♯18 2-5 初めてのお使いスーパーハードと殺気立つ者達
はい、前回は6分過ぎた投稿ですが、今日は何とか前書きは書ける時間に書き終えたので投稿。
今回は第18話「初めてのお使いスーパーハードと殺気立つ者達」です。
お使いとは冒険者ギルドのクエストの事です。
そして、殺気立つ者とは一体?
さて、いよいよこの物語初めての冒険とモンスターとのバトル。
戦うのはスライムですが刹那達は無事勝利できるのか?
初めてのお使いはスライム討伐クエストです。
ちなみに、今回のメインヒロインは何とリースさんです8888888888拍手
リースさんの活躍を期待してた方お待たせしました。
リースさんの本気モードが見られるかな?
肝心な内容はWEBで!ってこれWEBだけどね?
という事で本編をご覧くださいって事です。
では神超第18話「初めてのお使いスーパーハードと殺気立つ者達」をどうぞご笑覧あれ。
ちなみに現在『ネット小説大賞』にエントリーしましたので皆様のご声援をどうぞよろしくお願いします。
後、『ネット小説賞感想希望』作品でもありますので。是非皆さん感想を下さい。
感想を書くと特典がもらえる模様。是非この機会にレッツ感想♪
後書きは書き途中後でちゃんと見てね。
皆で移動を開始してすぐ、ミリスが言ってきた。
「とりあえず、さっきはレーシャルが居たから言わなかったけど、これからは冒険者ギルドに行くときには既に変身しておく様にな」
突然セレナが話しかけてきた。
「どうしてだ?」
「制服じゃ舐められるし、いつ戦闘になってもいいようにだ。ギルドでも喧嘩で戦闘になることはあるしな、一瞬の隙でも見せないほうがいい。今日は初日だったので私が警戒しとくだけでいいと判断したが、今度からは皆、注意をしておいて欲しい」
「わかった」
どうやら、さっき絡まれたのも学生服だったのも多少は影響があるようだ、まぁ見た感じの年齢でルーキーと思われるのは仕方ないと思うが。
そこで話が続く。
「後、戦闘の布陣と、移動の布陣は考えとかないとまずいぞ?」
戦闘の布陣。一応決まってるので再度言う。
「戦闘の布陣は前衛が俺とアル、中衛がセレナとミリス、後衛が奏とリースで良かったんじゃないのか?」
「それで合ってるが囲まれたらどうするんだ?前衛も後衛もなくなるぞ?」
囲まれるか、今回は平原だ。数が大量な場合じゃない限りそんな目には遭わないと思うが一応考える。
「それもそうだな。突破できそうなら先頭が俺、次にアル、リース、ミリス、奏で殿をセレナに任せたい」
「私が殿か?」
「突破力が必要な時のはだ。逆に殿がきつい時は俺が殿になる。戦闘に関しては多分俺とセレナが強いと思う。そして、セレナには悪いが多分今なら俺の方が強い」
「ほう、随分自信がある様だな?」
セレナはこちらを試すような目で見てくるので言った。
「今日の朝の鍛錬でやっと神気の使い方も慣れてきたし、魔気混闘もいい感じに馴染んできてる。まあ、魔力付加が弱いから魔気混闘の方はまだまだだが、神気は異常だ」
そうなのである。今日の朝の鍛錬時に神気についてはかなりコツを掴んできたのだが通常の気力等とは到底比べられない程の力がつく。
そこでセレナがそれ見た事かと発言する。
「だから言っただろ。神気は神の技法だ。そんじょそこらの技なんかとはレベルがそもそも違うんだ。まぁ、神気無しならまだ、私の魔気混闘状態の方が上だとは思うがな」
どうやら、魔気混闘を現状一番使えるセレナはまだアドバンテージがある様に思っている様なので刹那は一応自分の気力について言った。
「でも気力付加を限界まで解放すれば、セレナの魔気混闘ともいい勝負になると思うぞ?」
刹那は効率が一番いい気力の使い方をしているので無理やり戦闘モードに気力を調整すれば魔気混闘レベルまで戦闘力を上げれる。
だがそこで、セレナは自分の優位性を主張する。
「だが、私には神眼に魔眼もあるぞ?」
確かにセレナの神眼はまだ底が見えず。さらに魔眼も全力を見ていない。だが刹那も文献にある技をまだ使っていない。その事を言ってみる。
「俺にもまだ見せてない技がいくつかあるからな」
「なるほどな、まぁ、分かった。戦闘の陣形は通常は前衛が刹那とアル、中衛がミリスと私、そして後衛が奏とリースだな」
「ああ」
とりあえず、互の戦闘能力については話しはここまでになった。陣形も一応決まる。だが、まだ決めないといけない陣形を考える。
「それで、囲まれた時に突破できそうな時で前を切り開く必要性が高い場合は先頭が刹那、逆に殿がきつい時は刹那が殿に回ると。私はその場合逆の位置でいいんだな?」
「それでいい」
刹那はこの中で自分が一番強いと思っている。だが、セレナが本気になった所を見てないので絶対にとは言えなかった。なので一応セレナも同等と考える。
そこでセレナが他の案件を出してくる。
「だが、囲まれて突破が出来そうにない場合はどうするんだ?」
「その場合は中央にリースを置いてそれを囲むように皆で布陣する」
正直そんな事態にはなりたくないが、一応考えられる自体なので布陣を言う。
するとリースがちょっと困惑気味に言ってくる。
「えっと?私だけ戦わないなんていいんですか?」
リースは自分だけが安全圏で戦わない事を気にしている様なので教えてあげる。
「リースには戦闘の状況判断と回復等のサポートに全力を注いでもらいたい」
戦闘において常に冷静に状況を理解する者、そしてそういった者はサポート職が向いているのでリースに任せる事にする。
ただ、リースばかりに頼れないので保険をかける。
「サブのサポートはミリスに頼む。サポート系はリボルバーで行けるだろ?」
「うん、効率はそこまで良くないから、専門のリースさんには及ばないけど行けるよ」
「よし、じゃあこれでとりあえずはOKだな?」
サブのサポートをミリスに任せて一応の役割は決まるが、セレナは平原ではない時の布陣についても言ってくる。
「道での挟撃が抜けてるぞ」
「そうか、今は平原だが、道の場合も考えておくか…一応こちらの最大戦力は多分俺とセレナだ。俺は個人的に強い事に自信があるし、セレナは実績がある」
刹那の自信は今までの弛まぬ努力と鍛錬から来る物で実際に刹那は強い。そして、冒険者ギルドからも欲しがられる人材のセレナには実績がある。
だが、そんなセレナでさえも微塵も油断をしないで言ってくる。
「私もちゃんとしたチームでの集団での戦闘は初めてだからあまり信用するなよ?」
「俺だって、兵法とか戦闘のやり方は知ってるが実践は初めてだ。挟撃の場合はまず俺とセレナはそれぞれ反対側に配置だな、連射性のない俺とアルも逆がいいだろ」
挟撃においてはまず全力を二分化する。その場合戦力のツートップはそれぞれバラバラになるのがセオリーだ。
さらに刹那とアルは武器や戦い方が一対一に向いてるので自然とバラバラの配置になるのだが、セレナが不満をこぼす。
「おい、そうなると私は馬鹿アルと組む事になるのではないか?」
「いや、そうなるが、遊撃で奏に動いてもらうし、できるだけセレナ側の支援を奏にはしてもらう」
刹那的にアルとセレナは仲が一見悪い様に見えるが互の事をよく理解していると思っているのでコンビを組ませる。だが一応の保険で奏を充てがう。
すると今度は奏から不満が出る。
「お兄様。私はお兄様と戦いたいのですが?」
やはり、奏は予想通りに自分と戦いたいと言ってきた。なのでちょっとだけお説教をする。
「そう言うな、遊びじゃないんだ。これからやるのは戦いだぞ?それにな、魔物でも命を奪いに行くという事を忘れるなよ」
「そうですね。分かりました、お兄様。ですが、私も今はフレイムアローと槍術位しか役立てませんがいずれはお兄様の横に立てるようになりますね」
「ああ、期待しておく」
奏は不満は言うが状況はちゃんと理解してるようで言ってみただけの様だった。
そこでセレナが今日の戦闘の予測をしてきた。
「刹那、一応これは予想だが、今日は囲まれての戦闘になると思うぞ?」
「何でだ?」
何故か自信ありげに宣言するセレナに疑問が沸くがセレナが一言言ってきた。
「理由は後で分かるさ。それとこの世界について知ってるアルとミリスは油断するなよ?」
どうやら何かしら理由があるらしい、だがそこでアルとミリスに忠告がはいる。
「俺か?何で名指しで俺なんだ?」
「僕もだね?何で?」
2人は良く分からない様で聞き返していた。
「今回のスライムは普通のスライムより手ごわい。まぁ、所詮はスライムだから、死ぬ事は無いと思うが囲まれて厄介な状況にはなる筈だ」
「何でお前はそんな事分かるんだ?」
確かにさっきから妙にセレナはこの戦いの事を分かってる様な感じで話している。アルが疑問に思うのも無理はない。
だが、そこでセレナは自分の事について言ってきた。
「あのな、アル。私はこれでも神童と呼ばれていたのだぞ?色々お前達とは知識の量も、戦闘の経験量も違うんだ。大人しくいう事を聞いておけ」
セレナの言い分は結構説得力に欠けると刹那は思った。
確かにセレナは知識も経験もあるだろう。だが預言者ではない。なのに今回に限ってはいつも以上に事に対しての対応が慎重であり、何かしら知っている様だった。
だが、ミリスは素直だった。
「僕は言われた通りに油断せずに行くよ」
「ミリスは素直だな。よし、俺も気合込めていくぜ」
ミリスの素直さはアルにいい影響を与えている様であった。
だが、セレナは馬鹿でかい馬上で使うようなアルのランスはちまちました敵に不向きと感じたのか不安を口にする。
「だが、アルの装備が心配だな?」
「何でだよ?」
「スライムは核を壊さんと倒せない、有効なのは素早く切り伏せるか、フレイムアローで焼き尽くすか、フレイズアローで砕くかだ。まぁ避けられなければお前の得意属性のロックアローで的確に核を狙えば有効なんだが…」
「ふっふっふ。俺のランスは普通のランスとは違うぜ?確かに今までのランスだと突いても核に当たりづらかっただろうが今はそんなの関係ない筈だ」
「ほう?何でだ?」
アルは自信満々に言うが刹那も同意見だ。何故なら男のロマンのドリルはどんな状況でもひっくり返す最強の武器なのだ…というのは刹那の趣味嗜好である。
ちなみに刹那の一番好きな武器は自分の世界で最も有名であろうエクスカリバーだったりする。アーサー王が好きな訳ではないが聖剣、特に鞘の性能等で刹那に憧れを抱かせていた。
そこで話しは本題に戻ってアルは刹那に同意を求めてきた。なので一応一言付け加える。
「それは後でのお楽しみだ。な?刹那」
「ああ、アルのランスなら、多分スライムに攻撃が当たればそれで終わる筈だ」
アルのドリルは高速で回転しながら抉る様に出来ている。しかも、サイズがデカイだけあって当たればひとたまりもない代物に出来ていた。
「刹那が言うならそうなのだろう。まあ、今回は戦いを学ぶのが課題だ。レーシャルもこれからは集団戦闘を覚えさせようとするだろうし、今回の戦いで私達の評価が決まる。気を引き締めて行け」
セレナは最後に今回の課題を口にする。それにどうやらレーシャルが絡んでいる様だった。
評価が決まるということなのでもしかしたら、レーシャルは自分達がどこまで出来るか期待してるのかと思い、やる気の出る刹那であった。
「まぁ、言われなくても俺は油断しない。油断がどんな事に繋がるか十分理解してるつもりだ」
「俺だって油断なんてしてないぜ?」
「僕は油断できるレベルじゃないから気を引き締めて行くよ」
「わっ、私も皆のサポート頑張ります」
「私は自分の役割をこなすだけです」
皆が油断大敵と、油断しない様に心がけるのだがセレナからアル、ミリス、リースに忠告がはいる。
「アルは多分自分の力に自信があるだろ?それは油断に繋がるぞ?後、ミリスとリースは頑張るのはいいが緊張も隙を生むから気をつける様に」
それを言うとアルはセレナに悪態を付き始める。
「分かったよ。ふん、セレナの癖に」
「何だ?アル。私の癖にって私の何処に落ち度がある?」
「うっ、いつも俺の癖にって言う仕返しだ」
「お前は小さい男だな」
「うっせー」
こうして真の男と自称するには随分と小さなアルの一言でとりあえずの方針は決まるのであった。
しばらく平原を歩いて行くが魔物に出会わずのんびりとした空気になって来ていた頃に異変が起きた。
「刹那戦闘準備だ!」
セレナがそう叫ぶ。
先程から既に眼帯も眼鏡も外して臨戦態勢をとっていたセレナは千里眼で敵を視認した様だ。
「前方からスライムが来るぞ。そして…やはりか周りからも直にスライムの集団が来る」
「どういう事だ?」
刹那は疑問をぶつける。しかしセレナはあまりこの事態に驚きがない様だ。
「さっき言っただろ?今日は囲まれるかもと。先に接触するのは前方。だからまずは普通の陣形での対応だ」
「わかった。だが他は?」
刹那は全方位から敵が来てると聞いて他の敵が気になりセレナに聞いた。
するとセレナはちゃんと答える。
「まずは通常戦闘。次は後方の敵が接触してくるから挟撃戦だ」
「挟撃?平原でか?」
刹那は疑問に思った。前方から来る敵は分かるが、後方から敵が来るなら包囲戦になるのではと。
だが、セレナが断言する。
「いいか、今回は通常戦闘をして、しばらくすると挟撃戦になる。そして、それに慣れた頃敵が右から敵が来て半包囲戦。そして、それに慣れた頃最後に全方位戦に移行する」
「それは本当か?」
「本当だ」
セレナの言ってる事が正しければ、戦闘におけるすべての状況を今回で実践する事になる。
だが、本当にそんなに規則正しく敵が動く物なのか?そういった疑問が浮かぶ。
そこでセレナが言う。
「これは戦闘訓練の様な物だ。理由は後で分かる。それより皆油断する事の無い様にしろ」
