125 とある3回戦待ちの待機日
今日も平和な待機日です。
3回戦を待つ俺達は、もうすでに慣れっこになった宿泊所での生活を送っていた。
一日のスケジュールで最も優先されるのはグラウンド練習と、その準備に備える仕事。弘前高校は野球部の総部員数が少ないため1年生と2年生の率が高いが、ウチでは先輩の仕事をすべて後輩が行う、などという制度は存在しないため、現場での雑用を除けば自分の練習準備も道具の手入れも自分達で行う。
最初は準備や道具の手入れに不備がないかと、バタバタしていた俺達だったが。試合間隔が開いてしまった間にすっかり慣れっこになってしまい、ここ最近ではグラウンド練習の時間から逆算して必要な作業を最短時間で消化できるようになっている。そのため、少しでもまとまった空き時間があると、有効に使えるようにもなっていたのだった。
「…… あのう、弘前高校さん? 」
「はい? 」「何かしらね、余慶学院さん? 」
休憩所の隅っこのテーブルを使って、1年の課題の監督…… 苦手な科目の指導というか個人指導みたいな事をしていた俺と山崎が、すっかり顔見知りとなった余慶学院の野球部員に声をかけられていた。
「なんで勉強しとるん? 」
「…… 高校生だから? 」「この子達、夏の課題の進行が遅いからね」
全国大会の最中とはいえ、夏休みの期間である以上は夏の課題からは逃れられない。特定の研究課題などは全国大会に出場している、という理由で簡単な課題に振り替えられ手加減されていたりするけれど、一般課題の量は別に減ったりしないのだ。
2回戦までの待機時間が長かったから、ほとんどの部員はノルマ以上の課題を終わらせ、あるいはほとんど終了させているため問題は無いのだが、ごく一部の部員は誰かが面倒を見て、あるいは監督してやらないといけない。もちろん夏の甲子園、選手権大会のスケジュールが全て終わってからでも追い込みをかければ何とかなるとは思うが、今年は大会の進行が遅れているから余裕ぶっていると危ない事になるかも知れない。
仮にも進学校であるし、文武両道なイメージが存在しているような気がしなくもない弘前野球部なのだ。野球部員は夏の課題提出ができませんでした、などというのは良くない。時間は有効に使わねば。
去年は1年生だった俺達も、今年は2年生。少しくらいは1年生の勉強を見てやらないといけない。俺達は夏の課題をほとんど終わらせちゃってるし。
「お、おおう…… 夏の、課題」
「そっちはもう終わってるの? 」「後に回してると大変よー? 」
ああ、はい。お気になさらず。しつれいしました。
と。そんな事を言いながら去って行く余慶学院の人だった。
「…… もしや、今まで忘れてたとか? 」
「うーん? あっちの学校にスポーツ特進クラスとか存在してたりしたら、夏の課題とか存在しないのかも…… どうなのかしらね? 」
えっ何それ。そんな学校っていうか、そんな学生存在するの?
