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神々を超えし者を創りし世界  作者: 永澄水樹
第一章 入学騒乱編
10/70

♯10 1-9 アルとミリスの新装備と中1なのに中二な奴

今回もぎりぎり投稿になりました。現在22時55分…後3分しか無いので後書きは24時までに書いときますので暇な時呼んでプリーズ♪


と言う訳で神超も遂に10話目に突入!アルとミリスに装備が遂に装着されます。


それと同時に今回は新キャラ登場。遂に奏の部屋の最後のルームメイト参上。


このままいい感じで行きたいですね。


ちなみにこの新キャラのおかげで刹那と奏とアルが強くなります。


まぁ、その話は今回じゃないけどね。


とりあえずアルとミリスの装備と新キャラをご堪能ください。


神超第10話「アルとミリスの新装備と中1なのに中二な奴」どうぞご笑覧あれ。


後書きは24時までに書きます。そちらもよろしくです○┓ペコリ

 次の日、刹那は朝早くから日課のトレーニングに勤しんでいた。


  軽くランニングをして、変身して剣の鍛錬をする。


  そして、今日からは魔力付加の練習も追加していた。



 「気力付加と魔力付加は上手く両立できないな」



  刹那はそう呟いた。


  今一、気力と魔力が付加できないのだ。


  片方を強めるともう片方の出力が落ち、多少は魔力付加で強くはなるが,、思ったより強くなれなかった。



 「こりゃ、アルと対策練らないと駄目そうだな」



  刹那はそう言うと気力を最大にして、気力の増幅を鍛錬し始めた。


  気力は毎日限界以上に増幅をする事によって強化できる。


  なので毎日朝と夜に限界突破を繰り返す事によって、刹那は気力を増幅させていた。


  そして、朝ご飯の時間になり刹那は自室に戻るのだった。



 「ただいま。ミリス起きてるか?」



  そう言いながら扉を開けると、ミリスとアルがテーブルでお茶を飲んでいた。



 「あ、刹那君おはよう」


 「おう、刹那。おはようさん」



  2人共もう起きたようで、ミリスは制服に着替えて待っていて、アルは医務室から自室に帰還していたようだ。



 「2人共おはよう」



  そう言うと刹那はデバイスカードに念じ、制服に着替えた。


  ちなみに気になったので2人に聞いてみた。



 「デバイスで着替えると元の服はどこに消えてるんだ?」



  刹那は前々から気になっていた事を聞いてみた。するとミリスから答えが返ってきた。



 「元の服は特定の場所にナンバリングされた後に転移して、瞬間洗浄されるんだよ」


 「瞬間洗浄か、凄いな」


 「瞬間洗浄された後はナンバリングされた転移場所に待機状態で置かれてるんだよ」


 「じゃあ、洗濯はしなくていいのか?」


 「一応ね。だけど普通だったらちゃんと洗濯しなきゃ駄目なんだよ?そういう意味でも学園生は楽させてもらってるよね」



  ミリスの情報を聞き刹那は感心するのだった。


  だが、そろそろご飯の時間なので一緒に行くことにする。



 「とりあえず、飯を食いに行くか」


 「そうだな。俺は昨日は軽くだったから、今日はしっかり食うぜ」


 「しっかりって昨日、僕達結構な量のご飯持って行かなかった?」


 「あんなの朝飯前だぜ!晩飯だったけどな」



  そういうとアルはせかせかと食堂に向かった。


  そうして、一同がつくと皆の視線が向いた。


  そこでアルが聞いてくる。



 「おい、2人共。何だか俺達見られてねぇか?」



  アルがそう聞くとミリスが答えた。



 「例の魅了の魔法の効果と、刹那君が色々としちゃったから、注目集めてるんだと思うよ」


 「色々っなんだよ?」


 「それは飯食いながらな。とりあえずアルは場所取り。俺とミリスで取ってくる」


 「分かったよ。ちなみで超大盛りでよろしく」



  そう言いながらアルは食堂の窓際の隅のいい場所を確保していた。



 「アル。いい場所とったじゃないか?」



  アルに刹那がそう問うと説明してきた。



 「いや、あいつら飯食い終わってるのに喋ってたからどかした」


 「どかした?」



  どうやらアルは、食事が終わってるのにダラダラしていた寮生をどかして、席を確保したようだ。



 「ちょっと強引じゃないか?」


 「いや、注目されてるし隅がいいだろ?それにどうせ隅なら、窓側の方がいいだろ?」



  そう言われると刹那も納得せざる負えなかった。


  確かに隅でも壁側より、窓際の方が気持ちいいので、これからもこの席を確保する事にした。


  こうして、3人の食事が始まった。



 「とりあえず、この状況話すけどいいか?」



  そうアルに問いかけると頷きが返ってきたので話した。


  夜の食堂での事、風呂場での事。


  それを聞くとアルは笑いながら刹那に話し掛けて来た。



 「お前、初日から騒ぎ起こしすぎだろ。食堂で4人は倒して、風呂場でも1人を倒すとかどんだけだよ」



  刹那はアルに笑われたが、しょうがないとばかりに一言言った。



 「確かに見せしめにしてもちょっとやりすぎかもしれないが。アルだってこの席無理やり確保したじゃないか」


 「でも、俺は暴力を振るった訳じゃないからな」


 「でも脅したことには変わらないだろ?」



  そうやって不毛な言い争いをしているとミリスが話しに入ってきた。



 「それよりも2人共今日はどうするの?」



  それを聞かれ2人は答えた。



 「午前中はミリスと同じで、デバイスを作りに行かなきゃだろ?」


 「俺もミリスのデバイス作るの一緒に行くって言ったし、それじゃ3人共午前はマキナ先生の所でいいか?」



  その言葉を聞くと2人共頷いた。



  朝ご飯が終わり、3人は食堂から部屋へ戻り話をしていた。



 「刹那?なんでミリスのデバイス作る時についてくるんだ?」



  アルが当然の疑問を言ってきたので刹那は説明に入る。



