私には…。俺には…。“絶対!!!!” vol.088 「ふたりとも~みなさんにご挨拶は~???」
「みんな…言い出したら聞かないぞ~ケイト~。」
悟朗、
「ふふ…、でしょうね~、ゴロ~の可愛い方々なら…。ふたりとも~みなさんにご挨拶は~???」
恵都。
すると瑠唯も潤も…、
「えっ…???…って…、ママ…???」
「何…、ワッツ???どしたの…???」
瑠唯、潤、共に父親の悟朗を見て、母親の顔を…。
悟朗、
「…ん…???はっ…???」
いきなり吹き出す茉祐子、
「ぷっ。」
そして瞳美、
「やだ。私たちも挨拶してない。」
その瞬間、恵都、
「わぁ~。アイムソーリー。やだ、茉祐子がいるから、私も…。ごめ~んなさ~い。子供たちの事言えなかったわ。は~っはっはっはっ。主人がお世話になってます。柏崎悟朗の妻、柏崎恵都と申します。初めまして。みなさん。」
「わわわわ。こちらこそ、初めまして、桐生将史と申します。」
ペコペコとお辞儀をする将史。
そして次々に、
「眞叶瞳美と申します。」
「長内遼と申します。」
「竹内智也と申します。」
「…と、もう一人いるんだが…。」
悟朗。
「うん、ジュリアンね、さっき電話あったわ。あの子…もしかしたら…。ふん。そして~。瑠唯、潤。」
面々にお辞儀をしながら、最初に長女の瑠唯が、
「柏崎瑠唯と申します。こんにちは、初めまして。」
「潤と申します。」
「わぁ~~、挨拶上手~~。」
瞳美。
「…で…、何…ジュリアン…どうしたの…???奥様…。」
「うん。まぁ…いろいろと…。ねっ。」
口を真一文字にモゴモゴとさせながら。
瞳美、茉祐子の顔を見ながら、
茉祐子も…首を傾げて、
「???」
約束の時間はとうに過ぎていた。ホテルのバーカウンターで30分。
「何なのよ、自分の方から電話してきて。」
ポツリと言葉を漏らしてジュリアン。
その時にスマホにメール。
「大丈夫か、何なら俺もそっち行くか…???」
そして返信、
「大丈夫、これは私の問題。もう…これっきりだから…。」
そしてまた15分経過。
穏やかに話してキッチリと別れたかった。
外資系勤務のビジネスマンと恋に落ちた。
3年前…。




