私には…。俺には…。“絶対!!!!” vol.097 「ものにしないと…な。」
「あっ…、そう言えば…。遼く~ん。」
瞳美。
「ん~~???」
遼。
「春香…お礼したいって…。」
「あっ…。ははは…、良いよ、そんなの…。」
いきなり瞳美からそんな言葉が耳に飛び込んで来て遼、照れ臭くなって…。
「へへへへ~。春香…、美人だよ~~。まだ……。いないし~~。」
「えっ。…えっ。あっ…、いや…、そんな…。」
「かかかか…、赤くなった~~。」
何かしら遼を囃し立てる瞳美。
「さてと…。忙しくなるか…。っと…。」
将史。
瞳美、
「……。」
「ものにしないと…な。」
「ふん。…だよね~。チーフ。頑張りましょう~。」
将史の両肩に両手を掛けて揉むようにジュリアン。そして、
「ねぇ~、もう一人のチーフ~。」
と、瞳美の顔を見て…。
瞳美、
「う…、うん。うんうん。」
「ほら~、頑張ろうって~。」
いきなり智也の背中をボクサーみたいに叩く茉祐子。
「痛い~~。」
「かかかか…。頼むよ~茉祐ちゃん、智也く~ん。」
瞳美。
翌週から瞳美のイメージを模索するようなオモチャの試行錯誤。
そしてそのイメージに合わせてのプレゼンテーションも試行錯誤。
もう既にコンペまでは2週間を切っていた。
時折自分の部署に顔を出して応援を乞う瞳美。
それに全てバックアップをする部署の面々。
克己、
「ん~。良い顔してんじゃん。叶ちゃん。」
既に、商品企画部の社員たちも瞳美の事を、「叶ちゃん」で通るようになっていた。
「ふ~。正に爆弾抱えてるような感じ~。」
「はははは。大~丈夫よ~瞳美~。みんな着いてるから~。」
真理。
隼、
「おぅ。」
片や、将史の腰を握り拳でグリグリと…。
「うぇ~~。」
将史。
「どうよ、いい感じじゃない、その顔だと…。」
優子である。
「ハ~イ~。桐生さん。応援してるよ~イェ~イ。」
園子と久美子。
「はは、はいな。」
「何、ゴロ~さんの奥さんの料理…食ったってか…。え~~???」
健文。
「うっそ~~。私たちだって、まだ見た事ないのに…。ねぇ~園子~。」
久美子。
「おやおや、恵都に会ったってか~。」
香織。