「お前に言われなくても分かってるさ」
アルが最初に答える。
「大丈夫。状況もわかってるし、落ち着いて対応する」
ミリスが落ち着いて答える。
「私は皆のサポートをします」
リースはちょっと緊張しながら答える。
「私達に出くわした事を後悔させます」
奏が力強く答える。
「セレナ。今回の戦闘の指揮はこの中で一番戦闘経験のあるお前に任せる。俺の事は心配するな!」
そして、最後に刹那が言った所で前方からスライムの集団が襲ってくる。
「行くぞ皆!」
刹那のこの一声で戦闘が始まった。
「はっ!」
刹那は集団の先頭集団に躊躇なく剣を振り下ろす。
スライムは青く透明で中央に暗い紫色の核が見える。それを刹那は一瞬で真っ二つにする。
するとスライムはぼしゅっと音を立て消滅する。その後には魔結晶が落ちており、たまに粘液が残ったままの個体もある。
多分その粘液がドロップアイテムなのだと思いながらどんどん刹那は切り捨てて行く。
「おりゃああああああ」
その頃アルはドリルを高速回転しながら何度も突きを繰り出していた。
アルのランスに当たった瞬間に核諸共回転の作用により吹き飛ぶ。
アルの一撃は必殺であり。当たったスライムはことごとく消し飛んでいた。
「えい!」
ミリスは刹那達が突っ込んでいる脇からこちらへ来ようとするスライムを右の銃で撃っていた。
基本的に炎で燃やすか、凍らせて砕くかの2種類の方法で戦っている様だった。
ただ刹那とアルが殆どの敵を屠るので、たまに石弾を使い的確に核を撃つ練習もしている。
「ふっ!」
セレナもミリス同様刹那とアルの脇から抜け出ようとする敵を魔眼で焼くか、凍らせて砕いていた。
セレナの魔眼は見て、自分で敵と認識した瞬間魔法が発動するので味方に当たることなく綺麗にスライムを掃討して行く。
セレナはちょっと力を抑えている様子で時折、神眼で戦況を把握しながら戦闘していた。
「我が求めに従い、我が敵を射んとする一条の炎の矢となりて、撃ち抜かん!」
「はっ!」
「フレイムアロー」
奏は魔法を詠唱して待機状態にした後に、射線上に味方が入らないように、気力付加で高くジャンプした後に刹那立ち寄り先に居る集団に向けてフレイムアローを撃っていた。
刹那達の頭の上を鳥の形をした炎が追い越して飛んで行き射線上にいる数匹のスライムを纏めて屠る。
時々奏は新しく覚えたのか違う魔法も唱える。
「我が求めに従い、我が敵を射んとする一条の氷の矢となりて、撃ち抜かん!」
「はっ!」
「フリーズアロー!」
奏はこの間のギルドでリースが使っていたフリーズアローを使っていた。
基本的にアロー系は詠唱が同じなので簡単に使えるようだった。
ただ、かすった敵を全て凍らせるのは凄いが、適性のハイはやはり炎と雷の為か、フレイムアローの方が敵を屠る率が高い。
「皆頑張って!怪我したら直ぐに下がってね!治療するから」
リースは戦況を見ながら、攻撃オプションが無いので応援をしていた。
ただ、リースは戦況だけはしっかり見ようと心がけてるので時々あっちを攻撃してとか指示も出していた。
こうして戦闘が続くが今の所陣形も乱れずにいるし、順調であった。ただ、刹那とアルは防具の所々から煙が上がっていた。
返り血ならぬ返り粘液で多少溶けた様だった。
だが、しばらくするとセレナが叫んだ。
「前方敵影新たに追加!しかも今までのスライムよりかなり強い筈だ。気をつけろ」
セレナは眼帯をずらしたり、戻したりしながら戦っていた。ずっと使い続けるのでは無く休息を挟んでいるようであった。
そして、前方から来たスライムが新しいスライムの集団になった途端に戦況が変わる。
刹那の斬撃を僅かに交わし生き残るスライムが出てきたのだ。
さらにアルのランスもギリギリで交わして核だけは守り、生き残る。
ミリスも攻撃はするが決定打が減ってきている。
スライムがちょろちょろするのでセレナも魔眼が使い辛そうにしていた。
奏はフレイムアローが主力になり、フレイズアローは避けられる事が多くなり。
リースは戦況が大きく変わったので、刹那とアルの取りこぼしの優先攻撃順位付けがどんどん激しくなり、指示が大変そうである。
「やれやれ、しょうがないな。スライム如きに力なんて出したく無かったが…」
そう言うと刹那の斬撃が明らかに違う質の物になっていた。
刹那は今まで何の強化もせずに戦っていた。
ここに来て気力付加を少し使い始めただけでスライムは刹那の斬撃を躱せない。
刹那の攻撃は面白い様にスライムを切り伏せる。
「やっぱり、刹那の奴何の強化もしてなかったか…おかしいと思ったんだ、いつもと斬撃が遅すぎてな。ほんじゃ俺もちょっと力を上げるか?」
アルも魔力付加を使わずに戦っていた様だ。
その理由は刹那が何の付加も使ってない様に見受けられたので対抗していたのであった。
アルが魔力付加を少し使うとスライムは核を庇えずどんどん吹っ飛び始めた。
やはり、アルも力を少し出すだけでスライムなんて面白いように突いて屠る事が出来るようだった。
「もう、練習もっとしたいんだから邪魔しないでよね!」
ミリスはスライムの動きが早くなったのに何故か有効打が多い炎と氷を捨て、土属性の石弾に攻撃を集中し始めた。
命中精度はまだまだだが、速射性が一極化したので威力が上がった。
そこで刹那から、ミリスに助言が入る。
「ミリス!石弾使うならアルのランスの先端みたいにして射出しろ!」
「どういう事!?」
「先を尖らせて、高速回転と溝を掘ると、貫通力とかが上がるんだ!物は試しだ。魔法理論の教科書見たが魔法って、多少のアレンジならイメージで出来るみたいだからな!」
「やってみる!」
ミリスは刹那に言われた通りに石弾を作る過程に尖らせる事、溝を掘る事、そして、超高速で回転させる事をイメージした。
さらにミリスはイメージが大切だと聞いたので物凄い速度と威力で敵を貫くイメージを強く持ち魔弾を放ち始めた。
するとスライムが避けるより早く核を貫き、後方の地面に石弾がめり込んでいた。
先程と同じ石弾なのに威力が数倍跳ね上がったミリスの攻撃は凄まじい事になっていた。
「あはは、刹那君の言う通りにしたらすっごくなったよ〜」
ミリスはシューティングゲームを楽しむ様にスライムのどんどん貫く。
「ほう、面白いなミリスの魔法は?どれ、私もそれで遊んでみるか」
そう言うとセレナは魔眼の射出先を眼前に変えて、直接魔法を叩き込まずに、目からビームならぬ石弾を放ち始めた。
「これは中々面白いな」
言ってる事は楽しそうだがどんどんと狩られるスライムはきっと楽しくないと皆が思った。
「皆ずるいですね。私はさっきから同じ攻撃ばかりで楽しくありません。しょうがないですね。フレイムアローがどこまで強くできるのかでも試してみますか」
奏はそう言うといつも適当に魔力を流して使っていた魔法に、自分から進んで魔力を流し込んで使ってみたすると…
奏が使ったフレイムアローは巨大になり、さらに速度と範囲が上がって触れたもの皆を消し飛ばしていた。
「あら、魔力をちょっと込めるとこの様になるんですか…まぁ折角ですから私は一番数を稼ぐ事にしましょう」
そう言うとどんどん、刹那達の前方に迫るスライム軍団は炎にやられて消し飛んでいく。
奏が現在で一番恐ろしい攻撃をしていた。
「えっと?皆頑張って?というか頑張り過ぎないで?」
戦況がこちらの不利かと思ったのも束の間、皆が手加減していただけだったので指揮する必要さえ失って1人寂しく応援する事になるリースであった。
リースが寂しいなと思っているとセレナが急にリースの方を見た。
「ん?何?セレナ?」
「いや、リースじゃない新手だ後方に敵だ!」
「嘘?」
セレナが眼帯をずらして後方を睨みつけていた。
「刹那。さっき言ってた挟撃用のフォーメーションにチェンジするぞ?」
「分かった」
「ちなみに悪いが前方にも新手が向かってるから楽にはならんぞ?」
「はい、はい、分かったよ。それじゃミリス宜しくな。こちらの前衛は俺で中衛ミリス。そちらの前衛をアルにして中衛をセレナ。そして遊撃で奏だ。奏はなるべくアル側を援護だ」
「わかったよ。宜しくね。刹那君」
「了解だ。セレナに奏さんよろしく」
「アルと奏よろしくな」
「アル君、セレナよろしく」
こうして戦いの第二ラウンドが始まろうかという時に1人声を掛けてくる者がいた。
「あの〜私は何をすれば?」
「その綺麗な声で皆の応援を!」
「刹那君応援って必要?」
「何言ってるんだ?応援は力になるんだぞ?それに可愛い女の子に応援されて燃えない男はいない!」
「そうだぜ!リースさん!あなたに俺は応援されたい!」
刹那とアルがそう言うとリースはやっとやる気が出た様で応援を開始した。
「頑張れ〜皆!頑張れ〜」
そして、戦端は開かれ刹那がまずは切り込んでいく、但し、今まで正直アルが邪魔だったので使わなかった横薙で一撃で2、3匹を切り伏せる。
「瞬刻永神流、周破閃!はっ!せい!おりゃ!」
瞬刻永神流、周破閃は周りを破壊する切り技で、前方の近距離の範囲を攻撃する技で、一閃と違い閃は抜刀術では無いので、通常攻撃時に使えるシンプルな技である。
刹那はどんどん周破閃で攻撃を仕掛け、どんどんとスライムが倒されて行く。
「えい、えい、えい」
ミリスは刹那に当たらない様に攻撃の速射性を上げてどんどん敵を屠る。
ミリスも銃に馴れてきた様で命中率もかなり良い。ただその理由は通常の銃では無く、魔法を撃ち出している事に起因している。
魔法は意識するだけで命中率が上がる。又、本来の銃の様に反動も無いので楽に狙い撃つ事ができるのであった。
こうして、ミリスもどんどんと敵を殲滅していく。
「おりゃ!おっ!ランスなのに横薙でも敵倒せるじゃんドリルランス恐るべしだな」
アルはランスにあるまじき薙の攻撃をしていた。確かにランスでも先に刃があったり棒状なら薙は有りかもしれない。
だがアルのランスは中世の騎士が馬上ですれ違った時に突き合う様な物だ。
なので横薙をしても敵を吹っ飛ばせても倒せない。だがドリル化してる為、回転に巻き込まれて敵が消滅してる様だった。
「ふっ!それそれどうした?こんな物か!」
セレナは絶好調の様でどんどん魔眼で狙撃していた。
セレナの戦い方は先程から変わらず目から石弾のシンプルな物だ。
しかし、セレナの特性である、視線が捉えた所へ魔法が発動するので、ミリスが9割5分程の核への攻撃精度ならこちらは100発100中の核への攻撃精度である。
このちびっ娘はなんとも楽しそうに恐ろしい事を実行しているのであった。
「ふう、魔力を使うと身体が何だか活性化するのか火照るわね」
そんな事を言いながらアル達に迫る敵をジャンプしてはフレイムアローで殲滅して行く奏であった。
アル達は刹那達より楽であった。奏がジャンプしては迫り来るスライムを半減させているからである。
現在一番スライムを倒してるのは間違いなく奏に軍配が上がっている。
そんな調子で戦っているとリースが寂しそうに応援する声が聞こえる。
「頑張れ〜でも何だかスライムの方が可哀想…頑張れ〜」
「おい、リース。どっちの応援してるんだ?」
「いや〜えへへへ」
リースは1人で寂しいのでもうちょっとスライムも頑張れとちょっと本気で思ってしまうお茶目さんだった。
「ほら、リースの応援で右からスライムの団体さんが到着するぞ?どうするんだ?」
「私のせいじゃないよ〜」
セレナにそう言われてリースは困りながら苦笑していた。
だが、遂にスライムの新たな団体が接近してきたので半包囲戦になってしまう。
セレナが指揮役だが刹那にどうするか聞いていた。
「どうする。人数の振り方が肝になる。私としては見た感じ範囲攻撃は刹那と奏だけに見受けられるが?」
「俺はこのまま前方の敵を相手にする。後ろは引き続きアルとセレナだが手数が心配だからミリスを回す」
「そうすると、右からくる新たな集団はどうする?」
「奏に任せる。俺が読んだ魔法の本には炎の魔法で横薙出来るフレイムランスというのが載ってた。その詠唱教えるから使ってみろ」
突然の新魔法だが奏は緊張するよりワクワクしていた。
「お兄様。詠唱を教えて下さい」
「スライムが来てから放てよ?詠唱は」
刹那は奏に詠唱を教えた。そこで奏が詠唱を試みる。
「我が意に従い、我が前立ち塞がりし敵を一振りの槍となりて、敵を薙ぎ払わん!」
「フレイムランス!」
奏はスライムが接近してから魔法を唱えた。すると巨大な槍が出来上がり敵を横に薙ぐ。
奏に接近を試みるスライムはことごとく消し去られていった。
「お兄様。これなら、こちらから来る敵は1人で殲滅出来そうです」
「そうか、それなら、後は任せる」
「でも、お兄様はお一人で大丈夫ですか?」
「ちゃんと戦うから大丈夫だよ」
「先程までの様に遊んでないで下さいね」
「分かったよ。それじゃあ、1発行きますか」
そう言うと刹那は大きく後方へジャンプして戻り抜刀の構えを取る。
「瞬刻永神流、翔周破一閃」
瞬刻永神流の抜刀術一閃。閃は通常の切りや斬撃だが、一閃は極限まで力を貯めて放つ抜刀術。翔は飛ぶ斬撃であり。翔周破は飛ぶ周破である。
だが閃では無く一閃なのは気を載せて広範囲に斬撃を飛ばす為である。翔波閃は単体に軽い斬撃を飛ばすが一閃になると威力は跳ね上がる。
そして、今瞬刻永神流の基本抜刀技であり、極める事であらゆる斬撃を繰り出す一閃のバリエーション。翔周破一閃が放たれた。
奏と同じ様に横薙の攻撃は前方最大180度をカバーする飛ぶ攻撃技により前方数十メートルの敵が消滅していた。
「お兄様、力を出すのが遅すぎませんか?ちゃんと初めから技を使って下さい。でも格好良いのやっぱりあまり多くの人に知られない様にして下さい。特に女の子には」
