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二十七話



お次は回復ポットだ。


宇宙の最先端技術で大抵の病気は一日、欠損部位も四日有れば治せるらしい。


とんでも技術だが、宇宙では割とポピュラーらしい。

医術の発展はスゴいなぁ…!


お試しで二つ購入。


次は自律援護型ドローン十基セット。

戦闘面で活躍するし、偵察なんかも別途購入のモニターで確認を行えるらしい。


十基セットを三つ、モニター1500SPを二つ購入。


初級、中級魔法セットも三つずつ購入した。


これで俺も魔法使いだ!


通信機も三セット購入した。


これで取り敢えず目ぼしい物は買い揃えたことになる。


結構時間が経ったのか昼過ぎくらいになっていた。


そろそろ飯が食いたいなぁ…


あ、暫く塩にぎり生活だっけ?甘んじて受けようか…

とか考えていたらアンナちゃんが焼き菓子と紅茶のお代りを持って来てくれた。美味しい!


それはさておき…

ーーここからがソウウンのターンである。


「これだけ買ったのよ。勿論全体総額で引いてくれるわよね?」


「そうですね…差し引き無しで43300SP…そうですねピッタリ40000で如何でしょう?」


「そうね…36000でどう?」


「それは流石に…39000。」


「37000ね。」


「ぐぬぬ…38500…」


「じゃあ38000よ!決まり、これで良いわよね?」


「畏まりました…38000SP、確かに頂きました。お買い上げ有り難うございます…商品は後程…やはり手強い…じゃなくてぇ!そうですね、一の丸辺りにお送りしますので。」


一端の商人が幼女に敗北した瞬間だったーー


くぅーーッ!そこに痺れるッ!憧れるゥー!


「D-0770だっけ?それはすぐに執務室へ送ってくれる?仕事を仕込まないといけないから。」


「では、その様に。ご来店有り難うございました!」


商談を終えたソウウンのどや顔はいつもより三倍くらい、やってやったぜ感が増していた。


ソウウンさん…マジパネッす!

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