♯11 1-10 入学式前夜の腹ペコセレナとそれぞれのお風呂
さて、第11話完成!拍手!8888888888888。
今回の話は最初はヒロイン組の能力の話しになりますが、中盤はまったりとした雰囲気で進み、最後はアルとセレナのお馬鹿2人組の誕生までを書きました。
ちょっと水曜と木曜は忙しいので、とりあえずすぐに書上げて予約投稿設定します。
今回の作品は水曜の23時に投稿されてると思います。
作者は23時に投稿するので覚えておくといいかもです。
それでは今回はどんな展開になるのでしょうか?
奏は気の力をそれなりに使える事が判明しますがダークホースのセレナがいます。
このセレナさんの能力ぱねぇっすよ!
後、奏さんは体術が得意な模様。(なんででしょう?)
腹ペコセレナが街に行く為、始めてこの作品では街が登場します。
そして、魔眼の力も見られます、お楽しみに。
最後はおまけ程度にお風呂の話し。
それでは神超第11話「入学式前夜の腹ペコセレナとそれぞれのお風呂」をどうぞご笑覧あれ。
セレナが来てから3人は和やかに話していた。
「で、奏には兄がおるんだな?」
奏が刹那について話していたのでセレナはその事について聞いていた。
「兄って事は1つ上なのか?」
刹那達がよく聞かれる質問をセレナもして来た。
「お兄様は同学年よ。生まれは4月と3月だけど、血が繋がってないから生まれた月は関係ないわよ」
「ほう、血の繋がりがないのに2人同時に転移して来たのか。よほど才能があったのだな?」
「いぇ、お兄様は属性無しだったので特例で、一般生として一般寮に入りました。」
「なんだ?お前の兄は私と同じ属性無しか。だが、私は魔眼を持っている。お前の兄は何かあるのか?」
そう聞かれたので奏は自分の護衛として来た事と気という力で強くなってる事を話した。
「お前の兄は気を使うのか?」
気の話をすると何故か興味深げにセレナが聞いてきた。
「実は私も気を使っていてな、気を強くする方法が知りたいのだ」
「気の強化法ですか?」
「そうだ。この世界では気は、扱えない物の様に言われているが、実は鍛錬次第で使える様になる」
その事を聞くと今まで黙ってたリースが話しに入ってくる。
「奏さんのお兄さんはその気ってのがすごいの?魔力じゃなくて」
「お兄様も私もこの世界に来るまで魔法と無縁でしたからね。気なら私も使える様に鍛錬してますよ」
「そうなんだ。私も使える様になるかな?」
そうリースが言うとセレナは言いづらそうに言ってきた。
「リース、期待させておいて済まないが、気は相当な鍛錬によって扱える物。通常の魔法士は魔力付加で戦うのがいいと思うぞ?」
「そうなんだ?気の強化法が分かれば私も強くなれると思ったんだけど残念」
リースは残念そうにするが、そこまで期待してた訳じゃないようで、そんなに気にしてなかった。
そこでセレナが提案してきた。
「奏でもリースもこの世界に来たからにはそれなりに強くなりに来たと思う。そこで皆で強くなる様に互いに協力して鍛錬しないか?」
セレナは強くなる事に貪欲な様で、互いに強くなる為の提案をして来た。
「私は構いませんよ?もともと毎日鍛錬してますし、魔法に詳しい人が居た方がやりやすいですから」
「私は魔法の鍛錬をすればいいのかな?どうだろ」
「2人がよければ適正を見てやってもいいぞ?」
「「適正?」」
奏とリースは同時に聞いていた。適正を見るとはどういうことなのか?
「私の神眼には魔力を見る、魔力眼。気力を見る、経絡眼がある。なのでそれぞれの状態を見れば、どれを伸ばせばいいか分かるんだ。」
その言葉を聞き奏とリースは驚いた。
「そんな事が可能なの?セレナ」
「セレナの神眼って凄いんだね?」
2人がそう言うと得意げに眼鏡と眼帯を外し2人を見始めた。
「まずこの世界で一番重要な魔力を見てやる」
その言葉と共に右目を瞑り、左目で凝視し始めた、すると目の模様と色が変わった。
「まずはリースだが、かなり高い水属性の魔力を感じる。純粋な魔力量もかなり上位だと思うぞ」
それを聞いてリースは嬉しそうにしていた。その後奏を見るセレナに異変が起こっていた。
「奏。お前は化物か?なんつう馬鹿魔力だ。ふざけんなと言いたい程魔力がある。炎と雷属性が強い様だが、奏の場合は純粋な魔力量の方が凄まじい」
「それって何かいい事あるのですか?」
奏の質問にセレナは驚きの表情のまま話し始めた。
「通常は属性を持たせて放つのが魔法だが、魔力をそのまま放つ技法もある。これは高等科でもなかなか教えられんし、魔法大学クラスでやっと扱える物だ」
「属性魔法じゃなくて純粋に魔法を放てばいいの?」
「言うは簡単だがやるのは難しいぞ?」
「まぁ、それもこれからの課題ということでやっていけばいいのでしょ?」
「そうだな。とりあえず2人の魔力は今言った通りだ。リースは魔力が優れておるし、純粋な魔法士がいいかもな」
「はい、セレナが言うなら私はそうします。それに私は戦うことより、皆を助けたくて魔法士になろうと思ったんです。ですから私は水系統では誰にも負けない位に、なりたいと思います」