「ウワサによると、寮生活で生活の全てがほぼ野球奴隷な野球部の場合、必要最低限な一般常識レベルの勉強以外、ぜんぜんやってない、という学校もあったとか…… その学校の野球部が今もそうなのか、余慶学院の野球部がそうなのかは、分からないけど」
「大丈夫なんですか、それ」「プロに進まない人どうすんですか? 」
「最低でも社会人野球部の関係で就職しないと…… 」
「スポーツ進学かなぁ」「ちょっと怖いですね」
野球専門の生活っていう事は、野球に人生を賭けてるっていう事、だからなぁ。ウチの野球部は基本的にエンジョイ勢で構成されている訳だし、公立の進学校に在籍している学生としての進路の選択肢も存在する。野球で一山当ててやるぞと本気で考えているヤツも居るにはいるが、ちょっと毛色が違うからな。
などと、ちょっと雑談を挟みつつも夏の課題を進めていく俺達だった。よそはよそ、ウチはウチ。夏の課題も普段の勉強も、それ相応にしっかりやりましょう。
※※※※※※※※※※※※
「―― ところで、山崎先輩」
「なにかしら? 」
夕食を終えて、明日の練習のスケジュール確認を終えた俺達が今日の甲子園の試合内容なんかを話題にして雑談をしていた時。清水を起点にして、その話は持ち上がった。
「―― 先輩は高校を卒業したら、進路はどうされるんですか? 」
「NPB…… 日本プロ球界で選手になれたらな、と思ってるけどね」
「「「おおお―― 」」」
おおう。部員の前で具体的な進路みたいな話が出てきたのは、これが初めてだったかな……? アメリカのメジャーリーグ、MLBだとかランジェリーフットボールだとかの話は出てきた事があると思うけど。
実際、スポーツ記者だけでなく、もしかしたらスカウトの人かもなー? っていう感じの人が、ときどき練習風景を見に来てたり、いつもの記者さんに混じってインタビュー的な質問をして来たりしてきた事はあったし。俺にもあるし、山崎にもある。ハッキリとした事は何も聞いてないから、実際にどこかの球団関係者なのかどうかは分からないけれど。
「希望球団はありますか?! 」
「特にありません」
なんだかスポーツ記者の質問みたいになってるぞ、清水。
「どこへ行っても野球選手として頑張れる、という事ですか? 」
「いやー、それもあるけどね? 『球団の名前』に希望は特に無いって言ってるだけよ。あたしの価値を正しく評価してくれる所なら、特にコダワリは無いっていうだけね」
「「えぇ―― ? 」」
山崎先輩、どういう事を言ってるんだろう。よくわかんないよ。みたいな声を出す仲間達。もちろん俺は大体の意味を理解している。要は金だな。
「まずは契約金と年俸ね。高卒ルーキーの上限は欲しい」
「「「はあ」」」
とりあえずドラフト1位指名しろっていう事だろうか。確か現状では高卒の場合、契約金1億円と出来高5千万、年俸は1千5百万だっけ。そんな情報を山崎から聞いたような気がする。『出来高は交渉の余地がある!! 』とも言ってた気がするけど。
「次は出来高の報酬。高卒ルーキーだと5千万ぐらいが上限っていうのが現在の相場みたいだけど、もっともらえてもいいかな、とは思う。だって出来高だもの。1軍レギュラーよりも活躍できたら、ボーナスとしての出来高報酬は高額をもらえても不思議じゃないでしょ? プロ選手ってそういうものだし。過去に例がない訳でもないし」
「「「はあ」」」」
地元商店街のグッズ制作だとか野球部への寄付金に関する会話で分かっていた気にはなっていても、いまひとつ『銭に関わった時の山崎』に対しての理解が足りなかった仲間、特に1年生部員が気の抜けた相槌を打っている。
「そのために何より、基本的に『契約後に即1軍でレギュラーとして使う事』を契約条件として受け入れる球団である事が望ましいわね」
「「ええぇ―― っ!! 」」「「今どきそんなのあんの?! 」」
驚きの声を上げる仲間達。
今どきは高卒ルーキーはとりあえず2軍で教育、みたいな感じが普通だしな。昔は話題の高卒ルーキーを即スタメンにするっていう事もあったみたいだけど。
「その条件を飲めない球団は、あたしの価値を理解してないって事よ。交渉してもダメなら、指名を蹴るっていう選択も存在するわね」
