますがミリス君は相当恥ずかしかった模様。


リースは労いながらも手抜きを注意、しかし、刹那の考えに同調。


そこで闇の組織がリースとミリスをくっつけようと暗躍。


ちなみに何故か女性陣3人に酷評されるアルだった。



今日はここまでで時間切れ。投稿後続きを書きますので、ここまでしか読めなかったら後で読んで下さい。


続き


冒険者ギルドへ着くとアイナがお出迎え。


刹那の賭けの話に本格的に乗る事になり一緒に薫香味亭へ。


そこで店主のマージリーに賭けの話をするとマージリーまで賭ける事に。


一同挨拶していざ食事。


セレナとアルは目が燃え食の権化に…


そして、刹那とレーシャルが真面目な話を終えて、いざ会計に行くと。


前回銀貨10枚と銅貨40枚が銀貨25枚と銅貨80枚に…


さすがのレーシャルも困惑気味。


そして、色々な話しをしながら闘技場へ。


いよいよ闘技者としての本選が次回始まります。


乞うご期待。






それでは今回の能力値表記です。


変化は無し。次回もう一度整理する予定。


見たことない人は是非見て下さい。


そうでない方も気が向いたら見てください。



まずは男性陣より




第一の男性キャラ 主人公

遂に戦闘に突入。スライム狩りは第3位入賞。

鍛錬により、気力は最高値、魔力はどんどん上昇、魔気混闘を覚え。神気もコントロール可能になった。

現在奏とセレナの2人を篭絡!+α(ミリスもか?)さらにリースを着実に落としに掛かって、ハーレムを着実に作っている

時乃宮刹那 4月12日生まれ。ブラットタイプB。


12歳の身体では普通の人間の頂点に君臨するレベル。

時守一族の異能者である為、身体の作りが人間離れしており、

気の力はセレナを恐怖させる化物級。

現在気力付加を完全マスター。

魔力付加はトリプルチャントまで。死にかけるのにトリプルチャントまで使っちゃうお馬鹿さん。

セレナより、魔力と気力を混合させて使う究極の技法、禁書に記述されし魔気混闘を習得。

さらに神の力である神気を習得。

4月8日つまり入学式の次の日には魔力付加もかなり強力に、さらに神気のコントロールに成功。

気力付加、魔力付加、神気付加とトリプルブーストでやっとチートな主人公爆誕!