 「アルがいなかった昨日な。俺は新しい技を身につけたんだよ」


 「それってどんなのだ?」



  アルは興味深げに聞いてきたので答えた。



 「それは思考加速と創造魔法だ」


 「思考加速は分からんが創造魔法ってのは凄くねぇか?」


 「まぁ、俺としてはどっちも使いづらいんだがまぁ創造魔法なら実演できるぞ?」



  そう言うとアルは目を輝かせながら刹那に実演を申し出ていた。



 「じゃあ、今からなんか作るな…ちょうどいいしミリスのバリアジャケット姿を表現しよう」


 「バリアジャケットも刹那が考えたのか?」


 「そうだ。まぁ、いいから黙って見てな」



  すると刹那が詠唱に入る。



 「我が意に従い、我の望む物を彼方より此方へ顕現せん」

 「マジックルーフェン!」



  その瞬間にテーブルの上に執事服姿のミリスの人形が出来上がっていた。



 「おお、良く出来てるな。これがミリスのバリアジャケットか〜でも戦闘服って感じじゃなくないか?」


 「いや、執事とは主の為なら戦いすらもするものなんだよ!」



  刹那は自分の願望によって捻じ曲げられた執事の業務を語った。



 「まぁ、刹那とミリスがいいならいいんじゃないか?」



  アルは刹那のあまりの迫力にたじろいだ。


  しばらくするとアルが刹那に聞いてきた。



 「なぁ、この人形よくできてるし俺にくれないか?」



  アルが突然人形をくれと言い出したので刹那は言った。



 「お前にやるかよ。折角だから俺の所に飾る」



  そういって2人が言い争ってるとお茶を持ったミリスが現れた。



 「2人共何言い争ってるの?」



  ミリスはそう言いつつテーブルの上の人形に目がいった。



 「何で僕の人形があるのさ!」



  ミリスの問にアルがすぐさま答えた。



 「刹那の野郎が自分の欲望を満たす為に作ったんだ」


 「お前が魔法を見せろと言うから作っただけだ」


 「俺はミリスの人形を作れとは言ってないぞ」


 「アルがバリアジャケットの事知りたいと思ったから作っただけだ」



  言い争いが続く中ミリスは自分の人形を見ていた。



 「これが僕が今日作るバリアジャケット?」


 「そうだ。どうだ?結構格好良いだろ?」



  その問にミリスは嬉しそうに頷いた。



 「うん、結構良い感じだね。魔法使いっぽくはないけど」


 「大丈夫だ。武器の方もちゃんと考えてある」


 「そうなんだ。それと僕のバリアジャケットの事は分かったからこれ消してね?」



  ミリスは笑っているが目が笑っていなかった。


  それなので仕方なく刹那は消去の魔法を唱えた。



 「我が意に従い、我の顕現せし物を此方より彼方へ消失せん」

 「マジックラディーレン!」



  その瞬間人形は何処かへ消えていた。


  そこでアルが文句を言ってくる。



 「いい出来だったし消さなくても良かったんじゃねぇか?」


 「じゃあ、アル君だったら自分の人形を作って、置いておかれてもいいんだね?」


 「俺なら構わないぞ。刹那、俺の人形を作ってくれ。」



  アルは刹那にそう要請したのだが刹那は言った。



 「お前の人形なんて作るのめんどいしなぁ」


 「なんでだよ?」


 「いや、お前の人形なんか誰が欲しいんだ?」


 「ミリスとか欲しいよな?」



  そこで話題を振られたミリスだが返答は冷たかった。



 「僕?アル君の人形貰っても困るんだけど?」


 「なんでだよ!」


 「なんか視線を感じそうで嫌だ」



  ミリスに散々なことを言われへこむアルを無視してミリスに話しかけた。



 「そろそろ行くか?」


 「じゃあ、この紅茶飲んだら皆で行こう?」



  そう言い全員に紅茶を渡して飲んだ後、皆でデバイス作りに行くのだった。



 「それでは順番になりましたら部屋に入って下さい」



  順番待ちの列に並びながら刹那達は話していた。



 「刹那の変身姿まだ見てないし、後で皆でお披露目会でもしないか?」



  アルの提案に2人共了承した。



 「アルが先っぽいし、終わったら出口で待っててくれ」


 「分かった」



  するとアルの番になり部屋に消えてった。



 「なぁ、ミリス?アルはどんなのにするのか聞いてるか?」



  そう、ミリスに聞くと知らないと返答してきた。



 「アルだから、大剣かな?なんか大きい武器とか好きそうだし」


 「アル君だからシールドとかも似合いそうだよね」



  2人は色々と考えたが、アルのイメージは魔法から外れているらしく、魔法のローブ姿とか当たり前の発想が何故か出なかった。


  しばらくすると、ミリスの番になったので刹那は一緒に入室した。



 「どうも。私はここの責任者をしてるアンドレイク・マキナです。以後よろしく…あれ?君は」



  どうやら刹那の事を覚えていたらしく、マキナは聞いてきた。



 「君は刹那君だったね?どうしたんだい?それともう1人は?」



 そう尋ねられてミリスは答えた。



 「僕の名前はミリスティム・セフィラムです」


 「そうか。それで、刹那君が一緒なのはどうしてだい?」



  そう聞かれ刹那はドーランの事を話した。



 「バリアジャケットの重さを変えたい?別に新しく設定できるけど軽くじゃなくて重くなのかい?」


 「そうです。トレーニング用の重りを持ってこなかったので、ドーランさんに相談した所、マキナ先生ならどうにかできると聞いて」


 「そうか。まぁ、重くはできるけど何キロ位にすればいいんだい?」


 「80キロでお願いします」


 「80キロ?身体を壊さないかい?」


 「大丈夫です。それ位で丁度いいので」


 「なるほど。そんなんだからここに紹介されたのか…でもそれで終わりかい?」



  そこで刹那はミリスの装備一式を提案した。



 「バリアジャケットはこのイラスト通りにすればいいんだね?」


