表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
75/199

私には…。俺には…。“絶対!!!!”  vol.078  朝から落ち着かない瞳美。

「ヤダヤダ、あいつが私の…持ってるなんて…。」

瞳美。

「絶対に嫌。」

と、一瞬そう思ってはみたものの、すぐさま自分の目が探したのが、メンバーの一覧。

プロジェクトの緊急の場合も想定しての連絡先まで表記してある。


「桐生…将史。……。あぁ~~でも…。」

電話は、したくなかったのである。


…が…、自分の…しかも…ピアスを相手が持っていること自体…、

「あ~んもう…。……。」

と。指で番号を…。

「……へっ…???…なんでよ、話し中~~……。」

鼓動は高鳴っている。


「もう~。女性に恥じかかせないでよ~。」

…そしてまた再び…。




すると…、こちらも…。

「……何だよ、話し中~…って…。誰と話してんだよ。ったく~。」

また切って番号を…将史。


そして、ふたり同時に、スマホに向かって、

「何やってんのよ。」

「いつまで話してんだ。全然終わんねぇ。」


そしてまたふたり同時に、

「はぁ…。んもう~…。明日にしよ~っと。」

「…んだよ。…しゃあねぇ。明日だ。」




朝から落ち着かない瞳美。

つまりは将史に…との…。如何に接触しようか…。


そしてこちらも、同じように、如何に眞叶に接触するかと言う、

ある種の緊張感。



「どしたの、マ~坊…???昨日の事…、まだ気にしてるの…???…なんだか落ち着きないけど…。」

ジュリアン。


「あっ、いや…。別に…。」

将史。


「ふん、そう。…なら良いんだけど…。」

将史の顔に顔を近付けて…。

「もしかして…、あの時…、叶ちゃんと…。しちゃったかな~~。」

と、いきなり唇を尖らしてジュリアン。


「いや…。その…。…んな…。」

いきなり口を真一文字にして将史。


「うそよ。冗談、冗談。ふふ…。」




そんなジュリアンと将史のシーンを見ている…はず…の、

距離にいる瞳美ではあったのだが…。


実際には、全く視野になく。瞳美の頭の中では、

「…どうやって…。どうやって…。」

将史とジュリアンが、何の話をしていようが…、全くお構いなく…。

真剣な顔をしてパソコンの画面に…。


隣の智也、

「眞叶さ…ん…。コワッ。」



いきなり瞳美。サッと立って、

「チョイ、休憩。コーヒー飲んで来る。」






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