現在、戦闘により徐々に能力開放中。能力的にはやっぱりセレナがチートレベルでは段違いの模様


瞬刻永神流、基本技閃、これにはバリエーションがあり、一閃、翔波閃などがある。

他の瞬刻永神流の技は今の所画龍点睛と龍牙追。

神の一族の守護者として育てられた時に従者教育をされ執事の様になり、又、完璧執事に憧れるようになった。

その為、家事スキルは完璧な領域。炊事洗濯洗い物、なんでもござれの超絶執事。

しかし、料理で負けた奏がお茶を入れる事だけは負けまいと頑張った為にコーヒー^、紅茶、緑茶etcのスキルは負ける。

文献より得た技はクロノスシフト、クロノスドライブ、クロノスバインド、思考加速、アイテムを創造する技マジックルーフェンと消す技マジックラディーレン。

スライム戦闘により周破閃と翔周破一閃の二つの技が使われる。

その時の説明で閃は基本の切りや斬撃であり、一閃は抜刀術であると判明。

抜刀は気の力で剣をバインドして放つ瞬間に気ごと一緒に乗せて放つ技。

閃は通常の技に気を纏ってるだけだったりする。

翔が付く技は飛び技。周は範囲。他は今後登場。


魔法

まだまだ魔法力がまだ内包できる量のMAX値に到達してません。セレナによると魔力回路も錆び付いてるとか…。

現在ひっそりと魔法を実験中。

ダブルチャント、トリプルチャント。そしてフォースチャント。

ちなみにフォースチャントは命を削る技の為使用不可。

一応技としてはあるだけ。

フォースチャントはフラグでは無いと信じてる作者。


学力

思考加速を使い、学力NO1キャラに躍り出る模様です。

現在はこの世界の文字を完璧に読める様に。

後は1年の教科書に書かれてる事は既に覚えちゃった模様。

天才刹那の誕生です。

先を急ぐ刹那は全部の教科書寄越せと脅迫。

その結果テスト次第で教科書ゲットに…その顛末はオール100点。

結局2年生の教科書をもらって帰る事に。

この調子で刹那はとっとと全学年の教科を制覇します。


変身

デバイスは時守一族の秘剣の大剣、名前はもうちょっと後で出てきます。

バリアジャケットは黒い服に黒いズボン、銀のプレートメイルに黒のロングコート、10本の剣付きスカート、黒い指出しグローブ着用。

これが刹那君のバトルスタイル

今回スライムの粘液で多少欠損。しかし、バリアジャケットは魔法の服。デバイス収納しておけば自然に直る。


容姿

髪は相変わらず黒のショートボブ。目は黒。顔はやっぱり女の子に間違われるレベル。まだ女体化してないのにすでに可愛い。

体はまだ発展途上だが、現段階では限界まで鍛え上げた筋肉に包まれている。しかし、やっぱり筋肉質に見えない謎体型。

過去に女子寮で女の子達から格好良い女の先輩と勘違いされるという、刹那ならではのイベント発生。今後もご期待をば。


支持される層

スライムを大量に倒しても3位にしかなれなくても最強と信じてくれる人。

遂にチート級主人公に成り上がった主人公。女の子にパンツを貢がれる体質。

まぁ前と同じなら 変態という名の紳士を受け入れられる人 ミリスと危ない関係になりそうでも気にしない人

妹や逢って間もないセレナとディープなキスをしてる所を想像しても萌える方。


キャラを表すと

王子のキスで目覚めるヒロイン体質 過去に女子寮で女に間違われてた男。現在2人とお付き合いしてる状態。遂に戦闘になったがそこまで強く感じない最強チートキャラ。でも女の子化すればやっぱりレジェンドオブヒロイン







第二の男性キャラ ルームメイト1号 10月17日の1時頃に気づいた。アルフォートってどっかで聞いたなと思ったらコンビニに有ったお菓子。つまり、現在PC前で食われてる奴w

犯人はアルと言われる男。お菓子から生まれたと今日気づかれた男。読者的立場の人間。一応そういった役割 熱血大食い馬鹿野郎 フードファイター

スライム狩り大会最下位で名前にサイカイがついて、ネタでアルフォート・サイカイ・マギヌスになった男。シュバリエみたいな称号。サイカイ・ド・アル。う〜ん格好良い?

アルフォート・マギヌス 8月31日生まれ ブラッドタイプA


強化素体の為刹那同様、普通の人間と違う作りで人間離れしている。通常時の力は刹那より上だが、気力付加状態の刹那には魔力付加しても敵わない。

気力は刹那の7割程度。魔力は一般人離れ。そして、魔気混闘習得。ヽ(〃'▽'〃)ノ☆゜'・:*☆オメデトォ♪

気力付加状態の奏に倒されるレベル。セレナにはもっとこっ酷く倒されるレベル。力自慢が取り柄なのに既に置き去りにされ気味なアル君。

スライム戦にてドリルランスを使って横薙の攻撃が可能になり、ちょっとだけ強くなったタンク。つまり壁。


魔法

フレイムアローは属性的関係によりしょぼいと判明。しかし、ロックアローは刹那の通常フレイムアローと同程度だとか。

ただ、アルも魔力増幅は当然使えるわけで使い方次第でいくらでも強化できそう。しばらくは魔法は成長しません。残念。

描写が無いけどランス投擲の魔法を使ってスライム倒してます。


学力

刹那を馬鹿友と勘違いしていた真なる馬鹿。

勉強は一応入学出来るレベルはあるがそこまで。

刹那とミリスにSOSを発信中。

無事に2学期にN組に行けるのか?

スライム狩りの為、学力伸びないけど、これからは毎日勉強する癖をミリスに強制的につけらるので一応大丈夫か?