 「そうです。ミリスもいいよな?」



  ミリスに聞くと頷いた。



 「僕はそれでいいよ。後はデバイスなんですけど、僕は魔力符を使った魔法を使いたいと思ったんですが…」


 「何か問題があるのかい?」


 「刹那君がもっと良い物があると言っていたので、それにしてもらいたいのですけど」



 刹那はその問に答えた。



 「実は銃を作ってもらいたいのですが」


 「銃かい?」


 「はい。正し撃ち出すのは鉛じゃなく魔法を撃ち出したいのですが」



  そう言うと難しい顔をしてマキナが答えた。



 「問題がいくつかあるな。1つは魔法を撃ち出すのにはその属性を持ってないとダメだ」


 「それなら、ミリスはロウペンタゴンですので全属性大丈夫なはずです」


 「そうか…まぁ複数の属性をマガジンを変える事で補うことも出来るが、戦闘では交換してらんないだろ。それじゃあ1つはクリアだ」


 「2つ目は何ですか?」


 「2つ目は私がその銃に関して知らない事だ。私が知らない物を作れると思うかい?」



  そこで刹那は創造魔法によってオートマチック式拳銃とリボルバー式拳銃を作り出す。



 「我が意に従い、我の望む物を彼方より此方へ顕現せん」

 「マジックルーフェン!」



  するとそこには2つの異なる形をした銃が出来ていた。



 「これがオートマチック式拳銃でこちらは攻撃属性魔法を連続射撃出来る様にして欲しいのですが?」



  そう説明していると、説明の方ではなく魔法の方に食いついて来た。



 「今のは創造魔法かい?」


 「そうですけど」


 「それなら、あまり他の人には知られない様にするんだ。悪用されると質が悪いからね。君も悪用しないように」


 「例えば?」


 「お金や、金などは生成が禁止されている品だ。そういった物を作らないようにしなさい」



  確かにお金や金を作れば今後金銭的には安泰だが、言われた通り悪用は危険そうなのでやめといた。



 「それで、オートマチック拳銃は攻撃属性魔法を連射出来る様にしたいんだね?」


 「はい」


 「それだと。1発あたり30秒程チャージに掛かるよ。連射したいなら30発込められるマガジンの開発と、予備に1つはマガジンが欲しい所だね」


 「作れそうですか?」


 「一日くれれば…入学式後に来なさい。作っとくから」


 「有難う御座います」


 「それでもう一つのリボルバー式は回復等のサポート弾を好きに編成して、スピードローダーに準備しておく形式にしたいのですが」


 「なるほど。攻撃用のオートマチックに回復のリボルバーか…なかなかいい組み合わせじゃないか」

 「でも使いこなせるかは使い手次第だよ。一応実験機としてミリス君だったね。君をモニターにしたいと思うんだけど、どうだろう?」



  突然振られたミリスは緊張しながら答えた。



 「僕でよければ是非使わせて下さい」



  勢い良く返事するミリスにマキナは笑いながら挨拶していた。そこで最後の問題を提示してきた。



 「ここでいきなり現実的な話しになるんだが、最後の問題はお金だよ」


 「お金ですか…」


 「この装備作るのに軽く金貨数枚程掛かるけど大丈夫かい?」


 「えっ、僕はそんなにお金出せませんが…」


 「マキナ先生、後で必ず払いますので作ってくれませんか?」



  刹那の願いにマキナは1つの要求をして来た。



 「それなら、この銃を研究品として、研究者ギルドに発表しよう。それと刹那君には研究者ギルドにも入ってもらう」


 「別にそれ位ならお安い御用ですけど」


 「お金は立て替えとくから用立てられたら返してくれ。後は君には色々と発明してもらいたい」


 「発明ですか?」


 「君の世界の銃を見た所、この世界より科学の分野が発達してるのではないか?」


 「確かにこの世界みたいに魔導器に頼らないので、科学は発達してますけど…」


 「私にはその発想力が欲しいんだよ。だから手伝ってくれないか?」


 「そういう事なら喜んでお受けします」



  こうして無事刹那はミリスの装備一式を手に入れるのだった。



 「君はGランク研究者から始まるから、研究結果を正当に評価されない可能性がある。だから私との共同という事で、これからは発表していってくれると助かる」


 「分かりました。Gランクってのがどんなのか分かりませんが、マキナ先生の役に立てるようにがんばります」


 「それじゃあ、とりあえずミリス君はバリアジャケットの装備テストと、3枚の魔力符を一応武器として渡しとくから、正式な武器は明日受け取りに来なさい」


 「はい。よろしくお願いします。マキナ先生」



  しばらくするとミリスは仮のデバイスカードを手に刹那の元に返ってきた。


  そこで刹那は収納するデバイスの器は、執事なら懐中時計何かが格好良いと思いながら出来るかどうか聞いてみた。



 「マキナ先生。デバイスの収納は懐中時計の形にできますか?」



  それを聞いてマキナは答えた。



 「できるけど。時計の細工も大変だし高いよ?」


 「できるならそれも出世払いで作って下さい」


 「ならそれも作っておくよ。その仮のカード型はその時返してくれ。それじゃあ、私は次があるので失礼するよ」


 「はい。それでは失礼します。マキナ先生」


 「お疲れさまでした。マキナ先生」


  刹那とミリスは挨拶をすると出口のアルと合流するのだった。


  すると、アルが質問してきた。



 「おい、随分掛かったみたいだけどどうだった?」



  アルの質問に刹那は不敵に笑って答えた。



 「すごい武器が出来上がる予定だ。見たら驚くぞ」



  刹那がとても凄いと言ったので、アルは喜んで聞いてきた。



 「どんなのだよ?早く見せ合おうぜ」


 「待て待て、ミリスのは特注で明日まで作るのに掛かるらしい」


 「マジか…それなら刹那だけでも装備の見せ合いしようぜ?」


 「いいぞ」


 「待って、僕も行くよ。一応バリアジャケットは出来てるし」



