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最後の日   作者: saya
1/1

最後の日(前編)

白歌の小説を見て、久しぶりに思い出したから書くね。

私は、6月22日

世界でたった一人の大切な人を亡くしました。





おじいちゃんが病気と知ったのは、去年の冬。

あまりみないから全然知らなかった。


はじめに聞かされたのはお母さんからだった。

私は、その時、少し特別な感じがした。


それから、数ヶ月間名古屋にあるおじいちゃんの病院にお見舞いに行った。

お見舞いに行くと、おじいちゃんは話してくれた。手を握ってくれた。

今年の四月。

おじいちゃんは、私の市内の『緩和病棟」に転院することが決まった。


私は、嬉しかった。

「やった!これからはいつでもおじいちゃんに会える!」

私は、そう思い、その日も学校へ行きました。


おじいちゃんはが転院してからは、名古屋にいるおばあちゃんが一人で電車に乗ってきたり、おじさんと一緒に病院に来ていた。

私も妹も学校から帰ってきたらおじさんがマンションの下に迎えに来るのが日課になっていた。




夜にお父さんと2人で行った時もあった。

おじいちゃんは前いた病院より、すごく生き生きしていた。

「やっぱり、家みたいだもんね。ここ。

落ち着くよね。」

おじいちゃんの夜ご飯の卵豆腐をもらうこともあった。

私は、たくさんたくさんおじいちゃんと話したくて、「今日もいこ!」

そうゆう我儘ばかり、お父さんに言っていた。


6月21日


この日は、いつも仕事でおじいちゃんのお見舞いに行けないお兄ちゃんが行けることになった。

私は、それが嬉しかった。

「やったー!お兄ちゃんも一緒だね!」

そして、その日、おじいちゃんの病院に行くと、おじいちゃんは私たちが来たことを喜んでくれた。

そして、一人ひとりに握手をした。

おじいちゃんの手は暖かく、温もりがあった。

私は、おじいちゃんに「また明日来るね!」と元気に言った。


その日の夜は、おじいちゃんの病院から近い「デニーズ」でご飯を食べた。

私はご飯を食べた後チョコレートパフェを食べた。


デニーズを出て、またおじいちゃんの病院に来た。

私のお父さんとおばあちゃんとおじさんは交代でおじいちゃんの病院に泊まっていた。

正直それが羨ましかった。

だって、おじいちゃんと長い時間、一緒にいられるんだもん。

今日は、お父さんの番だった。

車を出て、お父さんは「じゃあ、また明日。」

と、言い

病院に歩いて行った。

お父さんが降りて、家に向かう車の中で、私はみんなに学校の話をした。


そして、マンションに着き、いつも通り、お風呂に入って、部屋に入った。

その日は、パソコンをいじらず、ベッドに入った。

ベッドで妹と少し話をし、そのあといつの間にか寝ていた。

その日、見た夢は、すごく楽しい夢だった。










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