「えぇ…… 」「まあ、山崎先輩なら進学も問題ないでしょうけど…… 」
とにかくスゴイ自信だ。皆、そう思っているだろうな。
「あたしの商品価値を考えたら、それが妥当だって話よ。その程度を嫌がる球団なら、あたしを指名するのは考え無しと言わざるを得ない」
「「商品…… 価値」」「「えぇ―― 」」
商品価値という単語を聞いて、ちょっと引く仲間達だった。普段から山崎と会話の多い俺は何とも思わないけどな。
「あたしは女子選手よね」
「「あ、はい」」
「いや、美少女選手よね」
「「はい」」「間違いありません!! 」
なぜ言い直した。しかも反論できない1年生に対してだ。清水は例外としてもだ。
「はっきり言って、客寄せパンダとして使用するなら、早ければ早い方がいい」
「「えぇ―― 」」
「事実よ。二軍の試合はチケット代も安い。観客収入の事を考えれば、話題がある客寄せパンダを一軍にブッ込むのは経営戦略上は、あり寄りのアリ。しかもプロで即戦力になる実力は折り紙付き!! 二軍で実力チェックだの育成だのやってる場合じゃないでしょう? あたしはダイヤの原石ではなく、大粒のダイヤなのよ!! 」
「「あ―― 」」
やっぱりスゴイ自信である。そこは間違いない訳だ。
「あたしは選手として有能な上、見た目のいい若い女。ほら、北海道を本拠地にする球団だって試合中のイベント時間にチアガールズが『こぎつねダンス』とか何とかいうの流行らせてたりするじゃない? 特別ボーナスを出してくれるなら、あたしだってチア衣装を着る事だって承諾するかもよ? プロの誠意は報酬よ」
「「おお―――― !! 」」「えぇ―― 」
なにそれ見たい。山崎の入団先は親会社が加工食肉商品会社の所でいいかもしんない。
「でも、先輩…… 」
「何かしら、清水さん」
「そういう、女性の部分を商品とするのは、ちょっと、何と言うか」
「あのね。清水さん」
「はい」
「性的な部分を商品化するのはどうとかいうの、分からなくもないわ。それでもね? 」
「はい」
「『 性別 』というのは、ひとつの才能でもあるの」
「………… 」
「だから、あたしが入団先で純粋に野球選手としての実力だけでなく、それにプラスして女性的な魅力の部分を押し出して集客効果を高めたり、ファンにアピールしてファンの増加に務めた場合、その球団でトップの年俸をもらっていたベテラン選手よりも高い年俸をもらったとしても、何の不都合も不思議も無い。そういう事なのよ」
「「「…… あれっ?? 」」」
何か前後の話が食い違ったような気がする。おかしいなぁ。
そんな空気が漂った気がした。まあ、俺は何とも思わなかった訳だが。
つまり山崎は『希少価値のある女子選手だから男性選手よりも高額年俸をもらっても良いはずだ』と言っている訳だ。慣例だとか色々と言われるだろうが、そもそも男子選手と同等以上にやり合える女子選手という存在が異質極まる訳で、そんなモノを既存の枠に当てはめようとする事に意味は無いし、むしろ良い意味で特別扱いするべきじゃないの? みたいな。それに山崎のグッズは売れる。間違いなく売れるハズだ。他球団のファンだってグッズを買いに来る可能性がある。弘前の商店街みたいにな。商売のうまいフロントならば、流行りのキャラクター商品のモデルとして売り込めば大きな花火を上げられるかも知れない。売れる事こそが正義だと、少なくとも山崎はそんな考えで皮算用をしていた。
「あのね? 経営者側として考えたら、あたしは女子選手ってだけで『ある程度のリスク』を負うことになる訳よ。一軍だろうが二軍だろうが男子寮には入れられないし、ロッカールームだってどうしようかな、みたいな事を考えなきゃならない。将来的にはコイツ結婚とかしたらどうするんだろ、しかも妊娠とかしやがったらどうなるんだ、まさか産休とか要求しねえよな、そんなん認められるワケねえぞ戦力外通告するぞ、みたいな。もともと男の城だったんだからね。そして、『だからこそ希少価値がある、短期決戦の商品になりうる』ってワケよ」
「「…… あ、あぁ―――― 」」
ようやくある程度納得がいった、みたいな表情の仲間達だった。
