私には…。俺には…。“絶対!!!!” vol.055 「奥様の本名…。」
「ゴロ~さ~ん…???」
にっこりとジュリアン。
「…いや…、だから、その…ゴロ~さんって…。」
瞳美。
それと同じニュアンスの言葉を将史も…。
瞳美、将史と目を合わせて、また火花を…。
柏崎、ジュリアンを見て、さも…勝手にどうぞと、言わんばかりに右手を振り…。
ジュリアン、
「実は…、私の叔父様、柏崎悟朗。ゴロ~さんの奥様の本名…、ケイト・ベレンソンって言うの。」
「ケイト…、ベレンソン…。」
瞳美。
「でね…。」
自分のスマホを取り出して、サササっと検索して、
「はい、これ。」
テーブルの上にスマホの画面。
4人共にその画面に顔を移動。
「あっ、これって…、洋画で見た事ある。女優さん。すんごい綺麗な女優さん。え…っと…。…だめだ。名前は…無理。」
瞳美。
「その人、イギリスの女優さん。名前をケイト・ベッキンセイル」
ジュリアン。
「ふ~ん。」
瞳美。
「…で…???…えっ、えっ、えええ…、まさか…。この人と…???」
「叶ちゃん、ビンゴ。ゴロ~さんの奥様…、この人にマジ似。」
「うっそ―――――――っ!!!」
4人一緒に。
「しかも、名前まで、ファーストネームがおんなじ。そして、奥様が旦那様を呼ぶときが…。」
「もしかして…。」
変顔しながら…瞳美、
「ゴロ~って…。」
顔を頷きながら…。ジュリアン、
「またまたビンゴ。奥様の日本語の名前考えようとした時に、お互いに名前で呼び合ってるんだから、いっそのこと、そのままにしちゃえって…。でも、カタカナじゃつまんないから、どうせなら、カッコいい日本語の漢字で…。」
「…と、言う事で…。…って、どういう漢字だ…けいと…。」
今度は将史。
「めぐみとみやこ。」
「あっ…、な~るほどね~。…で、柏崎恵都…。すげぇなぁ。カッコいい~。」
遼。
「まっ、そんな訳だ。これも良い機会だ。たま~には、みんなでウチに…遊びに来い。」
柏崎。
「いいんですか~~???」
また4人共に。
「あ~、歓迎するよ。カミさんも喜ぶから…、日本人の友達出来たって。」
「わっほ~~。」
大はしゃぎの瞳美。
「あっ…、はははは…。」




