私には…。俺には…。“絶対!!!!” vol.039 「彼女たちの視線が…。くく…。」
「なんとも…、彼女たちの視線が…。くく…。」
香織。
「あいや~まぁ…。」
孝子。
「まぁ…、元々男子社員が少ない会社でもあるから…。」
「まぁ…、そりゃ…そうだけど…。…ぷっ。そっか…、園子に久美子ちゃんも…。」
「ふん。中々どうして…。一悶着…ありそうな…。」
「た~のしみ~~キャハ。ワクワクしてくる~。」
「…って…、副社長~孝さ~ん。……ターゲットは…そっちじゃ…。」
「あ…あ…。ごめん、ごめん。…くく…。歓迎会…、た~のしみ~。」
「はい。…では、そういう事で…。」
「ん…。良し。」
孝子、頭の中で…、
「…園子に久美子か…。くくく…。確かにね~あの子たちも…。」
ここで言う園子と久美子。営業部の女子社員である。
共に中途入社ではあるが、入社2年目。
雪宮園子、そして香苗久美子、共に20代前半。
「でも…、確か…彼女たち…、彼氏…いたような…。」
腕組みしながら…孝子。
「まっ、いっか。」
「桐生君。」
優子。
「はい。」
将史。
「ちょっとこの資料、頭の中に叩き込んでくれるかな~。今後の戦略にもなる資料だからよろしく~。」
「あっ、はい。分かりました。」
…と、将史から離れて2歩程…。
「あっと~、大事な事~。桐生君。今週の金曜…空けといてね~。」
「はぁ~、いいっすよ~。」
「何やら、歓迎会…なるものを密かに企んでいるようだから~。」
将史の斜め向かいの席に、隣同士で座っている園子と久美子を見ながら優子。
そんな優子に気付いて変顔で右手を振る園子と久美子。
そんなふたりにこちらも照れた顔で愛想を…将史。
優子、
「じゃ、よろしくね~。」
「はい。分かりました。ありがとうございます。」
その場で優子にお辞儀をして、自分の斜め向かいを向いて、
照れ臭そうに笑顔でお辞儀をする将史。
それを見て園子と久美子、思わずガッツポーズ。
益々照れる将史。
そんな様子を自分の席で考え事をする様な素振りで見ている香織。思わず「ぷっ。」
そして、
「やれやれ…。」