  そう言って3人は鍛練場に行くのであった。


  話しながら鍛練場に行くと刹那達は準備をするのだった。


  そして、準備が終わり3人共が向かい合って変身をするのだった。



  まず刹那が変身した。


  黒い服に銀の胸当て。黒のズボンのその上に10本の剣付きスカートを履き。黒のロングコートに背中には大きな大剣が付けられた出で立ちが刹那である。



  次にアルが変身した。


 全身を覆う黄土色の鎧を上下につけ、武器はでかいランスといった出で立ちである。注目されるのはとても重そうな装備だという点である。



  そして、最後にミリスが変身した。


  簡単に言えば執事服。武器は現在制作中なので腰に3枚の魔力符が入ったケースが付いていた。



  こうして3人が変身を終えると、それぞれが感想を述べ始めた。



 「刹那の服は黒尽くめだな。銀の胸当てが特徴的だな。だがもっと気になるのは剣の付いたスカートだな。ははは、スカート履いてる」


 「アル君。刹那君に悪いよ。僕は刹那君格好良いと思うけどな。背中の大剣も凄いし」



  2人は刹那をそう評価した。次はアルの評価になった。



 「お前は全身鎧かよ。でもなんで兜が無いんだ?」


 「ホント、びっくりだよね。全身黄土色の鎧って…でも確かに兜は付けないんだね」



  アルの格好は服の上が全部鎧姿で良く分からなかった。だが手に持つランスは異様だった。



 「それにしてもそのランスは馬上で使う物じゃないのか?」



  刹那の質問はランスの形だった。細い槍では無く馬上で敵を突く槍の様な形状をしていたのだった。



 「そんなので戦えるの?アル君」



  ミリスの質問にアルは答えた。



 「試しにあの的を狙おうか?」



  そう言うとアルは的に向かってランスを投擲した。


  ランスは物凄い勢いで飛んで行き的と壁を破壊した後消え、アルの手元に戻っていた。



 「どうだ?凄いだろ!これはデバイスだから投げても手元にすぐに戻せるんだ。だから投擲できるならでかくて丈夫なのが良かったんだ」



  アルは重そうなランスを軽々と扱っていた。


  そしてミリスの服装について2人が感想を言うが微妙だった。



 「ミリスはさっきの人形の通りだな刹那」


 「ああ、さっき人形で見ちまったから新鮮味が薄いな」



  ミリスに関しては先ほどの人形の通りの執事服姿だったので感想の反応が鈍かった。



 「なんか、僕の感想酷くない?」


 「いや、だってさっきの人形と一緒なんだし、なぁ刹那」


 「ああ。でもミリスは明日出来る武器の方がメインだから、その時は皆に驚いてもらおうな?ミリス」


 「そうだね。明日の入学式後に武器が貰えるんだよね。どんなのか楽しみだな〜」



  ミリスは明日貰える武器に気がそれて、さっきまでの評価を気にしなくなっていた。



 「とりあえず。今日は鍛錬でもするか?」


 「そうだな。俺は気力を練習するぜ」


 「じゃあ俺は魔力の鍛錬をするか?ミリスはどうしたい?」


 「僕は戦うのは得意じゃないけどこの学校に来た以上はちゃんと鍛錬するよ。僕は刹那君の魔力付加を見ながら自分の魔法も鍛えるよ」


 「分かった。じゃあミリスはとりあえず俺と魔力の鍛錬な?アルは気力で分からない所が有ったら言ってくれ。教えるから」


 「了解」



  そう言って各々が鍛錬を始めた。



  その頃、奏とリースは部屋でのんびりと紅茶を飲みながら寛いでいた。


  するとドアが突然バンッと開いたのだ。



 「はっはっは。私が今日からこの部屋の主であるセレナ・クロウリーだ」



  突然現れたのは奏とリースよりちょっと小さい眼帯をした女の子だった。


  見た目は青っぽい黒髪に銀色の瞳。左目に眼帯をしていてその上にメガネを掛けていた。そして、ちょっとツンツンしてそうな顔立ちだが、とても可愛い顔をした女の子だった。


  しかし、来てそうそうの態度が災いして奏に目を付けられた。



 「何を言ってるのかしら。この部屋の主は私よ」



  奏は、自分こそこの部屋の主だと主張した。


  しかし、リースは自分こそこの部屋の主だとは思わないが、奏でも別にこの部屋の主ではないのではと考えるのだった。


  その間にも2人の会話は進む。


 「なんだ、小娘。この部屋の主は私こそが相応しいだろ」


 「何を言ってるのかしら。中1なのに中二そうな貴方に小娘呼ばわりされたくないわね」


 「何で中二なんだ?私は中1だぞ」


 「言ってる事も見た目も中二じゃないですか。頭も心配だけど目はどうしたのかしら?」



  そこでやっとリースが話しに入ってきた。



 「この部屋は皆の部屋ですよ。それよりも目は大丈夫なんですか?」


  そう聞くと不気味な笑いと共にちょっとアレな事を言い出した。



 「我こそは魔に魅入られし魔眼の持ち主だ!」



  自分は魔眼の持ち主だと主張し始めた。奏は本格的な中二という病に犯されていたので哀れそうな目でセレナという少女をを見ていた。


  リースは2人共仲良くならないかなと思いながらセレナの目を心配するのだった。



 「あのね。魔眼だなんて中二な設定いいからリースに治して貰いなさい」


 「奏さんの言う通りです。私はリース・フラメルって言うの。治療に関しては自信あるんだよ〜だから見せてね」



  そう言ってメガネと眼帯を取ってしまった。


  するとセレナと名乗る少女は急に目を抑えだした。



 「おい、馬鹿者!ケガじゃないと言ってるだろ!魔眼が制御できない…」


 「えっ?大丈夫ですか?」



  そう言うと右目を抑えて、左目を2人に向けるのだった。


  するとセレナという少女の銀色の左目に模様が浮き出た後に驚くべき事を話しだした。



 「右の奏と言ったか。何が『この子大丈夫かしら、頭も悪いのに目までおかしかったらどうしましょう』だ!」

 「私は正常だし、頭だってそこそこ良いわ!」

 「そして、左のリースとやら『苦しそう。早く治療しなくちゃ大変。でも私が眼鏡と眼帯とったからかも』だと言うが心配するな。病気じゃなく魔眼が疼くだけだ。」

