私には…。俺には…。“絶対!!!!” vol.045 「新たなる挑戦に。か・ん・ぱ・い。」
「じゃ~。乾…杯しよっか…。…マ~坊~、まだ…、酔っ払って…ないわよね。ふふ…。」
香織。
「では…、はいマ~坊。」
将史のグラスにビールを注ぎながら優子。
「それでは…、社長、副社長、マ~坊~。新たなる挑戦に。か・ん・ぱ・い。」
5人で、グラスをカチンと…。
「何々、あの5人、何やら小さく、盛り上がってない…???園子~???」
ジョッキの中のビールを飲みながら久美子。
そしておつまみのウインナーを食べながらも…。
園子、
「ふん…、何~???」
「かかか…、もしかして…、例のヤツか…。桐生の奴…、とうとう~餌食か~。」
健文。
「何々、餌食って~~???ナベさ~ん???」
トロ~ンとした顔で園子に久美子。
「おまえら…、酔ってねぇか~???」
目をパチクリさせて園子と久美子、
「ぜ~んぜん…。ねぇ…、久美子~。」
「うん。」
そして、お互いに頭をコツン。
「それ…、普通…、酔ってるっつうだろうが…。」
園子、久美子、
「キャハハ。」
「おい…。」
瞳美、冷蔵庫から取り出したスイカを食べながら、頭の中で、
「…だ~いじょうぶ。私も協力するから…。か…。」
会社での真理の声を思い出しながら…。
「だ~いじょうぶっ…て、言われても…。まだまだ右も左も分からないってのに…。…部長~、何考えてんだろ、こんな初心者の私に…。」
その日の夕方。克己、隼と共に、
「杉く~ん、眞叶ちゃ~ん。ちょっといいかな…???」
克己の机の前に揃った真理と瞳美に克己、
「実は…。」
真理、
「いよいよ…、来ましたか…。」
「あぁ。いよいよ…来た。」
「頼みますよ、瞳美ちゃん。」
隼。
「た…頼みますよって…。はい…???課長…、部長…。」
目をパチクリさせての瞳美。
「プロジェクトだ。新しいデザインの…。」
克己、にやりとしながら…。
瞳美、
「プロジェクト…、新しいデザインの…って…???」
隼の顔に目を向けて。
そして瞳美の顔を見つめて、
「ふん。」
克己。
「はい…???もしかして…、私…見てます、部長…???」
瞳美。
「…ん…???他に…、誰か…???」
「え――――――っ!!!!」