「選手としても、球団側としても。『短期的に荒稼ぎするための選手』っていう事は承知しなきゃならないって訳よ。プロ選手は長けりゃ40歳くらいまで選手をやれるけど、あたしはそこまで選手活動が出来るか分からないしねー? プロ野球選手になる、っていう事は『就職する』っていう事なんだもの。最初っから短期雇用の可能性が高い、でも実力のある傭兵みたいな感じの選手。その点を理解していて、適正な報酬を支払い、あたしという客寄せパンダを最大限に利用できるフロントが経営してる球団にこそ、行く価値があるっていうか。それがWin―Winっていうモノでしょ? 」
「「な、なるほど…… 」」「先輩の実力なら分かります」
だいたい納得してもらえたようだ。
可能な限り荒稼ぎして、貯金を10億は貯めて北海道で道楽で農家をやりながら、道楽で野球をやって生きていきたい、などという事を考えているヤツだからな。要は人生を可能な限り責任の無い趣味で生きていきたいと考えている訳なのだ。こういう所はどうしようもなく現代っ子な気がする。
「2年目から年俸2億くらいになって、10年くらい働けないかなー」
などと言う山崎だった。それだったら普通の税金を支払っても貯金が10億くらいは貯められそうだ。副収入があれば充分に達成できそうな気がする。
「すべてにおいて前例を破壊するつもりですね」「ありえそう」
「あれっ?! 女子の方が稼げる業界になるの?? 」
「そりゃ山崎先輩と同じ能力があればの話だろ」「見た目も」
「最初で最後の例になるんじゃないですかね」「だよな」
1年生が色々と言っているが、まあ先の事はその時になってみないと分からないよな。プロ関係の人だって、今年も悩みどころだけど来年のドラフトどうしようかしらん、という感じで会議とかやってるかも知れないし。
「まー、常識的に考えるとリスクが小さくバクチができるのは、悟よねー」
「えっ俺?! 」
なんか話が飛んできた。
「いや、普通に男だし。全国大会でも打率が9割超えてる打者なんて、ちょっと居ないでしょ。近年じゃ、あたしと悟くらいじゃないかな? よく知らないけど。いいとこ6割とか7割くらいじゃない? よく知らないけど。あと守備だって悪くないし」
確かに。俺も良く知らんけど。5割超えたら怪物扱いじゃないですかねー、とか言ってるヤツもいるけど、学生野球だったら相手チームの守備次第で打率は大きく変化するだろうし、予選敗退したチームで探せば6割超えも居るんじゃないかな? よく知らんけど。
「よく知らんけど」
「よく知らんけどな」
余慶学院の連中と付き合いが長くなったせいか、なんか関西風の会話に染められつつあるような気がする俺達だった。よく知らんけど。
「悟の場合は10年くらいお勤めして実績を積んで、FA宣言の後にメジャー球団と契約して5年くらい働けば、余生を余裕で暮らしていけるだけの資金は稼げるし。まあ変な商売に手を出したりするとアウトだけど」
「生活が荒れないようにする友人やマネージャーが必要だな」
「稼げるようになったら、あたしが金銭管理をしてあげるわ!! 」
「悪くない提案だな。財産管理の信用はありそうだ」
プロ選手の中には、変な友人に財産管理を任せて貯金がほとんど無くなっちゃった人もいるしねー。ほら例のダンスで話題の球団の監督とか。あんまり言ってやるなよ可哀想だろ。あたしあの人もう南国から帰って来ないと思ってた。金の問題かな。
などと、仮定に仮定を重ねた、いつものバカトーク。宝クジが当たったら何を買う? という感じの会話だ。高校野球で大活躍をしてもプロで通用しなくて全く稼げなかった選手も大勢いるのだし、今の俺達にとってプロ選手になって一山当てる、というのは夢と言うか妄想のようなモノだ。だいたい、さっきの話だと俺の場合は『成績はスゴイけど普通の男子選手』な訳だから、とりあえず二軍で訓練したり実績を積んだりしなければ一軍昇格は無いはずだしなぁ。まずはそれから、という話だろう。先の話すぎてバカトークの域を出ないなぁ。
「あのー、山崎先輩がメジャーに移籍する、という可能性は無いんでしょうか? 」
「いやたぶん無理でしょ」
