私には…。俺には…。“絶対!!!!” vol.060 「凄いとこに遭遇。」
「おはようございま~す。昨日は…ご馳走様でした~。」
女性3人。
「叶ちゃん、昨日は危なかったね~。」
悟朗。
瞳美、
「あっ…、はははは…。はは…、いえいえ…。」
変顔しながら、頭の中で、
「…またそれかい…。」
その悟朗の言葉を聞いてジュリアンと茉祐子、
「ぷっ。」
悟朗、
「…ん…???どうかした…???」
「いえいえ…。」
何故かジュリアンと茉祐子、同じタイミングで右手を小さく振りながら…。
悟朗、
「ふん。そっ。」
「おっはようございま~す。いやいや…、凄いとこに遭遇。あっ、ゴロ~さん、桐生さん、ちょっと遅れます。」
部屋に入ってきて、開口一番に遼。
「おぅ、おはよう。…ん…???マ~坊…どした~???」
「…もしか…したら…、どっかの…病院…かな…???電話来ると思うんですけど…。」
その遼の話に、一同、
「はぁ~~あ???」
タクシーの中。
「おばあちゃん、大丈夫か~???」
右足膝を懸命に撫でながらの老女を見ている将史。
「運転手さん、どこでも良いよ、どっか、病院みたいなとこ…、お願い。」
運転手、
「あいよ、待ってな。おばあちゃん、どんな様子…???」
「痛み…、何だか、酷い様子。」
「んじゃ…、この…辺だと…、ヨッシャ。あそこか…。」
「おばあちゃんをタクシーに乗っけて~!!!」
一同。
遼、
「えぇ。いきなり横道から若い男性が後ろ見ながら走ってきたような…。で、僕らの目の前で歩いていたおばあちゃんにドン。」
一同、
「わお。うん。」
「あっぶねぇなぁと思って。でも、そいつ、もの凄い勢いで走って行ったから…。何やってんだい、あいつ。って、思って…。」
「…で…???」
「桐生さん、そのおばあちゃんに、大丈夫???って、声掛けて抱き抱えたら、今度はそのおばあちゃん、動けないって…。右足を撫でて…。その瞬間、遼、タクシー!!!…って…。」
「…で、そのままおばあちゃんとタクシーで…ってか…???」
悟朗。
「はい。みんなに、ちょっと遅れるって言っておいてくれって。」
遼。
「ふふ…、そっか…。分かった。はは…、あいつめ…。」
悟朗。
瞳美、
「……。」




