表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神々を超えし者を創りし世界  作者: 永澄水樹
第二章 学園と冒険者と闘技場の日々編
19/70

♯19 2-6 凍れる時と赤の勇者

18日日曜から21日水曜まで出張です。なのでとりあえず19日の月曜分だけ予約投稿しときます。


現在出張先の仕事場のパソコンでこっそり水曜日分を書こうとして失敗したので水曜日は掲載できません。


次回は金曜日の23時に投稿しますのでそれまでしばしの休憩を作者にくださる事を願ってます<(_ _)>


21日水曜は間に合わない可能性もあるので気をつけてください。


今回の話はレーシャルの過去話がメインです。


ちなみにアイナとレーシャルの関係も判明します。


今回はレーシャルの話しばかりで終わりますが最後の方でアイナさんがちょっと出ます。


まぁ、今回はレーシャル物語とでも言っていい感じですので本編をどうぞ。


それでは神超第19話「凍れる時と赤い勇者」をどうぞご笑覧あれ。



ちなみに現在『ネット小説大賞』にエントリーしましたので皆様のご声援をどうぞよろしくお願いします。


後、『ネット小説賞感想希望』作品でもありますので。是非皆さん感想を下さい。


感想を書くと特典がもらえる模様。是非この機会にレッツ感想♪

  刹那達はスライムを倒した後街へ戻る為に来た道を戻っていた。



 「はぁ、それにしてもスライムってこの世界じゃ最弱なんだろ?それに俺達は苦戦したのか」



  刹那はスライムに苦戦した事に納得してなかった。



 「刹那、最初に倒したスライムが居ただろ?それが通常のスライムだ。後から来たのは強化されたスライムだから強さのレベルが違う」


 「ああ、それは知ってるが強化されてもスライムはスライムだろ?次のゴブリン戦はきつくないか?」



  スライムの後はゴブリンを倒す予定だったが、スライム程度で苦戦したこの状況で挑んでいいものか悩んでいた。



 「お兄様?一先ず今は次どうやって戦うか考えたほうがいいんじゃないですか?」


 「そうだな。というかゴブリンよりスライムに苦戦しないレベルにならなきゃな」


 「刹那。あのスライム達は異常だった。普通なら苦戦なんてしないぞ?それに数を考えろ」



  確かにアルの言う通り、今回は強さより数が問題だった。


  あの程度の強さであれば、一対一なら1500匹だろうが勝てるだろう。


  しかし、今回みたいに囲まれたら、1人ならいける自信があるが他を守りながらだときついと分かった。


  刹那は自分の強さより、他の者をどれだけ守れるかという事の方が重要だった。



 「刹那君?あのスライムの強さと数は異常だったし、こんな事、滅多に起きる事じゃないよ。気にせずにいこ?」



  ミリスはそう言うが偶然であの数に襲われるのには違和感が残っている。


  異常発生したにしろ、何故自分達目掛けて来たのか。そして、何故最初から順に戦闘訓練の様な動きをしてたのか気になった。



 「リースはどう思う?」


 「私?う〜ん、私はあんな数はもうごめんってだけかな?あまり攻撃はしたくないから」


 「そうだったな。でも皆リースの事怖がってないだろ?」



  そう言って皆に目線を送る。


  するとリースも皆を見る。


  だが、1人としてリースを怖がる様な目で見る者は居なかった。



 「そうだね。でも味方を巻き込むと大変だから極力使うのは止めておきます」



  そういってリースは決意の表情をしていた。


  そこでセレナに聞く。



 「今回指揮を担当したセレナはどう思う?」



  するとセレナはやれやれといった表情で話し始めた。



 「今回のが自然な訳ないだろ?あれは人為的な物だ」



  セレナはいきなり断言した。



 「セレナ?それはどういう事だ?それに何故断言できる?何か知ってるのか?」



  そう言うとセレナは何故か眼鏡と眼帯を外す。



 「私から言ってもいいんだが、本人から聞いた方がいいだろ。ええっと?」



 そう言いながらセレナはきょろきょろ辺りを見回した。


  すると前方の斜め右の丘になってる森の方に大きな声でとある者を呼ぶ。



 「おい、ナイトメア!お前の事が知りたいそうだぞ、そこでこそこそしてないで出て来い!」



  大声で呼びしばらくすると街道の脇から影が飛び出してきた。



 「レーシャル。居たのか?」



  刹那が聞くと気まずそうに返事をする。



 「ああ、一応な、ただ、心配してたのと、半分は戦況の確認をしていた」



  どうやら遠くから刹那達の戦闘を見ていた様だった。



 「おい、レーシャル今回の事全部話しといた方がいいと私は助言するぞ?後になってからの方がどんどん気まずくなる」


 「セレナ……分かった。今回の件について話そう」



  そう言ってレーシャルは皆と一緒に歩きながら話し出す。



 「今回のスライムの進軍だがあれは私が仕組んだ事だ」



  その言葉を聞いて皆が驚くが、刹那とセレナは驚いていなかった。



 「確かに今回のスライム戦は違和感がずっとあった。だから、レーシャルがそう言ったので納得した」


 「刹那は違和感に気づいていたか。他の者は言いたい事はないか?」



  そう言うとアルとミリスが話し出した。



 「おい、レーシャル。あれがお前の仕業って言うなら酷くないか?危うく俺達はスライムに負けるとことだったぞ?」


 「レーシャルがあれを仕掛けたって、どうしてそんな事したのさ?」


 「それは、色々と事情があるんじゃ。それにもしも危なくなったら私が行って全滅させるつもりだった…最低限の安全は配慮していたのじゃ」


 「でも、囲まれた時にリースさんが居なきゃ、俺達全滅だったかも知れないぞ?」


 「僕もそこは気になるな。あの時リースさんはまだ力を隠してたから本当に危なかったんだ」



  2人がそう言うとレーシャルが言った。



 「最後の包囲戦は皆の力の具合で調整するつもりだった。だが、リースが全然戦闘に参加しないから試してみたのじゃ」


 「試したんですか?」



  その言葉にリースが反応した。



 「私が攻撃出来るか試す為にあんな軍勢を送ったんですか?」


 「そうだ。私の異名は知ってるだろ?凍れる時の魔王。私は水の全属性をマスターしている。リースが同じ水属性だったのでお前の力は分かってた」


 「分かってたならどうしてあんな事したんですか?」


 「実際に出来るかどうか見ないと今後に差し支えるからだ」


 「でも、それで皆に嫌われるところだったんですよ?」


 「此奴らがその程度で嫌う筈がなかろう。私みたいな者にでも付いて来てくれた奴らじゃぞ?お主だってそうじゃろ?」


 「それはそうだけど」



  レーシャルの言い分に多少思うところがあるのかリースは黙る。



 「今回はお前達の戦闘の個人の強さ、連携、陣形等。しっかり出来るか見るのが目的のクエストだったのじゃ」


 「でも、レーシャル、やりすぎだったのではないでしょうか?」



  奏がレーシャルにそう言うがレーシャルは答える。



 「あの位で倒されるようではどの道この後で付いて来られなくなる」


 「どういうことですか?」



  レーシャルは言うか迷ってる感じだがセレナが言った。



 「お前の特性を話してやれば済む事だろ?さっきから回りくどいぞ?」


 「セレナ…だが、此奴ら聞いたら儂から離れていっちゃうんじゃないかと思うとのう」



  その言葉を聞いて皆は先程のリースの事を思い出していた。


  リースは自分の力の凄さで皆が自分から離れていってしまうのではと落ち込んでいた。


  その事があった後なので皆が言う。



 「さっきもリースさんがそんな感じだったが俺達なら大丈夫だ。レーシャルの事教えてくれよ」


 「そうだね。さっきリースさんも同じような事で悩んでたし、レーシャルも案外言った方がスッキリするかも知れないよ?」


 「俺はどの道どんな事があっても付いて行くと言ったから大丈夫だ」


 「私はお兄様の行く道ならどこまでも付いて行くので安心して下さい」


 「私は全部知ってるからな」



  皆に言われてレーシャルは話し始めた。



 「ちょいと長くなるが私の全てを話そう」



  そう言うとレーシャルが語りだした。


  レーシャルは5000年以上前の元旦。1月1日にいきなり世界に顕現したらしい。


  通常魔王は継承されていくものだがレーシャルの場合は突然世界に誕生したらしい。


  さらに突如生まれるタイプの魔王はある程度完成された状態で生み出されるのだがレーシャルは幼いまま生まれた。


  レーシャルには父も母も居なく。大きな城に1人ぽつんと生み出されたのだった。


  城には魔王軍がおり、魔物が大量に居たがレーシャルは襲われなかった様だ。


  むしろ、部下達はよく構ってくれたらしい。


  ただ、魔物と心を通わし、仲良くしているだけのつもりだったレーシャルは、しばらく自分の能力に気づいていなかったらしい。


  魔王はその膨大な魔力により、魔族を配下にする。その代わりにその膨大な魔力で多大な恩恵を与えるのだ。


  レーシャルの城に居た魔物は他とレベルが違った。それはレーシャルの魔力を魔物が物凄い量供給されていた為であった。


  レーシャルが数年間よく分からず城で暮らしてると人間の軍隊が攻めてきた。


  だが、レーシャルはその事がよく分からず、どうすればいいのか友達の魔物達に聞いて回った。


  そこで、異変が生じていた。普段は大らかな魔物達が人間が攻めてきた途端に凶暴になり戦い始めたのだ。


