1.
Q、ある日あなたは目が覚めたら知らない世界のお嬢様になっていました。さて、まずは何をしますか?
※主人公がいつもいる世界は日本です。
うーん、眩しい。
「むにゃ…もう夏休みだから学校行かなくていいよ…?」
そう呟いで二度寝しようと枕を手繰り寄せると、聞き覚えのない声が返ってきた。
「おはようございます、お嬢様…お医者様をお呼びしましょうか。お加減はいかがでしょう。」
「は?」
頑張って薄目を開けるとそこには漫画に出てきそうなかわいいメイドさんがいました。
え、え、え!?
なんなのこれ夢?夢だよね。そうだよね、と自分を納得させて周りを見渡すと天井には豪華なシャンデリア、室内にはゴージャスなソファーと机、ついでに私が寝ているベッドも天蓋つきのものだった。
「わぉ。どゆこと?」
完全に意味わかんなくてメイドさんに聞くと、
明らかに頭の上にはてなマークを浮かべている私を見て察したのか、
「お嬢様さては寝ぼけておられるのですね。朝でございますよ。昨日から体調が悪いとおっしゃって部屋にこもっていたのをお忘れですか?」
「え、ええ。」
そんなの知らない、けどもとりあえずお嬢様っぽく言ってみた。えー、どうなってるんだこれ。しばらくしたら現実の朝に戻るってことかい?私夢をまずあんまり見ないからな。記憶喪失のフリかそれっぽく振る舞うか…だが結局目が覚めるというならば何しようが関係ないんじゃないか。
「体温をお測りしますよ。、、、まだ微熱があるようですね。お嬢様、食欲はございますか?」
「…お腹は空いてないけどそれより水が飲みたいです、わ。」
「承知しました。水を持って来ますので少々お待ちください。」
そう言ってメイドさんは去っていった。
お嬢様ってまじで言われ慣れない。
現実で呼ばれてたらどこの富豪の方?って感じだし私の親普通に自営業してる一般人だよ。
…そんなことをぼんやり考えているうちに、また眠くなって来たので私は目を閉じた。
再び目を閉じると、今度は見慣れた天井。
「「あ、帰ってこれたんだ。」」
声に出すと、より実感を感じて安心する。
…ん?
え、空耳?
さっきの自分の声が誰かとハモっていた気がして
周りを見渡すと
「こっちこっちー」と空中にふわふわ浮いてる
よくわかんない生き物がいたのであった。
「コンニチハ〜。ボクの名前はね…異世界珍獣って呼ばれてル〜この世界の神様だヨ!」
うさんくさ。異世界珍獣ってそのまんまじゃん。
「なんか信じてなさそうな顔だねー。テカ、いせかいちんじゅうってなに?」
「逆に知らなかったの!?」
「だってサ〜、一応そいつボクの弟子の主人だから。ボクの方がえらいんだから意味きいたらなめられるじゃん。」
なるほど?それはたしかし。
「で、それはそうと。君あの子と入れ替わってくれない?」
本当に神様なのかもわからない異世界珍獣は、そんな爆弾発言をした。
誤字脱字あったら言ってください
夏休み中暇じゃないけど暇じゃないけど暇なので、時間がある時に書かないと思うけど書くかもしれません。




