表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

虚空の星

西暦21世紀。地球はとある者たちに支配されていた。機械文明社会。何も知らない人間は自分達の手柄だとそう言っていた。




機皇帝 パイロンは編隊を組み地球に進路を進めた。




[パイロン様。お見せしましょう。今や我々の奴隷と化した者たちの姿を][オオ!美しい。皆、輝いて見える。我々の支配下も目前ではないか][ハイ。一気に落としましょう][ところで我が息子ウオーサムは何処だ?王位継承の修行もさぼりまた地球か?][ヘエ。坊っちゃんならまた行かれましたが。連れ戻して参りましょうか][まあ良い。遊ばせとけ]





[フーン。オラは知らねーけど変わった星だよな。地球って。そんなに支配下になりたいのか?]赤きマントの戦士は歌舞伎町を眺めていた。[今日は何をして遊ぼうかな]男は指を鳴らす。信号が一斉に停まり、交通事故が起こる。[ケッケッケッケッ!ストライク!イヤーおもしれーなー人間は。ちょっとイタズラしただけでこれだもんな]





[お前!降りてこい!][ハーッ?俺様か?上等だよ。あんた]赤いマントの戦士はビルの屋上に降りた。[で、何して遊ぶの?]赤きマントの戦士は屋上の鉄柵から下を覗いた。その男は茶色いフードを被っていた。[俺は機皇帝の息子ウオーサムだぜ。知ってんの?][貴様の登場を待っていた。我が名は、アディール。精霊使いだ][精霊?ハハーン。そんなもんまだいたの?][忘れられた者だ。人間からな。この世を創った創世主。人々の記憶から消えただけだ][なら消え去れよ。俺らの天下なんだぜ][イヤ。人々を救済に来た。ただそれだけだ。ウオーサム。一戦どうかな?どうせ暇なんだろ][まあな。退屈凌ぎにはなるのかい?精霊さんよ]





ビュン!ビュン!




ビルをかけ上がり、ウオーサムに拳を当てる。




[グハッ…………ハエエ!何だ?こいつ][まだ刀は抜いてないんだがな。ウオーサムさん][キッサマー!油断しただけだ!ハンデーだよ!くれてやる]





こうして謎の精霊アディールと機皇帝パイロンの息子ウオーサムの戦いが始まった。人間には見えなかった。





続く

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