読者の心掴みに行かないといけない1話目
序章は色々詰め込みがち。毎日投稿。
ストーリー中、変なとこや矛盾感じるとこありましたらコメントでバッシングなり何なりしてください。
涙目になりながら満面の笑みで感謝いたします(←え、キモ)
不慣れで至らぬ所も多いと思いますが、何卒私めの矛盾だらけな妄想世界に付き合ってください(??)
かつて、この世界には伝説と呼ばれたパーティーが存在した。
一人は圧倒的頭脳を誇り、もう一人は圧倒的カリスマを誇った。
人々の知る『伝説』はこの二人のみとなっている。
だが、知る者のみぞ知る...本当の『伝説』は三人だということを―――
✧
「なぁ、みたか?今日の新聞。また何者かが魔物の集団暴走を止めたらしいぜ?」
「あぁ、みたみた。すげぇよな。今回の魔物ってあれだろ?AAAランク指定のバジリスクだろ?あんなの一体だけでも恐ろしいのに、スタンピードって...考えただけで失神しちまいそうだ。」
「なんで顔も素性も全て隠してんのかは知らないが、最近スタンピードやなんやを止めまくっているこの方には本当に感謝だな。」
「あぁ。あ、この方、伝説の英雄様方じゃないか?」
「ばか、したら素性隠す理由なんてないだろ。それに、今じゃどちらも皇宮特別部隊の隊長と近衛の隊長で貴族様顔負けのでっかい御屋敷に住んでる様な偉大な御方だ。しょっちゅう事件解決に走り回れるような立場じゃねーよ」
「だーよなぁ...ほんと、誰なんだろうなぁ」
✧
〜帝都の、とある家庭にて〜
「ねぇねぇ、ママ。ぼく、大きくなったらミヤルさまみたいになるんだ!!」
「あら、そう?じゃあ、頑張って強くならないとね!」
「うん!!じゃあ、もういっかいご本よんで!!」
「もう、これで十回目よ?」
「もっかい!!!」
「しょうがないわね...
『昔々、あるところにとても強く、人気者の少年がいました。
その少年の名前はミヤル・ルコフスキー。
彼はどこへ行くにも常にお友達が周りにいました。そんな彼が七つの頃のことです―――
そして、この大陸は平和になりましたとさ―――おしまい。』」
そう言ってその女性はゆっくりと絵本を閉じた。
「ぼく、えいゆうの二人みたいになれるかな?」
「うふふ、きっとなれるわよ。さぁ、もう遅いんだから、おやすみなさい」
「はぁーい、おやすみなさい。ママ」
.........
......
...
「そろそろあの子に言ったほうが良いんじゃないかしら」
「いや、まだだ。あいつがもっと大きくなってからだ、俺の話をするのは」
「そう、ね。あの子のためには言わないほうが良いのかもね。あなたがあの子が大好きな伝説の英雄の『カイン様』だってことは...」
カインと呼ばれた男は、夜風の吹く窓の外を虚ろにみつめては深くため息をついた。
「あいつの望みとありゃしょうがないけどなぁ、伝説は三人だろうがよ。なぁ、アラス。お前があんなところで死んじまうなんて、俺は今でも信じられねぇよ...」
帝国の英雄、カインの呟きは静かに夜景へと溶けて消えた。
✧
帝国の辺境の森奥に、その男は暮らしていた。
後ろで細く束ねられた白銀の髪は風に優雅に揺られ、その星空を閉じ込めた様な瞳は窓の外に微かに見える帝都の明るい光に向けられていた。
「なんか、カインに話しかけられてる気がする。うわぁ、ゾワゾワする〜」
そう言って誰もいない家で独り身震いをする彼は誰なのか...後に、カインの息子とこの男は運命とも言える出会いを果たす......はずだ。多分。
一話目読んでくれてありがとうございます。毎日投稿します。
序章は書いててつまらんのですが。読むのもつまらん気がするんですが。全部すっ飛ばしてクライマックス行きたいんですが。
ただの文章書くの下手な人です。すいません。
でも、こんなアホでも応援してくださると幸いです。
【ポイント評価】【ブックマーク】でシックスパックができ、【イチオシレビュー】で六甲山をスキップして頂上まで登れる気がするので私のシックスパックにご協力お願いします(?)