清水の疑問に対して、即座に答える山崎だった。
「あっちには『選手は男子である事』という規約項目が存在した気がするし、ランジェリーフットボールとか女子は女子の商売がある、っていう風潮があるから…… まあ、あたしが日本球界で大暴れとかしてる間に、あっちのジェンダー過激派が武力革命でも起こせば分からないけど。積極的に戦争に関わる気はないから、その辺は流れを静観するわ」
コイツの存在で世界が変わったりしないだろうな。ちょっと恐ろしい。
「ただ…… 『トレーナー』とか『コーチ』として雇われる、という可能性なら充分にあるかもね。年俸次第なら特定の球団か、MLBそのものと契約してもいいかもね。何かの間違いで全米陸連とかが1年契約更新の1千万ドルくらいで雇ってくれないかなー」
「「おお―― 」」
そっちの可能性があったか。もしかすると、コーチの年俸でも日本の一流選手並みの報酬をもらえる可能性があるか。野球選手を引退した後に高額年俸のトレーナーとして渡米、みたいな将来もあるのかな。これも良く分からんけど。あとコイツは仕事をしながら道楽で草野球を続ける気がする。これは間違いないと思う。
「子供の頃から育成を任せてもらえれば、立派に育ててみせるんだけどなー。でも収率はある程度の手加減をして欲しいなー」
「人を野菜みたいに言うんじゃありません」
「ユニットの育成と調整には自信があります!! 」
「ときどきゲーム感覚なんだよなぁ、コイツ」
「悟がメジャーに行ったら、トレーナー兼マッサージ師として雇われてあげましょうか? 報酬は年俸の一割くらいで」
「それ、トレーナーとしての実績に箔をつけるためだろ。あと一割は高い」
結局この日は、最後までこんな感じで『お金関係の、もしもの話』で盛り上がっていたのだけれど。俺達はまだ高校生で、エンジョイ勢野球部の球児なのだ。学校の勉強だってサボってる訳じゃないし大学進学だって選択肢に存在する。その手の話が本格的かつ真剣に話し合われるのは来年になってからでもいいんじゃないかな、と。そう思う俺だった。
※※※※※※※※※※※※
「…… あのさー、あの二人って、事あるごとに『この先もいっしょ』みたいな事を言ってない? 」
「それ俺も思った。てゆーか、ときどき『それプロポーズですか』って言いたくなるような事を言ってるような気もするんだけど」
「そして即座に承諾してるよな? 」
「そういう事でいいんじゃないの? 」
「まあ、よく分からんけどな」「よく知らんけどな? 」
山崎と北島が居ない時、ときどき野球部員の間でそんな会話があったりする事を、KYコンビの当人達が知る事は無かった。弘前高校野球部は、今日も平和である。
よくある「もしもの話」の話題でした。
プロ側の人達は、もうちょっと真剣な話をしているんでしょうけど。それとも大差ないのかな?
まあ『もしも』すぐ一軍に合流、とかいう話ならプロ開幕は3月末なので、3年生になって自由登校になったら一軍の練習に合流してデビュー戦に向けてトレーニングして、卒業式が終わったらすぐ入寮とかいう弾丸スケジュールになりますよね。出場試合まで事前に公開してたら、もんのすごい話題にはなるかと。今どきはちょっと出来ないですよねぇ(リアルでは)。
あとは契約内容次第じゃモメたりモメなかったりして。普通の選手の場合、球団の規約だとかリーグ規約だとか以外は報酬の関係の話だけなんでしょうが、『それ以外の約束事』なんて入って来ると、デメリットに対してメリットが上回ってるかどうか、という話になるでしょうから。
でも当作品は基本的に、お気楽な芸風でやってる作品ですので。ゆるーく雰囲気で楽しんで頂けると幸いです。特定球団の某監督に対して何の批判もございません。むしろ同情的。あと最近は「上を目指してる(たぶんリーグ内の階級的に)」らしいので結構な事だと思います。新球場で前球場経営陣に「ざまあ」して欲しいと思います!!
また、毎度毎度の誤字脱字・用法間違いなどの指摘、ありがとうございます。わざとやってる部分以外は素直に訂正、あるいは表現の修正を行っております。ユーザーデバッガーは神様です。今後も当作品をゆるーく優しく見守って下さいませ。