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スーパーかくれんぼ

作者: 束間由一
掲載日:2012/01/31


 まさか、こんなところに隠れているとは思うまい。


 時空の彼方、第8小宇宙とカオトスパイラルの狭間にある「4次元公園」にある無機質な土管の中に僕が隠れているなんて誰も気付くはずが無い。


 しめしめ、今頃、探す役の鬼がわら君は大変な思いをしている事だろうな。見つかった奴と一緒に右往左往しているだろうな。


 しかし、この亜空間と言うものは居心地がよい。

 人間と言うものの痕跡も無いし、生命の流れが止まるから、お腹もすかないし眠くもならない、疲れないし、飽きる事も無い。不快感と言うものが無いのだ。ふわふわもわもわとした、林檎色の空も心を安らげる。



 トントン



 ん、何だろう。変な音がする。



 バリバリバリ!



 うわあ、何だ? 空間が裂けて行くぞ!?

 ま、まさか……



 「山城君、見ぃつけた!」



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