  レーシャルはどうして戦うのか分からずに魔物を止めようとした。だが、止まらなかった。


  そこで、レーシャルは人間族に戦いをやめるように説得しようとした。


  だが、レーシャルが出て行くと1人の圧倒的な力を持つ人間がレーシャルを襲った。


  レーシャルは何もしないから話しを聞いてと言った。


  だが、その者はレーシャルを魔王と呼んだ。


  自分が魔王だと名乗った覚えは無いし、どうして自分が魔王なのかもそもそもその時のレーシャルは知らなかった。


  だが、その者は魔王の天敵である勇者であった。


  その為にレーシャルが魔王であると気づいたのだった。


  追われたレーシャルは助けてと叫びながら城を逃げ回った。


 すると友達の魔物達がどんどん勇者に襲いかかっていく。


 しかも普段の数倍の大きさだったり、強さだったりする魔物達だった。


  レーシャルは体から魔物へ膨大な魔力が流れていくのを感じた。


  魔王の特性である、魔物への魔力供給であった。


  そして、勇者はレーシャルと戦う前に魔物によって押し返される。


  だが、勇者は隙を見てレーシャルに斬りかかった。


  その瞬間レーシャルは死にたくないと思い勇者に向けて魔法を放っていた。


  レーシャルは自分が切られたと思い目を閉じていたが一向に何もないので目を開けた。


  すると、時間が止められた氷の彫像があった。


  それは勇者であった。勇者はレーシャルの魔法で時間もろとも凍らされていた。


  レーシャルは自分が助かったが、勇者がこんな事になってしまった事に怯えていた。


  その内、勇者を失った人間の軍は徐々に押され、城から撤退していた。


  その後何度も人間は攻めてきた。その度にレーシャルの友達である魔物は倒されたり、人間を倒したりしていた。


  レーシャルは争いが嫌いだった。自分の唯一の友達である魔物達が消えていくのも、血を流し魔物に倒されていく人間も見てるのが辛かった。


 だが、レーシャルの軍が強い程人間が攻めてくる。その理由は神である。神は魔を滅ぼす事に力を注ぐ。


  レーシャルが倒されなければ倒されない程、レーシャルの軍が強ければ強い程人間が攻めてきた。


  レーシャルまでたどり着いた人間の勇者のパーティーは皆、レーシャルの前に永遠の闇の牢獄へと叩き落とされる。


  レーシャルはしばらくそんな生活をしていたが、遂に嫌気がさし、冒険に出るのであった。


  レーシャルは見た目は人間と大差なく、しかも小さいので旅をしていても大丈夫であった。


  そして、レーシャルは本というものを知る。しかし、何事もお金が必要な事が分かった。


 ちなみに神が全知があるように魔王もこの世界のシステムの一員であり、しかも上位の部類である為生まれた時から知識が膨大にあった。


  だから、冒険していても、あらゆる知識で生きて行く事が出来た。


 その内ある事件にたち合う。それは商人の馬車が盗賊に襲われていたのだ。


  レーシャルは盗賊と商人が何をしてるのか分からなかったが、商人達が助けてと言ってたので加勢した。


  そして、追い払うと商人達はレーシャルを恩人といい、街までの護衛をして欲しいと言ってきた。


  やる事のなかったレーシャルは商人達の護衛をして街まで行った。そこまでに色々と人間の事を聞いた。


  盗賊や犯罪者の事。商人や貴族等が襲われてる事。


  街に着くと助けてくれたお礼と言って、護衛費と助けた時のお礼でたくさんお金を貰えた。


  そこで、レーシャルは盗賊や犯罪者から商人や貴族を守ればお金が手に入ると思った。


  お金があるので宿に泊まったり、食事したり、無料で観られる図書館などに行ってひたすら知識を集めた。


  そして、レーシャルは護衛業をする様になっていた。


  さらに、1人で盗賊を壊滅させては、すべての金品を巻き上げその後に警備団に知らせたりしていた。


  そうやって、日々を充実させて、生活していたのだが、しばらくして、街で異変が起きた。


  レーシャルが来てからかなりの時が経っていたので、レーシャルが成長していない事が問題になり始めたのだ。


  ただ、レーシャルが悪いのでは無く、その時、人間族では魔族刈りと称した、一つの勢力の思惑が絡んでいた。


  それに巻き込まれ、レーシャルは魔族刈りの対象にされてしまった。


 しかし、いつも街の手助けをしていたレーシャルには味方が多かった。


  街の皆は平民から貴族までレーシャルの味方であった。


  その為レーシャルが捕まりそうになった時に皆が逃がしてくれた。


  レーシャルは逃げ延び、行くあてがなくなったレーシャルは自分の城に十数年ぶりに帰った。


  そこは見違えていた。魔物は人間に駆逐されていて、魔物の闘技場が出来ていたり、魔物の剥製等、レーシャルにとって不快な物が多々あった。


  王城に着くと人間の兵士が邪魔をしてくるので、忍び込んだ。


  剥製の中にはレア種な為保存されてた、レーシャルと仲の良かった大きな熊の魔物も居た。それを見た時、レーシャルは自分が城を開けていた罰だと思った。


  実はレーシャルが城を開けて直ぐに人間の勇者達が軍を率いて攻めていたのだ。


  レーシャルの城が強固だったのはレーシャルの魔力で魔物が強くなってた為なのでレーシャルが居なくなった城は容易く落ちた。


  人間の勇者達は魔物を駆逐して自分達の城にしていた。


  レーシャルは王の間へ強行突破して入ると自分の椅子に座った中年の男性を睨んだ。


  レーシャルが入ると人間の勇者が前に立ちふさがった。


  どうやら王の席に座っている者を助ける気らしいがレーシャルは怒っていた。


  何故魔王がいない城を攻めたのか、そして、何故魔物が全て駆逐されねばならないのかと。


  だが、勇者も王も魔は滅ぶべきやら、神がどうのと話にならなかった。


  レーシャルはその場にいる全ての者を凍れる時の魔法で時の牢獄へ叩き込み。


  1人で城を攻めた。そして、1人で城を落とした。


  城に居た者は皆、時が凍りつき、レーシャルは闘技場に集められた魔物を野に返すとレーシャルは次に剥製を全て持ち出しお墓を作った。


  特に仲の良かったレア種の熊は丁寧に埋葬した。


  そして、城を全部回ったその後また、旅に出る。


  最初に立ち寄るのはレノンの街。


  レーシャルを逃がしてくれた街だった。


  しかし、戻ってみると酷い有様だった。


  レーシャルを逃がした為と称し、あらゆる残酷な事がまかり通って居た。


  レーシャルはその現状を知り、調査を開始したが直ぐに知り合いに遭遇する。


  レーシャルと仲良くしてくれてたお爺さんであった。


  話しを聞くとレーシャルが逃げた後に、とある宗教の軍が攻めてきて魔族刈りと称して好き勝手したらしい。


  その話に出てきた、軍には特徴のある紋章が入っているらしい。その模様を見た時レーシャルはキレた。


  その模様はレーシャルの城を乗っ取っていた軍と一緒だったのだ。


  レーシャルはすぐさまこの街にいる軍を1人で殲滅した。


  そして、酷い仕打ちをされていた人々を開放して一つの国を作る事にした。


  城は自分の城を拠点にして、レノンの街をその宗教軍団から人々を守る街にした。


  レーシャルはあちこちから魔物を城に呼び込み、城を防衛させた。


  ただし、人間が近寄ると魔物と戦闘になるので城には人を来させなかった。


  そして、レノンの街を自分の住処にして、あらゆる街へ行ってはその宗教軍を壊滅させて。


  そこで苦しんでいた人をレノンに集める。


  それを数十年続けた結果、レノンには城が出来ていた。ただ、王はおらず民主制で統治されていた。


  レーシャルが立ち寄ると皆が喜んで歓迎してくれた。


  そして、レーシャルはそれからもその宗教軍との戦いを続ける。


  そうやってレノンは街から城まででき。やがて、周囲の街を纏めてレノン公国として、レーシャルの統治しないちゃんとした国になるのだった。


  だが、国としてやっていかなきゃならなくなったのでレーシャルは関わりを減らしていった。


  さらに国に自分の城に攻めようとする勇者の軍は絶対に条件付きで素通りさせる事を約束させた。


  皆が何故かと聞いてこないのは既にレーシャルが魔王だと皆知っていたからだ。


  そして、レーシャルはレノンと密約を交わし、自分の城に攻めようとする軍は自分がいいと言うまでは絶対に通さない様にした。


  そのおかげで、レーシャルは旅に出ることが出来る様になった。


  次のレーシャルの旅は魔王と手を結ぶ事だった。


  勇者より早く魔王の城を見つけては必ず勇者が現れたら知らせるように言った。


  そして、レーシャルは時には魔王を倒して、自分がその城の魔王になったり。


  自分を歓迎する魔王とは手を組んだりしながら、宗教軍と戦いを続けた。


  そして、宗教軍の本拠地を突き止め、何度もちょっかいを掛けて自分だけを攻める様にして、レーシャルの旅は終わった。


  その後はレノンと裏で取引をしながら世界で最も本が集まる魔王城が誕生する。


  レーシャルは知識を求め、レノンはレーシャルに知識を与えた。


 その代わりにレノンが攻められた時には自分が先頭に立ち必ず戦う事を約束した。


  こうして、レノンと関わりながら、宗教軍を自分の城に攻めさせては勇者を氷漬けにして、倉庫に放り込んだ。


  だが、その生活は1000年程で代わり始める。


  レーシャルが凍らせた人を蘇らせる方法を研究して遂に完成させた事が始まりである。


  凍らせた人々の収納庫で魔法を発動させ、皆を復活させた。


