表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
隠しスキルを手に入れた俺のうぬ惚れ人生  作者: うらたま
第2章《精霊王》
31/192

第1話「ダンジョン攻略開始」

そうそう、俺の休みの話をもう少ししようか

まぁまずは討伐したオークキングのドロップアイテムだ

猪豚王(オークキング)の堅歯】

王之一槌(キングスハンマー)®️】

【王之胸当(キングスプレート】

王之具足(キングスアーマー)


一体倒しただけだというのに一気に4つ手に入ったのだ

まぁ、残念ながら補正付きの(アイアン)装備には敵わないからそのまま《現》ギルド長に譲ったのだけど

なかなかに似合っているのでそのまま使ってくれているようだ


実はもう一つドロップしていて、これは問題になりそうだったから黙っているんだ

【スキルの書:使用するとスキルを習得する、巻物】

拡げるまでわからない…かぁ


そう思っていたのだけれど、開いてみたら【W付与能力(エンチャント)

もう一度エンチャントできますよってことらしい、謹慎の後には教えを請いながら練習したのだけれど

調整も何もなくやっぱり一度で全部の魔力をもっていかれるのだったから

非常に使いどころが難しい

とはいえ、俺は基本的に魔法は使わないからな、今のところ特に問題でもないだろう


5日間の休暇を終えると、流石に身体も動かしたくなるものだ

謹慎が明けてもしばらく街はゴタゴタしていたので、さらに3日ほどは冒険らしい冒険もしていなかったのだけれど

その翌日から、本格的に活動する

そう、俺は、魔法使いローズ、召喚術師レギ、拳闘士(バトルマスター)ピルスルと共にダンジョンへと向かうことにしたのだった


なんといっても皆さんランクD以上!一人は上位職

こんなにも恵まれたパーティーはいないだろうと思う


まぁこれまで【リキングバウト】でトップを努めていた(?)ドルヴィン率いる御一行様ですしね

今日は爆発はやめてくれっていうピルスルのお願いで普通の矢を使っておくところなんだけど、せめて火属性は持たせてほしいってお願いしたらローズと二人でエンチャントしてくれて火の矢を8束も用意してくれた


『普通は1束持っとったら十分やし、そない荷物だらけになっとったら身動きも取れんのやけどな…あんさんほんまにずっこいわ…』なんてローズは喋りながら矢にエンチャントしてくれていた


こうやって間近でエンチャントを見ると自分もやってみたくなる

1束の炎の矢を受け取り、それにさらに俺が魔力を全て使ってエンチャントしたものだから【(ほむら)の矢】に変化して矢尻だけでなく矢全体が橙に染まる


焔の矢:攻撃力5、火属性、飛び火、対象に火属性ダメージその周りの敵にも同等のダメージを与える

これはまた、かなり優秀な範囲攻撃じゃないか、とほくそ笑むのだった


ん?ドルヴィンは?

ピルスルがここにいるのだから察してほしいものだ、彼はギルド長を継ぐことになり

今は見習いという事で王宮より派遣された上官に付いているのだよ

モルツやヴァイツもそのまま受付に立っているし、今までと変わらず街は平和みたいだ


それもこれもどれも全部、このピルスルの都合のいいようにやっているとも言えるのだろうけど

イフリートと出会い、昔を思い出したものだから、自身我慢できなくなったってとこなのかもしれない


とにかく今日は初陣なわけだ、俺以外は多分違うけど!絶対違うけど!

ローズにはいいところを見せてやりたい気持ちだってある


さぁて、と歩みを進めようとすると、ピルスルに首根っこ掴まれる

「お主は…ここがどんなところか分かってるのか?」


え?ダンジョンです

あ…何が出るかとか、そういうことだった?


「……わかっているのか?ここはダンジョンだ、ダンジョンとは魔素の源泉とも言える存在、上位種がいて当然な場所なのだぞ?お主はまた一人であのキングのような魔物と対峙するつもりなのか?」


え?だってここ、普通の冒険者も来るんじゃないの?だったらそんなに強い敵出ないよね??

なーんて思ってた

実はこういうダンジョンに潜る冒険者

逃げ帰る準備万端で、取れるだけアイテム取って逃げ帰ってるらしい


「あ…そうなんだ…」おれは言葉を失うほかなかった…


だけどあれ?なんか…その…持ってないんですけど帰還アイテムみたいなの!


と聞いたら、ピルスル『最悪儂が送ってやる」

そういう魔法もあるのだと、昔はよくこれで街を移動していたのだそうだ


だが今回の目的はダンジョン探索ではなく…攻略だ

そうピルスルが告げ、俺たちは再び一歩、踏み出した


「そういや…持ってるな、帰還の鈴

結局返さなかったけど、使うとどこに行ってたんだろう?」と鈴を眺めつぶやく


「綺麗な鈴やね、どうしたん?」可愛くローズが顔を覗かせる

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