 「で、奏とやら、何が『心を読まれた?いや、中二じゃあるまいしそんなの設定に決まってます』だ」

 「心と言っても表層の意識を読んだだけだし、そもそも私は中1だ」

 「で、リースとやら『心を読む、見通す?それってもしかして神眼?じゃあこの眼鏡と眼帯はその為?』って魔眼…って神眼を知ってるのか?」

 「まぁ、いいからとりあえず眼帯だけでも返せ。じゃないと違う物も見るぞ」

 「奏とやらは純白のブラとパンツか…なんだ、淑女のつもりか?」

 「リースとやらは水色のブラとパンツか。見た目通り清楚そうだな」



  すると2人は慌ててブラとパンツが見えないように手で庇うがセレナという少女は告げる。



 「見られるのが嫌ならいい加減、眼帯をとっとと返せ」



  そう言ってセレナという少女はリースから眼帯を取り戻すとすぐに装着した。



 「眼を使うと疲れるのだ。あまり使わせてくれるな」



  2人は驚きと共に無言で少女を見つめていた。



 「なんだ2人共?もう眼帯着けてるから心も下着も見えないぞ?右目は透視眼では無いから安心しろ」



  しかし2人は警戒を解かなかった。セレナという少女はそんな2人に尋ねてきた。



 「とりあえず自己紹介でもしないか?私もちゃんと自己紹介するから」



  その提案に2人は警戒しつつ乗った。



 「私はランダム転移で来ました。時乃宮奏です。奏で結構ですのでよろしくお願い致します」


 「私はリース・フラメル。招待転移者です。リースって呼んで下さい」


 「私はセレナ・クロウリー。魔に魅入られし魔眼の持ち主だ。恐れおののけ!セレナでいいぞ」



  こうして3人は自己紹介を終えたので次の話題に移行した。



 「所で中二なセレナ?貴方本当に魔眼なんて持ってるの?」


 「何だ?疑り深いな。正真正銘魔眼の持ち主だ!」



  そこでリースが話題に入ってきた。



 「あの〜もしかしてさっきのって神眼ではないですか?」



  リースは恐る恐る聞いてきたがセレナはバツが悪そうにしていた。



 「リース、何か知ってるの?」



  奏はリースに尋ねる事にした。



 「ええ、全てを見通す眼は神の眼なり、其の者の持つ目は神眼なり。そういう話が私の世界ではあるんです」


 「じゃあさっきのは魔眼では無く神眼なの?」


 「そのはずですけど…」


 「私の目は魔眼だ!」



  セレナは魔眼の一点張りだった。


  なので理由を聞いてみた。



 「神眼なんてダサいだろ?魔より与えられし魔眼の方が格好良い」



  セレナは自信満々にそういう。


  なので奏は違いを聞いた。



 「貴方のは魔眼じゃなくて神眼なのでしょ?そうよね?リース」


 「私の間違いじゃなきゃ神眼の筈ですよ」


 「リース…厄介なのがいたな。神眼を知ってたか」


 「神眼じゃまずいのですか?セレナ」



  奏がそう聞くと餅つきの音がするような胸を張り自信満々に言い切った。



 「だって魔眼の方が格好良いだろ?」



  さっきと同じ答えが帰って来て奏は疲れた心で言った。



 「セレナ。貴方やっぱり中二だわ」


 「だから私は中1だと言ってるだろ」


 「まぁまぁ、2人共落ち着いて」



  リースの仲介で何とか2人共静かになったのでセレナに聞いた。



 「神眼でも十分良いじゃないですか?凄いですよ!ねっ奏さん」


 「あのね、リース。そういう事じゃないの」

 「セレナ。質問に答えて」


 「何だ?」


 「ちょっと悪い事って格好良いって思う?」


 「本当の悪は嫌いだが、悪っぽいのは格好良いな」


 「次に聖なる光と漆黒の闇どちらが好き?」


 「闇だな!」


 「最後に神と魔。どっちが格好良いと思う?」


 「魔!」


 「分かった?リース」


 「いえ、今一」


 「つまり、この子は何だか世の中と逆の事ってカッコ良くない?って思考の持ち主なの」


 「へぇ〜」


 「ちなみにリースだったらどう考える?今の質問」


 「私?私なら悪い事はいけない事だし、皆には聖なる光の加護があって欲しいし、神と魔なら神様の方がいいなぁ」


 「でしょ?普通ならそうなるのよ。つまり、セレナはそういった設定に憧れているの」


 「そうなんだ〜でもさっきのは間違いなく神眼だよ?」


 「魔眼だと思っていたいのよ。察してあげなさい」


 「うん、分かったよ」



  そう言って2人はセレナを可哀想な目で見守った。


  するとセレナが怒り出した。



 「いい加減にしろ!確かに神眼の事を知っていたのは誤算だったが、ちゃんと右目は魔眼だ」



  そこで重大発言がなされた。なんとセレナは右目が魔眼だという。


  リースは驚いて聞いた。



 「ちょっと待って。神眼って魔眼の真逆だよ?それが共存するなんて事あるの?」



  リースの驚き様に奏は聞いた。



 「セレナ。今リースが言った事って本当?」



  そう聞くとセレナが嬉しそうに答えた。



 「本当だ。通常神眼と魔眼は共存し得ない物だ」


 「それならどうして両方持ってるの?」


 「それはこの銀色の目に秘密がある」


 「どんな?」


 「それは秘密だ」



  それっきり質問に答えてくれなくなった。


  そして、リースが属性について話しだした。



 「一応、なんの属性持ちなのか紹介しない?」


 「私はいいですけれど」


 「私もいいぞ。でも私は神眼と魔眼持ちで特殊で、適正属性は無しというか判別出来ないそうだ」



  リースの問いにセレナはそう答えた。どうやらセレナも刹那と同じ属性無しの様だった。


  そこでリースから質問が入る。



 「私は水のハイシングル。回復魔法は任せてください。でもセレナさんは属性無しなのにどうして特待生に?」


 「それは私も聞きたいわね。お兄様は属性無しだった為に一般寮になったんですのに」