あまり、野心家に見えないリースだが回復系を任せろと言ってた通りに、それについては貪欲に強くなる事を望んでいる様であった。
「じゃあ、次は経絡眼で気力を見てやる」
そう言うと、又、瞳に変化が起り2人を見てきた。
「リースはやっぱり、気の力を全く使ってない様だな」
「気を使ってないと何か問題があるんですか?」
リースの質問にセレナは答えた。
「とある技法を使うにはある程度の気が必要だからな。気を使える様になるには、毎日頑張っても6年は掛かるだろう」
「そっか、魔法大学に入る頃か〜でも私も気を学んでみたいし6年間頑張ってみるよ」
セレナの言葉を聞いたリースは、6年と聞いても頑張ると強い意志を持っていた。
そして、奏を見るのだが又、驚きの表情をしていた。
「奏、お前は気が使えると言ったな?確かにそれなりに使える量の気を練れてるが、それよりも凄い物を持ってるぞ?」
奏を見ているセレナは信じられないといった感じで見てくる。
「奏は神気を持っている」
「神気?」
神気という新しい単語が出てきたので聞いてみる。
「神気って何かしら?」
「神気は神が扱う気の一種で通常の気や魔力とは違った物だ。奏は神の因子が相当強力なんだな…じゃなきゃこんな物手に入らない」
どうやら奏には気とも魔力とも違った、第3の力神気が備わってる様だ。なので使い方を聞いてみた。
「使い方は感情を切っ掛けに発現する事が多いな。まぁ気力が相当あるし、魔力は破格の量を持っている。奏は力より知識を手に入れた方がいいかもな」
「知識ですか?」
「どんな力も知識がなければ役にたたない。力の使い道が分かって始めて使えると言えるのだ。そう言う意味ではリースの方が多分凄いと思うぞ?」
「私ですか?」
セレナが言うには力の使い方が分からない奏より、力を使えるリースの方が凄い様だ。
「それじゃあ、とりあえず2人の力は分かったから神眼を封じるぞ?」
そう言うとセレナは眼帯を着けて眼鏡を掛けた。
「とりあえず。リースは気力の練習は程々にして、魔力と魔法の強化を。魔法は想像によって強くなる。新たな魔法に挑戦するのもいいだろう」
「はい、分かりました。セレナ。私も明日から奏さんやセレナに負けないようにがんばるよ!」
リースはやる気満々に言っていた。次は奏に話しかけてきたのだが。
「奏はまず気力を最大まで練ってもらった後に魔力を同程度まで練る訓練をする。というか魔力付加は当然使えるよな?」
セレナは奏が当然魔力付加を使える物と考えていた様だが、残念ながら魔力付加は使えない。
「この世界では魔力付加は基本だぞ?そんなんでまともに戦えるのか?」
その言葉を聞いたリースは刹那が奏に会いに来た時の事を話した。
「セレナ?奏さんだけど魔力付加してるのかと思ってたけどしてなかったみたいだね?」
「そうだな。奏が言うには魔力付加は使えない様だ。だけどそれがどうかしたのか?」
「実は奏さんのお兄さんがこの寮に用事で来た時に、奏さんこの3階の部屋から飛び降りたんだよ?」
「それは真かリース?」
「うん。私見てたし、それに飛び降りるだけじゃなくて3階まで登っても来たんだよ?」
「それをリースは魔力付加だと思ったのか?」
「だって通常じゃありえないでしょ?だから魔力付加がすごいのかと思ってた…」
「リース。私が使ったのは気力付加よ。それにお兄様なら10階程度なら飛び降りても平気だと思うわ」
それを聞いたリースとセレナは驚いていた。そして、セレナが聞いてきた。
「奏の兄は魔力付加を使えるのか?」
その問に奏は答えた。
「まだこの世界に来たばかりだし使えないはずですけれど」
「そうか、そうなると私の技を使える者がいないな」
「技ってどんなの?」
「今は疲れるのでせんが、明日、入学式が終わった後にでも、互の力を見る為の場を用意してその時に見せよう」
「分かったわ。それじゃあ明日の入学式後にしましょう」
「そうだね。明日の入学式後に皆でやろうね」
「そういう事でいいか?2人共」
セレナがそう言うとリースは頷いたが奏が入学式の事を言ってきた。
「入学式後の鍛錬や力の確認はいいけれど、お兄様の予定に私は合わせないといけないので、今決められないわ」
「そういえば、入学式の時に私を紹介するって言ってたよね。奏さん?」
「ええ、リースだけでなくセレナもお兄様に紹介しようと思っているのだけれどいいかしら?」
「お前の兄か。魔力付加を使わず10階から飛び降りる…気力付加が凄いのか…興味もあるし是非とも会わせてくれ」
「良いわよ。でもお兄様を取っては駄目よ?」
「取る?」
「お兄様の相手は私と決まっています。ですから、お兄様を取るような事はしないで下さいね?」
そう言うと、誰もが魅了されそうな笑顔を向けてくるが、目が笑ってなった。
「大丈夫だ。私は今の所男に興味は無い。そもそも私の様な女を好きな男などいるか!」
「確かに考え方は微妙ですけど、十分可愛い顔しているし、意外とモテるのではないかしら?」
「私は散々、目の事で馬鹿にされてきた。そんな私を受け入れてくれる者などいるか…」