「まぁ、こんな状況でなきゃ使う時って無いから安心しろ」
「本当ですね?」
「ああ」
兄妹でこんなふうにのんきに会話していると周りが騒ぎ出す。
「おい、奏さんのフレイムランスも大概だが、刹那の攻撃はどうなってやがる?魔法じゃないよな?」
「刹那君凄すぎ。どうなってるの?」
「刹那君可愛い顔して結構酷いね…スライムがちょっと可哀想」
「刹那。お前そんな技使えたのか?」
4人が色々と聞いてくるが今は戦闘中である。
刹那はもう一度抜刀の準備をしながら答えた。
「俺の技は気を載せて飛ばす技だ。魔法でも試したが、気力や魔力を斬撃に乗せられる様だ。ちなみに今のは乗せた後に飛ばしてるけどな」
「それって反則じゃね?」
「刹那君って魔法いるのか疑問になってくる存在だよね」
「スライムさん可哀想」
「刹那は異常だな。普通はそんな斬撃無いわ」
皆が驚きの声をあげる。ちなみに1人スライムに過剰に同情している天然さんがいるのは内緒である。
「というか、俺と奏は範囲殲滅できるが、アル、ミリス、セレナは範囲ができないんだから、もっと真剣にやれ」
「言われなくても戦いながら喋ってるじゃねぇか?」
「僕も一応、戦いながら喋ってるしいいよね?」
「私だってそうだ。文句言われる筋合いは無い」
3人は確かに戦いながら喋っている。
しかし、1名は何もしないで喋っていたので気まずかった。しかもスライムを応援したり同情したりとちょっぴり方向性が間違ってる天然さんであった。
「えっと、私はやることないんだもん仕方ないじゃん」
リースは1人愚痴っていた。しかし、そんな事を言ってる暇が無くなる。
「なっ何よ?セレナ?私悪いスライムじゃないよイジメないでね?」
リースが混乱して謎のセリフを言うがそんな場合では無かった。
「リース落ち着け。お前は人間だろ?そもそも、私が見てるのはお前ではない。刹那の方にさらにスライムが来てたからだ。それに奏の方にも追加で、私達にも追加だ」
「げっマジ?」
アルが嫌そうに言う。
「えっ?本当セレナさん?」
ミリスも若干嫌そうにしている。
「もう、スライムってこんなにいっぱい居る物なの?」
奏が完全に嫌がり始めた。
「セレナ。別にまだまだ戦えるが流石にスライムばかり飽きてきたぞ?まだ来るのか?」
刹那がそう言うとセレナは若干困惑気味に言う。
「皆そろそろ嫌になってるかも知れないが左方向。つまり、全方位からスライムが来たぞ」
その言葉を聞いて皆が完全に嫌そうな顔をする。
「どうする刹那?刹那と奏で一方向は大丈夫だが、私達の方に範囲攻撃出来る者が居ない。全方位になったら逃げるのがいいが、今回は逃げるのは絶対に無理だ」
「何で無理なんだ?」
「そういう布陣で来てるからだ」
「布陣ってスライムが戦略なんて考えるのか?」
「そんなのは後でいい。どうする。皆でリースを囲んで全方位をカバーするか?」
「一応、包囲戦ではそうしようと言ってたが、俺は最大で180度カバー出来る。皆はどうだ?」
そう聞くと皆が自分の範囲を話す。
「お兄様。私のフレイムランスは100度程度カバー出来ます」
「これで280度。後80度カバー出来るか?」
「僕は30度位なら頑張れば行けるよ?」
「私もミリスと同じく30度程度だろうな」
「良し、後20度位ならアルがカバー出来るだろ!」
「すまん。薙ぐのはきつい、俺10度つまり一直線しか無理」
「「「「「何でだ!」」」」」
皆から激しいツッコミを受けるアルであった。アルが使えないばかりに10度の隙が出来る。
「あのなぁ、皆の範囲は最大での筈だ。つまりは実際は全方位なんて無理なんだよ。それなのにお前だけ一直線とか男を見せろよ!」
「男ならどーんと一直線だろ!」
「そんなネタで乗り切れると思ってるのか?」
「うっせーな?今まではミリスとセレナがバックアップしてくれてたから持ってただけだ。流石に奥行きがあると一直線が関の山だ。ランスの投擲魔法で直線上の敵を薙ぎ払う」
アルの話しを聞いていてもしょうがないので他の物に聞く。
「ミリスは銃だし範囲は無理だよな?」
「ごめん。30度程度でも次から次に来るとキツいんだよ。さっきまではアル君の抜けてきた敵も撃ってたから実際は45度位守ってたし」
「セレナは?」
「あのなぁ、私もアルの抜けてきた敵を倒してたんだ。だから私も実際は45度位守ってた」
「それって可笑しくないか?一方向90度だぞ?俺が一方向、奏が一方向。そして、お前達で一方向の筈だろ?なのに何で45度も守ってたんだ?」
「奏さんの魔法と、刹那君の攻撃が実際は90度以上の範囲を殲滅してたからこっちは実際90度も守って無かったんだよ」
「ミリスの言う通りだ」
「じゃあ、アルはどうしてたんだ?」
そう聞くと、ミリスとセレナは顔を見合わせ言った。
「ちょっとした防壁?」
「邪魔な壁?」
「お前らひどいな!」
どうやらアルは守備範囲0度だった様だ。
「おい、もう敵来るんだろ?」
「後、1分も無いな」
「アルの馬鹿野郎!」
「アル君の馬鹿!」
「役に立たない馬鹿アルめ」
「アル君ちょっと頼りないです」
「えっと?頑張れ?」
「奏さんが何げにきついお言葉を…リースさんだけだ」
アルは完全に打ちのめされていた。
「それよりどうする?」
「もう、全員で包囲戦するしかないだろ?」
「討ち漏らしたら?」
「終わりだ。自分の身は自分で守りつつ、自分の範囲を最大限守る以外にあるまい」
そうやけ気味に結論づけるとリースがびくびくしながら声を掛けてくる。
「あのう、奏さん凄いし、刹那君も凄いし、迷ってたけど私も戦うよ」
「そうだな。リースだってフリーズアローは使えたしな」
「そうじゃない。一方向任せてくれないかな?」
「リース?一方向って本気か?」
「うん、その代わり、私のサイドは奏さんと刹那君にしてもらえる?」
「どうしてだ?このまま俺、奏、3人、そして、リースでいいんじゃないのか?」
「それだと巻き込んじゃうかもしれないから…」
「リースがそう言うなら信じるぞ?」
そう言って刹那は皆に指揮を飛ばす。
「一度全力で前方の敵を倒して、次が来るまでに陣形を変えるぞ?リースのサイドに俺と奏が入る。つまり、奏が魔法で前方を殲滅したら、俺も前方を殲滅する。そうすれば2方向隙ができる」
「そこで俺はリースの担当範囲と自分の担当範囲を守るから、その間に奏は3人の所に行ってフレイムランスで薙ぎ払え。その隙に3人は奏の居た所と場所を変えろ。そうすればリースの望んだ陣形になる。それでいいんだな?リース」
「うん。ちょっと大規模な魔法を使うけど、別に皆に向ける訳じゃないし、攻撃より、治療の方が好きってのも本当だから、この後の事見ても変わらずに付き合ってくれると嬉しいな…」
そう言うとリースはとても悲しそうな顔をしながら、自分の担当方向、つまり敵が接近してくる方へ歩き出す。
「とにかく俺達は今までと同じ様にしてれば大丈夫だ!後はリースが何とかしてくれる。頼んだぞリース。それじゃあ陣形変更!喰らえ!翔周破一閃」
「フレイムランス!」
そう言うと同時に刹那は翔周破一閃を放ち、奏はフレイムランスで前方の敵を消し飛ばす。
「今だ!」
それと同時に奏が急いでアル達の所へ行く。
「アル君、全力で戻って私の後ろに!」
奏がそう叫ぶと全速力で奏の後方へ走り込む。するとスライムが追ってくるが既にアルは奏の居た方向へミリスとセレナと向かっていた。そこで魔力をたっぷり乗せたフレイムランスを放つ。
「我が意に従い、我が前立ち塞がりし敵を一振りの槍となりて、敵を薙ぎ払わん!」
「フレイムランス!」
ぼうっと炎でできた槍が敵を薙ぐ。そして陣形の再構成が完了する。
「来たぞリース?大丈夫か?」
「大丈夫だよ、刹那君。ただ、私の視界に入らないように気をつけて」
「わかった」
「奏さんも私の視界に入らないように立ち回ってね!」
大声で奏にリースが言う。
「わかりました。リース!」
すると奏も大声で返事をする。
そして、刹那の担当の方角にも敵が迫ってきてるので刹那が離れるとリースは悲しげな表情をした後決意と共に魔法を詠唱する。
「我が意に従い、我が目に写りし全ての物に、氷で穿つ裁きの鉄槌を降さん」
「アイシクルレイン!」
魔法を唱えた瞬間空中に巨大な魔法陣が誕生する。それは物凄い輝きを放ちながらリースの詠唱と共に魔法を発生させた。
迫り来るスライム軍団の空中に出来た魔法陣より氷でできた先の尖った氷柱のような物が無差別にものすごい数が降り注ぐ。
スライム達はかすると凍りつき、当たれば一発で消し飛び、どんどん続く氷の嵐に晒される。
その様は一同に恐怖を与えるのに十分なインパクトを持っていた。
刹那は事の次第を冷静に見ていて、奏はリースの力に純粋に驚き、アルは驚きが強すぎるようで凍りつき、ミリスは魔法の異常さに驚き、セレナはリースがこれ程強いのかと感心していた。
ただ、皆が今までリースを攻撃の出来ない。かよわい女の子というイメージだけは確かに崩れていた。
リースはちらっと後ろを振り向きながら。直ぐに前を向きスライムが一定距離に来る事に氷の嵐を引き起こす。
リースの使ったアイシクルレインそれは広範囲氷弾攻撃魔法である。
その攻撃は自分の目の前に写る物を氷の雨で穿つ無差別攻撃である。
その為、自分の仲間が前にいると使えない魔法であり、一度唱えれば連続して攻撃できるので近寄るのも困難になる。
ちなみにこの魔法はかなり強力な魔法でなかなか使えるものではない。
だから、リースは使いたく無かった。過去に誤って使った時に味方を傷つけてしまい、幸い大した事にはならなかったし、自分の街を守ったので評価もされた。
だが、それから、周りは見る目が変わってしまってとても悲しい思いをした。
それから、リースはあまり攻撃魔法を使う事をやめ、水のハイシングルを活かす為、回復魔法を頑張った。
そのおかげでリジェクトヒーリングまで使える様になり、回復する事に皆が喜んだので自分の中で攻撃魔法はタブー化していった。
リースは攻撃が嫌いだが、今回はしょうがなく使った。その為、後の事を考えると嫌な気持ちになりながらスライム殲滅戦をしていた。
「セレナ?どうだ?スライムは後どの位来る?」
「まだまだ、来るようだ。そして、リースに悪い知らせだ」
「何?」
リースが恐る恐る聞くとセレナは言った。
「お前の方角から今までより遥かに多い軍勢が近寄ってきている。これじゃあ、数の暴力だ、あの馬鹿め…」
セレナは誰かに何か言いたそうに悪態をつきながらリースに事の状況を伝えた。
だが、リースは無言でまた、考え事をしていた。
「リース大丈夫か?」
刹那が尋ねるとリースはうまく笑えないようで、下手な笑い方で、一言呟いた。
「大丈夫だよ、みんな消えるから」
「消える?」
その言葉を最後にリースは無言になり、表情もなくなっていた。いつもニコニコして可愛らしいリースが今では近寄りがたい雰囲気を出していた。
そこでセレナが言う。
「リースの方向以外にも増援だ。ただ、リースの方はみんな見れば分かるだろ?」
セレナの言った通り見れば分かる。スライムが物凄い密度と数でリースに向かって来ている。
流石に規模が先程と違う。そこでアルが言う。
「流石にあの数は無理ゲーだろ?皆!あっちと逆方向に全力で攻撃しながら撤退戦をしようぜ?」
「そうだね。あの数は流石に無理だよね…撤退も難しいけどそうしよ?」
アルとミリスがそう言う。
「どうするか…奏はどうしたい?セレナも」
「私ははっきり言ってお役には立てないかと」
「私はやるというならやるぞ?まだ全力は出してないしな」
「俺もまぁ、やるなら付き合うが?」
奏は自分では役に立たないと言いながら引くとは言わない。
そして、刹那とセレナはやるならやるという。
「おい、刹那…無茶して全滅したら笑えないぞ?確かにスライムだが、そもそも一個体の強さが変なんだよ」
「それは僕も感じた。この世界のスライムって最弱の魔物の代表格なのに一個体が強すぎるんだよ」
「それにな刹那、普通は冒険してたってスライムなんて一日歩き回ったって100匹も行かないぞ?」
「だが、俺達の倒したスライムは既に700近い、こんなの異常以外の何者でもない」
アルとミリスはこの世界出身だけにこの異常事態に逃げる考えが先行してる様だった。
「この世界については詳しくないがまぁ、異常だとは思うよ。強さについては一番最初のが通常の強さなんだろ…後のはまぁ異常なんだろ。セレナはどう思う」
「この状態は異常だが、異常じゃない。それにまぁ死ぬような事態じゃないから私はどうでもいい」
「おい、セレナならこの世界の住人なんだから異常性が分かるだろ?何でそんな結論になる?」
「馬鹿アルは後にならないと分からない。まぁ、分かった時点でどうするかでお前の評価は変わるがな」
「どう言う意味だ?」
「そんな事よりもう、撤退するなら時間がないぞ?」
セレナが言う通り撤退するならすぐにしなければ間に合わない。
しかし、リースが動こうとしなかった。
「リースさん?危ないから逃げようぜ?」
「リースさん早く…」
アルとミリスがそう言うがリースは動く気配がない。
そこでセレナが気づく。
「どうやら、魔力を高めてる様だな。魔力増幅も併用するのか?」
「どういう事だ?」
「まぁ、リースは魔法を使おうとしてるって事だ」
皆、戦いながら喋っているが、刹那と奏は余裕があるがミリスとアルはキツそうだ。セレナは2人の援護をしながらリースを見ている。
「行くよ。皆下がっててね」
リースがやっと言葉を発する、しかし、いつもの様に人を好かせる様な感じではない。
そして、リースが魔法を唱える。
「我の求めに答え、我が指し示す地平を氷の息吹によりて、全てを凍らせる氷の闇へと屠らん」
