表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

14/60

十四話

さて、気を取り直して黒い熊と足軽ダンサーを召喚してみよう。


黒い熊…ブラックベアと足軽ダンサーを召喚する。

二体とも50GPか…まぁまぁ高いが取り敢えず一体ずつ…え?足軽ダンサーが一体召喚した筈なのに十体出てきたんだけど…


もしかして十体で一体ってことか?

十体居ないと力を発揮できないとかなのだろう。

ホワイトキャット五体とブルーホース三体の依頼を受ける。


まずは足軽ダンサーの方。

例のごとく音楽が流れ始め足軽達が踊り出す。

いつの間にやらマルが手拍子を叩き始める。

すると乗せられたのかカノも後に続いて手を叩いている。


足軽ダンサーは踊りながら器用に槍を取り回し攻撃を加えている。


どうして逃げな…なるほど、曲が何かしらタゲ取りに関与しているのか。


それでいつもは逃げ回るホワイトキャットが逃げない。

単純に強いのでは?


ブラックベアの方はすげぇ早いし、闇魔法か?

靄を操ってブルーホースを包み込むと視界を封じて爪で倒してた。

シンプルに強い。


性能調査を終え皆を集める。


足軽ダンサー達を召喚解放した後、一件別口のメッセージが来ていた。


『昇王戦を解放しました。初戦の相手が見つかりました。日程は48時間後です。備えとして50000GPを支給します。GPを使って拠点を整備しましょう!追伸 拠点がないと強制的に負けとなります。しっかり拠点を構築しましょう』


昇るに王でしょうおう戦かな?

…と、コレにエントリーが強制されたのでコレに備えなければならない。


と言うことで拠点構築と軍備の増強だ。

どの様な拠点が良いか話し合いを行う。

何故かショップに追加されたのは和風の建造物ばかりなのでそこから選ぶとしよう。



小田原城 80000GPとか誰が買うんだよ…

あ、買えるか。でもそんな高いのは要らないや。


んで候補に残ったのが以下のとおりだ。

春日山城 60000GP

安土城 50000GP

岐阜城 30000GP

隈本城 28000GP

上田城 27000GP

小田城 10000GP


答えは決まったな…!



「よし、小田じょーー」


「岐阜城か隈本城でお願いします、御屋形様!」


「でもハルが慣れ親しんだ場所の方が良いんじゃーー」


不死鳥さんの居城だぞ!これを無視するなんて考えられない!


「拙僧は隈本城が良いと思う。あの城の構造は把握しているわ。あまり無駄遣いも良くないけどそれなりの防備も揃ってる。改造も出来るみたいだし。」


「むむ…我等が軍師がそう言うのであれば従うとしよう。ハル、良いか?」


ソウウンの言うことには一理ある…。ここはソウウンに従っておこう…うん。


「うん…ソウウンが言うなら間違いないだろう…。あたしはそれに従うよ。」


ということで拠点は隈本城に決まった。


赤い光で投影され、ここから此処までが範囲ですよ~という風に表示され全員が避けると建築を確定する。

突然地面から城が生えてきた。

城門、石垣、櫓、馬出、一の丸、二の丸、本丸、天守全部揃ってるようだ。


拠点のほうは防衛責任者枠というのがあり、そこに従者を一人割り振れるようだ。


この役目はソウウンに全会一致で決まり残りは任せた。


あとは兵力の増強だが…


全部十ずつ召喚して従者を隊長にして振り分ける。


そういえば瀕死の粘魔が居たが、薬草3GPを与えると今では元気にウネウネぽんぽん跳ねている。


話し合いの結果、部隊分けはこうなった。


攻性部隊 隊長マル

名付きの四体(タロ ジロ アオ ブチ)

レッドリザード七体 ブルーホース三体 グリーンホーク四体 ホワイトキャット二体 ブラックベア四体


援護部隊 隊長ハル

ブルーホース一体 グリーンホーク四体 イエローラビット六体 ホワイトキャット六体 足軽ダンサー五体


防御部隊 隊長カノ

ゴブリン十体 コボルト十体 低級黒狼十体 レッドリザード四体 ブルーホース三体 グリーンホーク三体 イエローラビット五体 ホワイトキャット三体 ブラックベア四体 足軽ダンサー五体


ブルーホース四体 ブラックベア三体 足軽ダンサー一体は何故か俺の護衛部隊に加わった。


ブルーホース四体の内の一体とスライム十三体はソウウンの緊急用の足代わりとギフト用の犠牲となって貰う。

それと別口でブラックベアとホワイトキャットを二体ずつ配備したので大丈夫だろう。


さて、次は各部隊の動きを確認しよう。


マルは素早く敵を倒す動き、ハルはバフデバフでマルの部隊を援護する動き、カノは危険そうな味方と敵の間に身体を捩じ込ませ守る動きを重点的にしていた。


俺?やることないからずっと素振りしてるよ。

あと柄と飾り紐、鞘がGPショップで売ってたから購入した。


ずっと抜身のままだった鬼丸国綱もこれで安全だろう。


暫くして腕がパンパンになったので素振りを止める。


皆を眺めていたが、あまりサボってたら主君として示しが着かない。


頑張ろう。。。はい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