私には…。俺には…。“絶対!!!!” vol.048 「相変わらず…ダンディで…。」
「お疲れ様です。」
優子の顔を見てすぐさま企画部の園田茉祐子。
そのままの姿勢でハッキリとした言葉で、「お疲れ様です。」の、竹下智也。
そしてその場で、一度立ちながらも、資料とパソコンの画面を見ながら、
元気な声で、「お疲れ様です。よろしくお願いします。」の、声。眞叶瞳美。
「やってるわね。ふふ…。さ~て…。…それじゃ…、柏崎リーダー、お願いします。」
優子。
「よっ、お疲れ。相変わらず綺麗だね、優ちゃん。」
笑顔で柏崎。
「ど~も~。ゴロ~さんも…相変わらず…ダンディで…。」
「いやいや…、カンベちゃんには及ばないよ。」
「ではでは、ルーキー達、お願いしますね~。」
「へいへい。お任せを。」
優子の指示でそれぞれの席に着く営業部の担当者。
そして優子はドアを開けて、部屋の外へ。
持参した資料を見ながらパソコンの画面に…。
桐生将史を筆頭に、長内遼、そしてジュリアン・スダ。二世である。
企画部の担当者、そして営業部の担当者。
共に殆ど他部署の面々の顔を見る事もなく数秒。
「さ~てと、では…ヨシ!!!」
パンと両手を合わせて、両手を机に付けて立ち上がる。
その、「パン」の音で、一同柏崎に注目。
「こんちは。総務の柏崎だ。」
その声に、一同お辞儀を…。
そして、初めて各部署の面々、相手側の部署の面々を…。
そして瞳美の体が…、同じく将史の身体が…、
「!!!!!!」
いきなりお互いが落ち着かなくなる。
瞳美、何かしら、目を潤ませ…。将史、何かしら、口を捻じ曲げ…。
「…ん…???どした…ふたりとも…???」
瞳美と将史の顔を交互に見ながら柏崎。
僅かに鼻水を啜りながら、真赤な顔をして目の置き場を探るようにして瞳美。
「いえ…、何でも…。」
「顔…赤いけど…。まさか…、俺に…???」
その瞬間、その他の面々、いきなり、
「プッ。」
「だよな~。一応…、子供…、3人いるし…。」
その言葉に、また面々…、
「くくくく…。」
「まっ、俺に惚れてもいいけど…。教えておくが、俺の奥さん…、綺麗だから…。及ばないぞ~。」
今度は手を叩いて、
「かかかか…。」