セレナは哀しそうな顔で俯くのだった。しかし、奏は心配になる。
兄である刹那は絶賛中二病患者なのだ。意外と意気投合してしまうのではと内心ひやひやの奏であった。
「それじゃあ、入学式で私とセレナをお兄さんに紹介してもらって、その後に一緒に鍛錬場かな?」
「そうだな。とりあえず入学式で合流してから話しを決めよう」
「そうですね。お兄様に話さなければなりませんし、明日の入学式で紹介してから考えましょう」
こうして3人は明日の予定を立てるのだった。
そして3人でご飯に行くことになった。
「とりあえず、お風呂の前に食事をしましょう?」
「そうですね。セレナさんもいいかな?」
「私はもう空腹で死にそうだ。早くご飯食べたい」
「じゃあ行きましょうか?奏さん、セレナ」
「そうですね。行きましょう」
「早く行くぞ!」
3人が食堂に着くとテーブルに案内される。そこでセレナが聞いてきた。
「おい、何なんだこの食事は?」
「夜はコース料理なんだよ?」
「夜はディナーコースを食べるんだそうです。やっぱり驚きますよね?」
そうセレナに同意を求めたが返ってきた答えはちょっと違った。
「確かにコースなのは驚くが、これじゃあ腹が満たされん…」
「そっちでしたか」
「そっちなんだ」
奏とリースは可哀想な目でセレナを見た。
「私の胃袋は宇宙だ!だからちんまりした料理じゃ足りない」
食事が始まってからずっとこの調子である。セレナはとても食いしん坊の様だった。
「おかわりはできないのか?」
セレナはウェイトレスに聞いたがどうやら無理だと言われたらしい。
「こんなんじゃ腹が減って死ぬ。私は飢えたくない」
食堂を後にしてもセレナは嘆いていた。
「しょうがないでしょ?朝まで我慢して下さい」
「無理だ!」
「セレナ?そんな事言わずにお風呂行こうよ」
「もう、我慢できん。街に食べに行く」
「街にってどうやって?」
「転移門から普通に街へ行ける。そして何か食う!」
どうやら転移門というのがあり、それを通れば街に行けるらしい。
「私はまだ学校から出たこと無いですよ?」
「私も転移者だから街に行ったことない」
「私はこの世界の住人だ。街なんて学校に来る時に通っている」
セレナは街に行く気満々で止めても無駄そうだった。なので奏は説得を止め動向を願い出た。
「セレナ1人で行かせるのはまずいと思いますので同行します」
「別に奏がついてくる必要はないぞ?」
「セレナ?私も行くよ?2人だけ行かせられないし」
「それはいいがお前達転移者だよな?お金持ってるのか?」
そこでセレナは重要な事を言ってきた。奏でもリースも転移者なのでこの世界の通貨が無いのだ。
しかし、奏はしっかり者だった。
「私は転移の時にお金に換金出来そうな物を持ってきています。換金できる場所があればお金は出来ると思います」
「へぇ、奏さんはしっかり者だね。私こっちではお金使わないと思って、何にも持ってきてない」
「リースはこの学校での費用が全部無料だと知っていたでしょ?だから仕方ないですよ」
「リースは金ないのか。どうするんだ?私は仕送りがあるからそれなりに金はあるが」
「リースなら私がお代を出しますよ。だから安心なさい」
「いいの、奏さん?」
「まぁ、しょうがないでしょ?それに1人だけ留守番も嫌でしょ?」
「うん。1人は嫌です」
「じゃあ、3人で行きましょう。それでいい?セレナ」
そう聞くとセレナはよほどお腹が空いているようでとっとと返事してきた。
「とりあえず。寮監にバレたらまずいから見つからないように行くぞ」
そう言うとセレナは眼鏡取って眼帯をずらし目を凝らす。
「何してるの?セレナ」
「千里眼の熱紋照合をしておる」
「そんな事できるの?」
「ああ、神眼は全てを見る目だからな」
「リースは知ってたの?」
「私は神眼の存在を知ってただけで能力までは知らなかったよ」
どうやらセレナの神眼は物凄い性能の様であった。
「今は風呂の準備で忙しそうだ。行くぞ」
「ちょっと待って!」
「リース何か問題あるのか?」
「ここ3階だよ?私じゃ飛び降りれないよ」
リースは3階から飛び降りるのができないらしい。なので奏がリースを抱えていくと言うとセレナが言った。
「奏は気力付加だけだろ?私の方が多分運動性能は上だ。私がリースを抱える」
そう言って、セレナはこの中で一番背が低いにもかかわらず、リースをお姫様抱っこして飛び降りた。
それに続いて奏でも飛び降りる。そしてリースを下ろして皆で転移門まで駆けていく。
「なんだか、いけない事してるみたいでどきどきするね?」
「何言ってるのリース。立派な寮則違反よ」
「私の食事の邪魔をするのが悪いのだ!つまり寮則こそ悪!」
セレナは本当にお腹が減っているようで切羽詰っていた。
そして、転移門に着いた。
「とりあえず、アークアリエス大陸のアレス国の首都アレスに行くぞ」
「アレス?」
「それってどんな街何ですか?」
「この大陸の軍事国家の一つで闘技場で有名な国だ」
「換金は冒険者ギルドが一番なんだが冒険者じゃなきゃ使えないし、とりあえずどんな品を換金するのだ?」
