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2キャラ目、燃料

丘の上の城郭都市、バルゴンディア王国の王都が見えていた。


見えてしまった。


本来ならば、こんなに近くにあるはずがないのだ。


いつからか、いつの間にか、『奴』が「距離」を喰っていた。


この荒地での戦闘中に、王都のある方角に向けて『世界喰らい』を放ち続けていたようだ。



『奴』と邪神たちは、既にこの荒地にはいない。

おれは転がる岩の上を跳び走りながら、現在の戦場となっている草原の方向を確認する。

草原の一点が『漆黒』に塗り潰されている。

『世界喰らい』で世界が喰われ、風景が描き換えられていく。

その方角の先には、常に王都がある。

やっぱりそうだった。

例外もあるが、ほとんどの『世界喰らい』が王都方面に向けて放たれている。

『奴』と王都との間にある空間が喰われていく。

空間が喰われて減っていく、つまり、距離が縮んでいくということ。

地球の日本で生まれ育ったおれは、大好きなマンガから、「空間を削り取る能力」の使い方を学んでいた。

それが、『奴』の狙いを推測できた要因の一つだった。

そしてもう一つ。


もしもおれが『奴』だったなら。


このクソ嫌な思考を繰り返さなければ、気が付かなかった。


一連の思考を、もう一度反復する。


『奴』にとって、必要なものは『認識不可』なのだ。

安全に、死なずに殺すためには、『認識不可』を回復させねばならない。

回復させるためには、喰らう必要がある。

『奴』が喰ったものを思い出せ。


ーーー強者の肉体、それに宿る魂ーーー


みすみすエサにくれてやったのか、と、そう邪神は言っていた。

おれが蚊帳の外にされていたときの、邪神と『暴風花』の会話。

第一陣と第二陣の『天秤』は、既に『奴』に喰われていたのだ。

強敵を喰えば、強大なエネルギーを入手できる。

だが、おれならどうする?

現在の敵は、『暴風花』と、『道断の反英雄』、『反抗の英雄』、そして邪神。

機動力と回避力、継続火力と瞬間火力。

おれが『奴』なら絶対に戦いたくない相手ばかりだ。

戦いたくない、しかしエネルギーを喰らって手に入れたい。

それならどうするか。


さらに記憶を漁る。


おれは他にも、『奴』が喰ったものを知っている。


運命改変14日目。

その日、『奴』が喰ったとしか思えない光景を目撃していた。

鮫馬と戦ったあの林の中の、魚馬の群れが暮らしていたあの池を、『奴』は喰ったのだ。

そこから一つの答えが導き出される。

喰えるのならば、強者でなくてもかまわないということ。

肉体と魂、強力なものでないなら、大量に喰えば賄える。

じゃあ、大量の肉体と魂を確実に喰える場所は、いったいどこにある?


ーーーありゃあ何か、巨大な化け物に喰われたんじゃねぇか、って思っちまったーーー


13日目、島で出会った『流れ島の三兄弟』の、大兄貴の言葉だ。

大量の肉体と大量の魂を、確実に喰える場所。

その答えは都市だ。

『奴』には、都市を喰った前例があったのだ。

水精領域都市国家同盟、盟主都市アラーネイ。

その都市が消えてしまったのは、13日目の時点で「ついこの間」のことだと言われていた。

おそらくは、運命改変スタート時点から、間も無くのことなのだ。


その時期に『奴』がアラーネイという都市を喰ったことに、どんな意味があるのか?


