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高く

 魔王城の一室で魔王な女の子が風景画を眺めていた。

 食器の片づけを終えた執事な男の子が通りがかる。彼は足を止めて魔王に訊ねた。

「どうしたんですか、魔王様。じっと絵を見て」

「この絵はねー、南にある高原の様子を描いてるんだってー」

「はあ」

「それでねー。高原の民たちが高原に住むのは、涼しくて住みやすいからなんだって聞いたことがあるの。標高が低いところと比べて」

 魔王の言葉を聞きながら、執事は高原の生活に思いをはせる。

 そんな中で魔王が言った。

「だからね、夏の間だけ魔術を使って魔王城の下の土を持ち上げて山にすればいいんじゃないかなって思うの。きっと涼しいよー」

「食材を買いに行くのが大変になるからやめてください」

「えー」

「そういうことをする前にまず、季節を問わずに使っているこたつ布団をなんとかしましょうよ」

「だって気持ちいいんだもんー」

 魔王は頬を膨らませた。

高原の話。

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