私には…。俺には…。“絶対!!!!” vol.035 「新しい人だって、営業の…。」
真理、
「ねね、瞳美。新しい人だって、営業の…。」
その真理の声に、パソコンの画面を見ていた瞳美、顔を上げて…、
「ん~~???」
そして、営業部長、香織の横にいる男性の顔を見た瞬間、
「え゛っ!!!」
驚いたと同時に、体が自然に立ち上がったと思ったら、
いきなり左太腿を机の端にガツン。
「あた~~~!!!」
その音が香織と克己まで届いた。克己、
「どした~眞叶ちゃん…???」
「へっ、どしたの瞳美~~???かかか…大丈夫~~???」
真理。
太腿を押さえている瞳美を見ながら克己、
「大丈夫か~???ははは…。」
その克己の声に、変顔の瞳美、
「えぇ…はい。」
小さな声で、
「痛った~い…。」
その変顔を見た瞬間、将史、「ドキッ!!!」
「うっそ!!!」
そんな将史の顔を見て瞳美、いきなり「キッ。」とした目つきになって唇を絞る。
「あ…、あいつぅ…がぁ~~!!!」
思わず膨れっ面になる瞳美。
そんな瞳美の顔を見て香織、
「…ん…???」
そして将史の顔も見ても、
「…ん…???」
そのまま克己の顔に向き直り、克己、キョトンと…。
そして香織、思わずクスリと笑顔で…、
「くく…。」
そして、
「じゃ…、お邪魔しました~~。さっ、行こ、桐生さん。」
将史、頭の中で、
「…な…、なんで、あいつが…ここに…???うそだろ…。」
真理、
「どしたの瞳美~その顔…???何膨れてんのよ…???」
小さな声で瞳美、
「なんで、あいつが…ここにいるのよ。あったまに来る~~。んもう。」
「だから…、何ぶつぶつ言ってんのよ瞳美~???」
そんな真理の声、ようやく耳に入って…、
「へっ…???あっ…、あ…、いや。いやいや…、何でも…うん。大丈夫~うん。」
「はは…、変~な子。さっきの出来た~???」
「はいはい、今やってま~す。」
「どれどれ…。わぉ、いいじゃ~ん。」
「にっ。」
「どしたの…桐生さん…???なんだか…???」
香織。
「…あっ…、いや…。」
将史。
「そっ。んじゃ~、優~、はい、バトンタッチ。」
優子、
「は~い、お帰りなさ~い。…では、桐生さん、まずはっと~~。」