ーーー先代運命の女神が、『奴』に敗北したーーー


それがつい『昨日』、運命改変スタート時点の、前日のことだと教わった。

おれの先生、万眼先生から、そう教わったのだ。

運命改変1日目、その前の日に、神が敗北した。

そう、「敗北」なのだ。

あの先生はたしかにそう言っていた。

消された、だとか、殺された、だとか、そういう一方的な表現じゃない。

「敗北した」ということは、それはつまり、「運命を司る女神」と『奴』が交戦した、ということだ。


ならば、『奴』は運命改変スタート時点の日には、その戦いによって消耗していた可能性があるのではないか。


だから『奴』は、回復するためにアラーネイという都市を喰ったのだ。


これらのことに気が付いたおかげで、おれはようやく王都の存在を思い出すことができた。


王都からこの荒地までの距離は遠かった。

あれだけ遠く離れていた王都が、この戦いに影響を及ぼしうる、などと、つい先ほどまで考えてもみなかったのだ。

そのせいで、今までこの戦場の中心地点である『奴』にばかり目を向けてしまっていた。

戦場の周囲の地勢に考慮すべき点は存在しない、そう思い込んでいた。

だから王都の存在をまるっきり忘れていたのだ。

おそらく、邪神や『天秤』たちもそうなのかもしれない。

実際に戦場にいるあいつらのほうが、よほど『奴』から目を離すことなどできないだろう。


だから備えた。


今、ここで。


この戦場で動き出せるのは、おれしかいない。


左手方向、おおよそ北の方角に戦場を確認しつつ、王都に向けて荒地を駆けていく。

ちくしょう、やっぱりそうだ。

草原は、この荒地から東の方向に広がっていたはずだ。

おれ自身、その方角から走ってきたから知っている。

それなのに、今見ている戦場、北の方角が草原になっている。

荒地が喰われて、草原が歪に引き寄せられてしまった。


(ふむふむ、例えるなら、和室のふすまの隙間から、隣の洋室の絨毯の一部が畳の上にグイィッと引きずり込まれた、という感じか?)


なにそれわかりづらい。

畳が荒地で、絨毯が草原、荒地の中に草原がグイィッと引き寄せられた、って意味だよね?

うん、某奇妙な冒険の第三部ラストばりの比喩表現を用いた解説をわざわざありがとう。

でもね、邪剣さん、もう無明の魂も預かってもらったし、けっこう冷静になれているので、そんなにリラックスさせてくれようとしなくても大丈夫なんですよ?


(そういうのじゃなくて、ただマスターの最高の相棒としての役割を果たしただけなのだぞ)


はぁ、役割ですか?


(うむ、物語に一人は必要な、解説君ポジションとしての面目を果たしたのだ!)


いやいやいや、そりゃたしかに、解説君ポジションはどんな物語にも必要だけどさぁ……。

でもねぇ、こんな局面で、そんな残念を発揮するもんかい?


(こんな局面だからこそ、マスターには残念成分が必要なのであろう?)


その認識は違うから!

残念成分がおれの原動力みたいな言い方やめて!!


(さて残念マスター、そういうわけで、方針を教えてほしい)


あっ、軽く流すね?

そっちから振ってきたネタなのに、唐突に打ち切ったよね?

………まぁ、うん、そうだな。


邪剣、1日目の夕暮れ時のこと、覚えているか?


(我はね、マスターと出会ってからのことは、全部しっかりと覚えているのだぞ)


(……それに、あのときのことは、忘れるはずがないよ)


そうだよな。

おれはあの日、あの赤い光景を目にして、それで初めてこの世界を救おうと思ったんだ。

忘れていないなら、わかるだろう?


(………うん)


おれたちは救う。

あの王都にいる、この世界の住人。

一人でも多く、救うんだ。


(『奴』とは戦わない?)


そうだ。

戦わない。

結局は、この戦場に来る前に立てた方針と同じだな。

今はまだ勝ち目が無い。

だから少しでも損害を減らす。


(我も、勝算は低いと思っている。しかしマスター、今は天秤や邪神様たちの方が優勢に見えるのだ。力を合わせれば、『奴』を一度は退けて、あの都市を守ることもできるのではないか?)


いや、おれの想像が正しければ、それは無理だ。

『奴』がまだ積極的になっていないからそう見えているだけだ。

似てるんだよ、おれと『奴』の思考は。

『奴』にとっては、この戦いは単なるアクシデントに過ぎない。

だから、この先のことを考えて力を温存しているはずなんだ。

『暴風花』と戦ったときのおれと同じだよ。

『奴』はその気になれば、もっと強力な攻撃を仕掛けることもできるはずだ。

無明との戦闘で見せたような攻撃手段を、この戦場ではまだ温存している。

精密で連続した『世界喰らい』も、自身すら巻き込む超広範囲の『世界喰らい』も、今の『邪剣使い』では絶対に避けられない。


(くふふーっ、流石は我のマスターだな!)


オイ、ちょっと待て。

ひょっとして、今の試しただろ?


(うむ、マスターの暴走を止めるのも我の大事な役割だからな。ちゃんと冷静でエロイ……エライぞっ、マスター!)


なんでそこでエロイとエライを間違えた!!?

いや、間違えてないけどね!?

あぁくっそーなんでこんな戦いに巻き込まれてんのかなぁッ!?

そんなことよりいろんなオ◯パイに埋もれて溺死したいなあアアァァァァーーーッ!!!!


(こんな戦いに巻き込まれてなくても、いろんなオッ◯イに埋もれることなどマスターには絶対に確実に不可能なのだぞ)


あぁ無情ッ!!!!


(………でもね、この戦いが終わったら、Cカップの双丘に埋もれることができるみたい)


おぉ激情ッ!!!!!