変身

全身鎧のガッチガチの盾職。盾は小さいのが着いるだけ。一応メイン盾装備ではありません。使う獲物はランス。しかも馬上で使うようなどでかい奴。

ランスが超高速回転するドリルランスへと進化しました。


容姿

髪は短め、目と髪が黄土色。顔は男っぽさのあるちょっと残念なイケメン。

某医務室の方からのコメント追加。「黙ってればそれなりなんだけど」だそうで密かに好感度アップしてました。


支持される層

暑苦しい奴 馬鹿共 エレウィスからは好感度高し。実は年上に好かれる体質。ちなみに登場してくるモブは意外とアルの事が好きだったりする。

セレナとは良きライバル。煩悩全開で現在ヒロイン(ミリス含む)から最も支持されない男


キャラを表すと

既にアルが蔑称気味に使われ、何かあるとだって?アルでしょと言われる。モテ期が遠ざかりまくってる哀愁が良く似合う煩悩キャラ





第三の男性キャラ ルームメイト2号

セレナの神眼の被害者になりそうな魅了能力ヒロイン?

現在心が乱れてる模様。アルにより男として鍛えられるが、刹那により乙女に戻される。不安定な心の男の娘(何か字が変?)

ミリスティム・セフィラム 3月14日生まれ ブラットタイプO


刹那の方針で3年で気力付加マスター計画発動。現段階ではキャラ中最弱。リースと仲が良くなり、一緒に気力を鍛錬する様です。

魔力付加は出来るがそこまで強くない。魔力増幅の方が得意。

スライム戦闘ではちょっとへばってたので体力はまだまだな模様。


コンダクトは主人公との契約。家事能力は結構ある。武術系統全般ダメポ。相手の力を利用する合気道すら使いこなせない残念さん。

ただし、いつかは男として見返すと息巻いているので暖かく見守っててください。でも技は全然追加されない。

一応属性の一極化は技なので書いておく。


魔法

ロウペンタゴンで魔力の変換資質を持ち、他属性を犠牲に一極化が可能。

それによるデメリットは一属性を使ってる間は他属性が使えない程度。

物語り後半では属性の混合が出てくるのでちょっと微妙な能力。

それでも十分強い2丁拳銃の魔法。

戦闘で石弾が現代の銃弾風にアレンジされてパワーアップ

試し撃ちでスライムの核を的にして遊んでた射撃能力あとちょっとのキャラ。


学力

秀才であるミリスは頭はとてもいいです。

テストは安心して見ていられますが、アルのお守りが大変そう。

結局アルのお守りはミリスの責務になる。


変身

デバイスは自動拳銃の攻撃用デバイスとリボルバー銃のサポート用デバイスの2丁拳銃でした。バリアジャケットはやっぱり刹那作画の執事服に決まりました。

字は銃を使い続ける内に○○(魔弾)のコンバットバトラーと呼ばれる様に。


容姿

遂に判明。茶髪の長い髪をアップ気味に後ろでリボンを着けポニーテールに、目は皆を魅了する赤い瞳。

体は華奢で顔は小顔でとても可愛いのが特徴。


支持される層

男同士のキスが許せる方 腐な方々 魅了され始めた寮生一同 新たなるジャンルを開拓するベンチャーな方々






ヒロイン説明



是非おさらいがてら見てください。




ヒロイン1

遂に兄から女として見られる事になり歓喜で周りが見えてない(読者含む)。

殺気にしびれる、謎体質なMな感じの妹。

キングオブ妹ヒロイン

時乃宮奏 3月3日生まれ ブラットタイプAB


多少の気のコントロールすると3階から飛び降り、登っていく位は朝飯前な模様、意外?と強い。神気がセレナによって発現!