  そこで、二度と攻めないように脅しながら皆を開放すると、しばらくの時が経って勇者の軍団が攻めてきた。


  凍らされた人々は既に1000年の時が経っており皆が大切な物や者に出会えなくなっていたのが問題だった。


  皆はその怒りをレーシャルにぶつける為大きな軍が出来ていた。


  しかも、歴代の勇者達は現在の勇者を従える力が神より与えられており、現代の勇者も全てが敵になった。


  さらに、宗教軍の象徴の神々はレーシャルを屠る為に魔王を味方につけ始めた。


  レーシャル誕生から1000年後に起こった出来事である。


  それは勇者魔王連合戦役として2000年続く。


  レーシャルはあらゆる力で対抗して2000年無敗を誇った。


  その頃から宗教軍は力を無くしてあまり戦いをしなくなった。


  レーシャル誕生から3000年が経ち、レノン公国は随分と大きな国になっていた。


  レーシャルとはずっと密約を守ってきたレノンだが、遂に大きな戦火が起こる。


  第一次世界大戦である。


  レノンは軍事国家では無く、レーシャルが大抵の問題を解決していたのであまり武力が無かった。


  その為戦火が広がり大変な事態になった。


  レーシャルは自分の特性を利用して、レノンの国に群生している魔物の部隊で対抗。


  そして、戦闘の時は常に最前線で戦った。


  こうして50年の戦争が終わったがレノンの各地には凍れる時の魔法で彫像になった人が溢れかえっていた。


  その時から、レノンは凍れる時の魔王を有する超国家として有名になるが、各地で氷漬けにされてる兵士をレーシャルが解いて回り。


  その度にまた、城に攻めてくる馬鹿が後を絶たなくなっていた。


  レーシャルは凍らせては暫くしては解いて逃がす。


  そんな事をしながら。時にレノンの街で遊んで帰ってとライフスタイルが決まってきた。


  そして、レーシャル誕生から4000年後レノンは超大国になり、レーシャルも凍れる時の魔王と呼ばれるのがお馴染みになり。


  4000年目にて凍らされて目覚めると違う世界にいるという状況にあった人々が悪夢と呼び始め、ナイトメアという字が付く。


  それから凍れる時の魔王、ナイトメア、レノンの守護魔王、勇者キラー、盗賊キラーなど、色々と名前が付いた。


  そして、レノン城建設の時に造られた魔王城との転移門でレーシャルは毎日の様にレノンで遊びまわっていた。


  ちなみに4000年経った時に年齢詐称魔法を完成させ、今では20歳前後の絶世の美女化したレーシャルは街の人気者であった。


  レーシャル広場というのがレノンの中心街にはあり。彫像があるが、レーシャル本来の姿の彫像なので変身してると皆にバレないので結構遊び回ってた。


  ただ、時々勇者に出くわして魔王とバレる事も多々あり、勇者VSレーシャルは街の娯楽の一環になっていた。


  そんな魔王が作ったレノン公国は世界第3位の超大国であり、レーシャルは完全に庇護下にあった。


  それでも、レノンには勇者が後を絶たなかった。それはレーシャルを討ち名をあげようとする為である。


  しかし、レノンは魔王討伐に手を貸さないが邪魔を絶対にしない事で有名なのでそういった馬鹿がよく来る。


  ちなみに、レーシャルルールで氷漬けの刑は4年と決めていた。


  その位が後悔させるのに丁度よく、恨まれ過ぎないのでそうしている。


  ちなみに4000年間で勇者を30000近く氷漬けにして来た為、正に勇者キラーに相応しい活躍であった。


  そして、5000年が経つ。レーシャルは研究とレノンで遊ぶのをライフスタイルにして、生活していた。


  もう、その頃にはレーシャルは超有名人で勇者も絶対に殺されないのをいい事に力試しで来るのが多くなっていた。


  そして刹那達と出会う。14年前レーシャルと互角に戦える様に神々が創り出したハーフエルフの勇者との戦いがあった。


  その相手は最強の恩恵を与えられた為に強すぎて、神々ですら制御ができない存在になっていた。


  その為、神々から狙われる勇者という特殊な勇者だった。


  その勇者は一騎当千で勇者率いる軍を1人で返り討ちにするという、正に神にも手が出せない最強であった。


  ただ、いつも神の使徒に狙われる為返り血で真っ赤に染まっていたので赤の勇者。


  勇者の中の異端児などと呼ばれていた。


  その勇者は強すぎる為、自分を満足させる存在を求めた。


  そして、とある噂を聞きつけた。


  凍れる時の魔王ナイトメア、レノンの守護魔王にして勇者キラーの盗賊狩り。


  しかも絶対に人を殺さず、強さは5000年無敗。勇者連合すら返り討ちにする。


  それを聞いた赤の勇者は久しく忘れていた喜びを感じレノンに旅立つ。


  そこで城に行ってレーシャル討伐を言うと簡単に許可が出た。


  そして、疑問に思いながら街を歩いていると勇者一行に出会う。


  その勇者は赤の勇者を見ると裏切り者と言い囲んできた。


  そこで歓声が沸く。なんとレーシャルが助けに入ったのだ。


  そして、すぐさま全員を無力化して手を振ると歓声が沸く。


  だが、次の瞬間赤の勇者がレーシャルを襲っていた。


  けれどレーシャルは赤の勇者の攻撃を躱すと文句を言う。


  助けてやったのになんだと怒るレーシャルを睨みつけるのでレーシャルは転移門まで走る。


  そして、赤の勇者がついて来たのを見てから魔王城の王の間へ一緒に転移する。


  そこでレーシャルが赤の勇者にここなら存分に戦えると言うと赤の勇者が歓喜する。


  レーシャルが凍える吹雪を放つと灼熱の炎で迎撃される。


  レーシャルが剣で戦うと赤の勇者も剣を交える。


  魔法を使っても、剣で戦っても勝負がつかない。


  しかも、凍れる時の魔法を何故か無効化するアンチ魔法まで使ってくるので質が悪い。


  その戦いは三日三晩続き両者が互いにもうフラフラになったところで、レーシャルが和解を申し入れる。


  そこで赤の勇者は交換条件を出してきた。


  自分は勇者からも魔王からも狙われて、しかも強すぎる為につまらないと。


  だから、冒険者ギルドに入って保護を条件に冒険者になろうかと思ってる事。


  一人旅は飽きたので強いツレが欲しい事。


  つまり、レーシャルも冒険者にならないかという事らしい。


  城があるからと言ったが、じゃないと戦闘をやめないというので急遽レノンに行く。


  そこでレノンの最高決定機関に自分が旅立つ事と、城は誰もいないから攻めないで欲しい事を言ってみるがすんなり許可がおりる。


  レノンも国力が強くなり、自軍も強く、レーシャルばかりに頼ってられないとの事で結局その日の内にレノンの冒険者ギルドへ行く事に。


  そして、名前を出すとギルドが大騒ぎになる。


  ナイトメアに赤の勇者が同時に登録に来たので当然である。


  レーシャルのよくお世話になってたギルド長が直々に出迎える。


  そして、レーシャルがギルド員になると言うと大喜びで歓迎する。


  赤の勇者を紹介するとびっくりしているが大歓迎だと言った。


  こうして実力が桁違いなので特別会員でBランクスタートという異例で冒険者になった。


  ただ、特別会員の特別戦闘枠の為、大規模な戦闘や戦争に駆り出されるのが条件だったが2人なら大丈夫だろうとそうなった。


  こうして、4年間赤の勇者とレーシャルは冒険して、大規模討伐を2人でやったり、戦争を2人で戦ったりしている内にSランクの特別会員になったらしい。


  そして、その4年後にアークアリエス大陸に渡ってアレスで冒険者をしてると国立第7魔法学園からレーシャルに特別特待生として来ないかと誘いがあったそうだ。


  しかし、神の使徒である勇者の赤の勇者には誘いが来なかったので迷ったが、行ってこいと言われて入学を決意。


  赤の勇者はそのまま後継人を作ると言って特別Sランク員としてギルドで受付嬢になったらしい。


  そして、ここからが問題らしい。


  学園に入ると色々な人と出会ったのはいいが大陸が違うので知名度がない事だったらしい。


  だが、それでもいいかと寮で生活しながら冒険者をしてると知り合った友達が冒険者になるからレクチャーして欲しいと言ってきた。


  それを受けたSランクのレーシャルは皆から尊敬を集めたらしい。


  すぐにSランク冒険者というのが広まり皆でスライム狩りに行った時に問題が起こった。


  なんとスライムがレーシャルの魔力を吸収して超強力になっていたのだ。


  だが、レーシャルとしてはいつもの事で相棒の赤の勇者はこんな敵なら数秒で蹴散らすが友達は違った。


  たかがスライムで悪戦苦闘。既に冒険者をしていた者もあっさりスライムに敗北したらしい。


  結局レーシャルが全て蹴散らしたがそれから何度か同じような事があり、レーシャルと行くと酷い目に遭うと言う噂が広まったらしい。


  しょうがなく冒険者ギルドで高ランク冒険者とクエストに出かけたがそこでもレーシャルの魔力を吸った魔物が強くなりすぎてパーティーはボロボロ。


  それを繰り返す内にアレスでは疫病神やら、悪魔やら酷く言われる様になったらしい。


  ただ、それからはギルドじゃなく、暇つぶしに闘技場で戦ってみたらいつの間にかSランクにまでなって、大陸間統一闘武祭で優勝したらしい。


  そして、10年掛けて魔法学園と魔法大学を主席で卒業して、アレスの冒険者ギルドで家族の様な仲間を作るクランをつくってみたが悪評から今一うまくいかず。


  結局金を払って雇った冒険者とかまだ何も知らないルーキーを加入させてCランクにした所でギルド規約でクラン員が全員居なくなって困って赤の勇者に相談にきたところ出くわしたのが…