暴走止めるのが役割とか言っといておれを暴走させてんじゃねえかあぁぁーーーッ!!!!

っていうか死亡フラグじゃん!!!

それでもおれは絶対に生存フラグだったことにしてみせる!!!!

おれ、この戦いが終わったら、邪剣のオッパイに埋もれるんだ……。


(生き抜いてね、マスター)


もちろんだ、愛剣。

燃料投下ありがとよ、気力充填完了だぜ。

王都まで全力疾走する。

さて、これが今日の戦いで最後の移動時間になるだろうか。

最後の情報収集、しておくべきか。

邪剣、もう一つ付き合ってもらおう。


(なんなりと、我が主)


ノリ良し。

ならば教えてくれ。


『呪い』とは、いったいなんなんだ?


(………マスター、『奇跡』については説明したはずだったな?)


あぁ、神性に関することは、水精領域を通過する道中で教わったよな。

たしか、「神性を消費して、この世界の理が許容する範囲において願望を適用する」だったか?


(うむ、それで我は神になることなく、自分の神域を手に入れたのだ)


で、それが『呪い』となんの関係がある?


(『奇跡』と『呪い』の差は紙一重なのだ)


(抱いた願望が、世界の理に許容されないモノであったなら、それは『呪い』となる)


世界の理に許容されない願望、か。

でもおかしくないか?

世界に許容されていないのに、適用されてしまうなんてことがあるのか?


(………通常ならば不可能だ。だが、尋常ならざる強力な神性を消費することができたなら、それも可能となるようだ)


(あとは………幾度かの『奇跡』を起こした経験があれば、世界の理に働きかける力も強くなり、『呪い』の適用が容易になる、とも言われているらしい)


なるほどね。

強力な神性か、『奇跡』を起こした経験、ね。

じゃあ、誰でも手軽に『呪い』を扱えるってわけじゃないんだな。


(うむ、そのとおりだ。つまりは、神か英雄か、強力な力を得た者だけが、『呪い』に堕ちてしまう可能性があるということなのだぞ)


よくわかったよ。

じゃあおれが『改竄』ってやつができたのは、やっぱり万眼先生からもらった神性があったからか。


(もちろんだ、マスター)


それで、『奴』の正体はもともと神か英雄か、その可能性が高いってことになるわけだ。


(うむ、あれほど強力な『呪い』だからな、他に正体は考えられん)


おけー、把握した。

ありがとうな、邪剣!


(……うん、これが我の役割だからな!)



愛剣を握り締めて走り続け、荒地から草原に突入した。

チラチラと戦場を確認しつつ、疾走しながら思考を積み上げる。


邪剣が何かを隠していることには気付いていた。


『奴』の正体が神や英雄なんかじゃなくて、たぶんその対極にあるモノだからだ。


おれがきっと似ているからか、そんな感覚がある。


だが、指摘はしない。


邪剣も、隠せているとは思ってなかっただろう。


でもお互いに言わない。


おれのためにそうしてくれた、そんなことわかりきっている。


やはり『改竄』は二度と使ってはならない。


おれの先生と、おれの愛剣のために。


その前提で思考を進めよう。



視界の端に何かが見えてきたのは、そのときだった。



王都のある方角。

何かの集団が、草原の上を戦場方面へと接近してきている。

馬だ。

騎馬だ。

騎兵の一団!!

ちくしょうッ!!!

なんでだ!!?

なんでこんな戦場に近づいて来やがる!!?

まずいまずいまずいまずいッ!!!

どこのバカが率いていやがるッ!!?

引き返せよッ!!!!

くそッ!!!

どうにもできねぇ!!

止められねぇ!!!