「フリージングドライ」
その魔法はとても巨大で斜めに傾いていた。
そこから物凄い風が前方の地平を舐める。
するとそこを埋め尽くしていたスライムが皆凍りつく。
しばらくすると最初に凍りついたスライム達から消え去り、地平を埋め尽くしていたスライムは消えていた。
皆の目が完全にあっけにとられる。
そして、静かに目を閉じ、リースは又無言になる。
流石に今度の魔法のレベルは皆が無視出来るレベルじゃなかった。
「リースさん、今のは何だ?」
「リースさんの魔法だよね…今のでスライム全滅したよ…」
「リース?今のは何だ?」
「リースあなた…」
「リース大丈夫か?」
それぞれが戦闘を継続中であるが声を掛ける。
するとリースが苦笑いしながら言う。
「今のはフリージングドライ。広範囲瞬間凍結攻撃魔法。難度はSランク相当らしいよ。怖いよね…こんなの使える女の子なんて」
そこで皆が理解した。これ程までに強力すぎる力は人を恐れさせ近寄らせない。
転移者である彼女はこの事を知られたく無かった為に攻撃魔法を使わず、回復に専念していたのだと…。
それからはリースの方向からスライムが来なくなったので、リースは皆の戦闘を見ていた。
それからしばらくして、今度は刹那が敵の殲滅を終えた。そして、僅差で奏も終了。
残りの敵は刹那とアルの特攻とミリス、セレナの掃討戦で終了した。
その間ぼんやりしているリースを奏が一緒に居て肩を貸していた。
リースはぼんやりしながら奏の方に頭を乗せて事の成り行きを見ていた。
そして、全てが終わったあと、刹那の号令のもと皆集まった。
「どうやら、もうスライムは来ない様だ」
「それでは終わりですかね?お兄様」
「ああ、終了でいいと思う。セレナが今日の指揮役だろ?どうする?」
「まぁ、終了だな。ただ、スライムボトルが足りないから貰ってくる」
「街に行くのか?」
「ああ、私1人で十分だからお前達はここで休憩していてくれ。全力で走れば30分位で戻ってこれるから待っててくれ」
そう言うとセレナは街に駆け出して行った。
そして、リースが酷く辛そうにしているので皆言葉が出なかった。
そしてやっと刹那が話しかける。
「リース。正直あの魔法は凄いと思ったよ。自分に向けられたらって思うと怖くもある」
その言葉を聞くとリースは泣きそうになる。だが刹那は続ける。
「でも、どんな力を持っててもリースはリースだろ?リースはあの魔法を悪い事に使うのか?」
「使わない…」
「だろ?俺達に使うのか?」
「使わないよ…」
「なら、別にどんな力を持ってても大丈夫だろ?リースが変わるわけじゃないし。寧ろ変わるのはそれを見た者の方だろ?」
「うん、だから、皆には見せたくなかった」
「でも、俺は見たからって態度を帰る気は無いぞ?」
「怖くないの?」
「あの力を間違った方向に使われるとしたら怖いな、でもだからってリースが怖いとは思わない」
「でも…」
「でもは無し、そもそも俺だってまだまだ本気じゃない。それに俺の場合魔法なんて使わなくても相当異常だと思うぞ?」
「刹那君は怖くないよ?いつも優しいでしょ?」
「それはリースだって同じだろ?いつも皆を元気づけてくれる元気で、明るくて、とても優しい子じゃないか?」
「だけど…」
「だけども無し、それにな本当に怖いのは人を殺せる様な人だよ」
「人を殺せるって、そういう事なら私の魔法だってたくさんの人を」
「あのな、本当に人を殺す覚悟が出来てて、本当に人を殺せるなら殺気が身に付くものなんだよ。リースにそんな物あるか?悪いがリースからは殺気を感じないな」
「それは、じゃあ殺気が無いからって人を殺せないって訳じゃないでしょ?」
「それはそうだけど、そんな人間はそもそも人を殺そうなんてしないさ」
「ならなんだって言うの?私が怖いって事には変わりないよ」
「はぁ、ここまで言って分からないなら本当の恐怖をちょっとは味わってみるか?今から殺気を放ってやる、もう駄目だと思ったら言えよ」
そう言うと徐々に刹那から殺気が放たれる。しかも刹那はここにいる全員を殺す気で本気の殺気を放っている。
「おい、刹那、俺も怖いんだけど?」
最初に参ったを言ったのはアルだった。随分とヘタレな真の男である。
そして、また殺気のレベルをあげる。
「あ、あのう、僕も怖いです」
「すまん、耐えてくれミリス」
「おい、何で俺の時は何も言わないんだよ?」
「アルだからだ」
「だから、アルを蔑称みたいに」
「うるさい黙れ!」
刹那は殺気を一瞬だけかなりの量でアルにあてる。しかも視線のおまけをつけて。
するとアルが顔を引きつらせて無言になる。
そして、また一段と殺気を強くする。
「お兄様。あのう私にまで殺気をあてるのは護衛としてどうなんでしょう?」
「すまん、一度皆に俺の殺気を感じて欲しくてな」
「そうですか…ですがそろそろ辛い人も居るのでは?」
そう言ってアルとミリスを見る。
アルはさっきあてた殺気から復帰出来ずに沈黙している。
ミリスはちょっと怯え始めている。
奏は口では色々言うが、刹那の本気の殺気をあてられても大丈夫な様に訓練しているので結構平気でいる。
そして、刹那が洒落にならないレベルで殺気を放ち始める。
「刹那、やりすぎだ。マジで怖い」
「ぼっ、僕も殺されるとは思ってないけど本気で殺されるんじゃないかって錯覚する位怖いよ」
アルはやりすぎだと非難の目を向けてくる。
そして、ミリスはちょっぴり涙目になってる。
刹那はミリスにだけ申し訳なさを感じながら、また一段階殺気のレベルをあげる。
「すまん、苦しい」
「僕も何だか苦しいよ」
「あのう、お兄様。訓練してない人はこのレベルになると苦しいのでは?」
「だがな、肝心のリースが強情でまだ嫌と言ってくれないんだよ?」
「リース?これ以上は心身共に負担が掛かりすぎるからやめなさい?」
「嫌、まだ平気。こんなんじゃ本気だと思えない」
口ではそう言ってるが顔色も悪いし、少々震えている。
だが、本気で嫌う位じゃないと意味がないとまた、殺気のレベルをあげる。
「へっ、平気なんなんだからね?」
リースはかなり強情だ、何故かツンデレ風になって来た。
さらに殺気をあげる。するとリースに変化が現れる。
「こ、ここまでにしておいて上げてもいいんだからね?」
嫌と言わないので刹那はさらに殺気を強くする。
「刹那君がどうしてもって言うんだったらやめてあげてもいいんだよ?」
強情なので殺気をさらにあげる。
「せっ、刹那君が言うんだったら聞いてあげてもいいんだよ?」
何だか完全にツンデレさんになってるので刹那のSっ気が暴走してさらに殺気があがる。
「えへへ、刹那君が言うならやめてあげてもいいよ?」
リースは既に涙目になりながらデレ始めた。だが嫌とは言わないので殺気をあげる。
「あのう、お兄様、ちょっとお2人が遠い目になってますけど?」
リースの強情さよりアルとミリスの心の方が先にヘタレていた。
しょうがないので殺気を…やっぱりあげる。
「あのね?刹那君がお願いするならやめてあげてもいいよ?」
リースがまだ抵抗するので殺気のレベルをあげるが、そろそろ刹那的にも心配なレベルである。
「ごっ、ごめんなんて言うと思ったら間違いなんだからね?」
何故かデレからツンへ戻ってしまったリースだがそろそろ頃合かと殺気をちょっとでは無く大幅に上げる。
すると遂にリースの口から刹那待望の言葉が出てくる。
「ごめんなさい。私が悪かったです」
リースの口から遂に敗北宣言が出る。だがリースは天然で怖いもの知らずであった。
「でも、耐えられないだけで、怖いと思ったわけじゃないんです。だから、本気の殺気を見せて下さい」
「それはおすすめできないぞ?多分気絶する…」
「それでもお願いします」
「本当にいいのか?」
「いいです。して下さい!」
リースが望むので気絶するのを覚悟で正常状態レベルでは最高の殺気を放つ。
「あっ、あはは、こっ、怖いや、私殺される、あっ、あはは、これが本気の殺気かぁ〜刹那君には敵わないな…えへへ」
その言葉を残してリースは気絶した。
「あのう、お兄様?リースの望みを聞くのはいいのですが巻き添えで2名程気絶してるんですけど?」
すっかりリースのツンデレぶりに萌え心が出て忘れていたが全員に向けて殺気を放っていたのでアルとミリスまで気絶していた。
「あっ、やっちゃった?」
「はい、やっちゃいましたね」
こうして、アルは悪夢を見た様に何かうなされながら気絶して。
ミリスは泣きながら刹那君が刹那君がダメーなどと言いながら気絶している。
ちなみにミリスに泣きながらそんな事を言われると襲ってるみたいなのでやめて欲しいと切なに願う刹那であった。
肝心のリースは何故か幸せそうに気絶していた、しかしリースの強情さには刹那もやれやれと思う次第であった。
そして、奏は久しぶりの刹那の殺気に心地良さを感じるというM気質な感じで何故かドリンクを飲んでいた。
「何ですか?お兄様?」
「いや、何でお前嬉しそうなんだ?」
そう聞くと奏は嬉しそうに話し出した。
「だって、お兄様が殺気を放てるという事はあの事件を忘れてない証拠ですから」
刹那が殺気を身につけたのはあの時の事件で相手の殺気の怖さを分かったからだった。
その為、逆鬼に何度も殺されそうな目に合いながら刹那は殺気を身につけた。
ちなみに、何故か殺気などという怖いものを奏は自ら刹那と共に身につけたのだった。
奏は殺気によって動く事も出来なくなった過去から殺気の重要性を学び真剣に身につけたので先ほどの刹那の殺気を浴びても平気なのであった。
ただ、ちょっぴり震えてたのは怖かったのか、本当に嬉しかったのかは奏にしか分からない謎なのであった。
そして、その頃セレナは丁度街から戻ってきている途中だった。
ちなみにセレナは街に帰る時に苦労していた。
魔気混闘で極限まで高めた力で駆けていたのだが、街へ着いてギルドに行くとギルドが大騒ぎになっていた。
「スライムの動向はどうなってますか?」
「援軍は出せそうか?」
「スライムの大群がどこかに向かって行ったという報告が」
「駄目です情報が確かかどうか」
「スライム如きで行きたくないという冒険者が多すぎです」
「特別ギルド会員に討伐要請してみます」
「それじゃ遅すぎます!早く討伐しなければ!」
「だから、その情報はさっき…」
ギルドはスライム大量発生と大移動よる騒動で大変だった。
そこでセレナはやれやれと思いながらアイナに会おうとするとあちらから笑いながら近寄ってきた。
「あっ、セレナちゃん大丈夫?スライムが大量発生したって。何でも移動してる数が数百でどうするか皆悩んでて」
「あ〜それなら」
「あっ、その反応、セレナちゃん達が原因?」
「違う、レーシャルが元凶だ」
実は先程のスライム軍団はレーシャルの差金であった。
この事を知っていたのは禁書でナイトメアの特性を知っていたセレナのみであったが、レーシャルの遣りすぎでギルドが大変な事になっていた。
そして、セレナはアイナに詰め寄られた。
「レーシャルちゃんの特性は私も知ってるけど今回はちょっと酷すぎない?」
「確かに遣りすぎ感はあったな」
「結局どの位スライムが湧いたの?」
「私が倒したのは100前後だが、リースが多分最多で多分500位は倒してたんじゃないか?」
「500?」
「ああ、最初からざっとは数えてたが、刹那が最初は70前後だったが途中から頑張りだしてな、多分300位だと思う」
「300?」
「で、奏がジャンプしてはフレイムアローで乱獲してたし、後半はフレイムランスで数を伸ばしてたから400位か」
「400?」
「後はミリスが練習がてら100前後でアルも後半直線で串刺しにして数伸ばして100位行ったんじゃないか?」
「えっと待って…ついて行けない。つまり合計で1500位湧いたのね?」
「ああ、もうここらのスライムは当分1匹も出ないんじゃないか?」
「はぁ、レーシャルちゃん遣りすぎ…皆で60匹狩ってくるってのも夜まで掛かるかなって思ってたのに」
「いや、もう掃討戦も終わったぞ?」
「あっ、そんな場合じゃないよ。それじゃあスライムの事、上に報告に行ってこなきゃ」
「おい、アイナに用事があって来たんだぞ?」
「とにかく報告しなきゃ討伐隊が出来ちゃうよ」
「じゃあ、早くな…」
セレナの言葉を聞いて慌てて報告に行ったアイナを待つ為ギルドで待つが居心地が悪い。
セレナ達が戦ったスライム騒動でギルドは大騒ぎになっており、又、レーシャルの事を知ってる者が不穏な噂を流していたのでいらただしかった。
「聞いたか魔物の大移動?また、レーシャルの奴じゃないか?」
「ああ、あの悪魔な。毎回騒動かけやがって?だけど今回は随分と数が多いが本当にあいつかな?」
「あいつ以外にこんな芸当出来ないだろ?」
「今度は誰を戦闘不能にしようとしたんだろうな?」
「ナイトメアのクランに数人入ったって言うしそいつらで遊んだんじゃないか?」
「ありえ得るな。それならそいつらもうお陀仏か?」
「確かガキだったぜそいつら」
「うっわー人生短くて終了か?」
「今回はなんの魔物が大移動したんだ?」
「スライムだってよ?」
「かわいいそうだな。スライムじゃ討伐隊も編成できないんじゃないか?」
「粘液で溺れ死〜かわいそう」
「女の子もいたってよ?」
「うわっもったいね〜」
「なら助けに行けよ」
「でもガキだろ?それじゃあ助けに行ってもな」
「いや、ガキでもイイってやつ結構居るだろ?それにその中の1人は結構可愛かったって聞いたぜ?」
「へぇ、まぁガキって言ってもギルド入ってるなら12歳超えてるからな。可愛い女の子はいいよな」
「でも助けには行かないんだろ?」
「まぁ、帰って来れたら慰めてやろうかな?」
