私には…。俺には…。“絶対!!!!” vol.054 「当然、私のおばさん。アメリカ人よ。」
「ひや~~~。そう…いう…こと…。」
唇を尖らせて、鼻の下を長く、瞳美。
片や、
「ふんふんふん。何ともまぁ…。」
将史。
遼…、ジュリアンの顔を見て、
「凄いじゃん、ジュリアンさん。綺麗だと思った。」
ただ、ただジュリアンを見ている智也、
「…何…、これって…どうなるの…???課長の奥さんの姪…って…???」
そこに茉祐子、
「…いや…、どうなるの何も…、つまりは柏崎課長…リーダーの…姪でしょう。変わりなく…。」
「えっ!!!そうなの…???」
そんな智也の右肩を右手人差し指でトンと叩いて瞳美、
「智也君って…、面白いね。真面目にそんな事言うから可笑しくなっちゃった。」
「あっ、それって…眞叶さん…。」
瞳美を見てニッコリと…、
「ひょっとして~僕の事…バカにしてません…???」
照れながら智也。
「と~んでもない、可愛いと思ってますよ~、智也君~。」
瞳美。
「あ~~それそれ。絶対に僕をからかってる。」
「な~訳ないでしょ、この子は~。」
「えっえっえ…。ちょっと待った、何々。ジュリアンのお母さんって…アメリカ人でしょ。お父さんが…韓国人…。…で、課長の…姪…???」
遼。
「はい…???じゃ…、課長の奥さんって…、はぁ~???」
「当然、私のおばさん。アメリカ人よ。」
にっこりとジュリアン。
ジュリアンと茉祐子以外の4人…、
「はぁ~~あ!!!!」
そして、目をパチクリ。
「ヒュ~~。」
将史。
「だから…言っただろ、俺の奥さんには及ばないって…。」
柏崎。
「あ…、は…、ははは…。」
変顔の瞳美。
「名前もカッコいいの。柏崎恵都…って、言うの。」
ジュリアン。
「け…い…と…。」
4人。
「あ…、あの…、リー…。」
そう瞳美が言い掛けて、ジュリアンがまた続ける。
「男の人の名前みたいでしょ。…でも…、それがアメリカ人だったら…。」
「アメリカ人…。…あっ、そうか…、ケイト。女性の名前になる。」
遼。
ジュリアン、
「そういう事~。」
「…でも…、なんで…ケイトって…???」
瞳美。
「ふっふ~ん。聞きたい…???」