神気を纏った奏さんはヒロインにあるまじき力技を使う可能性有り。現在力を使わなくてもそれなりに戦える事が判明

気力付加のみでアル撃退、セレナ曰く、気力付加と神気付加でセレナより体術が上になる模様。

気力付加だけだとドルゲスよりパワーは下。しかし神気がまだ残ってるのでどうなるか。

スライム戦闘では気力付加をMAXまで使ってジャンプ。

一応頑張れば3階に届くレベル。神気はまだ。鍛錬はスライムクエストの後の闘技場話以降なのでまだまだ


素敵な笑顔をあなたに届ける。パーフェクトスマイルと。泣き顔しながら上目線の誘惑攻撃。現在技の追加は刹那と同時の予定。

体術は全般を学んでいる様です。合気道等を使っている模様。

アクロバティックな体術も使う模様。

回転闘舞なる体術を使います。

笑顔で人が気絶するレベルの殺気を放つ


魔法

まぁ、どんな魔法もそつなくこなし、炎と雷系は正に神がかり的。そろそろ体調が回復してくる模様、実は旧型のスカウターは既にいくつもパリン済み。

魔法を使えばたちまち最強クラスの化物になる予定。

遂に魔法を使う。フレイムアローは火の鳥になる特別品

フレイムランスも通常よりどでかい槍を顕現して横薙でスライム乱獲


学力

元々頭はいいが、神々の末裔である奏はこの世界でも神々の恩恵である全知の片鱗が出ます。

その為、知らないはずの知識がスポンジが水を吸うが如く吸収していきます。

なのでテストで上位陣に入れる可能性あり。

一夜明けてもまだまだ知識が溢れる感じが継続してるのでやはりチートか?


変身

五角形の金色プレートに五芒星が書いてあり、そこに小さな水晶が5つと中心に大きな珠があるペンダントが収納デバイス。

現代風魔法少女物の様な姿の服が奏さんのバトルスーツ。

色は赤と黄色で炎と雷の模様が入った物で、武器であるデバイスは槍の様になった杖。色も服とお揃いで赤と黄色で先が金属。


容姿

髪は黒のロング。刹那とデート後に髪型変えるか検討中。瞳は刹那とお揃いの黒。顔はこの世で表現できる限り最高の顔…の一歩手前。なぜなら一番は主人公に奪われるから♪哀れなり奏さん

身長体重BWHは乙女の秘密。正し12歳にして既に男性をその気にさせる色香を纏っているのでご想像にお任せします。


支持される層

妹萌えの方々 妹萌えの方々妹萌えの…以下永遠と 真面目に書けば男も女も魅了するので全層射程のあいも変わらずスーパーヒロイン


キャラを表すと

遂に兄との恋を成就させた幸せ絶頂の妹。でも恋のライバルが増え続ける悪夢。読者様に対しても「私を見て良いのはお兄様だけ」と言ってしまう危険物指定系妹







ヒロイン2

皆のアイドルお嬢様。聖女の如き微笑みになぜだか萌え〜な言葉遣い。ちょっとだけ刹那が気になりだしてる

回復職なのに攻撃魔法がえげつないちょっと凍れる美少女。

リースの代名詞的セリフ「大丈夫だよ、みんな消えるから」

リース・フラメル 2月16日生まれ ブラットタイプO


通常時ひ弱。魔力付加はミリスより上。使っても常人よりちょっとだけ動ける程度。気力をセレナの提案で学ぶ事に…だが、ミリス同様刹那の気力開放計画により3年で習得


魔法担当なので技がでない可能性あり。力も無く技もないが氷系魔法の腕だけは超逸品。

刹那君のちょっかいで技が完成するのか乞うご期待。


魔法

水の属性のハイシングルなので聖属性の氷を使える。とにかく回復はこの人にお任せというお助けキャラ。

回復系上位魔法 リジェクトヒーリングの使い手。(1日1回のみ)

今回で遂に今使える攻撃魔法を全部開放。

ヒーリング ただの回復魔法 水属性使える人で回復適性があると使える基本技。G〜Eランク向け 初級魔法

リジェクトヒーリング すべての異常を否定する回復魔法。大抵の傷なら治してしまう。腕がちぎれても直ぐなら治る強力な回復。Sランクに分類される魔法。 聖上級魔法

(リジェクトは学園長が一日5回、エレウィス先生が一日3回、リースが一日1回、ミリスが超金をかけた弾丸使用で24時間に1度使用可能)

フリーズアローは氷の矢、氷だけど水属性使える人ならみんな使える基本技。G〜Eランク向け 初級魔法

アイシクルレイン 名前の通り氷の雨を降らせるがリースの場合嵐になる。A〜Sランク向け 上級魔法

フリージングドライ 地平を全て凍らせる恐怖の魔法。凍れる風に触れた瞬間から凍りやがて砕ける Sランクに分類される魔法。 聖上級魔法

聖とは聖属性つまりハイ属性持ち特有の魔法


学力

元々英才教育を受けていた為勉強は得意。

しかし、奏、セレナのチートぶりにちょっと自信喪失気味。

でもポテンシャルは秀才のミリスと同程度。

テストが楽しみなキャラ。

現在勉強は順調な様子。ミリスと違いアルと言う重りが無い為かな?