セレナが聞いてきたので宝石を数個出した。
「宝石なら、宝石商の所で買ってもらえるかも知れないな」
「じゃあ、案内して下さい」
「それは良いが柄が悪いのに絡まれない様にしないと」
「そうですね。それにしてもあのお城は立派ですね?」
「そうだろ?この大陸でも1番城っぽい奴だからな」
「それにしてもリースは大丈夫か?」
奏とセレナは転移してからも駆けていたのでリースがバテ始めていた。
「私、体力ないから…ごめんね」
「まぁ、あと少しで宝石商の店につく。そこで休めばいい」
こうして3人は宝石店へと入るのだった。
豪華な造りの店でちょっと緊張するリースとセレナだったが、奏は堂々と店員に声を掛けていた。
「すみません。買い取って貰いたい物があるのですが」
「いらっしゃいませ。どの様な品か見させて頂いてもいいでしょうか?」
すると、奏は袋からエメラルドの装飾品を出した。
「これですと、銀貨12枚になりますがよろしいでしょうか?」
セレナに小声で聞いてみる。
「これの相場ってこの位で合ってるのかしら?」
「エメラルドならこの位で合ってる。冒険者ギルドの換金所よりは銀貨3枚位損してるが」
「それ位ならいいわ」
セレナに確認が取れたので換金の手続きをした。
すると銀貨を12枚袋に入れて出された。
それを仕舞い込み3人は街の食事処に着いた。
「えっと、とりあえず果実の飲み物とお勧めの肉料理を大盛りで!」
セレナは他の者の意見を聞かずに注文を済ましてしまった。
「セレナ。あまりに急ぎすぎよ。それに勝手に注文しないでお金がいくら掛かるか分からないし」
奏が文句を言ってるうちに飲み物が届く。
「この飲み物が銅貨4枚程だ。お前の世界の相場で考えてみろ。ちなみに月収は銀貨25枚程だ。詳しく説明すると」
セレナは料理が来るまでに奏に物の相場を教えていた。
そして奏は大体の値段が分かった。
まず鉄貨というのがあり、1枚が20円位で5枚で銅貨になる様だ。
銅貨は1枚が100円位で100枚で銀貨1枚になる。
銀貨は1枚が1万円位で100枚で金貨1枚になる。
ちなみに金貨100枚でミスリル貨というのがあるそうだが普通は流通しない通貨らしい。
これがこの世界の貨幣の基準だそうだ。
この世界の面白い所はどこの大陸や国でも貨幣の価値が変わらない所だ。
昔は貨幣が多数有ったそうだが、商工者ギルドが世界の何処にでも出来た事により、貨幣が統一されたらしい。
通常貨幣は価値が違う事によって競争が生まれ、差が出来ることにより、それぞれの貨幣に意味が持たされる。
しかしこの世界ではどの国だろうと通貨は同じだそうだ。しかし、物価は違うらしく、貧しい国だとそれ相応のお金しか稼げないらしい。
ちなみに銀行は世界銀行という、商工者ギルドが監督している機関がお金を発行しているらしい。
又、冒険者ギルド、研究者ギルド共に専門の銀行があるそうだが貨幣の発行はできないらしい。
こうした、この世界の知識を頭に入れていると注文した肉料理が大量にきた。
「はっはっは、これだ。これ。やっぱりこうじゃないと腹が満たされない!」
「そう言うと鶏肉の様な物をどんどん食事していく」
奏とリースは飲み物を飲みながら一つずつ肉を食べたが、ローストチキンの塩胡椒味の様な物だった。
そこで奏は醤油を使った照り焼きが食べたいなと思いながら食事をした。
そして、セレナがいくつか注文を再度して食事の代金を払う時の額に驚いた。
「合計で銀貨2枚と銅貨30枚です」
これを日本円に変換すると2万3千円である。一回の食事でセレナはこんなに使うのだった。
店を出て話しながら転移門へ向かっていると奏がセレナに疑問を聞いた。
「セレナ、貴方こんなにお金使っちゃって大丈夫なの?」
「一応仕送りはあるが…」
「いくらなの?」
「銀貨5枚」
それを聞いた奏は頭が痛くなった。
「あなたの食事量じゃすぐにお金がつくじゃない!」
「しょうがないだろ今日は!本当にお腹が減ってたんだから」
セレナは顔を背けながらブツブツと文句を言っている。なのでリースが聞いた。
「奏さんの言う通りだよ。セレナはどうするつもりなの?」
リースにまで心配されセレナは微妙な顔で答えた。
「自分の食い扶持は自分で稼ぐと家族に言って、冒険者ギルド登録料の銀貨50枚はあるから後は自分で稼ぐ」
「冒険者ギルド?学校はどうするの?冒険者になるの?」
奏に問われてリースは答える。
「学校でも冒険者になる事は推奨している。それに冒険者ランクは成績にも反映されるんだ。一石二鳥じゃないか」
「そうなの?そういえばお兄様も冒険者と闘技場でお金を稼ぐ事になってたわね」
「えっ?そうなの奏さんのお兄さん自分でお金稼ぐんだね」
「一応、いざという時用にあといくつか宝石を持っているので大丈夫です」
「そうなんだ。セレナは冒険者になるんだよね」
「その予定だ」
「奏さんのお兄さんも冒険者になるなら一緒にやればいいんじゃないかな?」
「奏の兄とやらが使えるかどうかだな」
それを聞くと奏が笑顔だが怖い顔でセレナに言う。
「お兄様が使えるかですか?それはセレナの方ではないの?セレナは戦えるの?」