 「俺達?」


 「正解じゃ」


 「つまり、魔王の特性で近くに居ると魔物に魔力を供給しちゃって凶暴化させてしまうと」


 「そうじゃ」


 「あの大群はどうやって?」


 「それは魔王の覇気で無理やり追いやって向かわせた」


 「じゃあ、これから戦う魔物もみんな?」


 「超強力にパワーアップするだろうのう」



  つまり、レーシャルが嫌われる理由はこの魔王が魔物に魔力を供給しちゃって強くなるから、それが厄介でみんな逃げ出したらしい。



 「ちょっと質問!」


 「何だ?アル」


 「赤の勇者ってそんなに強いのか?」


 「私と一緒に竜種最強のゴールデンブラックドラゴンの群れを倒した事もあるぞ。ちなみにもちろん私の魔力で凶悪化した奴」



 それを聞いて一同愕然とする。そこで刹那が聞く。



 「俺も気になったんだが赤の勇者って今受付嬢なんだよな?」


 「そうじゃが?」


 「クラン員いなくなって相談に言ったのはその赤の勇者だよな?」


 「だからそう言っとるじゃろう?」


 「つまりはアイナさんか?」



  ついに赤の勇者の核心をついた。そこでレーシャルが言う。



 「ああ、赤の勇者は勇者時代の名だな。冒険者時代は紅蓮のアイナじゃ」


 「何故に紅蓮?」


 「あいつは勇者時代も敵を殺して血まみれだったが、冒険者時代も魔物の返り血で血まみれだったからな。それでついたのが紅蓮じゃ」



  それを聞いてた皆がアイナをどう認識していいのか分からなくなった。


  そこでセレナが言う。



 「やっぱり、実際に本人から聞くと面白いな。勇者魔王連合戦役とか結構楽しかったぞ」


 「そうか?セレナは良い奴だな」


 「私も本が趣味だったし、世界一本の集まる魔王城とか気になるな」


 「禁書の類もいっぱいあるぞ?」


 「いつか行ってみたいな」


 「まぁ、いずれな?」



  セレナは楽しそうにレーシャルと話している。


  そこで他の者が聞く。



 「とりあえず、レーシャルがいると魔物が強くなるんだよな?」


 「そう言っただろ?アル」


 「なら、レーシャルがついてこなけりゃ強くならないんじゃないか?」



  アルが珍しく正論を言っている。



 「そうだね。レーシャルが近づくと強くなるなら居なければ大丈夫なんだ」



  ミリスが納得する。



 「それじゃあ、これからは6人で出かければいいのかな?」



  リースがそう言うとレーシャルから文句が入る。



 「あのなぁ、私は皆と一緒に戦いたいからクランを作ってクラン員を集めたんだぞ?それなのに仲間はずれは酷いのじゃ」



  確かにレーシャルは自分と一緒に戦える者を探していた様だし最もな意見であると刹那は思った。



 「とりあえず、レーシャルが居る時は強い敵と戦わないで強くなっていけばいいんじゃないか?」


 「まぁ、私だって皆がいなくなるのは嫌だからのう。次はゴブリンあたりで様子見するつもりだ」


 「今日見た俺達の戦闘力で強化されたゴブリンとは戦えそうか?」


 「充分行けると思うぞ?」



  そう言うとアルが話し出す。



 「まぁ、骨のある奴じゃなきゃ遣り甲斐がないし、良いんじゃないか?ただ、強い敵のクエストの時はついてくるなよ?」


 「大丈夫だ。今すぐアイナ並になれとは言わない。あやつは最強の恩恵を与えられた勇者だからな…そんな規格外とは比べんさ」


 「そうだよね。それにしてもアイナさんがそんなに強いなんて凄いなぁ」


 「ミリスはあやつに気に入られてるから色々教えてもらうといい。あんなのでも最強の勇者だからな」



  アイナの謎が少し解明されたがあんな感じの人が最強とは人は見かけによらないと思う一同であった。



 「というか、レーシャルの話し長くて、歩くのが遅くなってたし急いで帰りませんか?」


 「何か急ぎでもあるのか?」


 「お兄様は闘技場に行くと言っていた筈です。時間も確認してきていませんし。今日戦えるのでしょうか?」


 「そういえば闘技場に行くんだったな?今日のDブロック戦なら大丈夫だ。勝てば夜のトーナメントに出れるからご飯食ったらまた闘技場じゃな」


 「そうか、俺も今日から闘技者か」


 「お兄様忘れてたんですか?」


 「いや、レーシャルの話し聞いてたら忘れてた」


 「しっかりしてください」



  奏に怒られてやる気を取り戻す刹那であった。



 「今日から闘技者か刹那」


 「凄いよね。12歳から闘技者なんて滅多にいないでしょ?」


 「そうだね、刹那君頑張ってね」


 「刹那なら多分優勝するだろ?魔気混闘に神気まであるんだ。それで負けたら恥だぞ?」


 「待て、神気もあるのか?」


 「レーシャルは知らないかもしれないけど、刹那と奏は神気持ちだぞ?」



  それを聞くとレーシャルが複雑そうな顔をしながら来てくる。



 「お前達、神の使徒ではないよな?」


 「俺も奏も転移者だし、神と会ってもいないぞ?」


 「そうか、なら使徒の可能性はないな」


 「使徒だと困るのか?」


 「アイナは例外じゃが、通常なら魔王の敵だからな。まぁ神ならエリザとかがいいのう」


 「エリザって?学園長か?」


 「そうだ。あやつは神だぞ?」



  その言葉に皆が驚いた。神がかなり身近にいた様だ。ただ、刹那と奏は反応が鈍かった。


  奏も刹那の世界の神なので、あまり神というのが遠い存在に感じなかった為である。



 「学園長が神ってのは本当だったのか…」


 「僕も聞いてはいたけど神様って案外普通だね」



  アルとミリスは噂で学園長が神だと知っていた様だ。



 「えっと、神様に気軽に話しかけられてたんだ?」


 「リース?別に神様だからって学園長は学園長でしょ」


 「そうだね。まぁ驚いちゃった」


 「あの人、神だったのか。というかあの人っていうか神?でもあの神、神だったのかって変だな」


 「いや、神でも人でいいんじゃないか?私だって魔王だからって人扱いされないのは悲しいぞ?」


 「そういうもんか?」


 「お兄様?そういうものですよ。私だってそんな風に言われたらいやですもの」



  神である、奏はそう言ってきたので刹那も納得するのだった。


  ちなみに神の心臓を持ってる刹那も神とほぼ同じだと気づく様子が無かった。



 「何か話してる内に転移門に着いたな」



  アルがそう言うが結構時間が掛かった。



 「それじゃあ、まず冒険者ギルドに行くか?」


 「そうだな。私の帽子の中の魔水晶とドロップ品を換金しなくちゃならないからな」



  刹那とセレナはそう言って転移門に近づく。



 「早く金貰おうぜ!一杯狩ったからどんだけになるか」


 「アル君なんか嫌」


 「嫌ってなんだよミリス」


 「お金に意地汚そうで…」


 「いいじゃねぇか。初めて稼いだんだぜ?」


 「まあ、そうだね。初めてのクエストだったからね」



  そういってアルとミリスも転移門に近づく。



 「はぁ、疲れたわね。とりあえず早く冒険者ギルドで休みたいですね」


 「そうだね。私は精神的に疲れたよ」



  奏とリースが転移門に近づく。



 「それじゃあ。アレスに転移して冒険者ギルドに行くぞ?」



  最後にレーシャルが転移門に近づき皆で転移する。


  こうして皆無事にアレスへ戻るのだった。


  そして、冒険者ギルドに行くと皆の視線が集まった。



 「おい、ナイトメアだぜ?」


 「後ろの奴らはメンバーか?」


 「ああ、ナイトメアに6人入ったって情報だからそうだろ?」


 「ガキばかりじゃねぇか?」


 「馬鹿。ルーキーだからナイトメア何かに入るんだろ?」


 「そりゃそうだな。好き好んでナイトメア何かに入る馬鹿はいないか」



  外野がうるさくて皆不快そうにしてるがセレナがどんどん進んでいく。


  そこで噂のあの人が現れる。



 「おお、スライムを狩りつくしたナイトメアのメンバーではないですか?」



  わざとらしく言ってくるアイナにお返しとばかりにセレナが言う。



 「おい、元Sランクと聞いていたがどういう事だ?赤の勇者?」


 「えっ?何で昔の名前知ってるの?」


 「それより、さっき来た時もSランクの特別員と言ってたしアイナは何者なんだ?」


 「はぁ、元Sランクってのは受付嬢してるから勝手に勘違いした人が紅蓮のアイナは引退したらしいって言ってるだけ」


 「それじゃあ、赤の勇者はまだSランクの特別員なのか?」


 「その赤の勇者ってやめてくれないかな?皆のアイドルアイナさんしょ?ちなみに今は非常事態特別戦闘員の特別Sランク員よ。つまり、非常事態が起きた時の秘蔵の戦力って訳ね。だから担当が少なくてもお給料はいいのよ」


 「へぇ、担当者が1人だったのにそんなに稼げてるのか?」


 「非常事態の切り札だからねこれでも。月金貨3枚貰ってるわよ」


 「金貨3枚?」



  皆が驚く。金貨3枚という事は月収300万である。



 「凄いな。なら、ドルゲスとやらも給料凄いのか?」


 「ドルゲスさん?確か月銀貨50枚位の筈だよ」


 「何でそんなに差があるんだ?」


 「ドルゲスは特別員じゃないし、普通の冒険者ランクSなのと審査官をしているからその位なの。私はさっきも言ったけど非常事態の特別戦闘員。5000の軍隊に1人で戦いに行かなきゃ行けない時とかあるんだよ?金貨3枚位いいじゃない」



  アイナは不満そうだが、1人で5000千を相手にするとはどんな状況なのだろう?