変身

胸に着けた青い雫の様なアクセサリーが収納デバイス。

青を基調に白い模様が入った、法衣をドレスにしたような衣装。

デバイスの方は大きな青い魔石が付いた大きな杖。

ある意味一番魔法使いっぽい装備。


容姿

見た目は先にウェーブが掛かった長めで水色に白を混ぜた様な色の髪に青い瞳。とてもおっとりとしている感じの顔立ちでとても可愛い。可愛さランクは10段階で8だがお好きな人には未知数。

身長体重BWHは乙女の秘密。まだまだ体は発展途上。餅をつく音が聞こえてくるような…


支持される層

何だか癒されたいと思う人々 言葉遣いが何故か萌える方々 普通に好みの方 攻撃中はクールキャラになるのでクール好きにも ちなみに回復魔法を受けるともれなく惚れさせるスキル持ち


キャラを表すと

一見普通の美少女だが好みにハマると中毒になる可愛さ。言葉遣いもちょっと僕っ子よりなのが特徴のおっとりお嬢様。攻撃時はクールになり、殺気を浴びるとツンデレ化する人 常に皆の心を癒す聖女様系ヒロイン。







ヒロイン3

眼帯してるのに眼鏡までしてる。眼帯メガネっ娘という新たなジャンルの開拓者。実は男性恐怖症だが、刹那と遂に恋仲になった

奏と同じく殺気を浴びて喜ぶM(理由は自分の命を好きな相手に握られてる感覚が良いとの事)

実は竜を狩った事のあるスーパーチーターのドラゴンスレイヤー

セレナ・クロウリー 2月14日 ブラットタイプAB


神眼により、肉体に宿る気力を操る謎の人。段々と能力が判明

気力と魔力を合わせて戦う技を魔気混闘という技術を禁書より発見し実践してる人

ちなみにこの物語で最初に気力と魔力を同時行使した人。

力は常人の遥か上を行く天才児(天災児)

既に冒険者の様に魔物退治などしてる戦闘経験者。

魔気混闘状態ではアルを軽くあしらうレベル。

魔気混闘はセレナが現在最強であり、身体能力は刹那に勝るとも劣らない。


神眼。ヒロイン2人の心と身体(下着)を丸裸にした能力者。

他にも神眼により色々出来る模様。

神眼 千里眼で熱紋照合機能付き、ちなみに暗視もできます。

透視眼 使いすぎると廃人化するので注意が必要

魔力眼 魔力を見通す眼

経絡眼 気を見通す眼

戦略眼 戦略系のあらゆる技能が詰まった眼

幻惑眼 幻視、幻覚、幻惑と色々出来る眼

解呪眼 魔眼の付呪眼の呪いを解呪する眼。これがないと解呪が出来ない為出来る者は大概かなりの金銭や無理難題をふっかける。


魔眼

火属性 火属性魔法を使える。

風属性 風属性魔法を使える。

土属性 土属性魔法を使える。

雷属性 雷属性魔法を使える。

水属性 水属性魔法を使える。

付呪眼 あらゆる呪いを付加する能力。一応神眼の解呪眼であれば呪いは解ける。


便利な眼


魔法

魔眼は魔法を使う為の物。神眼は技。魔眼は魔法。これが神超ルール。

魔眼を遂に使いました。使い方は目を凝らして相手の姿を捉えるだけ。

それで無詠唱で魔法が発動。結構チート気味なお方。

コヨーテタイプの魔物を幼くして火炙りにした元幼女。

実は竜を狩っていたお方。つまりはドラゴンスレイヤーたる魔法があるのか?