そう言うとセレナは不敵に笑い始めた。
「なら丁度いい。我が魔眼の真の実力を見せよう!」
そのセリフと共にセレナは後ろを向いた。
するとさっきの店で見かけた3人がついて来ていた。
そこでセレナが言う。
「お前達は奏の金の入った袋を見て金目的で後をつけてきたのか?それとも私達が女性だから狙ったのか?どっちだ?」
そのセリフを口にすると3人の男が現れた。
「そこの長い黒髪の嬢ちゃんがお金持ってそうな袋を持っていたのと、お嬢ちゃん達だから狙ったって訳だから両方だな」
「ははは、違いない。確かにこんな時間にお嬢ちゃん達がお金を持ってちゃ、カモってくれって言ってるのと同じだ」
「だよな。小さな嬢ちゃん達だから抱けねぇのが残念だが。痛い目見たくなけりゃ金を全部おいてきな」
「そうだな。こんな嬢ちゃん達じゃ抱けねぇな」
「でも長い黒髪の子なら俺は抱けそうだ」
「確かに小さいのにそそる物があるな」
「そういう訳で長い黒髪の嬢ちゃんに全額渡して、他はとっとと消えな」
3人はそう言って奏を不快な視線で嬲りつけるように見る。
するとセレナが怒った。
「嬢ちゃん、嬢ちゃんやかましい!それに奏を抱くだと!ふざけた事を言うな」
「そうだよ。奏さんは絶対に渡さないからね」
「下衆どもが!お兄様以外の方からその様な事を言われるのは不快です。後悔なさい」
こうして、男3人と奏達3人が対峙する。
「我が魔眼が疼いておる。申し訳ないがお前達には頭を冷やしてもらおう!」
そう言うとセレナは右目を凝視した。すると右目に魔法陣ができ、右目が捉えた相手の頭上に魔法陣が浮かんでいた。
そして、魔眼により頭上より大量の水を掛けられる。
そこでセレナは他の2人も視線に捉える。
するとさっきと同じ様に大量の水が降り、ずぶ濡れになった。
男達は怒り狂って罵声を浴びせてきた。
「いきなり何しやがる!」
「俺達が甘い顔してたら付け上がりやがって」
「覚悟は出来てるだろうな?」
そう言って1人が飛び出してくる。
するとセレナが告げる。
「この下衆が!感電して苦しむがいい!」
セレナの右目に違う色の魔法陣が浮かぶと、飛び出してきた男と視線が結ばれる。すると頭上に魔法陣ができ落雷が起こる。
「ぐはっ」
1人の男が煙をあげながらぶっ倒れる。
「ふん。小娘扱いして油断するからそうなるのだ!」
「この!よくも遣りやがったな」
「やっちまうぞ!」
残りの2人がそう叫びながらセレナを襲おうとする。するとセレナが魔眼を発動しようとするが1つの影が飛び出した。
「貴方達は私を侮辱しました。その報いを私の手でお受けなさい!」
素早く飛び出すと見事な体術で2人をあっという間に無力化する。
その綺麗な程の技に2人は感心するのだった。
「私が魔眼で灸を据えようとしたのにあっという間に倒したな」
「見事ですね、奏さん。私ちょっと驚きました。奏さんは体術が得意なんですか?」
「体術ならお兄様と触れ合えるので頑張ったんです」
「えっ、体術が得意なのってまさか…」
「まさか何ですか?」
「お兄さんと触れ合えるってのが目的なだけで頑張ったんですか?」
「そうですけど何か?」
リースは奏の答えにさっきまで褒めてたのに微妙な気持ちになるのだった。
「それにしても見事だな。気力付加を使ったのか?」
「いえ、この程度の相手でそこまでしません。今のは相手の力を利用する合気道等の技です」
「そうなんだ。じゃあ奏さんは通常の力で倒したって事?」
「そういう事になりますね」
「おい、それより我が魔眼についての賛辞は無いのか?」
奏を褒め称える雰囲気にセレナが自分の魔眼に対してのコメントを要求して来た。
「確かに凄かったですね。今のが魔眼の力ですか?」
「そうだ。視線さえ結べれば魔法を詠唱無しで使える優れ物だ」
「神眼といい、魔眼といいセレナは凄いですね」
「だろ?リース。もっと私を褒めてもいいのだぞ」
「リース、あまり褒めるとセレナが駄目になるからやめなさい」
「なんだ?人が気持ちよく賛辞を貰っているのに邪魔をするのか?」
「あのね、こんな事に巻き込まれたのは貴方が街に行くと寮則違反したからでしょ?」
「確かにそうだが、奏だって換金してもらった時に貰った、深紅の金の入った袋なんて出すから狙われたんだろ」
「そんなの知らないですよ。確かに高級そうな袋ですけどその程度で絡まれるなんて」
「まぁ、まぁ2人共とりあえず寮に帰ろうよ。バレたら大変だし」
「しょうがないですね。とりあえず帰りますか」
「そうだな。腹も膨れたし風呂に入りたいな」
「セレナ。貴方自由過ぎね」
「私は誰にも縛られない自由な質なんだよ」
こうして3人は寮に戻ってきた。 しかし、疑問が発生した。
奏ですら2階、3階と飛び移って部屋に戻って来たのに、セレナはリースを抱えたまま3階へ直で戻っていた。
「さっきから疑問なんだけどセレナは神眼と魔眼だけじゃないわよね?」
奏がそう言うとセレナが無い胸を張り自信満々に言ってきた。
「とある秘技によって強化してるからな。奏の様に気力付加だけでも無く、リースの様に魔力付加だけでもないからな」