「はっ、お前のサイズで慰められるのも可愛そうだがな」
「何だよ、ガキだし寧ろ大きい駄目〜とか言うかもよ?」
「「「「あははははは」」」」」
4人組の下衆な話題で耳が汚れたセレナは苛立ちが限界を超えた。
「おい、お主ら無事に帰って来たら慰めてくれるんだろ?帰ってきたぞ?」
「何だ?このガキ」
「おっ、そいつだよナイトメアのクラン員」
「マジか?確かにカワイイが胸がな?」
「いや、可愛いってのはこいつじゃなくて黒髪の長い娘だったぜ」
「何だそうか?で?慰めて欲しいのかお嬢ちゃん?」
「ふん、お前らなんぞに慰められるのは御免だ!」
「何だと?やっちまうぞ?」
「どれどれ?はっ!どいつもこいつもタケノコか!いい年してきのこが1人も居ないとは傑作だな!」
「何の話だ?」
「お前らのその可哀想なブツの話だ」
「なっ、なんで?」
「さて、何でだろうな?」
「何だこの銀色の瞳キモいな」
「何だと?」
セレナに言ってはならないセリフを言ってしまった。
「お前ら生きてる事後悔させてやる」
そう言って刹那が殺気を放ってリースのツンデレ反応で遊んでた頃、セレナも殺気を放っていた。
しかも、幻惑眼を使い本当に殺されるという暗示を強力にして、さらに気絶も出来ないように細工しながらどんどん殺気を高める。
「うっ、うわー殺さないでくれ」
「し、死にたくない」
「おふくろー!!」
「俺はまだやってないんだ死にたくない」
4人は無様に転げまわっていた。
そこでアイナが戻ってくる。
「何してるのセレナちゃん?イジメいくないよ?」
「何でガキの私がイジメた側になるんだ?」
「そりゃあね?」
そんな話しをしてると幻覚と殺気から解放された男達が突っかかってくる。
「いっ、今何をしやがった?」
「恥かかせやがって!」
「やっちまうか?」
「俺の初めてをくれてやろうか?」
男達はセレナに突っかかるがそこでアイナが間に入る。
「ちょっと!イジメを止めてあげたのに何で自分から虐められに行くかな?Mなの?」
「何だよお前?」
「おい、待てそいつは」
「げっ紅蓮のアイナじゃねぇか」
「何だこのべっぴんの姉ちゃんは俺と遣りたいのか?」
「馬鹿!紅蓮のアイナだぞ?」
男達の中にアイナを知ってる者がいた。そこでアイナが話しをする。
「あのねぇ、虐めを止めてあげたんだからお礼位言えないの?」
「何だと?誰が虐められてたって?」
「え?あなたたちでしょ?」
アイナは至極当然の様に言ってしまったがそれが男達を怒らせる
「何だと?ガキ共々やるぞ?」
「あのねぇ、私に挑むのは無謀でしょ?貴方達冒険者ランクいくつよ?私これでもSランクの特別員よ?」
「マジかよ…」
「だから言ってるだろ?紅蓮のアイナだよ!返り血でいつも真っ赤になってるから付いた異名が紅蓮、冒険者ランクSの特別員」
「いや、それなら、何で受付何てしてるんだ?」
「知るかよ。やるならガキだけにしとこうぜ?」
男達はアイナが無理と思ったのかセレナを狙うがアイナ一言に固まる。
「はぁ、貴方達冒険者ランクは?」
「Cだよ。何か文句あるのか?」
「じゃあ無理ね。この子はセレナ・クロウリーよ?」
「セレナ・クロウリー?」
「知らないの?エフェソス神童。魔眼のセレナよ」
「魔眼って、魔眼のセレナか?」
「そうよ。なんちゃって冒険者のあなた達に如きに、単独での実力は既にBランクと評されるセレナちゃんに勝てるわけないでしょ?」
「Bランク?このガキが?」
「まて、本当に魔眼のセレナならやばいぞ?」
「何でだよ?」
「知らないのか?こいつはぐれ竜を単独で殺った事もあるって話だぞ?」
「そりゃあいくら何でもふかしだろ?竜種を単独なんてAランク冒険者でも無謀だろ?」
「それを殺っちまうから、恐れられてんだよ。エフェソス神童はエフェソスでは触れてはならないタブーで有名だぞ?」
「まじかよ」
男達が尻込みし始めたのでセレナは挑発する。
「おじさん達私と遣り合わないの?」
セレナはしなを作って妖艶な笑みを浮かべ挑発する。
「そんなに遊んで欲しいのか?」
「うん…」
「じゃあ、遊んでやるぜ!」
そう言って襲ってきた相手をおもいっきし肘を相手の鳩尾へ入れる。
「えへ?もう終わり?」
「次の?おじさんは誰?早く殺り合おうよ」
「あの〜字が変わってません?」
「気にしちゃダメだよ?おじさん!」
セレナは一瞬で間合いを詰めると回し蹴りを相手の顔面へ入れる。
「あ〜あ?どっかに飛んでっちゃたね?次はお・じ・さ・ん・かな?」
そして、相手が走って襲いかかってきたので、おもいっきし右足を出し曲げた瞬間を狙って踏み台にして、相手を片膝付けさせた状態のまま飛び膝蹴りを入れる。
その相手は先程セレナの目を気持ち悪いと言った男だったのでかなり遠慮なく顔面へ攻撃したので血を吹き出しながら吹っ飛んでいった。
「ありゃりゃ?皆どっか行っちゃったね?残りはおじさんだけだね。そうだおじさんはしたことないんだっけ?じゃあ」
セレナが間合いを詰めると掌底であご先をおもいっきし強打する。
すると男は片膝を着いて立ち上がれないまま混乱する。
「どうしたのかな?丁度いい目線だし私と目を合わせて話そうか?」
そう言いながらセレナが近寄ると男は怯える。
「大丈夫。ちょっと男としての尊厳を奪うだけだから!」
そして、セレナは付呪眼で相手を見る。
「おじさんはこんな小さな子に変な事しようとしたしそっち系の恩恵をあげるよ。おじさんはこれから男としか出来ない!」
『我が名セレナ・クロウリーにより付呪する!お主は男としか出来ない!そして、萌えない!私が言うんだから絶対だ!』
すると男は何を言ってるんだとおかしな顔をするがセレナが顔を持って男臭い男へ目線を向けさせる。
すると男に変化が現れる。、
「おおっとこれはどうした事でしょう?匠の眼で変えられた嗜好によってその男臭い男を見るとクラが立ったではありませんか?」
「セレナちゃんにより、少女に欲情する変態が男に欲情する変態にジョブチェンジ出来たでは無いですか?流石は冒険者ギルド。ジョブチェンジもなんのその」
「これでこの方も幸せになれるでしょう。めでたし、めでたし」
「うむ、めでたし、めでたしだ」
「って、セレナちゃん残酷!」
「何を言ってる!ノリノリで実況してたのはアイナではないか。そもそも匠やら、ジョブチェンジやら、めでたしめでたし言ってたのは誰だ?」
「皆の可愛いアイドル、ハーフエルフの受付嬢アイナさんで〜す」
「おまえ、自分で言ってて恥ずかしくないのか?」
「私は結構こういうノリだから大丈夫!」
「どの道あの技は解呪で解けるし。まぁ、レアスキルだが一生あのままではないだろ?まぁ、いいや」
セレナはこんな事件を起こして最後には不幸な男を作り出したのに、まぁ、いいやの一言で片付けて用事を言った。
「所でアイナ。スライムを乱獲したのは分かったよな?」
「うん。ギルド長が初心者用のスライム討伐クエストどうするか悩んでたよ?」
「ギルド長なんて知らん。スライム狩りすぎたから当初もらったスライムボトルじゃ、ドロップ品を入れるのに足りんのだ」
「えっと、後何個位いるの?う〜んとりあえず1人50個ノルマにするとして…後290個くれ」
「えっ?」
「1500匹狩ったんだぞ?300個位いるだろ?」
「まぁ、それだけ狩ればドロップも多いとは思うけど、どうやって持ってくの?」
「それはこの帽子にヒントがある。実はこの帽子は禁書の技術で作り上げた収納庫になっててな。とりあえず見せるから持って来い」
そう言われアイナは急いでスライムボトルを持ってくる。
「はい、ご注文通り290個。ちなみにドロップ品が拾えなかった場合はボトル買取だからね?」
「大丈夫だ。それじゃあ、見てろ?まず、私の帽子を叩く、すると魔法陣が出来るだろ?」
「うん、それで?」
「後は自分の入れたい物を頭でイメージしながら魔眼で捉えると」
するとボトル290個が一瞬で小さな帽子に吸い込まれて行く。
「どうだ?便利だろ?」
「おお、手品みたい。鳩とか出る?」
そう言うと窓の外を見る。そして鳩の群れが飛んでたので魔眼で捉えた後、帽子を叩く。
「ほれ」
白では無いが確かに鳩が飛び出した…群れで
「さて、それじゃ、私は急いでるからな。行くぞ」
「ちょっと、この鳩どうするの?」
「出せるが仕舞えん。手品師だってネタは仕込むが出しっぱなしだろ?」
「セレナちゃんの馬鹿〜」
セレナはアイナ叫びを聞きながら急いで刹那の所へ戻った。
そして、刹那がミリスを、奏がリースを介抱して休んでいるとセレナが戻ってきた。
「お?何でそいつら寝てるんだ?」
「いや、リースが魔法の事気にしてたから、怖がられても大丈夫って事を教えようとしてだな」
「で、何をしたんだ?」
「お前も出来る事だよ」
「私がか?」
「お兄様がリースはリースだろって説得したけどリースが納得しなくて」
「それでどうしたんだ?」
「リースは殺そうとしてないから怖くなんてない、本当の怖さってのを教えてやるって」
「なるほど。つまり、リースに殺そうとするとどうなるか教えたと」
「まぁ、有り体に言えば」
「それで気絶するまで殺意、つまり殺気をあてたと」
「すみません」
「馬鹿者。殺気は危険なんだぞ?刹那なら分かるだろ?」
「リースが強情でな、どんどん殺気を上げて行ったんだが最後まで粘られて」
「それでリースは幸せそうだが他の2人まで巻き込んだのか?」
「折角だから皆に俺の殺気を知ってもらって怖い人でも。人次第って教えたくてな?」
「う〜ん?私は何故仲間はずれなんだ?私が居る時やってくれれば」
「それは、前、ギルドですごい殺気放ってただろセレナは」
「確かに放ったが」
「耐性のある奴に教えてどうするんだ?」
「私だってお前がどの程度か知りたいんだ」
「では、皆が寝ている今の内に先程の殺気を見せてあげては?」
「奏にしては優しいな?」
「私はいつでも優しいです」
そういって、結局殺気を放つ事になる。
「気絶しても文句を言うなよ?」
「誰に者を言ってるんだ?」
「それじゃいくぞ?」
刹那は通常状態で放てる最高レベルの殺気を放つ。するとセレナがぶるっと震える。
「うっ、心地いい殺気だな〜」
「えっ?」
セレナは気持ちがいいらしくもじもじしている。
「おい、奏、セレナが変なんだが?」
そう聞くと奏までセレナと同じく気持ちよさそうにもじもじしている。
「お前達新手の嫌がらせか?」
刹那はちょっぴり自信を失っていた。そこでセレナが言う。
「いや、惚れてる相手に命握られてると思うとつい興奮して」
「えっ、セレナもですか?」
「何だ?奏もか?」
「何か私の楽しみを取られたみたいで嫌ですね。不快です!」
そう言った瞬間に奏は刹那と同等の殺気をセレナに放つ。
「おお、奏もここまでの殺気が放てるんだな?じゃあ遠慮はいらないな?」
次の瞬間セレナからも同等の殺気が漏れる。
この瞬間に魔のトライアングルが完成する。
そして、この最悪のタイミングでリースが眠りから覚めた。
「えっ?えっ?」
刹那、奏、セレナのトリプルの殺気でリースは混乱する。
「ちょっとどういう状況?殺し合いはダメだよ?ねぇ?あれ?ミリス君?アル君?」
2人はまだ眠っていた。
「うっ、こっ、怖いよ〜」
そこで刹那がリースに目を向ける。
「リース?なっ?本当に怖いってのはこういうのを言うんだ。だからリースは気にしないでいいんだぞ?」
そう言って刹那が優しい目線と柔和な表情で言うとリースはちょっぴり恋する乙女の目になっていた。
その瞬間とある組織のツートップと言っても2人しかいないので微妙だが、刹那から離し隊が殺気の方向をリースに向ける。
するとリースは本当の怖さという物が分かった様で一言笑顔で涙しながら言った。
「刹那君。私分かったよ。本当に怖いのってこういう状態を言うんだね」
ガクリと奏の膝枕に逆戻りして魔界に彷徨い込んでしまったリースは天へと旅立つのであった。
だが、ドロップ品が消えるので無理やり叩き起されるリースはとても可哀想だけど何か萌えと思う刹那であった。
こうして、ミリスを優しく起こし、アルはセレナに蹴り起こされ無事皆目が覚めるのだった。
そして、セレナが手品の様に出したスライムボトル300個が各自50個ずつ配られ、スライムの粘液を拾うのであった。
皆がボトルにスライムの粘液を収め終える頃、セレナが皆を呼んだ。
「いいか?粘液のボトルは私が又持ち帰る。だが、魔水晶は1500以上転がってる。それを拾うのは面倒だ。そこでこの帽子だ。一つ魔水晶を入れて、魔法陣が出るだろ?これはこのアイテムの波動を認識したんだ。後は帽子を叩くと」
そう言って、セレナが帽子を叩くと魔水晶が平原の各地から帽子に吸い込まれる様に飛んで入ってく。
「どうだ?攻撃用では無いが私のデバイスは禁書の技術を使った特別製だ。他に持っている者はいない」
「へぇ、俺達の世界の青い狸のポケットより便利だな」
「そうですね。お兄様。アイテムが出るわけじゃないですけど収納に関してはこちらが上です」
「何だ?お前の世界にもこの様なデバイス持ちが居たのか?」
「まぁ、後100年位先にな」
「何と?未来に行き来できるのか?」
「いや、出来ないけど?」
「どういう事だ?」
セレナは疑問に思うかも知れないがこちらにも都合があるので詳しく明かせない刹那であった。
こうして、魔水晶とドロップ品を回収した一行は帰る事になり、帰路に着くため来た道を戻るのであった。
刹那達は無事に初めてのお使いスーパーハードを終え、レーシャル元へと帰るのであった。
話の前に一言ニュース。
神超の時間軸が今一分からないので作ってみました。
キャラクター能力説明の後に何話が何日か書いてみましたので是非見てください
今回の話しは如何だったでしょうか?
