私には…。俺には…。“絶対!!!!” vol.079 さっきまでの顔とは別人の瞳美。
智也、
「眞…、眞叶さん…。何か…良い事…ありました…???」
瞳美、
「ん…???…いや…。な~んにも~???ふん。」
さっきまでの顔とは別人の瞳美。
午後2時。瞳美、
「ゴロ~さん。」
悟朗、
「ん…???」
「外…、回ってきます。」
「ん~~。おぅ。どんどん回ってきてくれ。2人も…連れてってな。しっかりと観てきてくれ。」
「はい。…智也く~ん、茉祐ちゃ~ん、行こ。」
既に将史と遼は外に出ていた。
そしてこちらも外に出て、オモチャのお店、販売ランキングを徹底的に覗く3人。
あれこれと製品を観ながら、しかも、お客さんにも声を掛けて…。
そして片や営業チーム、人気となっているオモチャとその客の動向の徹底視察。
コンペまで3週間を切っていた。
「おっ、来た、来た。」
商品企画開発部で準。
「瞳美~お疲れ~。頼まれてたのホイさ。」
真理。
「こっちも…、もう少しで…、コピー。ヨシ。はい、瞳美~メモリー。」
自分の椅子から離れて手渡す茜。
「…で…、順調に行ってる…瞳美ちゃん…???」
真理の横で準。
「はい。…ん…まぁ…なんとか…。へへへへ…。」
照れくさそうに舌を出して瞳美。
「なに…、この前、相談役のお宅に行ったんだって~。茉祐子から聞いたけど…???」
椅子に座ったままくるりと啓子。
「しかも…、プロジェクトのメンバー全…員。」
「嘘っ、凄~~。」
瞳美の顔を見て、真理のそばに百合子。
「えぇ…。ちょっと…、なんだかんだありまして…。」
「さて…と。余りルーキーにプレッシャー掛けないように。俺達も仕事仕事~。頑張って、瞳美ちゃん。」
準。
「はい。ありがとうございました。じゃ。」
そう言ってドアに向かったところに入って来た克己。
瞳美、挨拶をして。
「よぅ、叶ちゃん。」
そう言ってニッコリと…そして手を振る克己。
1週間後、
「なんでよ!!!これのどこがだめって言うのよ。」
瞳美。プロジェクト立ち上げから2週間。
「だめなものは駄目だ。」
キッパリと将史。




