表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
66/367

きれいな色

 魔王城の魔王の私室で、魔王な女の子がこたつに寝そべっていた。

「だらーん」

「なに言ってるんですか……」

 執事な男の子があきれた様子で魔王を見る。

 魔王は言った。

「打製石器がだめだったので磨製石器を作ろうと思ったら、執事くんがそういう問題じゃないってー」

「実際違ったでしょう」

 執事の言葉に、魔王がこくんとうなずく。

「だからちょっと文明的にステップアップして、青銅製の武器を作ろうと思ったんだけどー」

「だけど?」

「ルリエラちゃんがねー、だったらブロンズゴーレム作ったほうがましだってー」

「…………。そもそも青銅で武器を作ってもカロンさんの力には耐えられないでしょうしね」

「えー」

 魔王が残念がって声をあげる。

 こたつの傍らから金色の剣を持ち上げた。

「せっかく青銅器を作ったのにー」

「……結局作ったんですか、青銅製」

「うんー。ちなみに綺麗な色をしてるけどこれがさびると青銅色、緑っぽい色になるの」

「そうなんですか」

「……ところで長い旅からシュなんとかくんが帰ってきたんだけどー」

「というかまた旅行に行ってたんですか、あのかたは」

「なんだか人間に不穏な様子があるって」

「え?」

 執事は魔王の言った意味合いを理解できず、ぽかんと立ちつくした。

青銅の話。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