遂に神超もバトルが始まりました。
相手は最強の初心者用敵、スライムさん。
ですが、ただのスライムは最初だけ。
チートされたスライム軍団が今回の相手。
ですが、最初は軽々倒します。
だが、最初に陣形の設定をした通りに全パターンを試す機会に恵まれます。
なんて幸運。
最初は前方の普通のバトル。
次は後方との挟撃バトル。
そして、右から来て半包囲バトル。
最後に左から来て全包囲バトル。
最初と挟撃までは簡単でしたが、半包囲から段々難しく。
そして、最後には全包囲バトル。
そして、自分達の担当角度を言っていると1人だけおかしな人物が紛れ込んでいた。
その名はアルフォート(主の好きなお菓子だけにお菓子ーキャラ)・マギヌス。
バリバリ(主がパソコン前でアルを食ってる音)戦っている様で実は一番戦ってなかったキャラ。
犯人はアル!これが神超の常識。
犯人を探す時はまずアルから疑いましょう。
きっと誤解が生まれまくる事請け合い。
そして、全包囲戦にて伏せカードの切り札リースを召喚。
ただの応援ガールでは無く最強の攻撃キャラでした。
一つ目の魔法は広範囲氷弾攻撃魔法アイシクルレイン。
氷の雨霰、嵐を呼ぶ攻撃魔法。
ちなみに目視の範囲で無差別攻撃。
つまり、味方が居ると蜂の巣にしてしまう。
その次が広範囲瞬間凍結攻撃魔法フリージングドライ。
これは辺り一帯を瞬間冷凍する魔の風が吹く魔法。
当たれば瞬間凍結して自動で崩壊。
味方が巻き込まれた場合被害甚大。
その為リースのトラウマとなる魔法。
攻撃嫌いにも理由がありました。
神超は殆どのキャラが色々な問題を抱えているんですね。
そして、リースさん最初は天然で応援してたのに自分の出番になった途端にクールに。
そして、一言、「大丈夫だよ、みんな消えるから」
あのリースさんから出る発言とは思えない一言に作者ビックリ。
そして、魔法を行使して本当にスライム300匹を一つの魔法で壊滅させるスーパー攻撃系キャラでした。
あれ?回復キャラじゃなかったけ?何処かで道を間違った模様。
ちなみにリースが皆に怖がられると思ってるけど…
刹那は恨みを晴らすために復讐鬼になってるので全然どうじません。
奏はそんな刹那の妹。当然気にしません。
ミリスは普通?の少年なので結構衝撃受けてますけどリースとは仲良しなので気にしません。
アルは強化素体という過去で苦しんでるので、過去を引きずる人に寧ろ優しいです。
セレナも神眼と魔眼で恐怖されたりしてた過去を引きずるキャラなので寧ろリースに共感してます。
そして、今回の犯人アル…の筈が真犯人はレーシャル。
レーシャルにも当然過去があり次回以降の話でレーシャルさんの話が入ります。
今回は、凍れる時の魔王様が企てたスライムクエストの特別版。
レーシャル命名。「初めてのお使いスーパーハード」。
次回明かされる事情により強化されたスライム軍団が派遣会社ナイトメアより来ました。
だけど最後にピンチになるもリースの超範囲殲滅魔法で何とかお使い達成。
倒したスライム1500匹。次回魔水晶交換の時に正確な数が明らかに。
第1回モンスター狩り隊
狩り数ランキング!
一応、倒したかずランキング。
一位、最後に攻撃参加したのにトップのリースさん500匹。
アイシクルレインで50匹×4回で200匹。
そして、迫るスライム軍団平原一面にフリージングドライで300匹。
合計で500匹で一位になったのが回復担当リース!フラメル!!
一位受賞したリースの一言「大丈夫だよ、みんな消えるから」
安心安全に消滅させてくれるリースさんにみんなも消してもらおう!
(作者は死にたくないのでパスで)
二位、ジャンプしながら後方から魔法で削って稼ぎ、中盤に以降に新魔法フレイムランスで堂々の2位受賞奏さん400匹。
前半のジャンプフレイムアロー&フリーズアロー攻撃で150匹を倒しました。
その後一翼を担い、新魔法フレイムランスで250匹を乱獲。
やはり魔法の範囲攻撃は数が稼げる模様。
合計で400匹を倒し、2位になった時乃宮奏!
二位受賞した奏さんより一言。「おっ、お兄様に勝っちゃった…どうしよう」
奏さんはお兄さんより目立ったことしか気にならないようです。
つまり、読者?何それ美味しいの?という事。
作者的に言いますと読者?超ウマイ!
(つまり、もっと来てという事(*´∀`)♪)
三位、序盤から頑張ったが三位が限界だった主人公の刹那君3位で300匹。
初期から普通に切る攻撃で頑張って30匹。そして、アルがいなくなって周破閃で70匹。
一翼を担ってから翔周破一閃でガンガン削って200匹。
しめて300匹を狩った刹那選手が3位でした。
そんな、時乃宮刹那選手より一言頂きました。
「俺って主人公なのに、最強チートの筈なのに弱くね?」との事です。
作者から言わせてもらえばお前は今現在小数戦で最強なだけで多数だと雑魚だろと言う酷い有様。
でも作者が使わせてあげてないだけで全方位攻撃技を既に持ってます。
でも360度攻撃したら味方巻き込むでしょ?使えなくね?以上!
四位以下はもつれ合い。
頑張ったミリスが100匹以上で4位
魔眼でミリスの真似事して手を抜いてたセレナが5位で100以上
残念な最下位はお菓子の名前を受け継ぎし男アルフォート、一応なんとか100匹以上でした。
ミリスは銃のコンディションチェックでテスト運用でしたが4位でした。
一言「えっと、試し撃ちしてただけなんだけど?最下位じゃなくていいのかな?」
との事でした。
そして、手抜きで遊んでたセレナさんはそれでも5位。
一言「魔眼で本気出すの疲れるのだ。ミリスの技を真似てた方が楽じゃね?」
とのふざけたコメントでした。
そして、序盤からタンクになり、後半はただの壁扱いされても必死にドリルで戦った高貴wなる騎士wアルフォート・サイカイ・マギヌス
サイカイの称号を得た我らが唯一のちゃんとした男キャラから一言貰いました。
「俺っていつも頑張ってるのに扱い酷くね?」
との最もなご意見でしたがそこはみなさん「せーの」でお願いします。
せーの!「「「「「「「「「「「だってアルだし!」」」」」」」」」」」
皆さんの声しっかり聞こえました!
幻聴?そんな事言う奴はアルが好きな奴位だ!
という訳で今回のスライム狩りま賞を受賞したのはリース・フラメルさんでした。
これからは回復だけじゃなく、無差別範囲攻撃もお任せなリースさんで行きます。
ご協力いただいた冥土にメイドの土産を渡されたスライム一同に感謝を!(そのメイドさんとは刹那君の新ユニフォーム。女性化後に着る事に決定事項。作者が言うんだから絶対!)
散々脱線した後書きですが続きをば
最後は全部狩り尽くして終了。
初めてのお使いスーパーハードクリアでした。
そして、当初予定されてたスライム1人10匹倒すクエストは皆で合計60狩るという物だったのでスライムのドロップ品。
真面目な話。まじで火事場なら役にたちそうなスライムの粘液を入れるスライムボトルは当初5分の1位の確率で落ちるので10個しか支給されなかった。
なので1人、スライムボトルを取りに行ったセレナさんアイナに詰め寄り追加で290個要求。合計300個もドロップしてるんですね〜
ちなみに取りに行ってる間に刹那君の殺気放ち大会は行われ、そうそうにアルがギブ、続いてミリス。
だが奏さんは全然平気でもなかった、実は刹那の殺気で気持ちよくなってる奏さん…ちょっと変な人。
そして、リースは殺気で壊れて天然系からツンデレ系にシフトチェンジ。
そんな、ツンデレ反応に楽しくなってしまった刹那君はどんどんギアチェンジ。
最後はリースにごめんなさいを言わせて満足したSっ子刹那12歳。
奏さんは刹那の殺気にご満悦。
その頃セレナはスライムの大量沸きの報告で大変な事になってるギルドへ。
そこでアイナにスライム事件の一員であることがバレるが直ぐにレーシャルに罪を擦り付けます。
ただ、次回以降に判明しますが実行犯はアル…じゃなかった、レーシャルなので実際に犯罪者です。
その事を報告に行ってる間にセレナのいらつく話しをしてる連中に遭遇。
レーシャルに現在一番信頼され、又、一番信頼してるセレナにとってレーシャル敵イコール自分の敵です。
その為、その4人組に絡みます!
そこで、刹那がリースのツンデレに萌え苦しんでる頃。
そんな事とは知らないセレナも殺気を放ってました。
しかも、セレナは新たなる神眼。幻惑眼を使い幻覚で殺気を浴びると相乗効果でもっと効くようにして、さらに気絶も許さないという鬼畜ぶりで殺気地獄に叩き落とします。
ですが、皆のアイドル受付嬢事アイナさんが「いじめ、いくない」と面白半分でセレナを止めます。
すると4人はキレ気味に。
何故か助けたアイナさんにつっかかる酷い奴らです。
天使の様なアイナさんは紅蓮のアイナとばれて怖がられる始末。
だけど、Sランク冒険者の特別員であるアイナさんには頭が高い。
そんなアイナさんには歯向かわずセレナに方向転換。
しかし、アイナさんの疑問に4人が愕然。
セレナはエフェソス街の神童。
魔眼のセレナと判明した途端に態度激変。
しかも、さらっとセレナの過去が明らかに。
実はドラゴンスレイヤーの称号を持っていたセレナさんマジぱねぇ。
そんなチートを行き過ぎるセレナさんも態度が激変。
急に可愛らしいキャラに激変。ナンデこうなった?
そんなセレナは4人に逃げられない様に演技してるだけ、心の中ではマジ殺す状態。
気づけ善良でない市民4人よ。
だが、結局ハマってセレナに攻撃を喰らう。
1人目鳩尾に攪打頂肘で気絶。
2人目回し蹴りを顔面で吹っ飛んで行きどっかで気絶。
3人目相手の足を踏み台に無理やりしてのシャイニングウィザードで顔面出血で吹っ飛びながら地面で転げまわってる。
4人目童貞タケノコ。12歳の少女とヤろうとした愚かな嗜好から、男性でしか萌えないという属性、もといジョブチェンジ。ちなみに、付呪眼なる新たな眼が登場。
付呪眼は実は魔眼が付呪で神眼で解呪の両眼仕様の特殊仕様。
通常は魔眼持ちが呪いをかける為に使い、それを助ける為に神眼を持ちが解呪を行う。
だが、セレナは規格外の神眼、魔眼の両立しない力を持つ異能なので気軽に両方使える。
その為気軽に人に付呪をしてしまう悪癖持ち。
そんなこんなで4人を好き勝手にしてから、アイナに本題を要求。
無事スライムボトル290個ゲットしたが、もしも使わないと買取にされてしまうが…
無事刹那の元に戻ってドロップ品を拾ったら300以上ドロップしてたので大丈夫でした。
余った粘液は作者が火傷で服が皮膚についちゃった人を助ける為に使用して、
さらに余った粘液をとある女の子にかけて服とかしてお楽しみ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なんてイラストを書く構想の為に使いました。
そして、帰ってきたセレナの文句でドロップ品を拾うちょっと前に殺気をセレナに放った所…奏と同じくはぁはぁしてしまったセレナさん。
奏とセレナは結構強気だけど、刹那に対してはMな感じになってしまう。
そして、刹那の殺気で喜んでる奏さんにライバル視されてセレナは奏から殺気を向けられるがやり返す。
そんな3人で殺気を放ち大会をしてる魔のトライアングル。通称魔界に入ってしまったリースさん。
刹那にちょっとだけ恋してしまったら奏とセレナの刹那から離し隊に殺気を向けられ真の怖さを理解。
無事、本当の怖さを経験したリースは…に召されそうな所を無理やり起こされアイテム拾いに駆り出される。
そんなこんなで第18話は終了したのであった。
超長い後書きになっちゃった(*´∀`)♪
それでは今回の能力値表記です。
今回は作者は全部読み直して書き直してます。同じ部分は許してね?
見たことない人は是非見て下さい。
そうでない方も気が向いたら見てください。
まずは男性陣より
第一の男性キャラ 主人公
遂に戦闘に突入。スライム狩りは第3位入賞。
鍛錬により、気力は最高値、魔力はどんどん上昇、魔気混闘を覚え。神気もコントロール可能になった。
現在奏とセレナの2人を篭絡!+α(ミリスもか?)さらにリースを着実に落としに掛かって、ハーレムを着実に作っている
時乃宮刹那 4月12日生まれ。ブラットタイプB。
力
12歳の身体では普通の人間の頂点に君臨するレベル。
時守一族の異能者である為、身体の作りが人間離れしており、
気の力はセレナを恐怖させる化物級。
現在気力付加を完全マスター。
魔力付加はトリプルチャントまで。死にかけるのにトリプルチャントまで使っちゃうお馬鹿さん。
セレナより、魔力と気力を混合させて使う究極の技法、禁書に記述されし魔気混闘を習得。
さらに神の力である神気を習得。
4月8日つまり入学式の次の日には魔力付加もかなり強力に、さらに神気のコントロールに成功。
気力付加、魔力付加、神気付加とトリプルブーストでやっとチートな主人公爆誕!
