私には…。俺には…。“絶対!!!!” vol.098 「念には念を…。」
丁度、園子と久美子の後ろを通り、自分のデスクに向かいながら…。香織。
「えっ…???部長…、ゴロ~さんの、奥さん…。その…恵都さん…と…???」
将史。
「うん。たま~に会って食事してるよ~優と一緒…。あたしら…結構付き合い長いから…。」
「ふ~ん。」
「彼女、結構料理上手でしょ。」
「え~、半端ないっすね~。商品企画開発の眞叶たちも、料理教えてもらえるって、喜んでましたよ。」
その将史の声を聞いて香織、
「ふ~ん。ふふふふ。…どう、彼女たちと…仲良くやってる…???」
「えぇ…まぁ…。」
「あ~っと、ここにいた。桐生さんミーティング始まりますよ。」
いきなり部署に入って来て将史を見つけての遼。
周りに、「お疲れ様です。」の声を掛けながら…。
「お~っと、ヤバイ。じゃ。」
そんな将史を見つめながらの香織と優子。
「…と、言うのが今の状況だ。事実、眞叶のイメージは最大限に生かす。但し、あくまでも、敵さんもそれ以上のものを仕掛けて来るつもりでいると言う事も念頭に入れて置いてくれ。念には念を…。」
「叶さん。」
茉祐子に智也。いつの間にか、茉祐子に智也、
それに遼までも瞳美の事を、「叶さん。」と呼ぶようになっていた。
「良い感じ、良い感じ。」
その声に瞳美も、
「うん。もう一息ね。」
既に試作品も完成し、最後のチェック項目まで進んでいた。
そして、プレゼンテーションも着々と準備が進められ、
「マ~坊、頼むよ~チーフ殿~。」
ジュリアンに遼。
「やるっきゃねぇか。ふ~。」
そして…。
「よ~し。これでなんとか…。後は…。念には念を…。…って事で、飯でも食いに行くか~。」
メンバー全員を見舞わして将史。
そんな将史を見ながら遼、
「あっ、お~。俺は今日…チョイ~…。」
将史、
「えっ!!!遼ちゃん…。なんと…珍し…。い…。あっ。」
「あ――――――っ!!!遼ちん。」
いきなり瞳美。
「いや…、その…、なんで…遼ちん…???叶さん…???」
遼。
「あっ…。ははは…ごめん。…って~~、もしかして…。今日…会うとか…約束…してたり…???」




