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隠しスキルを手に入れた俺のうぬ惚れ人生  作者: うらたま
第5章《ひとつの結末》
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1話「夢」

【マスターの仰る未来へ来たと推察します】


超感覚の一言は再び俺に絶望を感じさせる

「え?過去は?」

【情報を集めます、しばらくお待ちください…】


【マスターが過去へ来たのは魔法やスキルによる一時的なものと推察されます】

そうか…あの赤い光がそうだったんだろうな…

いや、酔い潰れて夢を見ているんじゃないのか?


とにかく今はどこにいるのだろうか、少なくとも俺はこんな光景は見たことが無い


「どこなんだよここは…」

【西の大陸、王都のあった場所と推察されます】


は?未来でも王都はあっただろう

【この世界では存在しておりません】


なんでもかんでもすぐ答えるなよ!そんな答え聞きたくないんだよ!

何故か超感覚さんに八つ当たりをしていた

別に誰のせいでも無いだろうに…


いや、おれが過去に行ったせいで世界が変わってしまったのだとしたら…


「あぁ、俺のせいなのか…」

周りを見回せば植物も生えていなければ魔物もいない、きっと魔素が尽きてしまっているのだろう


でも何故だ?やはり帝国がなにかしたのだろうか…


もっとしっかり伝えなかったからこうなったのか?


アイリス達はどうなった…


この時代の皆は…


もうどうしてよいのか…分からない

そのまま俺はこの荒野で一日過ごし、翌朝を迎えるのだった…



…誰も来なかったようだ

やはりこんな荒野に訪れる者などいないのだろう

しかし、どこかに人は暮らしているのだろうか


「リドラ…」

「キュォォン!」

紋章が輝いて龍が出てくる

よかった、お前はちゃんといてくれたんだな


リドラにまたがって、上空から見ると確かに王都のあった地形のようだった


街は無いものかと周りを見回すのだが、それらしいものは見つからない

じゃあリキングバウトは?東の大陸は?

そう思うと居ても立っても居られずあちこち飛び回るのだった…

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