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十話

小田 氏治。


俺が召喚した新しい仲間の名だ。


「小田 氏治…まさか俺の好きな武将ランキング二位に会えるなんて…!感動だ…!!」


「え?あたしの事知ってるの?後世に伝わってたんだね…」


「あぁ、知っているさ!何度居城を落とされても、不死鳥の如く甦った不屈の闘志を持つ心の強い武将だろ!」


「不屈…強い…そんな事言われたの初めてだ…!」


え?俺の好きな武将ランキング一位?


森蘭丸…


と答えたいが、実は普通に伊達政宗だったりする。


三位は吉川元春ね。



けどマルには言えないから心の中にしまっておこう。


「御屋形様。この方は織田家の方なのですか?」


マルが嬉しそうな笑顔を浮かべ聞いてくる。


しかしその考えは間違っているので訂正する。


「マルの主家ではなく関東、常陸の方の小さい田で小田家だよ。」


「そうなのでございますか。わたくしは森 蘭丸。マルと御呼びください、ウジハル殿!」


「蘭丸…尾張の魔王の小姓だっけ…?圧倒的光属性の匂いがプンプンする…」


光属性て…


「南雲 獅剛だ。宜しくなウジハル。いや、ハルと呼んでも良いか?」


「うぅ…この人達、距離感近過ぎるよぉ…光属性だよぉ…好きにしてぇ…」


はてさて…


今後どうなるのか分からないかは分からないが何とかやっていける。


まぁ、会話は成立するし、コミュニケーションは取れている。


後は俺が上手く気を遣ってやればそれで丸く収まる。


そんな気がするんだ。


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