五十二話
ゲリラ更新！！
遅くなりましたァァァアッ！！
更新頑張ります…
マル殿が目の前から消える。
主殿の能力だろうか？
従者を自らの元に呼び寄せるそのお力はまさに王足る主殿に相応しい。
…はて、確か従者全員を呼び寄せる能力と聞いたが、見たところ居ないのはマル殿だけの様だ。
あぁ…拙者も深夜に主殿の寝所に呼び出されお仕置きされる日が来るのだろうか…○○○を△△△△にされて□□□が…あぁ！
「カノスケ、戦いに集中しろ！」
「んん…はっ！忝ない、アン殿！主殿との秘め事を想像していた！」
「チッ、んなこたぁ分かってるての！前も言ったが今は目の前の事を一つ一つ積み上げてだな…オラァ！」
「ちょっと、アン。貴女までお説教に夢中になってどうするの…よ！続きは後！向こうで煙が上がってるから別動隊が上手くやってくれてる筈よ！急ぎましょう！」
ふぅ…危ない危ない。
危うく妄想で命を落としかけるところだった。
アン殿メアリー殿には感謝しなくては。しかし、妄想の中の主殿は攻め気が強く、逞しくて…
『カノ、悪い子だな君は…お仕置きだ。』
拙者の惰肉を鷲掴みにし、パンと言う音が響き真っ赤に尻が腫れ上がり……
「おい、カノスケ！聞いてんのか？」
「す…すまぬ…行きましょうぞ！」
今は集中しなくては…！主殿、いつかこの妄想を現実にして貰いますぞ！
マル殿が目の前から消える。
主様の能力だろうか？
従者を自らの元に呼び寄せるそのお力はまさに王足る主様に相応しい。
…はて、確か従者全員を呼び寄せる能力と聞いたが、見たところ居ないのはマル殿だけの様だ。
あぁ…拙者も深夜に主様の寝所に呼び出されお仕置きされる日が来るのだろうか…
○○○を△△△△にされて□□□が…
あぁ！
「カノスケ、戦いに集中しろ！」
「んん…はっ！忝ない、アン殿！主様との秘め事を想像していた！」
「チッ、んなこたぁ分かってるての！前も言ったが今は目の前の事を一つ一つ積み上げてだな…おっと、邪魔だオラァ！」
「ちょっと、アン。貴女までお説教に夢中になってどうするの…よ！続きは後！向こうで煙が上がってるから別動隊が上手くやってくれてる筈よ！急ぎましょう！」
ふぅ…危ない危ない。
危うく妄想で命を落としかけるところだった。
アン殿メアリー殿には感謝しなくては。
しかし、妄想の中の主様は攻め気が強く、逞しくて…
『カノ、悪い子だな君は…お仕置きだ。』
拙者の惰肉を鷲掴みにし、パシンと乾いた音が響き真っ赤に尻が腫れ上がり……///
「おい、カノスケ！聞いてんのか？」
「す…すまぬ…行きましょうぞ！」
今は集中しなくては…！
主様、いつかこの妄想を現実にして貰いますぞ！
そんな甘美で淫靡な妄想をぶち壊すかのようにその御仁は現れた。
鍛え上げられた屈強な肉体、野生を感じさせる様な眼光、特殊な形状の矛…
主様から道中聞いていた情報通りだ。
「ハッハー！ここから先は通さんぜッ！この張飛が蛇矛、受けてみよッ！」
「ふむ…アン殿、メアリー殿、ここは拙者に任せて前へ。要らぬとは思うが先行部隊のの救援にお向かい下され。」
「カノスケ、大丈夫なのかい？」
「そうだよぉ！三人で相手した方が…」
「拙者…少し怒っておりまする。主様からのお仕置…もとい愛なる指導の妄想を邪魔され申した。拙者にとって最も大切で集中力を高める大事な決め事…それを邪魔されたとあれば…全能力を持ってお相手する所存にて。全力解放しましょうぞ…！！」
「あー、あの特訓のやつか…程々にしとけよ？アタシでも震えちまったからなあ…あれ。」
「カノちゃんの新技だよね！ボクはカッコいいと思ったよ！でも巻き込まれたくないから言葉通り先行くねー！アン行こ！」
「チッ…直ぐに戻ってこいよ？」
「忝ない…直ぐに追い付こう！」
アン殿メアリー殿に感謝を伝えると張飛殿に向き直す。待っていてくれたのか、矛を肩に担いでニカッと笑う。
純粋な武人だ。ならば拙者も全力で応えるのみ！
「挨拶が遅れた。拙者は山中鹿之助、張飛殿！お相手願おう！」
「おう、先手は譲ってやるぜ！かかってきな、嬢ちゃん！」
一呼吸…生半可な気持ちでは呑み込まれてしまいそうだ。鋭い眼光ーー呼吸一つ取っても一分の隙もない。
だが負けられぬ。主様に勝利を！！
そして…お仕置きをーーア"ァ"ッッッッッ！！
「ーー参る！！」