  謎の深まるアイナであった。



 「それより、換金に来たんでしょ?スライムボトルも大量に持ってったしちゃんと持ってきたんでしょうね?鳩を追いやるの大変だったんだよ?」


 「紅蓮のアイナが見たいというから出したんだろ?文句を言うな」


 「セレナちゃん、さっきから赤の勇者とか紅蓮のアイナとか変な呼び方やめてくれるかな?皆のアイドルアイナさんでしょ?ちょっと頭冷やそうか?」



  そう言うとアイナが突然殺気を放つ、しかも通常の殺気では無い。これは相手に気を乗せてぶつけるちゃんとした技だ。


  それを証明する様にセレナが固まって動けなくなっている。



 「さぁ、セレナちゃん?私の名前は何ですか?」


 「世界一可愛い皆のアイドルアイナさんです!」


 「うん、素直な子は好きだぞ?」



  そういうと殺気を止める。するとセレナはやっと動けるようになった。



 「子供相手に酷いではないか!幻惑眼で同じ目にあってみるか!」



  セレナが怒るがアイナは全然動じてない。



 「残念でした。私に神眼は効きません。これでも神の使徒の勇者ですから」


 「やっぱり赤の勇者なんじゃないか」


 「それはそうだけど。私は神が嫌いなの。それに勇者業だって今してないし、そもそもレーシャルちゃんとだって仲いいし、ね?」



  そこでレーシャルに話題が振られる。



 「仲いいというかお前が強引なんじゃろ?それにお前と組んでたせいで常人の強さが今一把握しづらいんじゃ」


 「酷いなぁ、常人って私だって普通の可愛らしいハーフエルフですよ〜」


 「うっさい年増!」


 「5000年以上生きてる人に言われたくないな」


 「この29歳の恋人無しの生娘が!」


 「えっ?アイナさんってまだ何ですか?」



  そこで食いつくアルは男である。



 「ふん。皆のアイドルだから夢を壊さないように努力してるのよ」


 「ただ、怖がられてるだけじゃろ」


 「レーシャルちゃんうるさい!そもそも赤の勇者とか教えたのレーシャルちゃんでしょ?」


 「私の過去話をしただけじゃ。別にアイナの話しをした訳じゃない。わざわざ赤の勇者ってキャラで登場させてやったんだぞ?」


 「じゃあどうしてバレてるのよ」



  そこで刹那が言う。



 「レーシャルがクラン員がいなくなって、今は受付嬢してる赤の勇者に相談に行ったと聞いたのでアイナさんかと思ったんです」


 「レーシャルちゃんそれじゃ全然隠せてないよ?」


 「一応はぼかしただろ?それで納得せい」


 「アイナさん換金してくれないか?」


 「そうだったわね。セレナちゃん換金所まで付いて来て」



 そう言って換金の受付まで連れてこられる。



 「それじゃあここに出してくれる?」


 「まずは魔水晶からな。えいっ」



  するとカウンターに山盛りの魔水晶が現れる。



 「はぁ、本当に1500匹狩って来たのね。数を数えるのよろしく」



  アイナは換金担当の人に数を数えさせる。



 「はい、全部で1587個でした。でもこれだけ狩っても銀貨3枚と銅貨17枚と鉄貨2枚です。スライムは一匹鉄貨1枚だからね」


 「はぁ、あれだけ狩って銀貨3枚…」


 「そうだね。これだけの魔水晶で銀貨3枚ちょっと」


 「スライムだし金が少ないのはしょうがないんじゃないのか?」


 「私もお兄様と同意見です。スライムなんだししょうがないのでは?」


 「私はよくわからないけど。銀貨3枚じゃセレナの食費にもならないね?」


 「お前達忘れてないか?ドロップ品がメインだ!1人50個だぞ?」



  皆がしょげているとセレナがカウンターにスライムボトルを300個出現させる。



 「どうだ?スライムの粘液が300個一つ銅貨50が相場だろ?これならどうだ」


 「おお、本当に300個ドロップしたんだね。まぁ、レーシャルちゃん効果かな」


 「レーシャル効果ってどういう事ですか?」



  刹那が疑問をぶつける。



 「レーシャルちゃんの強化ってドロップ率も強化するんだよね。だからレア素材とか集める時にレーシャルちゃん連れてくと美味しいのよ」


 「へぇ、魔物を強くするだけじゃなかったんですね」


 「うん。まぁレア素材集めの時は連れてくのがオススメかな。うん、確かに300個あるね1個銅貨50だから銀貨150枚だね。1人銀貨25枚だね。凄いじゃない」


 「やっぱりボトルを大量に持っていったのは正解だな」


 「そうだね。スライム討伐クエストはクエストポイントが5で報酬は銀貨1枚だから1人銀貨26枚だね。ローンの子は半分以上返さないといけないから1人13枚ね」


  そう言うとアイナが皆にお金を配る。刹那と奏とセレナは銀貨26枚。アル、ミリス、リースは銀貨13枚手渡された。


 「後は銀貨3枚と銅貨17枚と鉄貨2枚だけどどうする?皆で分けるもよし、誰かが貰うもよし、好きにしていいお金だね」


 「この後刹那が闘技場に行くそうだだから」


 「レーシャルちゃん賭けるの?」


 「ああ、刹那の実力は見たからな。私は今持ってる全額刹那に賭ける気だ」


 「えっ?それ本当?トーナメント夜8時からだよね?」


 「勝てばそうなるな」


 「私も賭けに行こっと」



  どうやら賭けがあるらしくレーシャルとアイナは刹那に賭ける気のようだ。



 「俺も全額刹那だな」


 「えっ?アル君も賭けるの?じゃあ、僕も全額賭けよ」


 「私もお兄様に全額です」


 「えっ?皆?じゃあ私も刹那君に全額!」


 「揃いも揃って…私も刹那に全額だな」


 「おい、お前達俺が勝てる保証はないんだぞ?無一文になっても知らないからな」



  何故か、刹那は皆の金を背負う事になったがまだ闘技場にも行ってないのである。



 「まぁ、その前にDブロックに参加登録しに行くぞ?バトルロワイヤルで残った4人が本戦出場じゃから、まずそこで勝たなきゃ賭けも出来ん。まず勝つのじゃ」



  こうして刹那達は闘技場へ行くのであった。

如何だったでしょうか?


今回は序盤は会話してますがその後直ぐにレーシャルの過去話スタート。


レーシャルはこの世界の1月1日に突如顕現したようです。しかもお城に。


一応誕生日は1月1日です。


そして、誕生してから魔物が跋扈する魔王城で魔物と過ごします。


数年が経ち人間から襲われ始めて凍れる時の魔法を使います。


この魔法がレーシャルの代名詞です。


ちなみに魔王はこの世界のシステムで自然に生まれたりします。


レーシャルの場合はこっち。


そして、旅に出て商人を助けた事で色々と知ります。


お金を稼いで生活し始めたレーシャル。


しかし、魔族狩りが始まりレーシャルは街から逃げます。


戻った城は既に陥落しており人間の根城に。


しかも、レーシャルの友達であった魔物は全滅。


一部は剥製にして飾ってあり、しかもレーシャルが好きだった熊の魔物が…


レーシャルキレて王の間へ急行。そして即効で退治。


その後1人で城を取り返します。


その後、城から出て街に戻りますがそこでは言葉に出来ない悲惨な状況が…


怒ったレーシャルは街を1人で取り戻し、同じような目に遭ってる街も救う為国を作ります。


魔王城が王城でレノンの街が前線基地に。


そして、どんどん宗教軍を殲滅。


そして、レノンが国として発展。


条約結んで又、旅に出ます。


他の魔王と協力したり、協力しない魔王を倒したりして


レノンはどんどん巨大化。


やがて、レーシャルの思惑通りに宗教軍や勇者達を自分だけに釘付けに。


しかし、1000年経って凍れる時の魔法の解き方を見つけた事でレーシャルを倒すでかい勢力を作ってしまいます。


2000年間勇者魔王連合戦役があり、戦い続けましたが無敗。


そして、レノンが戦争に巻き込まれて50年続く世界大戦が勃発。


レーシャル率いる魔王軍でレノン死守。


その後レノンは超大国になります。


それからはレーシャルものんびり暮らして5000年とちょっと経って。


遂に皆のアイドル登場。


その名はアイナ・アンデル。


当時15歳で神より与えられた恩恵は最強。


その恩恵は全てをひれ伏させる圧倒的力。


でも神の領域超えてたので神が制御できない失敗作に。


何故か勇者から殺されそうになる勇者の誕生。


しかし、戦えば無敗。


結局戦いに飽きて強敵探し。


そこでレーシャルを発見。


2人は三日三晩戦うが決着つかず。


しかも、神が凍れる時の呪法を破れる様にした為、アイナが戦闘をやめてくれないorz


そこで提案されたのは、一緒に冒険する事。


冒険者ギルドは神が協力して作った為にギルド員は神から狙われない特典付き。


結局レノンに打診するとOKでちゃって冒険者ライフ。


ただ、冒険を2人でしてたのが悪かった。


レーシャルの常識は竜種最強種をレーシャルの力で強化した群れを倒せる人が普通と考えてしまう。


その為、アレスに来た後、学園に入ったレーシャルは学校の友達と魔物退治に行ってしまう。


その結果はアイナのレベルが異常過ぎただけで誰もレーシャルについて行けない。


高ランクの冒険者もレーシャルとは旅ができない始末。


結局闘技場で暇つぶししてたら何故か最強になってしまいました。


その頃アイナさんは気楽に受付嬢をしてました。


結局学園を何と主席で卒業して大学に…そこでも主席で卒業してクランを作る事に。


でも人が集まらずにCランク昇格と共にメンバー自分だけに…


そこで目をつけたのはアイナ紹介の6人組。


つまり、刹那達。


その刹那たちはレーシャル戦闘課題を見事クリア。


その為過去話を聞いて。


レーシャルの特性理解。


その後ギルドに行ってアイナをからかう。


するとアイナが本気でセレナに殺気を放つ。


しかも攻撃用の殺気の為、行動不能に。


無理やり世界で一番可愛い皆のアイドルアイナさんという呪文を唱えて解呪成功。


アイナさんが赤の勇者であり、紅蓮のアイナと発覚。


そして、スライムの魔水晶を換金。


でもセレナの一食分にもならず、所詮はスライムでした。


だが、ドロップアイテムが高く買い取られ皆銀貨25枚ゲット。


スライムクエスト報酬も貰って銀貨26枚に。


ローン組は半額取られましたが結構稼げた。


後は刹那の闘技場での活躍次第。


という訳で今回は終わり。


次回は刹那の闘技場初挑戦。


無事本選に出場出来るのか?


乞うご期待。






超長い後書きになっちゃった(*´∀`)♪




それでは今回の能力値表記です。


今回はアイナの所に追加文が入る位。


作者は全部読み直して書き直してます。同じ部分は許してね?


見たことない人は是非見て下さい。


そうでない方も気が向いたら見てください。



まずは男性陣より




第一の男性キャラ 主人公

遂に戦闘に突入。スライム狩りは第3位入賞。

鍛錬により、気力は最高値、魔力はどんどん上昇、魔気混闘を覚え。神気もコントロール可能になった。

現在奏とセレナの2人を篭絡!+α(ミリスもか?)さらにリースを着実に落としに掛かって、ハーレムを着実に作っている

時乃宮刹那 4月12日生まれ。ブラットタイプB。


12歳の身体では普通の人間の頂点に君臨するレベル。

時守一族の異能者である為、身体の作りが人間離れしており、

気の力はセレナを恐怖させる化物級。

現在気力付加を完全マスター。

魔力付加はトリプルチャントまで。死にかけるのにトリプルチャントまで使っちゃうお馬鹿さん。

セレナより、魔力と気力を混合させて使う究極の技法、禁書に記述されし魔気混闘を習得。

さらに神の力である神気を習得。

4月8日つまり入学式の次の日には魔力付加もかなり強力に、さらに神気のコントロールに成功。

気力付加、魔力付加、神気付加とトリプルブーストでやっとチートな主人公爆誕!