現在、戦闘により徐々に能力開放中。能力的にはやっぱりセレナがチートレベルでは段違いの模様
技
瞬刻永神流、基本技閃、これにはバリエーションがあり、一閃、翔波閃などがある。
他の瞬刻永神流の技は今の所画龍点睛と龍牙追。
神の一族の守護者として育てられた時に従者教育をされ執事の様になり、又、完璧執事に憧れるようになった。
その為、家事スキルは完璧な領域。炊事洗濯洗い物、なんでもござれの超絶執事。
しかし、料理で負けた奏がお茶を入れる事だけは負けまいと頑張った為にコーヒー^、紅茶、緑茶etcのスキルは負ける。
文献より得た技はクロノスシフト、クロノスドライブ、クロノスバインド、思考加速、アイテムを創造する技マジックルーフェンと消す技マジックラディーレン。
スライム戦闘により周破閃と翔周破一閃の二つの技が使われる。
その時の説明で閃は基本の切りや斬撃であり、一閃は抜刀術であると判明。
抜刀は気の力で剣をバインドして放つ瞬間に気ごと一緒に乗せて放つ技。
閃は通常の技に気を纏ってるだけだったりする。
翔が付く技は飛び技。周は範囲。他は今後登場。
魔法
まだまだ魔法力がまだ内包できる量のMAX値に到達してません。セレナによると魔力回路も錆び付いてるとか…。
現在ひっそりと魔法を実験中。
ダブルチャント、トリプルチャント。そしてフォースチャント。
ちなみにフォースチャントは命を削る技の為使用不可。
一応技としてはあるだけ。
フォースチャントはフラグでは無いと信じてる作者。
学力
思考加速を使い、学力NO1キャラに躍り出る模様です。
現在はこの世界の文字を完璧に読める様に。
後は1年の教科書に書かれてる事は既に覚えちゃった模様。
天才刹那の誕生です。
先を急ぐ刹那は全部の教科書寄越せと脅迫。
その結果テスト次第で教科書ゲットに…その顛末はオール100点。
結局2年生の教科書をもらって帰る事に。
この調子で刹那はとっとと全学年の強化を制覇します。
変身
デバイスは時守一族の秘剣の大剣、名前はもうちょっと後で出てきます。
バリアジャケットは黒い服に黒いズボン、銀のプレートメイルに黒のロングコート、10本の剣付きスカート、黒い指出しグローブ着用。
これが刹那君のバトルスタイル
今回スライムの粘液で多少欠損しかし、バリアジャケットは魔法の服。デバイス収納しておけば自然に直る。
容姿
髪は相変わらず黒のショートボブ。目は黒。顔はやっぱり女の子に間違われるレベル。まだ女体化してないのにすでに可愛い。
体はまだ発展途上だが、現段階では限界まで鍛え上げた筋肉に包まれている。しかし、やっぱり筋肉質に見えない謎体型。
過去に女子寮で女の子達から格好良い女の先輩と勘違いされるという、刹那ならではのイベント発生。今後もご期待をば。
支持される層
スライムを大量に倒しても3位にしかなれなくても最強と信じてくれる人。
遂にチート級主人公に成り上がった主人公。女の子にパンツを貢がれる体質。
まぁ前と同じなら 変態という名の紳士を受け入れられる人 ミリスと危ない関係になりそうでも気にしない人
妹や逢って間もないセレナとディープなキスをしてる所を想像しても萌える方。
キャラを表すと
王子のキスで目覚めるヒロイン体質 過去に女子寮で女に間違われてた男。現在2人とお付き合いしてる状態。遂に戦闘になったがそこまで強く感じない最強チートキャラ。でも女の子化すればやっぱりレジェンドオブヒロイン
第二の男性キャラ ルームメイト1号 10月17日の1時頃に気づいた。アルフォートってどっかで聞いたなと思ったらコンビニに有ったお菓子。つまり、現在PC前で食われてる奴w
犯人はアルと言われる男。お菓子から生まれたと今日気づかれた男。読者的立場の人間。一応そういった役割 熱血大食い馬鹿野郎 フードファイター
スライム狩り大会最下位で名前にサイカイがついて、ネタでアルフォート・サイカイ・マギヌスになった男。シュバリエみたいな称号。サイカイ・ド・アル。う〜ん格好良い?
アルフォート・マギヌス 8月31日生まれ ブラッドタイプA
力
強化素体の為刹那同様、普通の人間と違う作りで人間離れしている。通常時の力は刹那より上だが、気力付加状態の刹那には魔力付加しても敵わない。
気力は刹那の7割程度。魔力は一般人離れ。そして、魔気混闘習得。ヽ(〃'▽'〃)ノ☆゜'・:*☆オメデトォ♪
気力付加状態の奏に倒されるレベル。セレナにはもっとこっ酷く倒されるレベル。力自慢が取り柄なのに既に置き去りにされ気味なアル君。
スライム戦にてドリルランスを使って横薙の攻撃が可能になり、ちょっとだけ強くなったタンク。つまり壁。
魔法
フレイムアローは属性的関係によりしょぼいと判明。しかし、ロックアローは刹那の通常フレイムアローと同程度だとか。
ただ、アルも魔力増幅は当然使えるわけで使い方次第でいくらでも強化できそう。しばらくは魔法は成長しません。残念。
今回描写が無いけどランス投擲の魔法を使ってスライム倒してます。
学力
刹那を馬鹿友と勘違いしていた真なる馬鹿。
勉強は一応入学出来るレベルはあるがそこまで。
刹那とミリスにSOSを発信中。
無事に2学期にN組に行けるのか?
今回はスライム狩りの為、学力伸びないけど、これからは毎日勉強する癖をミリスに強制的につけらるので一応大丈夫か?
変身
全身鎧のガッチガチの盾職。盾は小さいのが着いるだけ。一応メイン盾装備ではありません。使う獲物はランス。しかも馬上で使うようなどでかい奴。
ランスが超高速回転するドリルランスへと進化しました。
容姿
髪は短め、目と髪が黄土色。顔は男っぽさのあるちょっと残念なイケメン。
某医務室の方からのコメント追加。「黙ってればそれなりなんだけど」だそうで密かに好感度アップしてました。
支持される層
暑苦しい奴 馬鹿共 エレウィスからは好感度高し。実は年上に好かれる体質。ちなみに登場してくるモブは意外とアルの事が好きだったりする。
セレナとは良きライバル。煩悩全開で現在ヒロイン(ミリス含む)から最も支持されない男
キャラを表すと
既にアルが蔑称気味に使われ、何かあるとだって?アルでしょと言われる。モテ期が遠ざかりまくってる哀愁が良く似合う煩悩キャラ
第三の男性キャラ ルームメイト2号
セレナの神眼の被害者になりそうな魅了能力ヒロイン?
現在心が乱れてる模様。アルにより男として鍛えられるが、刹那により乙女に戻される。不安定な心の男の娘(何か字が変?)
ミリスティム・セフィラム 3月14日生まれ ブラットタイプO
力
刹那の方針で3年で気力付加マスター計画発動。現段階ではキャラ中最弱。リースと仲が良くなり、一緒に気力を鍛錬する様です。
魔力付加は出来るがそこまで強くない。魔力増幅の方が得意。
スライム戦闘ではちょっとへばってたので体力はまだまだな模様。
技
コンダクトは主人公との契約。家事能力は結構ある。武術系統全般ダメポ。相手の力を利用する合気道すら使いこなせない残念さん。
ただし、いつかは男として見返すと息巻いているので暖かく見守っててください。でも技は全然追加されない。
一応属性の一極化は技なので書いておく。
魔法
ロウペンタゴンで魔力の変換資質を持ち、他属性を犠牲に一極化が可能。
それによるデメリットは一属性を使ってる間は他属性が使えない程度。
物語り後半では属性の混合が出てくるのでちょっと微妙な能力。
それでも十分強い2丁拳銃の魔法。
今回の先頭で石弾が現代の銃弾風にアレンジされてパワーアップ
試し撃ちでスライムの核を的にして遊んでた射撃能力あとちょっとのキャラ。
学力
秀才であるミリスは頭はとてもいいです。
テストは安心して見ていられますが、アルのお守りが大変そう。
結局アルのお守りはミリスの責務になる。
変身
デバイスは自動拳銃の攻撃用デバイスとリボルバー銃のサポート用デバイスの2丁拳銃でした。バリアジャケットはやっぱり刹那作画の執事服に決まりました。
字は銃を使い続ける内に○○(魔弾)のコンバットバトラーと呼ばれる様に。
容姿
遂に判明。茶髪の長い髪をアップ気味に後ろでリボンを着けポニーテールに、目は皆を魅了する赤い瞳。
体は華奢で顔は小顔でとても可愛いのが特徴。
支持される層
男同士のキスが許せる方 腐な方々 魅了され始めた寮生一同 新たなるジャンルを開拓するベンチャーな方々
ヒロイン説明
是非おさらいがてら見てください。
ヒロイン1
遂に兄から女として見られる事になり歓喜で周りが見えてない(読者含む)。
殺気にしびれる、謎体質なMな感じの妹。
キングオブ妹ヒロイン
時乃宮奏 3月3日生まれ ブラットタイプAB
力
多少の気のコントロールすると3階から飛び降り、登ってく位は朝飯前な模様、意外?と強い。神気がセレナによって発現!
神気を纏った奏さんはヒロインにあるまじき力技を使う可能性有り。現在力を使わなくてもそれなりに戦える事が判明
気力付加のみでアル撃退、セレナ曰く、気力付加と神気付加でセレナより体術が上になる模様。
気力付加だけだとドルゲスよりパワーは下。しかし神気がまだ残ってるのでどうなるか。
スライム戦闘では気力付加をMAXまで使ってジャンプ。
一応頑張れば3階に届くレベル。神気はまだ。鍛錬はスライムクエストの後の闘技場話以降なのでまだまだ
技
素敵な笑顔をあなたに届ける。パーフェクトスマイルと。泣き顔しながら上目線の誘惑攻撃。現在技の追加は刹那と同時の予定。
体術は全般を学んでいる様です。合気道等を使っている模様。
アクロバティックな体術も使う模様。
回転闘舞なる体術を使います。
笑顔で人が気絶するレベルの殺気を放つ
魔法
まぁ、どんな魔法もそつなくこなし、炎と雷系は正に神がかり的。そろそろ体調が回復してくる模様、実は旧型のスカウターは既にいくつもパリン済み。
魔法を使えばたちまち最強クラスの化物になる予定。
遂に魔法を使う。フレイムアローは火の鳥になる特別品
フレイムランスも通常よりどでかい槍を顕現して横薙でスライム乱獲
学力
元々頭はいいが、神々の末裔である奏はこの世界でも神々の恩恵である全知の片鱗が出ます。
その為、知らないはずの知識がスポンジが水を吸うが如く吸収していきます。
なのでテストで上位陣に入れる可能性あり。
一夜明けてもまだまだ知識が溢れる感じが継続してるのでやはりチートか?
変身
五角形の金色プレートに五芒星が書いてあり、そこに小さな水晶が5つと中心に大きな珠があるペンダントが収納デバイス。
現代風魔法少女物の様な姿の服が奏さんのバトルスーツ。
色は赤と黄色で炎と雷の模様が入った物で、武器であるデバイスは槍の様になった杖。色も服とお揃いで赤と黄色で先が金属。
容姿
髪は黒のロング。刹那とデート後に髪型帰るか検討中。瞳は刹那とお揃いの黒。顔はこの世で表現できる限り最高の顔…の一歩手前。なぜなら一番は主人公に奪われるから♪哀れなり奏さん
身長体重BWHは乙女の秘密。正し12歳にして既に男性をその気にさせる色香を纏っているのでご想像にお任せします。
支持される層
妹萌えの方々 妹萌えの方々妹萌えの…以下永遠と 真面目に書けば男も女も魅了するので全層射程のあいも変わらずスーパーヒロイン
キャラを表すと
遂に兄との恋を成就させた幸せ絶頂の妹。でも恋のライバルが増え続ける悪夢。読者様に対しても「私を見て良いのはお兄様だけ」と言ってしまう危険物指定系妹
ヒロイン2
皆のアイドルお嬢様。聖女の如き微笑みになぜだか萌え〜な言葉遣い。ちょっとだけ刹那が気になりだしてる
回復職なのに攻撃魔法がえげつないちょっと凍れる美少女。
リースの代名詞的セリフ「大丈夫だよ、みんな消えるから」
リース・フラメル 2月16日生まれ ブラットタイプO
力
通常時ひ弱。魔力付加はミリスより上。使っても常人よりちょっとだけ動ける程度。気力をセレナの提案で学ぶ事に…だが、ミリス同様刹那の気力開放計画により3年で習得
技
魔法担当なので技がでない可能性あり。力も無く技もないが氷系魔法の腕だけは超逸品。
刹那君のちょっかいで技が完成するのか乞うご期待。
魔法
水の属性のハイシングルなので聖属性の氷を使える。とにかく回復はこの人にお任せというお助けキャラ。
回復系上位魔法 リジェクトヒーリングの使い手。(1日1回のみ)
今回で遂に今使える攻撃魔法を全部開放。
ヒーリング ただの回復魔法 水属性使える人で回復適性があると使える基本技。G〜Eランク向け 初級魔法
リジェクトヒーリング すべての異常を否定する回復魔法。大抵の傷なら治してしまう。腕がちぎれても直ぐなら治る強力な回復。Sランクに分類される魔法。 聖上級魔法
(リジェクトは学園長が一日5回、エレウィス先生が一日3回、リースが一日1回、ミリスが超金をかけた弾丸使用で24時間に1度使用可能)
フリーズアローは氷の矢、氷だけど水属性使える人ならみんな使える基本技。G〜Eランク向け 初級魔法
アイシクルレイン 名前の通り氷の雨を降らせるがリースの場合嵐になる。A〜Sランク向け 上級魔法
フリージングドライ 地平を全て凍らせる恐怖の魔法。凍れる風に触れた瞬間から凍りやがて砕ける Sランクに分類される魔法。 聖上級魔法
聖とは聖属性つまりハイ属性持ち特有の魔法
学力
元々英才教育を受けていた為勉強は得意。
しかし、奏、セレナのチートぶりにちょっと自信喪失気味。
でもポテンシャルは秀才のミリスと同程度。
テストが楽しみなキャラ。
現在勉強は順調な様子。ミリスと違いアルと言う重りが無い為かな?
変身
胸に着けた青い雫の様なアクセサリーが収納デバイス。
青を基調に白い模様が入った、法衣をドレスにしたような衣装。
デバイスの方は大きな青い魔石が付いた大きな杖。
ある意味一番魔法使いっぽい装備。
容姿
見た目は先にウェーブが掛かった長めで水色に白を混ぜた様な色の髪に青い瞳。とてもおっとりとしている感じの顔立ちでとても可愛い。可愛さランクは10段階で8だがお好きな人には未知数。
身長体重BWHは乙女の秘密。まだまだ体は発展途上。餅をつく音が聞こえてくるような…
支持される層
何だか癒されたいと思う人々 言葉遣いが何故か萌える方々 普通に好みの方 攻撃中はクールキャラになるのでクール好きにも ちなみに回復魔法を受けるともれなく惚れさせるスキル持ち
キャラを表すと
一見普通の美少女だが好みにハマると中毒になる可愛さ。言葉遣いもちょっと僕っ子よりなのが特徴のおっとりお嬢様。攻撃時はクールになり、殺気を浴びるとツンデレ化する人 常に皆の心を癒す聖女様系ヒロイン。
ヒロイン3
眼帯してるのに眼鏡までしてる。眼帯メガネっ娘という新たなジャンルの開拓者。実は男性恐怖症だが、刹那と遂に恋仲になった
奏と同じく殺気を浴びて喜ぶM(理由は自分の命を好きな相手に握られてる感覚が良いとの事)
実は竜を狩った事のあるスーパーチーターのドラゴンスレイヤー
セレナ・クロウリー 2月14日 ブラットタイプAB
力
神眼により、肉体に宿る気力を操る謎の人。段々と能力が判明
気力と魔力を合わせて戦う技を魔気混闘と言うのを禁書より発見し実践してる人
ちなみにこの物語で最初に気力と魔力を同時行使した人。
力は常人の遥か上を行く天才児(天災児)
既に冒険者の様に魔物退治などしてる戦闘経験者。
魔気混闘状態ではアルを軽く足らうレベル。
魔気混闘はセレナが現在最強であり、身体能力は刹那に勝るとも劣らない。
技
神眼。ヒロイン2人の心と身体(下着)を丸裸にした能力者。
他にも神眼により色々出来る模様。
神眼 千里眼で熱紋照合機能付き、ちなみに暗視もできます。
透視眼 使いすぎると廃人化するので注意が必要
魔力眼 魔力を見通す眼
経絡眼 気を見通す眼
戦略眼 戦略系のあらゆる技能が詰まった眼
幻惑眼 幻視、幻覚、幻惑と色々出来る眼
解呪眼 魔眼の付呪眼の呪いを解呪する眼。これがないと解呪が出来ない為出来る物は大概かなりの金銭や無理難題をふっかける。
魔眼
火属性 火属性魔法を使える。
風属性 風属性魔法を使える。
土属性 土属性魔法を使える。
雷属性 雷属性魔法を使える。
水属性 水属性魔法を使える。
付呪眼 あらゆる呪いを付加する能力。一応神眼の解呪眼であれば呪いは解ける。
便利な眼
魔法
魔眼は魔法を使う為の物。神眼は技。魔眼は魔法。これが神超ルール。
魔眼を遂に使いました。使い方は目を凝らして相手の姿を捉えるだけ。
それで無詠唱で魔法が発動。結構チート気味なお方。
コヨーテタイプの魔物を幼くして火炙りにした元幼女。
実は竜を狩っていたお方。つまりはドラゴンスレイヤーたる魔法があるのか?