「それってつまり両方使ってるって事?」
「使えん奴に教えるのはだるいからパス」
そう言ってセレナは何をどうしたのかを言わなかった。
「それより、風呂だ、風呂。23時までだろ?もう45分しかないぞ?」
時計を見ると確かにそんな時間になっていた。
「本当に自由ねセレナは」
「でもセレナっぽいよね、奏さん」
「そうね。何だかやんちゃな妹が出来たみたい」
「ははは、そうだね」
「ちなみにセレナは何時生まれ?」
「ん?2月14日だが?どうしたんだ?」
「やっぱり、私より、遅いわけないよね…でも惜しかったな。ちなみに私は2月16日生まれだよ」
「あら、セレナはバレンタイン生まれなのね。リースも割と近かったのね」
「奏さんは3月だよね?」
「3月3日生まれよ」
「結局皆近かったんだね」
「そうね。まぁでも1番年下に見えるのは間違いなくセレナね」
「逆に1番遅い奏さんがお姉さんみたいだよね」
「いや、私の何処が年下なんだ。こんなナイスバディーを捕まえといて」
そう言ってポーズを取るが何だか可哀想になってくる奏とリースであった。
「私より無い…勝った」
「何がだ?」
「なんでもないよ?それより、奏さんもセレナも早くお風呂行こ」
「そうね」
「そうだな」
こうして3人は急いでお風呂に行くのだった。
そして到着するとセレナは素早く全裸になるのだった。
「セレナ。個室で皆着替えてるのにはしたないわよ?」
「セレナ、大胆だね」
「女同士で何が遠慮する必要がある?とっととシャワーで身体を洗って湯に浸かろう」
セレナは全裸のままシャワールームへ消え、奏とリースはタオルを巻いてシャワールームへ行った。
そして、奏とリースは身体を洗うと奏が持ってきていた湯浴み着を2人共着て湯船に向かう。
「なんだ2人共その格好は」
奏とリースが湯浴み着でセレナの所に行くとセレナが全裸で立ち上がり奏とリースに文句を言った。
「そんなの着けてないで裸になれ!」
「嫌です。私の肌はお兄様だけに見せるんです」
「私も出来ればあまり見られたくないな…湯浴み着は便利だよね」
「そんなの脱げ!」
「それより、セレナこそ全裸で堂々としないで」
そんな事を言い合う奏とセレナを他所にリースはセレナの身体をチェックしていた。
「まだまだ、成長してない…大丈夫…私だけじゃない」
リースは1人ぶつぶつと言っていた。
そうこうしてる内に奏がセレナを無理やり湯船に浸からせ、お風呂タイムを満喫するのであった。
その頃刹那達もお風呂に来ていた。
アルは着いてそうそう全裸になり腰にタオルを巻いてシャワールームへ行った。
「先行ってるぞ?刹那もミリスも早く来いよ?」
「分かったからちょっと待ってて」
そう答えたミリスが個室で着替え始めた。
刹那はもう着替えてミリスの個室前でガードの役目に付いていた。
そうして、ミリスが着替え終えると刹那と2人でシャワーで身体を洗いに行き、湯浴み着を着て湯船に向かった。
すると、アルがタオルを頭に乗せて隅の良い場所を確保していた。
そして、刹那とミリスが行くとアルが驚いて立ち上がった。
「何だよその格好。風呂なら全裸だろ!何で服着てんだ?」
「これは湯浴み着だ。肌を見られたくない人とか、事情がある人が着けて入る為の道具だ」
「そうだよ。アル君は昨日医務室で寝てたから、お風呂入ってなかったけど。昨日刹那君がわざわざ妹さんに借りに行ってくれたんだよ?」
「そんなのどうでもいい!男なら裸位どんと見せろ!」
そういいアルは腕を組み、全裸で言うのだった。
そこでミリスの視線がアルのブツにいっていた。
「あっ、アル君!前隠してよ!見ちゃったじゃないか!!」
「いや、見られて困るものつけてないし!刹那もミリスも堂々としろよ」
「僕は絶対に嫌だからね!」
「俺はミリスに賛成だ」
「何で刹那まで拒否るんだよ!」
「俺もジロジロ見られるのにはトラウマがあるんだ!それよりアル、いい加減湯船に浸かれ!」
そう言って刹那はアルを強引に湯船に浸からせた。
そんなやり取りを刹那達も奏達が入っている時にやっていたのだった。
刹那は奏に似たスタイルで入り、ミリスはリースと似たスタイルで入り、アルはセレナと同じような馬鹿なスタイルで入っていたのであった。
こうして入学式前夜が刻々と過ぎて行くのであった。
今回の話し如何だったでしょうか?
一応まったり回のつもりで書きました。
戦士には休養が大事なのです。
現在のヒロイン組の能力が大体把握出来る話がでてきましたね。
魔力重視の魔法士リース。
気力の他に神気なる物が存在している、物理(体術)あり、魔法ありの万能型の奏。
神眼の底力がまだまだ見えなく、魔眼も便利で運動能力が異常な謎多きセレナ。
そんな感じでしたね。
ちなみに通貨の説明が今回入りました。刹那が冒険者ギルドに登録する為に貰ったのが銀貨50枚。
つまり日本円で50万。そんな金どうやって作るんだと思われますがローンを組む事も可能な設定になってます。
それにしてもセレナは大食いですね。アルも大食いですので気が合うかも?