学力

識別眼を使えばチートで満点可能。

だが自ら為にならないと識別眼は封印。

その代わり記憶眼というチートを使う。

結局チートにかわりないお方。

本を読むのが趣味なので知識が増え続ける。


変身

ゴスロリ調の青黒いミニスカートドレスにニーハイソックスで絶対領域完備の衣装。アクセントに頭に小さい帽子が乗っかっている。、それがとても可愛らしい。

セレナは縞パンにニーハイソックス。

頭の小さい帽子は収納庫デバイス。どんなアイテムでも収納する、禁書の技術と魔眼のキー等で使用する不思議な帽子。

蒼狸のポケットより収納能力は上。


容姿

青っぽい黒髪に銀色の瞳。左目に眼帯をしていてその上にメガネを掛けている眼帯メガネっ娘という新たなるジャンル。ちょっとツンツンしてそうな顔立ちで、とても可愛い顔をしている。

ちなみに胸からは餅をつく音が聞こえてくる。つまり(ペッタンペッタンつる?かどうかは秘密)です。でも胸はペッタン。体は引き締まっており意外と運動できそう。


支持される層

重い過去に共感出来る方 中二好きの方々 眼帯属性の方々 メガネっ娘属性の方々 ボーイッシュ1号のセレナが好きな人々 このお方についていける方々。刹那との恋仲を許せる人。


キャラを表すと

ちょい格好良いけどとっても可愛いボーイッシュ娘。神眼と魔眼を持ってるので中二設定な女の子 技をコピーするチートな眼も保有 ちなみに天才故に天災を巻き起こすヒロイン。






NEW!!

ヒロイン4

凍れる時の魔王等という大それた名前にナイトメアと正に中二病満載の名前の実はとっても寂しがり屋の泣き虫魔王。

ロリババア(年齢は5000歳以上だけどただの可愛い幼女)。

冒険者クランマスター

ちゃんとした過去話枠を持つ正規ヒロイン。

レーシャル・ブランカ

ブラットタイプO


まだ未知数ですが、冒険者ランクS、闘技者ランクSの力はこの世界では最上位という事。

魔物をけしかける力?(まだ未発表。レーシャルの過去話で明らかになる)


5000年以上生きてて技が無かったら笑い者確定。


魔法

魔王なのに魔法がしょぼかったら…やっぱり笑い者確定


学力

一応魔法大学卒業。

5000年以上生きてるから、そりゃあもちろん物知り。

でもセレナの識別眼には勝てない様で、分からない事があったらセレナに聞くと発言。


変身

もう、学生でないのでデバイスとバリアジャケットは作れない。

さて、どんな服装してるんでしょうか?魔法ですから白い服にツインテールでスター何とやらをぶちかますような感じかな?(えっ?魔王じゃないって?白い悪魔だったっけ?)


容姿

まだ、明かされてないが作中最高のロリキャラです。でも年齢を考えるとババアじゃんと言われそう。


支持される層

凍れる時の魔王なんて中二な名前についていける方。 ナイトメアなんて以下同文 レーシャル・ブランカなんて以下同文って違った( ゜д゜)ハッ!

ロリババアというジャンルが好きな方。 ロリっ娘最高と思う方。 ちっぱい素敵と思える方。以下etc


キャラを表すと

一応現在知られてる魔王でダントツに有名な魔王様。勇者キラーとも呼ばれるお方。でも5000歳を超えてもまだ成長途中な魔王様(この魔王の寿命はまだまだですので当分ずっとロリっ娘)

