私には…。俺には…。“絶対!!!!” vol.094 「うっそだぁぁぁぁぁ~。」
「くくく…。かかか…。」
いきなり両手を叩いて将史。
「お~~んもしれぇ~!!!」
いきなり笑い出す将史。
「ふんふん。いいんじゃないのぉ~。」
その2人以外の茉祐子と智也、そして遼にジュリアン。まだ…目が点。
「えええ…。どういう…こと…それって…???」
茉祐子、ジュリアン。
「つま~り~。…叶が言うのは~。」
将史。
「へっ…、今…桐生さん…、何て…。」
茉祐子。
ジュリアンも…、
「うんうん、マ~坊…、今、あなた…叶って…。叶ちゃんの事…。」
「へっ…???いや…。眞叶って…言ったけど…。」
将史、
「うっそだぁぁぁぁぁ~。絶対に今ゆった。叶って――――――っ!!!!」
茉祐子とジュリアン。
その声を聞いた途端に真赤になって瞳美。
「…な…、なんで、なんでよ、ふたり共~。」
「まま、なんでもいいよ。とにかく、こういう事だ。だろ…、…叶。」
「またゆった―――――っ!!!」
茉祐子にジュリアン。
「はぁ~???」
将史。
智也に遼、
「くくく…。言ってる…、桐生さん。」
「うそ―――――っ!!!」
「俺にもそう聞こえた。」
悟朗。
「はい…???」
「私にも…、そう聞こえた。…叶って…。」
顔を下向きに、瞳を上目遣いに瞳美。
「いや…。なんでだよ…???」
恵都、
「多分…これは発音ね~。確かに口から言葉を出したんだけど、聞き取れない発音って…あるから…。もしかして…マ~坊…。日本語の…まっかなって発音してないかな…???」
一同、
「まっかな…???」
「そうすると~自然に…かな。だけが強く聞こえる~。」
「あ~あ~あ~。な~るほど…。」
ジュリアン。
「そう言えば…、私も日本語習った時…。ふんふん。でも…、まぁ~。それはそれとして…マ~坊、あんた、叶ちゃんの事…好きでしょ。」
そのジュリアンの言葉が瞳美と将史の顔を真っ赤にした。
その途端、
「なんでだよ。ジュリアン。なんで俺がこんな奴を!!!」
その言葉が今度は瞳美に、
「バッカじゃない、なんで私がこんな奴と~~!!!」
そしてふたり共、一斉にジュリアンを睨む。
茉祐子、智也、遼、それぞれ、目が点。
「あ…、あ…あ…。」