 「ほう、奏の兄は一般生か。私の場合は神と魔の両方を持ってる例外だからな。学園側からどうしてもと入学を勧められた」


 「へぇ、でもここってすっごいお金掛かる寮なんですよね?セレナさんは名家の出何ですか?」



  リースは楽しそうに聞いたがセレナはあっけなく答えた。



 「私は魔眼の使い手として有名だったが家は普通の家庭だぞ?」


 「えっそれじゃあここのお金払えるんですか?」


 「私は特別特待だ」



  そこで前にリースが言っていた単語が出てきた。


  学校側が頼み込んで呼び入れる特待生。セレナはその特別特待生だったのだ。



 「凄いわね。セレナは特待生でもとびっきりって事?」


 「いや、希少価値があるから呼び寄せただけで、能力がなければ大学へは行けないだろう」


 「大学?私達はまだ中1…あっ中二もいましたね」


 「奏。さっきから私の事を中二中二と言ってるがその意味なんとなく分かってきたぞ」


 「あら?分かったの?」


 「私みたいな考えの持ち主をそう言ってるのだろう」


 「中らずと雖も遠からずね。あなたの場合は実際に魔眼と神眼がある様だし微妙ね」


 「何だそれは。それより奏の属性を聞いてないぞ?さっきから偉そうに言うくせして大した事ないのだろ?」



  セレナは挑発的に言葉を発したが奏の反応は微妙だった。



 「えぇ。私は大したこと無いですよ」



  奏がそう言うとセレナは大笑いした。



 「口だけか?奏は口だけは達者なんだな。あははははは」


 「あのう、セレナさん。奏さんはペンタゴンのハイダブルですよ…」



 それを聞くと大笑いしていたセレナが止まる。



 「えっと、リース?本当?」



  セレナが急に淑やかになる。しかしリースが頷くと奏が言う。



 「私は所詮ペンタゴンのハイダブルですよ。神眼と魔眼の両方のお持ちのあなたほどじゃありません」



  そう言うがセレナは固まった。ペンタゴンってだけでもこの世界では上位陣だ。しかも既に2つはハイになっていると言う。


  もしそうならば自分では太刀打ちできないと思いセレナは態度を変えた。




 「今までのは冗談だよ!奏さん、リース。よろしくね?」



  セレナは淑やかに言うが既に時は遅かった。



 「中二なセレナさんこれからよろしくお願いしますね?後、私は奏と呼び捨てで構いませんよ?今まで通り」



  奏の無言のパーフェクトスマイルはセレナを恐怖で震え上がらせた。


  しかしリースが奏の悪ふざけに助け舟を出した。



 「奏さん。あんまりセレナさんを怖がらせちゃダメだよ?お兄さんだってきっとそう言うよ?」



  お兄さん…それは奏をコントロールする為のキーワードだった。


  大抵の暴走はお兄さんの事を出せば大丈夫だと、今までの関係の中でリースは気づいていた。


  その言葉は効果覿面(こうかてきめん)で奏は淑女な状態に戻っていた。



 「ごめんなさいねセレナ?現実にいる中二に出会ってつい口が過ぎました」


 「奏、頼むから中二というのはやめてくれないか?何だか妙に胸に突き刺さる…」


 「分かりました。それではこれから宜しくねセレナ」


 「よろしくお願いしますね。セレナ」


 「あら、リースが呼び捨てにするなんて驚きですね」


 「セレナの場合はさんって感じじゃないっていうか?」


 「リースはたまによく分からない基準を持ってますよね」


 「そうかな?まぁ、これからよろしくお願いします。奏さん、セレナ」


 「よろしく頼む奏とリース」



  こうして特待生女子寮の317号室に新たなる住人、ちょっと中二になりかけてるセレナ・クロウリーという新たなる仲間が増えるのだった。


  ちなみにメガネを外してる事について聞いて見ると返事が返ってきた。



 「眼鏡か?眼鏡は神眼と魔眼が暴発しないようにかけてる物だ。眼を凝らしたりしなければ眼帯だけで大丈夫だ。だから寝る時とかは外してても問題ない」


 「それじゃあ、眼鏡をかけないで目を凝らすとどうなるんですか?」



  リースがそう聞くとセレナはさらっと恐ろしい事を口にする。



 「魔眼は暴発するし、神眼は何らかの神眼が発動するだろ」


 「はい、眼鏡」



  そう言うとさっきから眼鏡を持ったままだったリースは素早くセレナに眼鏡をかけさせた。



 「そんなに怖がらなくても滅多に暴発はしない」


 「でもたまには暴発するんでしょ?」


 「希にってだけだよ。眼鏡は眼鏡で疲れるし」


 「駄目。眼帯と眼鏡はちゃんと装備しといて」



  リースの剣幕に驚きつつ眼鏡をかけるセレナであった。



 「リース。お前も案外強引な所があるな?」


 「私は平和が好きなだけです。そう言う意味では奏さんもセレナさんも注意しないとなんですよ」



  そういってリースが2人に注意をして話しは終わった。



 「ちなみにベットと机は窓側ですからね」


 「もう、決まってたのか?まぁ、私は朝の日差しなんて気にせず寝れるからいいがな」



  こうして317号室の新たなる日常がスタートした。

一分過ぎてしまたorz


さて今回の話し如何だったでしょうか?


序盤は和やかな食事から始まり。


そしてタイトルの通りデバイスを作りにGO。


今回でアルのデバイスのランスとバリアジャケットの全身鎧が登場


ミリスは武器が2丁拳銃スタイルと判明。


バリアジャケットはもちろん執事服でした。


今回の話しの後半は新キャラ、セレナ・クロウリーさんの登場でした。


中二病設定な中1のセレナさん。


眼帯付けてるのに眼鏡もかけてる、面白キャラが登場。


男なのにヒロインな主人公。


お兄様命の妹ヒロイン奏。


聖女の如きお嬢様ヒロインリース。


男気溢れるお馬鹿担当アル。


真の漢を目指してるのに絶対に女の子?ミリス。


そしてニューフェイスの邪気眼持ち(本当は神眼と魔眼)の小悪魔ヒロインセレナ。


これでとりあえずはルームメイト集合編は終了です。


とりあえず男3人、女3人のちょうど良い比率が誕生?