そんな、ロリババア魔王ヒロイン







残りのヒロインになりそうなお方


ヒロインになるのか? 受付嬢 アイナ・アンデル 現在29歳ですがエルフ族の血が入っている為見た目はある程度で止まってます。


新情報アイナは実は冒険者ギルド員の資格をまだ有しておりランクはSで特別会員という実は凄腕。字はいつも返り血で真っ赤なトマトになっていたので紅蓮のアイナ


皆のアイドル受付嬢アイナですとは自称。


真の皆のアイドルであるリースからすればなんだこいつって感じだけど大人の女性に飢えてる方は多分好き。


実はかなりのインテリ派。伊達眼鏡を持っており説明する時に一々付ける紛らわしい人。


視力は両目とも15。とても人間離れしてる視力の持ち主。まぁ、この世界で目がいいエルフの血を受け継いでるだけはある。


ちなみにエルフの平均視力は通常で10前後。つまり、アイナはエルフでもちょっといないくらい目がいい。


ただ、視力強化の魔法がエルフはあるので目がいいだけ。アイナはその魔法が先天的に常時掛かっちゃってるただの異端児。


アイナは現在セレナとミリスと刹那と奏という順番で好きになってる。


セレナは元々知ってる名前だったのと自分と同じ異端児なので気に入ってる。セレナはセレナちゃんと呼ぶ。


ミリスは男だけど可愛いから気に入ってる。ミリスをちゃん付けで呼ぶのでミリスからは嫌がられている。


刹那はミリス同様。男なのに可愛いから気に入ってる。自分を可愛いと言わないので刹那はアイナが結構好きだが、実は刹那もちゃん付けされそうだった…理由はドルゲスに刹那のスゴ話を聞いた為にちゃん付け出来なくなったという裏話。


奏は同性でも憧れる程の美形なので女の子だけど好き。


次がリースで清楚そうなところと、透き通る様な声をしてる為嫉妬してちょっと意地悪気味。でもカワイイは正義と想ってるアイナはリースを影で応援してる。


最後がアル。男っぽさがとっても苦手なアイナにとって天敵。アルは年上の女性から気に入られることが多いがアイナからしたら可愛くないから悪。やっぱりアルはメインヒロインからの扱いが酷い。


以上がアイナ新情報。


既にアイナファンの方はアイナプロフ完成までお待ち下さい。


まぁ、過去話が出ないとプロフ書けないんだけど。


でも書きたくなってしまう作者自慢の愛すべきキャラ。


追加情報


アイナは生娘。


実は神の使徒である勇者。字は赤の勇者。


神眼が効かない。殺気が半端ない。


世界で一番可愛い皆のアイドルと判明(自称)


以上かな?







神々を超えし者を創りし世界の時間軸と話数の関係等



まずは、第一章だけ書きます。第一話から順に書いていきます。


第一章 入学騒乱編


 第一話 プロローグ ××××年××月××日


 第二話 4月3日金曜日「始まりの時」刹那と奏の神々を超えし者を創りし世界を知った日。


 第三話 4月4日土曜日「能力理解と異世界転移」刹那と奏の異世界転移した日。


 第四話 4月4日土曜日「転移と入学試験とその資格」刹那と奏の入学面接日。


 第五話 4月4日土曜日「入学説明と入寮と新たなる仲間」刹那の男子寮入寮とベット1段目確保日。奏の女子寮入寮とリースとの出会いとベット順と机順決定日(手前のベットと机がリース。中央のベットと机が奏)

 第五話 4月5日日曜日「入学説明と入寮と新たなる仲間」アルの入寮とベット&机争奪戦で一応ベット1段目は刹那に決定。ちなみにアルの物が全て刹那の物になった日。


 第六話 4月5日日曜日「刹那とアルと新しい仲間の命運」アルの過去話&強化素体判明と気力と魔力発覚日。ミリスの入寮とミリスの過去話とクロマソウ族判明日。ベットと机決定日。(1段目刹那、2段目アル、3段目ミリス、机は手前から刹那、アル、ミリス)


 第七話 4月5日日曜日「刹那の魔法能力強化」刹那の一般入学枠騒動判明日。刹那がトリプルチャントで魔力付加を会得した日。刹那とミリスがコンダクトした日。食堂でミリスに絡んで来た奴を4人ノックアウトした日。


 第八話 4月5日日曜日「アルの気力発現と新たなる問題」刹那によるアルの気力開放日。ミリスの私服が刹那の渡したウエイター姿になった日。刹那が女子寮に湯浴み着を借りに行った日。奏が刹那を変態に仕立て上げた日。


 第九話 4月5日日曜日「ミリスのお風呂と刹那の文献」刹那とミリスが初めてお風呂に入り、刹那ファンが2割、ミリスファンが8割と判明した日。風呂場でミリスの魅了に掛かった馬鹿を気の遠当で倒して周辺を脅迫した日。魔導器の発見と刹那の開発者魂に火が灯った日。刹那が文献を初めて読んだ日。思考加速と創造魔法を会得した日。刹那がミリスにプレゼントをあげる約束をした日。


 第十話 4月6日月曜日「アルとミリスの新装備と中1なのに中二な奴」セレナが入寮した日(ちなみにベットと机が窓側)。ミリスの装備を作りに行って借金が出来た日。刹那の装備の80キロ設定が出来た日。刹那が研究者ギルドに入った日。アルの装備が決定した日。奏の下着とリースの下着が判明した日。


