私には…。俺には…。“絶対!!!!” vol.077 将史、「あっちゃ~~!!!」
将史、
「ふぅ~。食った食った~。飲んだ、飲んだ~~。久し振りに…良い体感。うん。」
そのままベッドに俯せ状態のままバン。
「あ~~気持ち良い~~。…はは…、このまま…眠っちまうな…。…て…、痛てっ。あた。あたた…。へっ…???」
身体を右側に傾けて、左胸を触ってみる。
「うそだろ、何か…刺さったか…???」
手を当てて…、
「いや…、何も…、刺さって…。…ん…???ポケット…???」
ホワイトとネイビーの太めのストライプのシャツ。
左胸のポケットの中に指を入れて、中の物を取り出すと、
「なんだこれ…???はぁ~~、ピアス~~???…なんでまた…???…まさか…。愛…???…いや…。それは…、ねぇよな…。だったら…、電話…くるはず…。…んじゃ…???はぁ~~。誰…の…???」
目をキョロキョロとさせて…。その内…。
「マジで!!!!…あんとき!!!」
けれども…、それしか考えられなかったのだった。
いきなり自分にぶつかってきて、振り向き様に相手の体勢も崩れて、
相手を抱き締めるように地面に倒れた瞬間であった。
それが遼の打ったシャトルを追い駆けてオーバーラン。
まさかその場に将史がいるとは思わず。
そして瞳美も自然に身体を後ろに向けながら…。
気が付けば将史の身体に抱き合うように身体が重なっていた。
右の髪を後ろに掻き分けて将史の身体を離れたその時に、
偶然にも瞳美の右の耳たぶからピアスが外れて、
少し身体を起こした将史の左胸のポケットの中に…。
将史、
「あっちゃ~~!!!」
そして片や。またバンダナにTシャツ。
そしてワイドパンツの恰好で、ノートに向かってはみるが…。
「とほほほ…。1万円…。いや…、5千円…。どこで…???」
イメージが頭に入ってこない。
「なんで…???なんで…???どこで…???あれ…って…、今日…久し振りに…。付け…た…の…!!!!!!え―――――――っ!!!…まさ…か…。あんとき―――――っ!!!!」
その途端、頭をガックリ…。
悲しそうな顔で、
「う~ぞ~~。」
下顎にシワを寄せながら…。
「なんでよ~~。」
いきなり体育座りになって…、膝にオデコを…。
「あいつが…持ってる~~。」
「これって…。眞叶の…。ピアス…。あいつの…。」




