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少し成長しました。

やぁ!みんな!覚えているかい?

私?私は3歳になった朱里ちゃんダヨ!

え?1歳から2歳の期間どうしたって?

、、、しってるか?そのくらいの期間なほぼなんも出来ないんよ。

つまり話すことないんよ。

だから端折りました☆

まぁでも何も出来はしなかったけど少しこの世界には慣れたね。

あとなんかやっぱ2年くらい経つと言葉もわかるようになってきた。

私のこの世界での名前も判明したしね。

この世界では私はアリスと呼ばれているらしい。

しかもなんか貴族っぽい。

そこら辺はまだよくわからんけど。

あとこの世界魔法使えるらしい。

びっくり。

急に人が手から炎出すんだもん。

思わず赤ん坊らしき声出しちまったよ。

やっぱファンタジーっていいよね。

で、私は今何をしているかというと今は剣術の練習です!

やっぱね?モテる女になるためには剣術できなきゃ。

女の子は守ってくれる人が好きなんだから。

一応貴族令嬢なのに許可が出たのかって?

そうなんだよねー。実は許可出てません!!

流石に3歳に剣術やらせる親いたら少し怖いわ。

ということでコソ練ってことよ!

きっついけど全てはハーレム百合ルートのために!!

「ふんっ!ふんっ!」

ふー。声出すとなんかやってる感出てていいね。

「おらっ!おらっ!」

なんか殴ってるみたいになるなこれは。

「めんっ!めんっ!」

やばい楽しくなってきた。前世は剣道部に入ってたからな。腹から声出すの好きなんだよ。

そうやって剣を振っていると何かが近づく気配がした。

やばい!バレるか!?

そんなことを思いながら警戒しているとそこには無駄にイケメンな多分同い年かな?くらいの少年がでてきた。

チッ。女じゃねぇのかよ。

その少年は私の方をじっと見ている。

「、、、なんか用?」

私が聞くと少年はすました顔で首を横に振った。

「あっそ。」

私はそう言い素振りを続けた。

ビュンッ!ビュンッ!

「、、、、。」

「ふっ!ふっ!」

「、、、、。」

、、、ちっ!!

なんなんだよ!!

仕方ねぇ、、。もう今日はやめよう。

しばらくここは立ち入り禁止かな。

そう思い私はそこを立ち去った。

少年は相変わらず何も言わずにいた。

「アリスちゃーーーん!!」

っ!やべっ!私が部屋に居ないことがバレた!

くそっ!あのクソガキのせいだ!あいつが私に近づかなければ!!

このままじゃ怒られる!!

でも隠れられるところは近くにないし、、、。

「アリスちゃーーーん?」

どうしよう!こっちに近づいてくる!

終わり!?これで私の人生終わるの!?

すると急に私の腕が強く引っ張られた。

「っ!!誰っ!?女の子!?」

「、、、ちがう。」

ちっ!さっきのクソガキかよ。

クソガキは私に静かにするよう口に手を当て廊下に出た。

「あら。殿下。ここにいらしたのですね。

すみません。まだお話が終わっていないようで、、。」

「、、構わない。それよりさっき誰かを探していたな。」

「あぁ。そうなんです。娘がどこかに行ってしまって、、。」

「どんな見た目だ?」

「青い髪の黄色い目をしています。もしかして探していただけるのですか!?」

「その見た目ならさっき図書室に行っていたぞ。」

「まぁ!わざわざありがとうございます!」

「構わない。」

うん。とりあえずこの会話でわかったのはクソガキが殿下だったってこと。

、、、、、うん!逃げよう!!

そう私が決心し部屋をこっそり出ようとするとクソ殿下が私の腕をがっしり掴んできた。

「、、、なんでしょう。」

「、、、、、。」

「私は今図書室にいるそうなので図書室に行かなければなりません。」

「、、、、、、。」

「離していただけません?」

「、、、、、、。」

なんやねん!!殿下だから頑張って敬語使ってるけどそろそろキレるぞ!?

不敬罪になりそうだからしないけど!!

「お前がアリス・ロンドベールか」

ん?ロンドベール?まぁアリスではあるな。

「はい。そうですが?」

するとクソ殿下は私に向かってアタオカな発言をしてきた。

「俺はお前の婚約者だ。俺のことはアルと呼べ。」

「、、、、、はぁ!?」

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