しかし、この後にも仲間は増える予定なのであしからず○┓ペコリ


次回は入学式編になります。そこで遂に主人公集団とヒロイン集団の邂逅が達成。


そして、入学式後のミリスのデバイスはいかに?


それと、セレナによる刹那達への助言とは?


今後共、「神々を超えし者を創りし世界」をどうぞよろしくお願いします。






すっかりお馴染みになってきた。刹那達能力説明です。



今回も男達から紹介ですが男の能力値の変化はアルの変身とミリスの変身のみです。


女の子はヒロインが1人追加されたのでセレナの項目のみ追加で他の2人に変化はないです。


その為既にステータスを読んだ方は今言った部分だけ読んでも構いません。

(もちろん全てを読んでもいいのですよ〜)


それでは能力説明をどうぞ


第一の男 主人公 遂に時守一族の能力解禁になったチートな 時乃宮刹那 4月12日生まれ。


力 単純な力は限界突破してさらに限界に。これは時守一族の異能者だからここまでこれました。

気力も常人より遥かに多く、それが異能者の能力の一つです。

気力付加ですでに超人な刹那。

しかし、折角覚えた魔力付加は気力付加と一緒に使えていない模様

新キャラの力を借りるまで気力と魔力の同時行使はできないので新キャラを待ちましょう。


技 瞬刻永神流、一閃、画龍点睛、龍牙追、翔波閃。家事スキル高し。執事ファンなのが判明。なので自身も執事スキルを幾つか保持。

一応、気力付加、魔力付加、魔力増幅。遂に文献読んで一気に技が増えました。

新たな技はクロノスシフト、クロノスドライブ、クロノスバインド。そして、逆鬼が言ってた思考加速。

最後にアイテムを創造する技マジックルーフェンと消す技マジックラディーレン


魔法 しょぼいフレイムアローが今では立派な子に(涙)

ダブルチャントでフレイムアローが超強力に。

トリプルチャントでフレイムアローが対戦車ミサイルを凌駕するレベルにというか比較するのが馬鹿らしい矢に。


容姿 髪は相変わらず黒のショートボブ。目は黒。顔はやっぱり女の子に間違われるレベル。まだ女体化してないのにすでに可愛い。

体はまだ発展途上だが、現段階では限界まで鍛え上げた筋肉に包まれている。しかし、やっぱり筋肉質に見えない謎体型。

女子寮で女の子達から格好良い女の先輩と勘違いされるという、刹那ならではのイベント発生。今後もご期待をば。


支持される層 変態という名の紳士を受け入れられる人 ミリスと危ない関係になりそうでも気にしない人


キャラを表すと 王子のキスで目覚めるヒロイン体質 今回は女子寮で女に間違われてた男。でも女の子化すればやっぱりレジェンドオブヒロイン




第二の男 ルームメイト 読者の代弁者的役割を与えられし熱血馬鹿野郎 現在医務室で不貞寝中 アルフォート・マギヌス


力 刹那に感化されて早朝トレーニングに付き合った結果本気出して刹那に負けた馬鹿。次回でランスのデバイス取得予定。

ランスの技は現在考え中。しばし待たれよ旅人よ


魔法 フレイムアローは属性的関係によりしょぼいと判明。しかし、ロックアローは刹那の通常フレイムアローと同程度だとか。

ただ、アルも魔力増幅は当然使えるわけで使い方次第でいくらでも強化できそう。しばらくは魔法は成長しません。残念。


変身 遂に変身。全身鎧のガッチガチの盾職でした。正し盾は装備してません。使う獲物(デバイス)はランス。しかも馬上で使うようなどでかい奴。


容姿 髪は短め、目と髪が黄土色。顔は男っぽさのあるちょっと残念なイケメン。

某医務室の方からのコメント追加。「境遇に似合わない良い子ね」だそうで密かに好感度アップしてました。


支持される層 暑苦しい奴 馬鹿共 エレウィスからは好感度高し。実は年上に好かれる体質。ちなみに登場してくるモブは意外とアルの事が好きだったりする。


キャラを表すと 1人だけ男で疎外感を感じ始めてる、根は寂しがり屋な馬鹿な真似もただのかまってちゃんなアル君でした。そんなアルは現在不貞寝中




第三の男 ルームメイト2 お風呂を怖がる、男の娘(なんか字に変化が)。魅了能力ヒロイン ミリスティム・セフィラム


力 相変わらず女の子レベル。魔力付加ができることが確定、だけど既に魔力付加を覚えた刹那より弱い。やっぱり女の子でOK?な感じの男の娘レベル


技 コンダクトは主人公との契約。家事能力は結構ある。武術系統全般ダメポ。相手の力を利用する合気道すら使いこなせない残念さん。

ただし、いつかは男として見返すと息巻いているので暖かく見守っててください。でも技は全然追加されない。


変身 デバイスは未登場だけど自動拳銃の攻撃用デバイスとリボルバー銃のサポート用デバイスの2丁拳銃でした。バリアジャケットはやっぱり刹那作画の執事服に決まりました。

字は銃を使い続ける内に○○(魔弾)のコンバットバトラーと呼ばれる様に。


容姿 遂に判明。茶髪の長い髪をアップ気味に後ろでリボンを着けポニーテールに、目は皆を魅了する赤い瞳。

体は華奢で顔は小顔でとても可愛いのが特徴。


支持される層 男同士のキスが許せる方 腐な方々 魅了され始めた寮生一同 新たなるジャンルを開拓するベンチャーな方々






ヒロイン説明


今回から変更があってもなくても書いておく。前のページ見るのめんどいかもと思ったので。



ヒロイン1 皆の妹と言うと「いいえ私はお兄様だけの妹です」と言う。キングオブ妹ヒロイン 時乃宮奏


力 多少の気のコントロールすると3階から飛び降り、登ってく位は朝飯前な模様、意外?と強い。神気は新キャラが出ないと発覚しないのでお預け!