現在、戦闘により徐々に能力開放中。能力的にはやっぱりセレナがチートレベルでは段違いの模様


瞬刻永神流、基本技閃、これにはバリエーションがあり、一閃、翔波閃などがある。

他の瞬刻永神流の技は今の所画龍点睛と龍牙追。

神の一族の守護者として育てられた時に従者教育をされ執事の様になり、又、完璧執事に憧れるようになった。

その為、家事スキルは完璧な領域。炊事洗濯洗い物、なんでもござれの超絶執事。

しかし、料理で負けた奏がお茶を入れる事だけは負けまいと頑張った為にコーヒー^、紅茶、緑茶etcのスキルは負ける。

文献より得た技はクロノスシフト、クロノスドライブ、クロノスバインド、思考加速、アイテムを創造する技マジックルーフェンと消す技マジックラディーレン。

スライム戦闘により周破閃と翔周破一閃の二つの技が使われる。

その時の説明で閃は基本の切りや斬撃であり、一閃は抜刀術であると判明。

抜刀は気の力で剣をバインドして放つ瞬間に気ごと一緒に乗せて放つ技。

閃は通常の技に気を纏ってるだけだったりする。

翔が付く技は飛び技。周は範囲。他は今後登場。


魔法

まだまだ魔法力がまだ内包できる量のMAX値に到達してません。セレナによると魔力回路も錆び付いてるとか…。

現在ひっそりと魔法を実験中。

ダブルチャント、トリプルチャント。そしてフォースチャント。

ちなみにフォースチャントは命を削る技の為使用不可。

一応技としてはあるだけ。

フォースチャントはフラグでは無いと信じてる作者。


学力

思考加速を使い、学力NO1キャラに躍り出る模様です。

現在はこの世界の文字を完璧に読める様に。

後は1年の教科書に書かれてる事は既に覚えちゃった模様。

天才刹那の誕生です。

先を急ぐ刹那は全部の教科書寄越せと脅迫。

その結果テスト次第で教科書ゲットに…その顛末はオール100点。

結局2年生の教科書をもらって帰る事に。

この調子で刹那はとっとと全学年の強化を制覇します。


変身

デバイスは時守一族の秘剣の大剣、名前はもうちょっと後で出てきます。

バリアジャケットは黒い服に黒いズボン、銀のプレートメイルに黒のロングコート、10本の剣付きスカート、黒い指出しグローブ着用。

これが刹那君のバトルスタイル

今回スライムの粘液で多少欠損しかし、バリアジャケットは魔法の服。デバイス収納しておけば自然に直る。


容姿

髪は相変わらず黒のショートボブ。目は黒。顔はやっぱり女の子に間違われるレベル。まだ女体化してないのにすでに可愛い。

体はまだ発展途上だが、現段階では限界まで鍛え上げた筋肉に包まれている。しかし、やっぱり筋肉質に見えない謎体型。

過去に女子寮で女の子達から格好良い女の先輩と勘違いされるという、刹那ならではのイベント発生。今後もご期待をば。


支持される層

スライムを大量に倒しても3位にしかなれなくても最強と信じてくれる人。

遂にチート級主人公に成り上がった主人公。女の子にパンツを貢がれる体質。

まぁ前と同じなら 変態という名の紳士を受け入れられる人 ミリスと危ない関係になりそうでも気にしない人

妹や逢って間もないセレナとディープなキスをしてる所を想像しても萌える方。


キャラを表すと

王子のキスで目覚めるヒロイン体質 過去に女子寮で女に間違われてた男。現在2人とお付き合いしてる状態。遂に戦闘になったがそこまで強く感じない最強チートキャラ。でも女の子化すればやっぱりレジェンドオブヒロイン







第二の男性キャラ ルームメイト1号 10月17日の1時頃に気づいた。アルフォートってどっかで聞いたなと思ったらコンビニに有ったお菓子。つまり、現在PC前で食われてる奴w

犯人はアルと言われる男。お菓子から生まれたと今日気づかれた男。読者的立場の人間。一応そういった役割 熱血大食い馬鹿野郎 フードファイター

スライム狩り大会最下位で名前にサイカイがついて、ネタでアルフォート・サイカイ・マギヌスになった男。シュバリエみたいな称号。サイカイ・ド・アル。う〜ん格好良い?

アルフォート・マギヌス 8月31日生まれ ブラッドタイプA


強化素体の為刹那同様、普通の人間と違う作りで人間離れしている。通常時の力は刹那より上だが、気力付加状態の刹那には魔力付加しても敵わない。

気力は刹那の7割程度。魔力は一般人離れ。そして、魔気混闘習得。ヽ(〃'▽'〃)ノ☆゜'・:*☆オメデトォ♪

気力付加状態の奏に倒されるレベル。セレナにはもっとこっ酷く倒されるレベル。力自慢が取り柄なのに既に置き去りにされ気味なアル君。

スライム戦にてドリルランスを使って横薙の攻撃が可能になり、ちょっとだけ強くなったタンク。つまり壁。


魔法

フレイムアローは属性的関係によりしょぼいと判明。しかし、ロックアローは刹那の通常フレイムアローと同程度だとか。

ただ、アルも魔力増幅は当然使えるわけで使い方次第でいくらでも強化できそう。しばらくは魔法は成長しません。残念。

今回描写が無いけどランス投擲の魔法を使ってスライム倒してます。


学力

刹那を馬鹿友と勘違いしていた真なる馬鹿。

勉強は一応入学出来るレベルはあるがそこまで。

刹那とミリスにSOSを発信中。

無事に2学期にN組に行けるのか?

今回はスライム狩りの為、学力伸びないけど、これからは毎日勉強する癖をミリスに強制的につけらるので一応大丈夫か?


変身

全身鎧のガッチガチの盾職。盾は小さいのが着いるだけ。一応メイン盾装備ではありません。使う獲物はランス。しかも馬上で使うようなどでかい奴。

ランスが超高速回転するドリルランスへと進化しました。


容姿

髪は短め、目と髪が黄土色。顔は男っぽさのあるちょっと残念なイケメン。

某医務室の方からのコメント追加。「黙ってればそれなりなんだけど」だそうで密かに好感度アップしてました。


支持される層

暑苦しい奴 馬鹿共 エレウィスからは好感度高し。実は年上に好かれる体質。ちなみに登場してくるモブは意外とアルの事が好きだったりする。

セレナとは良きライバル。煩悩全開で現在ヒロイン(ミリス含む)から最も支持されない男


キャラを表すと

既にアルが蔑称気味に使われ、何かあるとだって?アルでしょと言われる。モテ期が遠ざかりまくってる哀愁が良く似合う煩悩キャラ





第三の男性キャラ ルームメイト2号

セレナの神眼の被害者になりそうな魅了能力ヒロイン?

現在心が乱れてる模様。アルにより男として鍛えられるが、刹那により乙女に戻される。不安定な心の男の娘(何か字が変?)

ミリスティム・セフィラム 3月14日生まれ ブラットタイプO


刹那の方針で3年で気力付加マスター計画発動。現段階ではキャラ中最弱。リースと仲が良くなり、一緒に気力を鍛錬する様です。

魔力付加は出来るがそこまで強くない。魔力増幅の方が得意。

スライム戦闘ではちょっとへばってたので体力はまだまだな模様。


コンダクトは主人公との契約。家事能力は結構ある。武術系統全般ダメポ。相手の力を利用する合気道すら使いこなせない残念さん。

ただし、いつかは男として見返すと息巻いているので暖かく見守っててください。でも技は全然追加されない。

一応属性の一極化は技なので書いておく。


魔法

ロウペンタゴンで魔力の変換資質を持ち、他属性を犠牲に一極化が可能。

それによるデメリットは一属性を使ってる間は他属性が使えない程度。

物語り後半では属性の混合が出てくるのでちょっと微妙な能力。

それでも十分強い2丁拳銃の魔法。

今回の先頭で石弾が現代の銃弾風にアレンジされてパワーアップ

試し撃ちでスライムの核を的にして遊んでた射撃能力あとちょっとのキャラ。


学力

秀才であるミリスは頭はとてもいいです。

テストは安心して見ていられますが、アルのお守りが大変そう。

結局アルのお守りはミリスの責務になる。


変身

デバイスは自動拳銃の攻撃用デバイスとリボルバー銃のサポート用デバイスの2丁拳銃でした。バリアジャケットはやっぱり刹那作画の執事服に決まりました。

字は銃を使い続ける内に○○(魔弾)のコンバットバトラーと呼ばれる様に。


容姿

遂に判明。茶髪の長い髪をアップ気味に後ろでリボンを着けポニーテールに、目は皆を魅了する赤い瞳。

体は華奢で顔は小顔でとても可愛いのが特徴。


支持される層

男同士のキスが許せる方 腐な方々 魅了され始めた寮生一同 新たなるジャンルを開拓するベンチャーな方々






ヒロイン説明



是非おさらいがてら見てください。




ヒロイン1

遂に兄から女として見られる事になり歓喜で周りが見えてない(読者含む)。

殺気にしびれる、謎体質なMな感じの妹。

キングオブ妹ヒロイン

時乃宮奏 3月3日生まれ ブラットタイプAB


多少の気のコントロールすると3階から飛び降り、登ってく位は朝飯前な模様、意外?と強い。神気がセレナによって発現!

神気を纏った奏さんはヒロインにあるまじき力技を使う可能性有り。現在力を使わなくてもそれなりに戦える事が判明

気力付加のみでアル撃退、セレナ曰く、気力付加と神気付加でセレナより体術が上になる模様。

気力付加だけだとドルゲスよりパワーは下。しかし神気がまだ残ってるのでどうなるか。

スライム戦闘では気力付加をMAXまで使ってジャンプ。

一応頑張れば3階に届くレベル。神気はまだ。鍛錬はスライムクエストの後の闘技場話以降なのでまだまだ


素敵な笑顔をあなたに届ける。パーフェクトスマイルと。泣き顔しながら上目線の誘惑攻撃。現在技の追加は刹那と同時の予定。

体術は全般を学んでいる様です。合気道等を使っている模様。

アクロバティックな体術も使う模様。

回転闘舞なる体術を使います。

笑顔で人が気絶するレベルの殺気を放つ


魔法

まぁ、どんな魔法もそつなくこなし、炎と雷系は正に神がかり的。そろそろ体調が回復してくる模様、実は旧型のスカウターは既にいくつもパリン済み。

魔法を使えばたちまち最強クラスの化物になる予定。

遂に魔法を使う。フレイムアローは火の鳥になる特別品

フレイムランスも通常よりどでかい槍を顕現して横薙でスライム乱獲


学力

元々頭はいいが、神々の末裔である奏はこの世界でも神々の恩恵である全知の片鱗が出ます。

その為、知らないはずの知識がスポンジが水を吸うが如く吸収していきます。

なのでテストで上位陣に入れる可能性あり。

一夜明けてもまだまだ知識が溢れる感じが継続してるのでやはりチートか?


