私には…。俺には…。“絶対!!!!” vol.073 目を真ん丸にして瞳美。
「20、21…、22…。」
茉祐子。
「マジで…!!!茉祐ちゃん!!!」
遼。
「ほい、ほいほいほい。」
悟朗。
「まだまだ行くわよ、おじちゃん。」
「うそでしょ。いやはや…、完~璧。」
目を真ん丸にして瞳美。
丁度40まで達した時に、「ポ~ン」と、そのボールが将史に。
そのボールを受け取って、今度は将史が。
「はい???」
悟朗以外の4人。
「はぁ~あ???」
「えっ、ええええ…???え~~???」
ジュリアンに瞳美。
「す…、すごい…桐生さん。」
智也。
「マジで…???」
悟朗、
「くくくく…。」
何と、悟朗から受け取ったボールをそのまま足の上に落として同じくリフティング。
「ゴロ~さん。知ってましたか…???」
将史。
「あぁ~、一応、調べさせてもらった。お前の大学時代。」
悟朗。
しかも話をしながらも平気な顔の将史。
「プロ…、目指してたんだってな。」
「えぇ…。でも…、まぁ…、断念しましたけど…ね。」
悟郎より大胆なリフティングを見せながら…。
「まさか…、これほどまでとは…。凄いわね、マ~坊。」
ジュリアン。
「でも…、これくらいは…、当たり前…って言ったら…、誤解されちゃうけど…、これくらい出来ないようじゃ…。お前…、何しに来た~???…って…言われるんだよ。…っと…。」
膝から足…、そして右左交互に、そしてまた膝。
何度も繰り返して、最後に右足で高く蹴り上げ、今度は数回頭でトントントンと…。
そして胸から流れるように右足に乗せて、
「ほぃっさ~。」
と、智也の胸、目掛けて…。
ガシッとボールを受け取る智也。
いきなり智也に注目する女子4名、
「……。」
動かない智也。瞳美、茉祐子、智也をじっと見て…、
「う…ご……、く訳ないか~。」
瞳美。
いきなり茉祐子、瞳美の体に凭れるように…。
「…アレ…。」
「かかかか…。悪い、茉祐ちゃん…。ノセちゃったね。ごめん。」
智也。
「出来る訳ないじゃないですか。サッカーなんて小学生以来ですよ~。」
「だよね~~。」
腕組みしながら瞳美。
「あれっ…、出来なかったっけ…???智也君…???」
将史。
ボールを左脇に、右腕を振りかざしての智也。
「かかか…。わ~かった、わ~かった。悪りぃ、悪りぃ。」