 第十一話 4月6日月曜日「入学式前夜の腹ペコセレナとそれぞれのお風呂」セレナの神眼で能力測定した日。奏の神気が発覚した日。腹ペコで街に繰り出してフードファイターになった日。お風呂で湯浴み着派と真っ裸派が争った日。


 第十二話 4月7日火曜日「4月7日の入学式とセレナの秘密」男性陣と女性陣が出会った日。入学式。現在安置カプセルに入ってる楓の誕生日。中二病が出会ってしまった日。刹那がセレナを褒めて惚れさせた日。セレナの過去話。


 第十三話 4月7日火曜日「それぞれの明日へのパワーアップ」刹那とアルの魔気混闘と刹那と奏の神気。時間がないからここまで。





物語の量に対して日にちの進み方はかなりスロー。序盤はまだまだ時間はゆっくり流れます。


ライフスタイルが決まると。今日も学校に行き、冒険をして、闘技場で戦い、鍛錬して。風呂入って寝た的に省略して日にちが進む様になりますが序盤は日にちが殆んど進みません。


ちなみに第三章もまだまだ時が経たずに進みます。まずはキーワードの回収が先決。そして、早く刹那を女性化したい!


又、異世界転移してるのに、さらに異世界転移して物語が進むので、神超の世界でない、世界での物語もあります。


縦横無尽に好き勝手に色んな場所に行って物語が進みます。ただ、基本は第7学園であり、冒険と闘技場です。


ただ、転移クエストやら、能力を手に入れる為だったりしながら色んな世界も回りますので今後期待していてください。






忙しい中必死に書きました。


相変わらす後書き長いね〜w(*´∀`)♪



この後書きは書籍化しても載せられない部分も書いてあるので小説家になろう限定特典とも言える物です。


作者は後書きが長くなってしまう呪いに掛かってます。神父さんがいたら解呪をば。もしくは無料で解呪の神眼を持ってる方募集!特にセレナという方募集(*´∀`)♪


さて、--------ここまで読んだ-------方々は勇者の称号を与えましょう。アイナさんはここまで読んだ方ですつまりは勇者です。


それでは毎度お馴染みのセリフと共にお別れしましょう。


目指せ書籍化!第二章スタート♪現在第20話です。パンパカパーン♪♪♪


現在ブックマークが増えて31まで増えたのに、1人減って30人なう。とても悲しくなりました。(登録してくれてる人は感謝です感謝(*´ω`人)感謝(TдT) アリガトウ○┓ペコリ)


是非まだまだ伸びたいので、ですので皆さん御慈悲を下さいorz


では評価、感想お待ちしております。ちなみに感想くれた方ありがとうでした。


他の方もよければどんどん感想をば


というか最後の言葉はやっぱり書籍化目指して頑張るぞ(*´ノд) ダヨネー( ´゜д゜)(゜д゜` )ネー(*´・ω・)(・ω・`*)ネー(書籍化を望む人が増えてる気がする!(作者の中でだけw))


最後の方はいつも使い回しでごめんね?では神超をよろしくです♪♪♪(音符を増やしたw)


ちなみに第一章が終わったので第一章を読んでない方は要チェックや!


第二章はどうなるかまだまだ分かりませんね?とりあえず次を楽しみにしてて下さいな♪




追加!追加!追加!?♪


小説家になろうの『ネット小説大賞』に無謀ながらチャレンジ!すなわちエントリー(*´∀`)♪


そして『ネット小説賞感想希望』もしたので感想を書いた方はもれなく特典がもらえるかも工エエェェ(´д`)ェェエエ工


是非とも『ネット小説大賞』のノミネート作品になれる様に皆様ご協力をお願い致します。


後、感想がまた伸びたのですが、まだまだどんどん感想待っております。


目指せ書籍化!この調子でどんどん話を投稿するぞ!(* ̄0 ̄)/ オゥッ!!(。`・∀・´)⊃


いつも後書き遅れて本当にごめんなさいでした○┓ペコリ


それでは皆様これからもよろしくお願いします。

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