神気を纏った奏さんはヒロインにあるまじき力技を使う可能性有り。


技 素敵な笑顔をあなたに届ける。パーフェクトスマイルと。泣き顔しながら上目線の誘惑攻撃。現在技の追加は刹那と同時の予定。


魔法 まぁ、どんな魔法もそつなくこなし、炎と雷系は正に神がかり的。そろそろ体調が回復してくる模様、実は旧型のスカウターは既にいくつもパリン済み。

魔法を使えばたちまち最強クラスの化物になる予定。


変身 まだ書かれてませんが黄色と赤が使われる予定。デバイスは杖を選択した模様


容姿 髪は黒のロング。刹那とデート後に髪型帰るか検討中。瞳は刹那とお揃いの黒。顔はこの世で表現できる限り最高の顔…の一歩手前。なぜなら一番は主人公に奪われるから♪哀れなり奏さん

身長体重BWHは乙女の秘密。正し12歳にして既に男性をその気にさせる色香を纏っているのでご想像にお任せします。


支持される層 妹萌えの方々 妹萌えの方々妹萌えの…以下永遠と 真面目に書けば男も女も魅了するので全層射程のあいも変わらずスーパーヒロイン


キャラを表すと 兄を他の女に近づけさせないように画策する影の暗躍者。妹分担当なのにお兄様しか目に入らない超絶ブラコン妹。読者様に対しても「私を見て良いのはお兄様だけ」と言ってしまう危険物指定系妹




ヒロイン2 皆のアイドルお嬢様。聖女の如き微笑みになぜだか萌え〜な言葉遣いの リース・フラメル


力 通常時ひ弱。魔力付加はミリスより上。使っても常人よりちょっとだけ動ける程度


技 魔法担当なので技がでない可能性あり。力も無く技もないが氷系魔法の腕だけは超逸品。

刹那君のちょっかいで技が完成するのか乞うご期待。


魔法 水の属性のハイシングルなので聖属性の氷を使える。とにかく回復はこの人にお任せというお助けキャラ。


変身 まだ書かれてないのでしばしお待ちを。とりあえず青色なのは確定要素


容姿 見た目は先にウェーブが掛かった長めで水色に白を混ぜた様な色の髪に青い瞳。とてもおっとりとしている感じの顔立ちでとても可愛い。可愛さランクは10段階で8だがお好きな人には未知数。

身長体重BWHは乙女の秘密。まだまだ体は発展途上。餅をつく音が聞こえてくるような…


支持される層 何だか癒されたいと思う人々 言葉遣いが何故か萌える方々 普通に好みの方 ちなみに回復魔法を受けるともれなく惚れさせるスキル持ち


キャラを表すと 一見普通の美少女だが好みにハマると中毒になる可愛さ。言葉遣いもちょっと僕っ子よりなのが特徴のおっとりお嬢様。常に皆の心を癒す聖女様系ヒロイン。




ヒロイン3 眼帯してるのに眼鏡までしてる。眼帯メガネっ娘という新たなジャンルの開拓者 セレナ・クロウリー


力 神眼により、肉体に宿る気力を操る謎の人。さらに魔力まで操る新たなる技の開拓者。

気力と魔力を合わせて戦う技を○○○○と言うのを何故か知ってる知識人

ちなみにこの物語で最初に気力と魔力を同時行使した人。

なので力は常人の遥か上を行く天才児(天災児)


技 神眼により、とりあえず透視が出来る模様。ヒロイン2人の心と身体(下着)を丸裸にした能力者。

他にも神眼により色々出来る模様。


魔法 魔眼は魔法を使う為の物。神眼は技。魔眼は魔法。これが神超ルール。

魔眼をまだ使ってないのでどの程度の強さかは測定不能。


容姿 青っぽい黒髪に銀色の瞳。左目に眼帯をしていてその上にメガネを掛けている眼帯メガネっ娘という新たなるジャンル。ちょっとツンツンしてそうな顔立ちで、とても可愛い顔をしている。

ちなみに胸からは餅をつく音が聞こえてくる。つまり(ペッタンペッタンつる?かどうかは秘密)です。でも胸はペッタン。体は引き締まっており意外と運動できそう。


支持される層 中二好きの方々 眼帯属性の方々 メガネっ娘属性の方々 ボーイッシュ1号のセレナが好きな人々 このお方についていける方々


キャラを表すと ちょい格好良いけどとっても可愛いボーイッシュ娘。神眼と魔眼を持ってるので中二設定な女の子 ちなみに天才故に天災を巻き起こすヒロイン。




ここからは毎度お馴染み文書。



今回は短め?(長いって?作者にとっては短いの♪)の後書き、


書籍化しても載せられない部分も書いてあるので小説家になろう限定特典とも言える物でございまする。


作者は後書きが長くなってしまう呪いに掛かってます。神父さんがいたら解呪をば。


さて、--------ここまで読んだ-------方々は勇者の称号を与えましょう。


それでは毎度お馴染みのセリフと共にお別れしましょう。


目指せ書籍化!現在10話区切りいいな♪やっと乗ってきたので頑張って参りましょう。


現在ブックマークが消えたり増えたりで15人で安定中♪(感謝です感謝(*´ω`人)感謝(TдT) アリガトウ)


でもまだまだ結局伸び悩み中ですので皆さん御慈悲を下さいorz


では評価、感想お待ちしております。ちなみに感想くれた方ありがとうでした。


他の方もよければどんどん感想をば


今回はちょっとの変化をした後書きだけど使い回しと切りby貼るがありました。


というか最後の言葉はやっぱり書籍化目指して頑張るぞ(*´ノд) ダヨネー( ´゜д゜)(゜д゜` )ネー(*´・ω・)(・ω・`*)ネー(書籍化を望む人が増えてる気がする!(作者の中でだけw))

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