学力
識別眼を使えばチートで満点可能。
だが自ら為にならないと識別眼は封印。
その代わり記憶眼というチートを使う。
結局チートにかわりないお方。
本を読むのが趣味なので知識が増え続ける。
変身
ゴスロリ調の青黒いミニスカートドレスにニーハイソックスで絶対領域完備の衣装。アクセントに頭に小さい帽子が乗っかっている。、それがとても可愛らしい。
セレナは縞パンにニーハイソックス。
頭の小さい帽子は収納庫デバイス。どんなアイテムでも収納する、禁書の技術と魔眼のキー等で使用する不思議な帽子。
蒼狸のポケットより収納能力は上。
容姿
青っぽい黒髪に銀色の瞳。左目に眼帯をしていてその上にメガネを掛けている眼帯メガネっ娘という新たなるジャンル。ちょっとツンツンしてそうな顔立ちで、とても可愛い顔をしている。
ちなみに胸からは餅をつく音が聞こえてくる。つまり(ペッタンペッタンつる?かどうかは秘密)です。でも胸はペッタン。体は引き締まっており意外と運動できそう。
支持される層
重い過去に共感出来る方 中二好きの方々 眼帯属性の方々 メガネっ娘属性の方々 ボーイッシュ1号のセレナが好きな人々 このお方についていける方々。刹那との恋仲を許せる人。
キャラを表すと
ちょい格好良いけどとっても可愛いボーイッシュ娘。神眼と魔眼を持ってるので中二設定な女の子 技をコピーするチートな眼も保有 ちなみに天才故に天災を巻き起こすヒロイン。
NEW!!
ヒロイン4
凍れる時の魔王等という大それた名前にナイトメアと正に中二病満載の名前の実はとっても寂しがり屋の泣き虫魔王。
ロリババア(年齢は5000歳以上だけどただの可愛い幼女)。
冒険者クランマスター
ちゃんとした過去話枠を持つ正規ヒロイン。
レーシャル・ブランカ
ブラットタイプO
力
まだ未知数ですが、冒険者ランクS、闘技者ランクSの力はこの世界では最上位という事。
魔物をけしかける力?(まだ未発表。レーシャルの過去話で明らかになる)
技
5000年以上生きてて技が無かったら笑い者確定。
魔法
魔王なのに魔法がしょぼかったら…やっぱり笑い者確定
学力
一応魔法大学卒業。
5000年以上生きてるから、そりゃあもちろん物知り。
でもセレナの識別眼には勝てない様で、分からない事があったらセレナに聞くと発言。
変身
もう、学生でないのでデバイスとバリアジャケットは作れない。
さて、どんな服装してるんでしょうか?魔法ですから白い服にツインテールでスター何とやらをぶちかますような感じかな?(えっ?魔王じゃないって?白い悪魔だったっけ?)
容姿
まだ、明かされてないが作中最高のロリキャラです。でも年齢を考えるとババアじゃんと言われそう。
支持される層
凍れる時の魔王なんて中二な名前についていける方。 ナイトメアなんて以下同文 レーシャル・ブランカなんて以下同文って違った( ゜д゜)ハッ!
ロリババアというジャンルが好きな方。 ロリっ娘最高と思う方。 ちっぱい素敵と思える方。以下etc
キャラを表すと
一応現在知られてる魔王でダントツに有名な魔王様。勇者キラーとも呼ばれるお方。でも5000歳を超えてもまだ成長途中な魔王様(この魔王の寿命はまだまだですので当分ずっとロリっ娘)
そんな、ロリババア魔王ヒロイン
残りのヒロインになりそうなお方
ヒロインになるのか? 受付嬢 アイナ・アンデル 現在29歳ですがエルフ族の血が入っている為見た目はある程度で止まってます。
新情報アイナは実は冒険者ギルド員の資格をまだ有しておりランクはSで特別会員という実は凄腕。字はいつも返り血で真っ赤なトマトになっていたので紅蓮のアイナ
このお方はレーシャルと親密なので実はレーシャルと一緒に過去話が出てくる。
皆のアイドル受付嬢アイナですとは自称。
真の皆のアイドルであるリースからすればなんだこいつって感じだけど大人の女性に飢えてる方は多分好き。
実はかなりのインテリ派。伊達眼鏡を持っており説明する時に一々付ける紛らわしい人。
視力は両目とも15。とても人間離れしてる視力の持ち主。まぁ、この世界で目がいいエルフの血を受け継いでるだけはある。
ちなみにエルフの平均視力は通常で10前後。つまり、アイナはエルフでもちょっといないくらい目がいい。
ただ、視力強化の魔法がエルフはあるので目がいいだけ。アイナはその魔法が先天的に常時掛かっちゃってるただの異端児。
ちなみにアイナの話で明らかになるが実はとある属性持ち。その属性はレーシャルの天敵(これで予想はつくはず!ネタバレ?面白ければ大丈夫)
アイナは現在セレナとミリスと刹那と奏という順番で好きになってる。
セレナは元々知ってる名前だったのと自分と同じ異端児なので気に入ってる。セレナはセレナちゃんと呼ぶ。
ミリスは男だけど可愛いから気に入ってる。ミリスをちゃん付けで呼ぶのでミリスからは嫌がられている。
刹那はミリス同様。男なのに可愛いから気に入ってる。自分を可愛いと言わないので刹那はアイナが結構好きだが、実は刹那もちゃん付けされそうだった…理由はドルゲスに刹那のスゴ話を聞いた為にちゃん付け出来なくなったという裏話。
奏は同性でも憧れる程の美形なので女の子だけど好き。
次がリースで清楚そうなところと、透き通る様な声をしてる為嫉妬してちょっと意地悪気味。でもカワイイは正義と想ってるアイナはリースを影で応援してる。
最後がアル。男っぽさがとっても苦手なアイナにとって天敵。アルは年上の女性から気に入られることが多いがアイナからしたら可愛くないから悪。やっぱりアルはメインヒロインからの扱いが酷い。
以上がアイナ新情報。
既にアイナファンの方はアイナプロフ完成までお待ち下さい。
まぁ、過去話が出ないとプロフ書けないんだけど。
でも書きたくなってしまう作者自慢の愛すべきキャラ。
神々を超えし者を創りし世界の時間軸と話数の関係等
まずは、第一章だけ書きます。第一話から順に書いていきます。
第一章 入学騒乱編
第一話 プロローグ ××××年××月××日
第二話 4月3日金曜日「始まりの時」刹那と奏の神々を超えし者を創りし世界を知った日。
第三話 4月4日土曜日「能力理解と異世界転移」刹那と奏の異世界転移した日。
第四話 4月4日土曜日「転移と入学試験とその資格」刹那と奏の入学面接日。
第五話 4月4日土曜日「入学説明と入寮と新たなる仲間」刹那の男子寮入寮とベット1段目確保日。奏の女子寮入寮とリースとの出会いとベット順と机順決定日(手前のベットと机がリース。中央のベットと机が奏)
第五話 4月5日日曜日「入学説明と入寮と新たなる仲間」アルの入寮とベット&机争奪戦で一応ベット1段目は刹那に決定。ちなみにアルの物が全て刹那の物になった日。
第六話 4月5日日曜日「刹那とアルと新しい仲間の命運」アルの過去話&強化素体判明と気力と魔力発覚日。ミリスの入寮とミリスの過去話とクロマソウ族判明日。ベットと机決定日。(1段目刹那、2段目アル、3段目ミリス、机は手前から刹那、アル、ミリス)
第七話 4月5日日曜日「刹那の魔法能力強化」刹那の一般入学枠騒動判明日。刹那がトリプルチャントで魔力付加を会得した日。刹那とミリスがコンダクトした日。食堂でミリスに絡んで来た奴を4人ノックアウトした日。
第八話 4月5日日曜日「アルの気力発現と新たなる問題」刹那によるアルの気力開放日。ミリスの私服が刹那の渡したウエイター姿になった日。刹那が女子寮に湯浴み着を借りに行った日。奏が刹那を変態に仕立て上げた日。
第九話 4月5日日曜日「ミリスのお風呂と刹那の文献」刹那とミリスが始めてお風呂に入り、殺那ファンが2割、ミリスファンが8割と判明した日。風呂場でミリスの魅了に掛かった馬鹿を気の遠当で倒して周辺を脅迫した日。魔導器の発見と刹那の開発者魂に火が灯った日。刹那が文献を始めて読んだ日。思考加速と創造魔法を会得した日。刹那がミリスにプレゼントをあげる約束をした日。
第十話 4月6日月曜日「アルとミリスの新装備と中1なのに中二な奴」セレナが入寮した日(ちなみにベットと机が窓側)。ミリスの装備を作りに行って借金が出来た日。刹那の装備の80キロ設定が出来た日。刹那が研究者ギルドに入った日。アルの装備が決定した日。奏の下着とリースの下着が判明した日。
第十一話 4月6日月曜日「入学式前夜の腹ペコセレナとそれぞれのお風呂」セレナの神眼で能力測定した日。奏の神気が発覚した日。腹ペコで街に繰り出してフードファイターになった日。お風呂で湯浴み着派と真っ裸派が争った日。
第十二話 4月7日火曜日「4月7日の入学式とセレナの秘密」男性陣と女性陣が出会った日。入学式。現在安置カプセルに入ってる楓の誕生日。中二病が出会ってしまった日。刹那がセレナを褒めて惚れさせた日。セレナの過去話。
第十三話 4月7日火曜日「それぞれの明日へのパワーアップ」刹那とアルの魔気混闘と刹那と奏の神気。時間がないからここまで。
物語の量に対して日にちの進み方はかなりスロー。序盤はまだまだ時間はゆっくり流れます。
ライフスタイルが決まると。今日も学校に行き、冒険をして、闘技場で戦い、鍛錬して。風呂入って寝た的に省略して日にちが進む様になりますが序盤は日にちが殆んど進みません。
ちなみに第三章もまだまだ時が経たずに進みます。まずはキーワードの回収が先決。そして、早く刹那を女性化したい!
又、異世界転移してるのに、さらに異世界転移して物語が進むので、神超の世界でない、世界での物語もあります。
縦横無尽に好き勝手に色んな場所に行って物語が進みます。ただ、基本は第7学園であり、冒険と闘技場です。
ただ、転移クエストやら、能力を手に入れる為だったりしながら色んな世界も回りますので今後期待していてください。
さて、今回は時間的余裕があった為に調子乗ってたら時間が足りなくなる悲劇。
この後書きはもう2時間書いてたw(*´∀`)♪
この後書きは書籍化しても載せられない部分も書いてあるので小説家になろう限定特典とも言える物です。
作者は後書きが長くなってしまう呪いに掛かってます。神父さんがいたら解呪をば。もしくは無料で解呪の神眼を持ってる方募集!特にセレナという方募集(*´∀`)♪
さて、--------ここまで読んだ-------方々は勇者の称号を与えましょう。ちなみにネタバレになるけどアイナさんはここまで読んだ方ですつまりはそういう事さ(アイナファンにはいい情報でしょ?)
それでは毎度お馴染みのセリフと共にお別れしましょう。
目指せ書籍化!第二章スタート♪現在第18話です。パンパカパーン♪♪♪
現在ブックマークが増えて28人で安定中♪(感謝です感謝(*´ω`人)感謝(TдT) アリガトウ○┓ペコリ)
まだまだ伸びたいので、ですので皆さん御慈悲を下さいorz
では評価、感想お待ちしております。ちなみに感想くれた方ありがとうでした。
他の方もよければどんどん感想をば
今回はちょっとの変化をした後書きだけど使い回しと切りby貼るがありました。
というか最後の言葉はやっぱり書籍化目指して頑張るぞ(*´ノд) ダヨネー( ´゜д゜)(゜д゜` )ネー(*´・ω・)(・ω・`*)ネー(書籍化を望む人が増えてる気がする!(作者の中でだけw))
最後の方も使い回しでごめんね?では神超をよろしくです♪♪♪(音符を増やしたw)
ちなみに第一章が終わったので第一章を読んでない方は要チェックや!
第二章はどうなるかまだまだ分かりませんね?とりあえず次を楽しみにしてて下さいな♪
追加!追加!追加!?♪
小説家になろうの『ネット小説大賞』に無謀ながらチャレンジ!すなわちエントリー(*´∀`)♪
そして『ネット小説賞感想希望』もしたので感想を書いた方はもれなく特典がもらえるかも工エエェェ(´д`)ェェエエ工
是非とも『ネット小説大賞』のノミネート作品になれる様に皆様ご協力をお願い致します。
後、感想がまた伸びたのですが、まだまだどんどん感想待っております。
目指せ書籍化!この調子でどんどん話を投稿するぞ!(* ̄0 ̄)/ オゥッ!!(。`・∀・´)⊃
結局土曜日3時11分にようやく後書き完成さ!
遅れて本当にごめんなさいでした○┓ペコリ
ちなみに18日日曜から21日水曜まで出張でいないので更新あるかどうか要確認です。
一応、月曜、水曜、金曜をチェックしとけばいずれかで更新してる筈。
ちなみにいつも出来るだけ23時に投稿。
ただ、本文だけで前書きと後書きが後回しになる事多々。
特に後書きはいつも後回しになりがち。
それでは皆様これからもよろしくお願いします。