私には…。俺には…。“絶対!!!!” vol.067 「美人さんだろ、カナちゃん。」
「奥様、旦那様、みなさん、いらっしゃいましたよ。」
千恵子。
「おほほほ、来た来た。待ってたわよみんな~~。」
孝子。
「来ましたね~いらっしゃい。」
佳乃。
「おはようございます。」
勲。
「へっ、社長、副社長も…。」
思わず声が一緒になる将史と瞳美。
そしてふたりとも、
「あっ。」
孝子、
「くすっ。」
勲、
「父~さん。父さん。」
庭の花壇を沙織と一緒に観ている神部武弘、
「なぁ~沙織~。どうだい、綺麗だろ。あ~~、何…???来たか~。」
「わっ、おじいちゃん、みなさん、来た来た。」
沙織。
「あはは、お嬢さんもいたんだ。こんにちは~。」
将史。
「何、こいつ、あの子、知ってんだ。」
ボソッと瞳美。
「やぁ~みなさん、こんちは。神部武弘です。」
「沙織と申します。」
それぞれの自己紹介の後、
「いや~、桐生さん、先日は家内が、何ともお世話になったようで…。悟朗、立派な若者、部下に持ったな。」
悟朗、
「ははは…、お褒めに与り。」
「みんな、ゆっくりしていってくれ。うん。母さんも…まっ、この通りだ。もう…ピンピンしとる。かかか。」
「でも…、本当に大事に至らなくって、良かったです。」
将史。
「ありがとうね、マ~坊。」
佳乃。
「マ…、マ~坊…???」
武弘。
「えぇ~。ママが付けたニックネームのようですよ。」
そして瞳美の顔を見て、
「そして…、彼女が、叶ちゃん。」
「あ…、はははは…。はぁ…。」
照れながら瞳美、首を傾げながらも…。
「はぁ~~、かな…ちゃん…???」
目をパチクリさせながら…、武弘…。
「いや…、ウチにも…いるんだが…、その…かな…ちゃん。」
そう言いながら廊下のバードケージを見ながら…。
「きゃ~~かっわいい~~。」
いきなり女性3人。
「かかか、名前が…、カナちゃんだ。カナリアだから、そのまんま。かかかか…。」
「見ていいですか???」
瞳美と茉祐子にジュリアン。
「かかかか、どうぞ、どうぞ。」
カナリアを見ながら3人。
武弘、
「カ~ナちゃん。」
その声に、瞳美、
「ドキリ。」
「美人さんだろ、カナちゃん。」
茉祐子とジュリアン、
「うんうん、美人、美人。」
真赤になる瞳美。