変身

五角形の金色プレートに五芒星が書いてあり、そこに小さな水晶が5つと中心に大きな珠があるペンダントが収納デバイス。

現代風魔法少女物の様な姿の服が奏さんのバトルスーツ。

色は赤と黄色で炎と雷の模様が入った物で、武器であるデバイスは槍の様になった杖。色も服とお揃いで赤と黄色で先が金属。


容姿

髪は黒のロング。刹那とデート後に髪型帰るか検討中。瞳は刹那とお揃いの黒。顔はこの世で表現できる限り最高の顔…の一歩手前。なぜなら一番は主人公に奪われるから♪哀れなり奏さん

身長体重BWHは乙女の秘密。正し12歳にして既に男性をその気にさせる色香を纏っているのでご想像にお任せします。


支持される層

妹萌えの方々 妹萌えの方々妹萌えの…以下永遠と 真面目に書けば男も女も魅了するので全層射程のあいも変わらずスーパーヒロイン


キャラを表すと

遂に兄との恋を成就させた幸せ絶頂の妹。でも恋のライバルが増え続ける悪夢。読者様に対しても「私を見て良いのはお兄様だけ」と言ってしまう危険物指定系妹







ヒロイン2

皆のアイドルお嬢様。聖女の如き微笑みになぜだか萌え〜な言葉遣い。ちょっとだけ刹那が気になりだしてる

回復職なのに攻撃魔法がえげつないちょっと凍れる美少女。

リースの代名詞的セリフ「大丈夫だよ、みんな消えるから」

リース・フラメル 2月16日生まれ ブラットタイプO


通常時ひ弱。魔力付加はミリスより上。使っても常人よりちょっとだけ動ける程度。気力をセレナの提案で学ぶ事に…だが、ミリス同様刹那の気力開放計画により3年で習得


魔法担当なので技がでない可能性あり。力も無く技もないが氷系魔法の腕だけは超逸品。

刹那君のちょっかいで技が完成するのか乞うご期待。


魔法

水の属性のハイシングルなので聖属性の氷を使える。とにかく回復はこの人にお任せというお助けキャラ。

回復系上位魔法 リジェクトヒーリングの使い手。(1日1回のみ)

今回で遂に今使える攻撃魔法を全部開放。

ヒーリング ただの回復魔法 水属性使える人で回復適性があると使える基本技。G〜Eランク向け 初級魔法

リジェクトヒーリング すべての異常を否定する回復魔法。大抵の傷なら治してしまう。腕がちぎれても直ぐなら治る強力な回復。Sランクに分類される魔法。 聖上級魔法

(リジェクトは学園長が一日5回、エレウィス先生が一日3回、リースが一日1回、ミリスが超金をかけた弾丸使用で24時間に1度使用可能)

フリーズアローは氷の矢、氷だけど水属性使える人ならみんな使える基本技。G〜Eランク向け 初級魔法

アイシクルレイン 名前の通り氷の雨を降らせるがリースの場合嵐になる。A〜Sランク向け 上級魔法

フリージングドライ 地平を全て凍らせる恐怖の魔法。凍れる風に触れた瞬間から凍りやがて砕ける Sランクに分類される魔法。 聖上級魔法

聖とは聖属性つまりハイ属性持ち特有の魔法


学力

元々英才教育を受けていた為勉強は得意。

しかし、奏、セレナのチートぶりにちょっと自信喪失気味。

でもポテンシャルは秀才のミリスと同程度。

テストが楽しみなキャラ。

現在勉強は順調な様子。ミリスと違いアルと言う重りが無い為かな?


変身

胸に着けた青い雫の様なアクセサリーが収納デバイス。

青を基調に白い模様が入った、法衣をドレスにしたような衣装。

デバイスの方は大きな青い魔石が付いた大きな杖。

ある意味一番魔法使いっぽい装備。


容姿

見た目は先にウェーブが掛かった長めで水色に白を混ぜた様な色の髪に青い瞳。とてもおっとりとしている感じの顔立ちでとても可愛い。可愛さランクは10段階で8だがお好きな人には未知数。

身長体重BWHは乙女の秘密。まだまだ体は発展途上。餅をつく音が聞こえてくるような…


支持される層

何だか癒されたいと思う人々 言葉遣いが何故か萌える方々 普通に好みの方 攻撃中はクールキャラになるのでクール好きにも ちなみに回復魔法を受けるともれなく惚れさせるスキル持ち


キャラを表すと

一見普通の美少女だが好みにハマると中毒になる可愛さ。言葉遣いもちょっと僕っ子よりなのが特徴のおっとりお嬢様。攻撃時はクールになり、殺気を浴びるとツンデレ化する人 常に皆の心を癒す聖女様系ヒロイン。







ヒロイン3

眼帯してるのに眼鏡までしてる。眼帯メガネっ娘という新たなジャンルの開拓者。実は男性恐怖症だが、刹那と遂に恋仲になった

奏と同じく殺気を浴びて喜ぶM(理由は自分の命を好きな相手に握られてる感覚が良いとの事)

実は竜を狩った事のあるスーパーチーターのドラゴンスレイヤー

セレナ・クロウリー 2月14日 ブラットタイプAB


神眼により、肉体に宿る気力を操る謎の人。段々と能力が判明

気力と魔力を合わせて戦う技を魔気混闘と言うのを禁書より発見し実践してる人

ちなみにこの物語で最初に気力と魔力を同時行使した人。

力は常人の遥か上を行く天才児(天災児)

既に冒険者の様に魔物退治などしてる戦闘経験者。

魔気混闘状態ではアルを軽く足らうレベル。

魔気混闘はセレナが現在最強であり、身体能力は刹那に勝るとも劣らない。


神眼。ヒロイン2人の心と身体(下着)を丸裸にした能力者。

他にも神眼により色々出来る模様。

神眼 千里眼で熱紋照合機能付き、ちなみに暗視もできます。

透視眼 使いすぎると廃人化するので注意が必要

魔力眼 魔力を見通す眼

経絡眼 気を見通す眼

戦略眼 戦略系のあらゆる技能が詰まった眼

幻惑眼 幻視、幻覚、幻惑と色々出来る眼

解呪眼 魔眼の付呪眼の呪いを解呪する眼。これがないと解呪が出来ない為出来る物は大概かなりの金銭や無理難題をふっかける。


魔眼

火属性 火属性魔法を使える。

風属性 風属性魔法を使える。

土属性 土属性魔法を使える。

雷属性 雷属性魔法を使える。

水属性 水属性魔法を使える。

付呪眼 あらゆる呪いを付加する能力。一応神眼の解呪眼であれば呪いは解ける。


便利な眼


魔法

魔眼は魔法を使う為の物。神眼は技。魔眼は魔法。これが神超ルール。

魔眼を遂に使いました。使い方は目を凝らして相手の姿を捉えるだけ。

それで無詠唱で魔法が発動。結構チート気味なお方。

コヨーテタイプの魔物を幼くして火炙りにした元幼女。

実は竜を狩っていたお方。つまりはドラゴンスレイヤーたる魔法があるのか?


学力

識別眼を使えばチートで満点可能。

だが自ら為にならないと識別眼は封印。

その代わり記憶眼というチートを使う。

結局チートにかわりないお方。

本を読むのが趣味なので知識が増え続ける。


変身

ゴスロリ調の青黒いミニスカートドレスにニーハイソックスで絶対領域完備の衣装。アクセントに頭に小さい帽子が乗っかっている。、それがとても可愛らしい。

セレナは縞パンにニーハイソックス。

頭の小さい帽子は収納庫デバイス。どんなアイテムでも収納する、禁書の技術と魔眼のキー等で使用する不思議な帽子。

蒼狸のポケットより収納能力は上。


容姿

青っぽい黒髪に銀色の瞳。左目に眼帯をしていてその上にメガネを掛けている眼帯メガネっ娘という新たなるジャンル。ちょっとツンツンしてそうな顔立ちで、とても可愛い顔をしている。

ちなみに胸からは餅をつく音が聞こえてくる。つまり(ペッタンペッタンつる?かどうかは秘密)です。でも胸はペッタン。体は引き締まっており意外と運動できそう。


支持される層

重い過去に共感出来る方 中二好きの方々 眼帯属性の方々 メガネっ娘属性の方々 ボーイッシュ1号のセレナが好きな人々 このお方についていける方々。刹那との恋仲を許せる人。


キャラを表すと

ちょい格好良いけどとっても可愛いボーイッシュ娘。神眼と魔眼を持ってるので中二設定な女の子 技をコピーするチートな眼も保有 ちなみに天才故に天災を巻き起こすヒロイン。






NEW!!

ヒロイン4

凍れる時の魔王等という大それた名前にナイトメアと正に中二病満載の名前の実はとっても寂しがり屋の泣き虫魔王。

ロリババア(年齢は5000歳以上だけどただの可愛い幼女)。

冒険者クランマスター

ちゃんとした過去話枠を持つ正規ヒロイン。

レーシャル・ブランカ

ブラットタイプO


まだ未知数ですが、冒険者ランクS、闘技者ランクSの力はこの世界では最上位という事。

魔物をけしかける力?(まだ未発表。レーシャルの過去話で明らかになる)


5000年以上生きてて技が無かったら笑い者確定。


魔法

魔王なのに魔法がしょぼかったら…やっぱり笑い者確定


学力

一応魔法大学卒業。

5000年以上生きてるから、そりゃあもちろん物知り。

でもセレナの識別眼には勝てない様で、分からない事があったらセレナに聞くと発言。


変身

もう、学生でないのでデバイスとバリアジャケットは作れない。

さて、どんな服装してるんでしょうか?魔法ですから白い服にツインテールでスター何とやらをぶちかますような感じかな?(えっ?魔王じゃないって?白い悪魔だったっけ?)


