私には…。俺には…。“絶対!!!!” vol.075 「…こいつ、私と同じだ。」
「勘弁してよ~。マサがいないから、アンタしか頼りになる人いないんだから…。」
愛美。
「へいへい。ふったりのたっめなら、え~んやこ~ら。って…。」
翔太。
「でも…、良かった。翔太が手伝ってくれて…。マジ助かる~。ありがとね、翔太~。」
割れ物を包みながらの果南、愛美に…。
「まっ、しょうがないよ~。断れない用事のようだったから…。かか、翔太~。サンキュ~、手伝ってくれて~。今頃、マサのヤツ。…あんにゃろ。」
愛美。
「はいはい。はいはい~。」
果南の更新切れのアパートの引越しである。
「ふ~ん。そういう事があったんだ~。」
孝子。
「えぇ…。小学の頃からサッカーの選手、なりたかったんですけど…。」
将史。
その時、瞳美も小さく、
「えっ!!!」
頭の中で、
「…こいつ、私と同じだ。私も小学生の頃からバレー…。」
「高校で一緒だった友人と一緒に、正にサッカー小僧だったんですけど…。」
ここで言う友人が、藤井翔太である。
「その頃から憧れていたサッカーの監督いたんです。その監督のいる大学に入って、プロ目指してたんですけど…。」
「…たんですけど…???」
悟朗。
「試合中に、いきなり倒れて…。」
一同、
「……。」
「そのまんま…でしたね~。…後で聞いた話だと…、脳梗塞だったらしいです。」
「脳梗塞…か…。」
勲。
「人生…いろいろ…あるわな。」
武弘。
「でも…新しい監督さんは…???」
佳乃。
「全く…相性悪くって…。自分に着いてくる奴だけに本格的。個性が強かったですね~。とにかく基礎ばかりだった。それに我慢できずに…。俺…、だ~めだ~。…って…、友達と一緒に…。」
「サッカー、断念…と、言う訳か…。」
悟朗。
「えぇ…。」
「な~るほど~。マ~坊…、がたい…いいもんね~。」
孝子。
「でも…、眞叶さんも…、運動神経、いいもんね。」
沙織。
「そう言えば…、うん。」
遼。
「眞叶さん…は…、バレー…???」
その声を聞いた瞬間、勲も孝子も佳乃も武弘も、
「ほぅ。」
「叶ちゃんも…、名アタッカーのようでしたよ~。」
悟朗。
「へっ!!!なんで…???」
瞳美。