『漆黒』に瞳が浮かんだ。


視た。

何かを確認した。

そして『奴』は瞳を消した。

邪神を乗せた『道断の反英雄』が大幅に跳び退がり、それを追うように『暴風花』が遥か上空に避難、『反抗の英雄』らしき人影が風にすっ飛ばされる。


大規模な『世界喰らい』が、王都方面に放たれた。


おれには『世界喰らい』の攻撃は見えない。

それが大規模だとわかったのは、『天秤』たちの回避の距離の大きさと、そして、急激に引き寄せられた騎兵隊を目にしたからだった。

今までに得た情報を思い出す。

『奴』が積極的に『世界喰らい』を発動する条件はおそらく二つ、そう推測していた。


エネルギーの収支を気にせず仕留めなければならない敵がいるときか。


そして、エネルギーを獲得できるようなモノを食べるとき。


推測のとおりだ。


『奴』はあの騎兵隊を喰うつもりだ。

人数は、三十騎いるかどうかといったところか。

少しずつ離脱者が出ているようだが、何も知らずに今も戦場に接近してきている。

だが、それはつまり、『奴』に向かって接近できるほどの強兵ばかりであるということ。


『奴』は恐怖を振り撒いているのだ。


おれも一度は逃げ出してしまったからよくわかる。

精神体であるおれは特に精神攻撃に弱いらしく、それで万眼先生が精神防壁を授けてくれたのだ。

あの騎兵隊は生身の人間たちのはずだから多少はマシなんだろうが、それでも『奴』の恐怖に耐えるには強靭な精神力が必要なはずだ。

離脱している騎兵は、恐怖を克服できなかったんだろう。

大部分が優秀な、勇猛な騎兵隊。

異変を察知した巡視部隊か、王都を守る近衛なのか。


勇猛な騎兵隊、数十騎分の肉体と魂が接近してきている。


もう一度、『奴』が大規模な『世界喰らい』を放つ。


騎兵隊がまた瞬時に前進した。

大量のエネルギーを消費しているのだろう、『奴』は自身の周囲もまとめて喰らっているようだ。

そうすれば『天秤』たちは接近できない。

ちくしょう。

動き出すのが遅かったのか?

もっと早くに決断していれば。

もっと早くに気付いていれば。

全力で走る。

まだ遠い。

数騎、『暴風花』の風に吹き飛ばされた。


またしても世界が喰われた。


王都が近い。

王都方面から駆けてきた騎兵隊との距離を喰らうほど、その後方の王都も接近する。

燃料補給の目処がついたのだ。

あの騎兵隊は燃料。

このまま『奴』が王都までの距離を喰らい尽くすための予備タンク。

あの大都市まで辿り着いたなら、それまでに使い果たしたエネルギーを補って余りあるほどの肉体と魂が手に入るだろう。


これからそうなる。


騎兵隊が消滅した。


馬首を返し、おそらく退却しようとしていた最中だった。


だが遅すぎた。


『奴』の燃料と成り果ててしまった。


救えなかった。

遅すぎた。

奥歯を噛み締めて走り続ける。

おれが走って稼いだ距離よりも、『奴』の数回の大規模な『世界喰らい』のほうがよほど王都を引き寄せている。

もう間に合わない。

あの騎兵隊がいなければ間に合ったかもしれないのに。

いや、おれが救えなかったせいだ。

こんなおれなんかが神の代行者だからだ。

郊外の農地がもう見えていた。

王都だって間に合わない。

誰も、一人も救えない。


轟音が響いた。


『道断の反英雄』と邪神の一撃が、『奴』の『世界喰らい』を掻い潜って炸裂したのだ。

でも、後方に押し返したわけじゃない。

王都方面に『世界喰らい』を放つ『奴』の正面からは、仕掛けることができないのだ。

真横から殴り飛ばすのがせいぜいのこと。

思い返してみれば、きっとあの荒地にいたときからそうだったのだ。

最大の攻撃であり最大の防御である『世界喰らい』、それが放たれる正面から攻撃することなど誰にもできない。

『世界喰らい』を避けて、横か、後ろからぶっ飛ばすしかない。

それを利用して、『奴』はあえてぶっ飛ばされていたんだろう。

ダメージと引き替えに、敵の攻撃すら移動手段として利用していた。

……くそっ、今さら気付いてどうする!!

某奇妙な冒険の第三部のラスボスの、『逃走経路』と同じ作戦じゃねーかよ!!!

ちくしょうッ!!

ちくしょうッ!!!


風が吹いた。


背中を押された。

煌めく白銀の装具が、黄金の髪をなびかせて草原と青空の間を飛んでいく。

それに引き寄せられるように、おれの脚が風を受けて力強く地を蹴り進む。

王都へ向けて、『暴風花』が飛び去っていく。

轟音が聞こえた。

最後にその方向を確認する。

邪神を乗せた『道断の反英雄』が、十数人にも増えていた。

幻だ。

『反抗の英雄』が作り出した炎の幻に紛れて、小姓と主人が『漆黒』を横合いから殴りつける。


(マスター、邪剣使いのスローガンは、死んでても死んでないっ、だぞ!)


ふっ。


こんな局面で、そんなネタ引っ張り出してくるか。


死んでても死んでない。


自分で言っといてなんだけど、ぜんぜん意味わかんないよな。


あぁ、いや、つまりあれか、実はこういう意味か。



不屈。



まだ間に合う。


まだまだ負けてない。


おれたちの戦いは、これからだッ!!!!

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