私には…。俺には…。“絶対!!!!” vol.036 「何やらボ~ッ、としてましたけど…。」
ムスッとした顔で弁当を食べている瞳美。しかも…外で…。
そんな瞳美に付き合って、弁当を食べる真理。
「そっか。そういう事があったか…。」
「顔見たら、またまた頭に来た。」
「まぁ~~ねぇ~~。初めて会って、思いっ切りの口喧嘩。こりゃこりゃ、大変だぁ~~。」
「もぅ~見たくもない。」
「私には…経験ないけど…。でも…、仕事は、仕事よ。頼んマス。可愛い後輩君。」
「うん。」
けれども、午後からの仕事でも、
「あっ、ち~~、間違えちゃっ…。ん~もう~、ドンマイ、ドンマイ。」
普通に見れば、それほど変な感じではないのだが、一緒にいる社員からすれば、
いつもの瞳美の雰囲気とは微妙に違う。
「ねね、瞳美ちゃん、どうかした…???午後からな~んか様子変だけど。」
百合子が茜に…。
「ん~~、そお…???」
「ほら、また頭、傾げてる。」
「あっ。」
そんな矢先、課長の諸星準、
「眞叶さん。…眞叶さん。眞叶さん…???」
「あっ…、はい。はい、あっ、すみません。…。」
びっくりしたと同様に慌て返事をする瞳美。
「どうしました…???何やらボ~ッ、としてましたけど…。」
「あっ、いえ、すみません。気を付けます。」
「うん。じゃ、ここ…、もう少し明るく出来ないかな~???対象が3歳児までなんだ。この前のデザインにもう少し、明るさを加えた感じで…。お願い出来るかな???」
「あっ、はい。分かりました。」
そんな諸星準と瞳美を机の上で見つめている克己。
午後7時。
「ひゃ~~、やっと終わった~。完~璧に参ったわ、今日は。あんの…ろくでなし~。」
「…って…、誰の事かな~眞叶瞳美さ~ん。」
「うわっ、びっくりした~。えっ、えっ、えっ。」
声のした方向に振り向くといきなり克己が、
「ほい。」
缶コーヒーを瞳美目掛けて。瞳美、
「わっ。ありがとうございます~部長~。いたんですか~、びっくりしちゃった~~。」
「はい。おりました~。…と、言うか…今まで、会議だったんだけど…。」
「あっ、そっか。」