そして、ちょっとしたバトルがありましたがあっさり終わりましたね…
まぁ、あんな雑魚に手間取ってたらこの作品の登場人物達は弱すぎる事になるので雑魚は雑魚なりの扱いになります。
とりあえずこんな感じで第11話は終わりです。
最後の風呂はそれぞれの性格を表してみた結果です。
刹那は奏、ミリスはリース、アルはセレナと言った組み合わせが似た者同士です。
次回は入学式と遂に刹那とアルの完全なパワーアップと刹那と奏のチート発生です。
そろそろ第一章の入学騒乱編も終わりに近づいて来ました。
全然騒乱なかったけど予定が合わなかったんだからしょうがない。
まぁ、アルの秘密に、ミリスの事情、そしてお騒がせなセレナである意味騒乱?だった事にしましょう。
それでは次回もお楽しみに〜♪
(ちなみに今回も予告通りに話が書けなかったorz本当は入学式とミリスのデバイス登場させるつもりだったのに次回に繰越(´Д`;)ヾ ドウモスミマセン)
お馴染みになってきた。刹那達能力説明です。
今回も男達から紹介ですが男の能力値の変化は無しなので、見た事無い人用です。
女の子は奏の力と技の項目が変更。後はセレナの神眼と魔眼関係が更新。
それ以外は同じなのでご注意を。
それでは能力書いときます。
第一の男 主人公 遂に時守一族の能力解禁になったチートな 時乃宮刹那 4月12日生まれ。
力 単純な力は限界突破してさらに限界に。これは時守一族の異能者だからここまでこれました。
気力も常人より遥かに多く、それが異能者の能力の一つです。
気力付加ですでに超人な刹那。
しかし、折角覚えた魔力付加は気力付加と一緒に使えていない模様
新キャラの力を借りるまで気力と魔力の同時行使はできないので新キャラを待ちましょう。
技 瞬刻永神流、一閃、画龍点睛、龍牙追、翔波閃。家事スキル高し。執事ファンなのが判明。なので自身も執事スキルを幾つか保持。
一応、気力付加、魔力付加、魔力増幅。遂に文献読んで一気に技が増えました。
新たな技はクロノスシフト、クロノスドライブ、クロノスバインド。そして、逆鬼が言ってた思考加速。
最後にアイテムを創造する技マジックルーフェンと消す技マジックラディーレン
魔法 しょぼいフレイムアローが今では立派な子に(涙)
ダブルチャントでフレイムアローが超強力に。
トリプルチャントでフレイムアローが対戦車ミサイルを凌駕するレベルにというか比較するのが馬鹿らしい矢に。
容姿 髪は相変わらず黒のショートボブ。目は黒。顔はやっぱり女の子に間違われるレベル。まだ女体化してないのにすでに可愛い。
体はまだ発展途上だが、現段階では限界まで鍛え上げた筋肉に包まれている。しかし、やっぱり筋肉質に見えない謎体型。
女子寮で女の子達から格好良い女の先輩と勘違いされるという、刹那ならではのイベント発生。今後もご期待をば。
支持される層 変態という名の紳士を受け入れられる人 ミリスと危ない関係になりそうでも気にしない人
キャラを表すと 王子のキスで目覚めるヒロイン体質 今回は女子寮で女に間違われてた男。でも女の子化すればやっぱりレジェンドオブヒロイン
第二の男 ルームメイト 読者の代弁者的役割を与えられし熱血馬鹿野郎 現在医務室で不貞寝中 アルフォート・マギヌス
力 刹那に感化されて早朝トレーニングに付き合った結果本気出して刹那に負けた馬鹿。次回でランスのデバイス取得予定。
ランスの技は現在考え中。しばし待たれよ旅人よ
魔法 フレイムアローは属性的関係によりしょぼいと判明。しかし、ロックアローは刹那の通常フレイムアローと同程度だとか。
ただ、アルも魔力増幅は当然使えるわけで使い方次第でいくらでも強化できそう。しばらくは魔法は成長しません。残念。
変身 遂に変身。全身鎧のガッチガチの盾職でした。正し盾は装備してません。使う獲物はランス。しかも馬上で使うようなどでかい奴。
容姿 髪は短め、目と髪が黄土色。顔は男っぽさのあるちょっと残念なイケメン。
某医務室の方からのコメント追加。「境遇に似合わない良い子ね」だそうで密かに好感度アップしてました。
支持される層 暑苦しい奴 馬鹿共 エレウィスからは好感度高し。実は年上に好かれる体質。ちなみに登場してくるモブは意外とアルの事が好きだったりする。
キャラを表すと 1人だけ男で疎外感を感じ始めてる、根は寂しがり屋な馬鹿な真似もただのかまってちゃんなアル君でした。そんなアルは現在不貞寝中
第三の男 ルームメイト2 お風呂を怖がる、男の娘(なんか字に変化が)。魅了能力ヒロイン ミリスティム・セフィラム
力 相変わらず女の子レベル。魔力付加ができることが確定、だけど既に魔力付加を覚えた刹那より弱い。やっぱり女の子でOK?な感じの男の娘レベル
技 コンダクトは主人公との契約。家事能力は結構ある。武術系統全般ダメポ。相手の力を利用する合気道すら使いこなせない残念さん。
ただし、いつかは男として見返すと息巻いているので暖かく見守っててください。でも技は全然追加されない。
変身 デバイスは未登場だけど自動拳銃の攻撃用デバイスとリボルバー銃のサポート用デバイスの2丁拳銃でした。バリアジャケットはやっぱり刹那作画の執事服に決まりました。
字は銃を使い続ける内に○○(魔弾)のコンバットバトラーと呼ばれる様に。
容姿 遂に判明。茶髪の長い髪をアップ気味に後ろでリボンを着けポニーテールに、目は皆を魅了する赤い瞳。
体は華奢で顔は小顔でとても可愛いのが特徴。
支持される層 男同士のキスが許せる方 腐な方々 魅了され始めた寮生一同 新たなるジャンルを開拓するベンチャーな方々
ヒロイン説明
今回から変更があってもなくても書いておく。前のページ見るのめんどいかもと思ったので。
ヒロイン1 皆の妹と言うと「いいえ私はお兄様だけの妹です」と言う。キングオブ妹ヒロイン 時乃宮奏
力 多少の気のコントロールすると3階から飛び降り、登ってく位は朝飯前な模様、意外?と強い。神気は新キャラが出ないと発覚しないのでお預け!
