私には…。俺には…。“絶対!!!!” vol.057 「その…、知り合いでも…。」
1時間経って…、
「叶ちゃん、強っ。」
ジュリアン。
「ねね、茉祐ちゃん、智也君、眞叶さんって、あんなにお酒強いの…???」
そんなジュリアンの声に、茉祐子も智也もしっかりと首をコクリ。
「へぇ~~、人は見かけによらないものね~。私なんて…全然ダメ。ははは…。それに…マ~坊も…。……ちょっと…、遼君。」
椅子に座りながら、首をコクリとしている遼。
「あっ、はい。何ですかジュリアン!!!」
その遼の声が少し高かった。
「おい、遼、大丈夫か???」
悟朗。
「すいません。…茉祐ちゃん…、ごめん…。ウーロン茶お願い。」
茉祐子、
「はい。」
クスクスと笑いながら茉祐子、
「遼さん、ビール…弱っ。」
そんな中で話に夢中の将史と智也。そして瞳美と悟朗。
悟朗、
「へぇ~~、カンベちゃんと…、そんな経緯があったとは…。…しっかし…。」
「ふん…???何か…???ゴロ~さん…???」
瞳美。
「いや…ねぇ~。」
少しだけ瞳美の方に身体を寄せて、
「ほんと…、マ~坊とは…その…、知り合いでも…???」
「ぜ~んぜん!!!全く、完璧に。はい!!!」
悟朗、目を真ん丸に、そして鼻の下を伸ばし、口を絞らせて椅子に座り直し、
「お~コワッ。何とも…こりゃ…、完璧に、イヌサルコンビだね~。正に、犬猿の仲ってか~。」
「…ん…???何か仰いました…、ゴロ~さん…???…これ…、お~いし…。」
瞳美。
「…ん…???いや…。まぁ…、仲が悪い程…なんとやら…。」
「はい…???私…???」
そう言いながら、下向きのまま、チラリと将史の方を向き、
悟朗も智也と話している将史をチラリと…。
そんな悟朗を見て瞳美、
「冗~談でしょ。絶対に。嫌っ!!!最っ…低っ!!!」
その最後の声が少し高かったのか、隣の智也、そして将史も、
「はい…???何の話…???」
「いやいや…。何でもない。ははは…。しっかし…マ~坊…、強いな酒…。叶ちゃんと、いい勝負だ。ははは…。いや…、逆に言えば…、叶ちゃんが凄いのか…ははは…。」
将史、
「いや…、それほどでも…。ところで、リー…、いや、ゴロ~さん…。」
「ん~、あいよ~。」




