私には…。俺には…。“絶対!!!!” vol.076 「ないないないない。」
「まぁ…。部下の一番の長所を知るのは…上司として…。」
悟朗…。
瞳美、
「あ…、あぁ…。」
「んじゃ~、叶ちゃんも、マ~坊も、かなりのスポーツマン、スポーツレディなんだ。わお。」
孝子。
「だから…、これだけ素敵なんですね~。みなさん…。」
勲。
「はい。」
と、茉祐子、にこにこ顔で…。
「はっはっは~。こりゃ茉祐子。ナイスだな~。えぇ~。」
武弘。
神部邸の玄関で…、一同、
「ごちそうさまでした~。」
「さ~て、明日から、みんな。頑張ろうぜぇ~~。」
悟朗。
「はい。」
一同。
部屋に戻った途端に春香から電話。
「プロジェクトの方…、どうよ…???」
「ふん。今日は、ちょい…ゴチになって来ましたからね~。これからですよね~。」
「どう~、仕事…慣れた~???」
「…って、言うか…、やるっきゃないでしょ。」
洗面所の鏡を見ながら瞳美。
「…って…、あれ…???」
「ん~~、どしたの~???」
「あれ…???あれ…???あれ…???…ない…。」
「何が…???」
「ピアス。」
「はぁ~~???」
「片方のピアス…、取れてる。え―――――――っ!!!」
「その辺に…落ちてないのぉ~???」
「…って、今帰ってきたばかりだぞっと…。」
下を見ながら…。そして歩いてきた後ろを見ながら…、
「ないないないない。へっ、へっ、へっ…うそ!!!うそうそうそうそ。…ごめん。春香…、一旦電話切るわ。ないよ、ないよ。」
「…いいけど…。もしかして…、そんな高いヤツ…してたの…???」
「だって~。失礼のないように…。きばったもんよ~。1万円のヤツ。」
「うっそ!!!……、んじゃ…、一旦…切るね~~。」
「う~ん。ないないないない。」
そして30分後…。
「あ~ん…、どうしよ~。んもう~!!!…片っぽ…ピアス…。」
「しかし…、お前らも、面白い事…、考えてるもんじゃ。」
武弘。ガーデンチェアに座りながら。
「はぁ~???」
その隣の椅子で勲。
「あの…ふたり…。」
「あの…ふた…り…???」
一呼吸置いて、
「あぁ~~。はは…。そもそも…孝子さんですけどね…。」
「かかか…、そうらしいのぉ。かかか…。」
「さて…。どうなりますやら…。」




