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逃げる

 魔王城の一室で魔王な女の子がわくわくしながら執事な男の子がやってくるのを待っていた。

 しばらくして執事がシチューを持ってやってくる。

 魔王はちっちゃなスプーンを手に持ち、ぐつぐつと煮えたぎるシチューを食べてご満悦の表情だ。

 執事はじーっとその様子を見ていたが、言った。

「熱いですよね、それ」

「えー。おいしいよー?」

「なんていうかこう、普通離れしてますよ。さすが魔王という気がしないでもないですけど……」

「えー」

 魔王は不満そうな表情だったが、それからにっこりと笑顔を浮かべて腰を浮かせた。

「そうだ。執事くんもひとくちー」

「やめてください。いや、本当にやめてください」

 シチューの乗ったスプーンを差し出されて、執事は逃げた。

シチューがおいしかった話。

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