私には…。俺には…。“絶対!!!!” vol.100 「バーベキューしよう~。」
「よ~し。まずは…こんな感じかな~。」
テーブルの上で資料とノートを広げてせっせとプランを作成していた愛美。
そこに着電。
「あいよ~どったの…???」
「や~~っと、仕事、ひと段落だぁぁぁぁぁ。バーベキューしよう~。」
「きゃははは、相変わらずダイレクトだわね~果南~。ふん。私も…まぁまぁだなぁ~。増刊の仕事、かなりきついって言ってたけど…。どうやら峠は越えたか~。」
「全く、無理難題ふっかけるもんよ~編集長~。」
「まぁ…仕方ないよ~有名ファッション雑誌。女性の憧れの仕事だよ~。」
「な~に言っとるか~。それを言うならこっちもだよ~。女性人気ダントツのウェディングプランナー様~。」
「はいはい。…で、いつにする~???どっちにしても、彼も一緒でしょ。」
「まね~。」
「ごちそうさま~。」
「こら~。そんなにガツガツ食べない~。行儀悪い~。」
モリモリと食べている智也を見ながらの茉祐子。
「しっかし、その食いっぷりを見ると、こっちも楽しくなるわ、なぁジュリアン。」
将史。
「ふふ、、かっわいい事~智也く~ん。」
ジュリアン。
「ねね、ジュリアン。例の…。どんな人なの…、恵都さんも言ってた素敵な人って…???」
瞳美。何故かしら将史の顔にチラリと目が行き、すぐにジュリアンに目を移す。
「ふふ…、知りたい…???」
「うんうん。…で…、どんな仕事…???」
楕円のテーブルで、高いスツールに座りながら…。
凡そ6人が座れば丁度良い感じのテーブル席。
良く使う、オリンズブロードである。
ジュリアン、自分のバッグからスマホを取り出して、
「え~っとね~。」
その時着電、将史のポケットから…。
「ん…???お~~っと~。ちょい…ごめん。」
瞳美、ジュリアンのスマホの画面を見ながら、
「わ~お。かっこ…。」
ジュリアンと一緒に、
「あっ、うん。」
将史の顔を見て、そしてまたスマホの画面に、目を真ん丸にしながら…。
ジュリアン、そのまま将史の後姿を追う。
「はぁ~???バーベキュ~???」
愛美である。




