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隠しスキルを手に入れた俺のうぬ惚れ人生  作者: うらたま
第6章《勇者》
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「面倒くさい」

魔王様視点

「魔王様、北の地へと送った者の消息が途絶えました」


配下の者が再び食事の最中入ってくる

さぁ今から好物のステーキだというのに


「そうか、致し方あるまい」

なんと、誰かがあれを倒したというのか

龍か精霊か…それとも勇者が再び現れたとでも言うのか?


くそっ、厄介な事になってきやがったな…


ステーキを食べようとフォークを肉に刺すのだが、俺はその手を止められてしまった

なんで食べさせてくれないのだろうか


「それと、消息を絶つ直前なのですが

剣を使い模擬戦闘を行なっていたとの情報が入っており…」

「幽族とか呼ばれておる連中だろ?龍や精霊はそんなもの使わんからな

して、その雑輩(ざっぱい)がどうかしたのか?」

人やエルフなどどうでも良い

龍や勇者が動いたのでなければどうにもならんだろう


「実は消息を絶ったと言うのが、その模擬戦闘中の事なのです」


えー…剣を使う強い奴って言ったら勇者しかいないじゃーん…

まさかの勇者再誕なの?


「本当の事なのか?」

「はい、どうなさいましょうか…」


「どうもせんで良い、あちらに偵察を寄越したのは我らの方じゃからな

やられたとて文句の言えるものでもなかろう…」


次々送り込んで、また攻め入られるような事になったら嫌だしなぁ…


「では、また動きがございましたら報告いたします」

「そうしてくれ」


あー…なんで今更こんな面倒な事になるかなぁ…

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