容姿

まだ、明かされてないが作中最高のロリキャラです。でも年齢を考えるとババアじゃんと言われそう。


支持される層

凍れる時の魔王なんて中二な名前についていける方。 ナイトメアなんて以下同文 レーシャル・ブランカなんて以下同文って違った( ゜д゜)ハッ!

ロリババアというジャンルが好きな方。 ロリっ娘最高と思う方。 ちっぱい素敵と思える方。以下etc


キャラを表すと

一応現在知られてる魔王でダントツに有名な魔王様。勇者キラーとも呼ばれるお方。でも5000歳を超えてもまだ成長途中な魔王様(この魔王の寿命はまだまだですので当分ずっとロリっ娘)

そんな、ロリババア魔王ヒロイン







残りのヒロインになりそうなお方


ヒロインになるのか? 受付嬢 アイナ・アンデル 現在29歳ですがエルフ族の血が入っている為見た目はある程度で止まってます。


新情報アイナは実は冒険者ギルド員の資格をまだ有しておりランクはSで特別会員という実は凄腕。字はいつも返り血で真っ赤なトマトになっていたので紅蓮のアイナ


このお方はレーシャルと親密なので実はレーシャルと一緒に過去話が出てくる。


皆のアイドル受付嬢アイナですとは自称。


真の皆のアイドルであるリースからすればなんだこいつって感じだけど大人の女性に飢えてる方は多分好き。


実はかなりのインテリ派。伊達眼鏡を持っており説明する時に一々付ける紛らわしい人。


視力は両目とも15。とても人間離れしてる視力の持ち主。まぁ、この世界で目がいいエルフの血を受け継いでるだけはある。


ちなみにエルフの平均視力は通常で10前後。つまり、アイナはエルフでもちょっといないくらい目がいい。


ただ、視力強化の魔法がエルフはあるので目がいいだけ。アイナはその魔法が先天的に常時掛かっちゃってるただの異端児。


アイナは現在セレナとミリスと刹那と奏という順番で好きになってる。


セレナは元々知ってる名前だったのと自分と同じ異端児なので気に入ってる。セレナはセレナちゃんと呼ぶ。


ミリスは男だけど可愛いから気に入ってる。ミリスをちゃん付けで呼ぶのでミリスからは嫌がられている。


刹那はミリス同様。男なのに可愛いから気に入ってる。自分を可愛いと言わないので刹那はアイナが結構好きだが、実は刹那もちゃん付けされそうだった…理由はドルゲスに刹那のスゴ話を聞いた為にちゃん付け出来なくなったという裏話。


奏は同性でも憧れる程の美形なので女の子だけど好き。


次がリースで清楚そうなところと、透き通る様な声をしてる為嫉妬してちょっと意地悪気味。でもカワイイは正義と想ってるアイナはリースを影で応援してる。


最後がアル。男っぽさがとっても苦手なアイナにとって天敵。アルは年上の女性から気に入られることが多いがアイナからしたら可愛くないから悪。やっぱりアルはメインヒロインからの扱いが酷い。


以上がアイナ新情報。


既にアイナファンの方はアイナプロフ完成までお待ち下さい。


まぁ、過去話が出ないとプロフ書けないんだけど。


でも書きたくなってしまう作者自慢の愛すべきキャラ。


追加情報


アイナは生娘。


実は神の使徒である勇者。字は赤の勇者。


神眼が効かない。殺気が半端ない。


世界で一番可愛い皆のアイドルと判明(自称)


以上かな?







神々を超えし者を創りし世界の時間軸と話数の関係等



まずは、第一章だけ書きます。第一話から順に書いていきます。


第一章 入学騒乱編


 第一話 プロローグ ××××年××月××日


 第二話 4月3日金曜日「始まりの時」刹那と奏の神々を超えし者を創りし世界を知った日。


 第三話 4月4日土曜日「能力理解と異世界転移」刹那と奏の異世界転移した日。


 第四話 4月4日土曜日「転移と入学試験とその資格」刹那と奏の入学面接日。


 第五話 4月4日土曜日「入学説明と入寮と新たなる仲間」刹那の男子寮入寮とベット1段目確保日。奏の女子寮入寮とリースとの出会いとベット順と机順決定日(手前のベットと机がリース。中央のベットと机が奏)

 第五話 4月5日日曜日「入学説明と入寮と新たなる仲間」アルの入寮とベット&机争奪戦で一応ベット1段目は刹那に決定。ちなみにアルの物が全て刹那の物になった日。


 第六話 4月5日日曜日「刹那とアルと新しい仲間の命運」アルの過去話&強化素体判明と気力と魔力発覚日。ミリスの入寮とミリスの過去話とクロマソウ族判明日。ベットと机決定日。(1段目刹那、2段目アル、3段目ミリス、机は手前から刹那、アル、ミリス)


 第七話 4月5日日曜日「刹那の魔法能力強化」刹那の一般入学枠騒動判明日。刹那がトリプルチャントで魔力付加を会得した日。刹那とミリスがコンダクトした日。食堂でミリスに絡んで来た奴を4人ノックアウトした日。


 第八話 4月5日日曜日「アルの気力発現と新たなる問題」刹那によるアルの気力開放日。ミリスの私服が刹那の渡したウエイター姿になった日。刹那が女子寮に湯浴み着を借りに行った日。奏が刹那を変態に仕立て上げた日。


 第九話 4月5日日曜日「ミリスのお風呂と刹那の文献」刹那とミリスが始めてお風呂に入り、殺那ファンが2割、ミリスファンが8割と判明した日。風呂場でミリスの魅了に掛かった馬鹿を気の遠当で倒して周辺を脅迫した日。魔導器の発見と刹那の開発者魂に火が灯った日。刹那が文献を始めて読んだ日。思考加速と創造魔法を会得した日。刹那がミリスにプレゼントをあげる約束をした日。


 第十話 4月6日月曜日「アルとミリスの新装備と中1なのに中二な奴」セレナが入寮した日(ちなみにベットと机が窓側)。ミリスの装備を作りに行って借金が出来た日。刹那の装備の80キロ設定が出来た日。刹那が研究者ギルドに入った日。アルの装備が決定した日。奏の下着とリースの下着が判明した日。


 第十一話 4月6日月曜日「入学式前夜の腹ペコセレナとそれぞれのお風呂」セレナの神眼で能力測定した日。奏の神気が発覚した日。腹ペコで街に繰り出してフードファイターになった日。お風呂で湯浴み着派と真っ裸派が争った日。


 第十二話 4月7日火曜日「4月7日の入学式とセレナの秘密」男性陣と女性陣が出会った日。入学式。現在安置カプセルに入ってる楓の誕生日。中二病が出会ってしまった日。刹那がセレナを褒めて惚れさせた日。セレナの過去話。


 第十三話 4月7日火曜日「それぞれの明日へのパワーアップ」刹那とアルの魔気混闘と刹那と奏の神気。時間がないからここまで。





物語の量に対して日にちの進み方はかなりスロー。序盤はまだまだ時間はゆっくり流れます。


ライフスタイルが決まると。今日も学校に行き、冒険をして、闘技場で戦い、鍛錬して。風呂入って寝た的に省略して日にちが進む様になりますが序盤は日にちが殆んど進みません。


ちなみに第三章もまだまだ時が経たずに進みます。まずはキーワードの回収が先決。そして、早く刹那を女性化したい!


又、異世界転移してるのに、さらに異世界転移して物語が進むので、神超の世界でない、世界での物語もあります。


縦横無尽に好き勝手に色んな場所に行って物語が進みます。ただ、基本は第7学園であり、冒険と闘技場です。


ただ、転移クエストやら、能力を手に入れる為だったりしながら色んな世界も回りますので今後期待していてください。






今回は出張前の時間にギリギリで書いてる。


この後書き長いね〜w(*´∀`)♪



この後書きは書籍化しても載せられない部分も書いてあるので小説家になろう限定特典とも言える物です。


作者は後書きが長くなってしまう呪いに掛かってます。神父さんがいたら解呪をば。もしくは無料で解呪の神眼を持ってる方募集!特にセレナという方募集(*´∀`)♪


さて、--------ここまで読んだ-------方々は勇者の称号を与えましょう。アイナさんはここまで読んだ方ですつまりは勇者です。


それでは毎度お馴染みのセリフと共にお別れしましょう。


目指せ書籍化!第二章スタート♪現在第19話です。パンパカパーン♪♪♪


現在ブックマークが増えて29人で安定中♪(感謝です感謝(*´ω`人)感謝(TдT) アリガトウ○┓ペコリ)


まだまだ伸びたいので、ですので皆さん御慈悲を下さいorz


では評価、感想お待ちしております。ちなみに感想くれた方ありがとうでした。


他の方もよければどんどん感想をば


今回はちょっとの変化をした後書きだけど使い回しと切りby貼るがありました。


というか最後の言葉はやっぱり書籍化目指して頑張るぞ(*´ノд) ダヨネー( ´゜д゜)(゜д゜` )ネー(*´・ω・)(・ω・`*)ネー(書籍化を望む人が増えてる気がする!(作者の中でだけw))


最後の方も使い回しでごめんね?では神超をよろしくです♪♪♪(音符を増やしたw)


ちなみに第一章が終わったので第一章を読んでない方は要チェックや!


第二章はどうなるかまだまだ分かりませんね?とりあえず次を楽しみにしてて下さいな♪




追加!追加!追加!?♪


小説家になろうの『ネット小説大賞』に無謀ながらチャレンジ!すなわちエントリー(*´∀`)♪


そして『ネット小説賞感想希望』もしたので感想を書いた方はもれなく特典がもらえるかも工エエェェ(´д`)ェェエエ工


是非とも『ネット小説大賞』のノミネート作品になれる様に皆様ご協力をお願い致します。


後、感想がまた伸びたのですが、まだまだどんどん感想待っております。


目指せ書籍化!この調子でどんどん話を投稿するぞ!(* ̄0 ̄)/ オゥッ!!(。`・∀・´)⊃


遅れて本当にごめんなさいでした○┓ペコリ



ちなみに18日日曜から21日水曜まで出張でいないので更新あるかどうか要確認です。


一応、月曜、水曜、金曜をチェックしとけばいずれかで更新してる筈。


ちなみにいつも出来るだけ23時に投稿。


とりあえず月曜文だけで来たので確実に投稿出来ました。


それでは皆様これからもよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