私には…。俺には…。“絶対!!!!” vol.058 「ギリギリセーフ…。」
瞳美、
「なんでこんな奴と…ふん。茉祐ちゃ~ん。」
と、智也の後ろからジョッキを茉祐子に向けて、茉祐子も、
「は~い、か~んぱ~い。」
そして、
「かかか…、智也君、食べるね~~。」
その瞳美の声に、
「ん~。こういうトコじゃないと…、食べられないっすからね~。」
「はは、そっか~。ジュリア~ん、届かないけど…。」
「うん、ありがと。叶ちゃ~ん、強いね~。」
ジュリアン。
「おほほほ…。それほどでも…。…って、遼君は…、何飲んでんの~???」
遼、
「はは…、僕は…最初だけで、日頃は、全く飲まないんで…。はは…。」
「うっそ!!!…もったいな~い。」
そして…。一同、悟朗に、
「ごちそうさまでした~。」
「いやいや…、どういたしまして~。あっ。いつでも良いぞ~、俺んち来るの~。」
「は~い。」
そして、女性3人が歩き始め、後ろから男性4人が歩き始めたその時、
「わっ。」
いきなり女性の後ろの方の瞳美が、通路のタイルに右足が滑って後ろに倒れ…。
「お~~っと。あぶね。」
背中を支えてくれた力強い腕。
「だ~いじょうぶか~。え~~???」
自分の間近のその顔を見て、思わず顔を赤く染めて瞳美。
「ナ~イスキャッチ、桐生さん。」
「ギリギリセーフだ、叶ちゃん。マ~坊、ナイス。」
悟朗。
「ワオ、さすがマ~坊、がたいいいね~。」
ジュリアン。
「ふ~~やばかった。大丈夫かぁ~。」
瞳美に将史。
「びっくりした~~。なんで…。あ…、あ…り…がと。」
瞳美の体勢を戻して、
「ほらよ。」
「ど…、ど…うも…。」
「少し、飲み過ぎか~~???」
「な~訳ないでしょ。この程度で…。ふん。」
「ふ~ん。そか。…しっかし、遼君、飲めねぇな…。」
いきなり瞳美から離れて遼の肩を抱き将史。
「どしたの叶ちゃ~ん???」
ジュリアン。
自分の倒れそうなタイルを見ながら瞳美、
「あ~ん、ここ、濡れてる~。やれやれ…滑ったか~。ふ~~、や~ばかった~。」
「ん~~???なんだ…、濡れてたか…。」
悟朗。