神気を纏った奏さんはヒロインにあるまじき力技を使う可能性有り。現在力を使わなくてもそれなりに戦える事が判明
技 素敵な笑顔をあなたに届ける。パーフェクトスマイルと。泣き顔しながら上目線の誘惑攻撃。現在技の追加は刹那と同時の予定。
体術は全般を学んでいる様です。合気道等を使っている模様。
魔法 まぁ、どんな魔法もそつなくこなし、炎と雷系は正に神がかり的。そろそろ体調が回復してくる模様、実は旧型のスカウターは既にいくつもパリン済み。
魔法を使えばたちまち最強クラスの化物になる予定。
変身 まだ書かれてませんが黄色と赤が使われる予定。デバイスは杖を選択した模様
容姿 髪は黒のロング。刹那とデート後に髪型帰るか検討中。瞳は刹那とお揃いの黒。顔はこの世で表現できる限り最高の顔…の一歩手前。なぜなら一番は主人公に奪われるから♪哀れなり奏さん
身長体重BWHは乙女の秘密。正し12歳にして既に男性をその気にさせる色香を纏っているのでご想像にお任せします。
支持される層 妹萌えの方々 妹萌えの方々妹萌えの…以下永遠と 真面目に書けば男も女も魅了するので全層射程のあいも変わらずスーパーヒロイン
キャラを表すと 兄を他の女に近づけさせないように画策する影の暗躍者。妹分担当なのにお兄様しか目に入らない超絶ブラコン妹。読者様に対しても「私を見て良いのはお兄様だけ」と言ってしまう危険物指定系妹
ヒロイン2 皆のアイドルお嬢様。聖女の如き微笑みになぜだか萌え〜な言葉遣いの リース・フラメル
力 通常時ひ弱。魔力付加はミリスより上。使っても常人よりちょっとだけ動ける程度
技 魔法担当なので技がでない可能性あり。力も無く技もないが氷系魔法の腕だけは超逸品。
刹那君のちょっかいで技が完成するのか乞うご期待。
魔法 水の属性のハイシングルなので聖属性の氷を使える。とにかく回復はこの人にお任せというお助けキャラ。
変身 まだ書かれてないのでしばしお待ちを。とりあえず青色なのは確定要素
容姿 見た目は先にウェーブが掛かった長めで水色に白を混ぜた様な色の髪に青い瞳。とてもおっとりとしている感じの顔立ちでとても可愛い。可愛さランクは10段階で8だがお好きな人には未知数。
身長体重BWHは乙女の秘密。まだまだ体は発展途上。餅をつく音が聞こえてくるような…
支持される層 何だか癒されたいと思う人々 言葉遣いが何故か萌える方々 普通に好みの方 ちなみに回復魔法を受けるともれなく惚れさせるスキル持ち
キャラを表すと 一見普通の美少女だが好みにハマると中毒になる可愛さ。言葉遣いもちょっと僕っ子よりなのが特徴のおっとりお嬢様。常に皆の心を癒す聖女様系ヒロイン。
ヒロイン3 眼帯してるのに眼鏡までしてる。眼帯メガネっ娘という新たなジャンルの開拓者 セレナ・クロウリー
力 神眼により、肉体に宿る気力を操る謎の人。さらに魔力まで操る新たなる技の開拓者。
気力と魔力を合わせて戦う技を○○○○と言うのを何故か知ってる知識人
ちなみにこの物語で最初に気力と魔力を同時行使した人。
なので力は常人の遥か上を行く天才児(天災児)
力のほんの片鱗はリースを抱えたまま3階から飛び降り、ジャンプで3階まで戻れる模様
技 神眼により、とりあえず透視が出来る模様。ヒロイン2人の心と身体(下着)を丸裸にした能力者。
他にも神眼により色々出来る模様。
新たな神眼は千里眼で熱紋照合機能付き、ちなみに暗視もできます。便利な眼
魔法 魔眼は魔法を使う為の物。神眼は技。魔眼は魔法。これが神超ルール。
魔眼を遂に使いました。使い方は目を凝らして相手の姿を捉えるだけ。
それで無詠唱で魔法が発動。結構チート気味なお方。
容姿 青っぽい黒髪に銀色の瞳。左目に眼帯をしていてその上にメガネを掛けている眼帯メガネっ娘という新たなるジャンル。ちょっとツンツンしてそうな顔立ちで、とても可愛い顔をしている。
ちなみに胸からは餅をつく音が聞こえてくる。つまり(ペッタンペッタンつる?かどうかは秘密)です。でも胸はペッタン。体は引き締まっており意外と運動できそう。
支持される層 中二好きの方々 眼帯属性の方々 メガネっ娘属性の方々 ボーイッシュ1号のセレナが好きな人々 このお方についていける方々
キャラを表すと ちょい格好良いけどとっても可愛いボーイッシュ娘。神眼と魔眼を持ってるので中二設定な女の子 ちなみに天才故に天災を巻き起こすヒロイン。
ここからは毎度お馴染み文書。
今回はさらに短め?(文字数チェッカーで見たらちょっと文字数少なかったorz)の後書き、
書籍化しても載せられない部分も書いてあるので小説家になろう限定特典とも言える物でござい。
作者は後書きが長くなってしまう呪いに掛かってます。神父さんがいたら解呪をば。
さて、--------ここまで読んだ-------方々は勇者の称号を与えましょう。
それでは毎度お馴染みのセリフと共にお別れしましょう。
目指せ書籍化!現在11話。そろそろ第一章終了時期です。
現在ブックマークが増えて18人で安定中♪(感謝です感謝(*´ω`人)感謝(TдT) アリガトウ○┓ペコリ)
まだまだ伸びたいので、ですので皆さん御慈悲を下さいorz
では評価、感想お待ちしております。ちなみに感想くれた方ありがとうでした。
他の方もよければどんどん感想をば
今回はちょっとの変化をした後書きだけど使い回しと切りby貼るがありました。
というか最後の言葉はやっぱり書籍化目指して頑張るぞ(*´ノд) ダヨネー( ´゜д゜)(゜д゜` )ネー(*´・ω・)(・ω・`*)ネー(書籍化を望む人が増えてる気がする!(作者の中でだけw))
最後の方も使い回しでごめんね?では神超をよろしくです♪