私は天才?
前回のあらすじ
魔術の先生によって出された宿題の解き方を悩んでいたアリス。
カインとルーナに心配されつつお昼を食べに向かうとそこには自称婚約者のアルフレッドが。
アリスは逃げようとしたが抵抗も虚しくあっさり捕まり膝の上に乗せられるというなんとも屈辱的な事をされる。
そこから色々ありアルフレッドがアリスの宿題をやってくれた。
意気揚々と提出しようとするアリス。
アリスは無事生きて帰ることが出来るのか!?
長くなりましたが本編スタートです。
「せんせーい!出来ました〜!!」
私は嬉しさをこらえきれず扉を開けるとそこには不審気に私を見る先生。
「嘘をつくな。帰れ。」
「ふっふ〜ん!嘘なんかついてないですって!
ほら!見てください!かんっぺきに出来ているでしょう?」
そう言って私は杖に魔力を流す。
魔力は杖の先端まで綺麗に通り魔法が発動され、、、、ない?
「、、、は?」
私がびっくりして固まっていると先生は呆れたように「帰れ」と言った。
、、、いやなんで?
さっきアレがやった時には流れたはず、、、。
ってまさか!!
なんか杖返す時に怪しい行動していたのは杖に魔力が通るようにしたのを何らかの方法で元に戻したな!?
私はアレにどういうことが説明してもらおうとアレがいたところに行くとそこにはもう誰もおらずひとつのメモだけが残されていた。
『ようやく気づいたか。俺がやっては宿題にならないと思い元に戻しておいた。
お前の大事な婚約者より』
私はその紙を思いっきり破り粉々にして叫んだ。
「あんのクソ野郎がぁぁぁぁぁ!!!!」
私が叫んでいると叫び声にびっくりしたのかメイド達が何事かと集まってきた。
しかし私を見るとまるで「あぁいつもの事か」というふうに去っていった。
しかしいつもなら「心配は?ねぇ心配は?」と思う私だが今だけは違う。
今はあのクソ野郎に対して腸が煮えたぎって仕方がない。
あのクソ野郎についていかりをぶつぶつ呟いているとカインがルーナに連れられてきた。
「カイン様。どうかアリス様をお止めください。」
「で、でも僕で落ち着くかな?」
「大丈夫です。確信を持って言えます。」
「そ、そうかな?」
「はい。」
、、、ん?なんか癒しの声が2人するような?
「お、おねえさま?大丈夫ですか?」
「、、、、かいん?」
「は、はい。」
私はカインのことをそっと抱きしめた。
すると何故かカインは顔を真っ赤にして硬直してしまった。
「ふぇ!?」
「、、、ありがと。」
「は、はいぃぃ。」
そして方向転換をしルーナに向かって勢いよく抱きつき顔に胸をうずめスーハーと息を吸った。
「お嬢様?」
「んー?」
「なぜ私だけそういう対応なんですか?」
「、、、、。(無視)」スーハースーハー
「お嬢様。そろそろ辞めないと嫌いになりますよ?」
そう言われると私は渋々ルーナの胸から離れた。
「天国だったのに、、。」
「変態貴族じゃないんですからそろそろそういう発言は控えましょう。」
「だいじょーーぶ。」
「何も大丈夫ではありません。そもそもお嬢様は」
ルーナの説教を右から左へ受け流しつつ、私は結局なんの解決もしていない杖のことを考えていた。
あの時クソ野郎は何かをしていたことは確定。
しかも少しの時間でほぼ見ていただけ。
、、もしかして杖の中に魔法陣が仕込まれている?
いや、でもそれでは見ただけではわかることなんて、、、。
、、、まさか目に魔法をしかけていたとか。
目に魔法、、、。
私は眼球にうすーく魔力を貼り付けた。
そして目を開けるとルーナの体の中にある魔力の核が見えた。
「、、、っ!やっぱり!」
「なにがですか?ていうかお嬢様。私の話聞いておられませんでしたよね?」
「ごめん!今その事どうでもいい!」
「ちょっ!何処へゆくのですか!?」
私は自分の部屋に戻り杖を見るとそこには魔力を邪魔するように設計されている魔法陣が中に仕込まれていた。
「あぁ!そういうことか!なんでこんな簡単なことを全然思いつかなかったんだろう!これなら解ける!!」
そして私は魔法陣を解除。
すると魔法陣は消え去った。
念の為魔力を杖の中に流し込むと魔力が杖の先っぽまで行き渡り魔法を発動することができた。
「やったどぉぉぉぉ!!!!」
私は天井に向かって腕を上げガッツポーズをした。
嬉しさで涙がでてくる。
魔法陣のそんざいがわかることができたのはクソ野郎のおかげということにはとってもムカつくがこれは私の発想力のおかげだと思うことにした。
そして今度こそ先生のところに行った。
「先生!!今度こそほんとに出来ましたよ!!」
先生は訝しげに私を見てきたが私が杖を差し出すと杖をじっと見た。
「、、、確かにできているな。しかも今度は人にやって貰ったものじゃなさそうだし今回の宿題は合格とする。」
先生はそう言うと本に目を戻したが私は先生にまだ用事がある。
「先生!!」
「、、、なんだ。」
「この杖って貰ってもいいんですよね!?」
「、、、好きにしろ。」
よっし!
私の初めての本格的な杖GET!!
「ありがとうございます!!それでは!!」
そう言うと私は自分の部屋に戻った。
この杖普通にかっこいいんだよなぁ。
翡翠色の水晶にまわりに蔓がからまってる杖、、、。
カッコよすぎだろ、、、!!
同じ感じで自分の剣も欲しいなぁ。
あ!いいこと考えた!
名前つけよう!
何にしよう、、。翡翠、ヒスイ、スイ、、、彗だ!
彗にしよう!
「よし!今日から君の名前は彗だ!!よろしくね!」
私は彗にそう話しかけた。
あぁ私には聞こえる。よろしくと言う彗の声が。
かわいい女の子の声が、、、。
「お嬢様。」
「うわっ!?ルーナ!?」
「はい。お嬢様に置いてかれたルーナでございます。」
「ごめんて。」
「、、、。」
ルーナは少し不機嫌な表情をした。
かわいい。
最高に可愛い。
尊い。
「ルーナ。ごめんね?」
「、、、はぁ。で、杖の問題は解決したのですか。」
「あ!うん!解決したよ!見てこれ!彗って言うんだ!」
「、、、杖に名前をつけたのですか?」
「うん!」
ルーナは少し複雑そうな顔をしたが私まだ11歳だしいいよね?
アウト?
遅くなってしまいすみません!
ネタを沢山思いつく体になりたい、、、:( ᷄ᾥ ᷅ ):




