私には…。俺には…。“絶対!!!!” vol.034 「三田さん、綺麗だし…。」
何故かしら、今までの会社とのギャップを隠せない将史。
「…ん…???どしたの桐生さん。いやに大人しいわね。」
将史。
「あっ…、いえ…。…と言うか、今までの会社と、余りにも違うんで…。」
「あ…、そっか…。それもそうね…。」
それもそのはず、今まで将史は飲食関連の商品企画に従事していたのだった。
「食べるものと遊ぶものとでは、要素は違うよね~。」
「え…ぇ…。」
少しだけ、下向きのままで…。
「それ…と…。」
将史の顔を窺うような顔で香織。
「社員も…圧倒的に、女性…多い。…かしら…。ふふ…。」
思わず照れを隠せない将史。
「三田さん、綺麗だし…。ねぇ~~。かかか…。」
「あっ、いやいや…。とんでもないですよ、そんな事…。」
「彼女、私より、大体…一回り違うかな~。しかも…未だに…独身。どう…???」
「いえいえいえ、そんな…。とんでも…、はい。」
「さて…、そんなこんなで、こちらが製造部門。どぞ~。」
「へぇ~~。いゃ~凄い。」
そして、様々な部署を案内され、そして紹介されて、
元のフロアに戻り、隣の部署へ。
「さて、こちらが私たちの部署の隣、商品企画開発。おもちゃのレイアウト、凄いでしょ。」
商品企画開発の社員に笑顔を振りまきながら…。
そして部長の江本克己に合図して…。
克己、
「よっ、お疲れ、来ましたか。ルーキー。」
「えぇ~、克っちゃん、よろしくお願い。」
「おぅ。」
克己、将史に手を差し出して、
「商品企画開発の江本克己です。よろしく。」
香織、
「みなさ~ん、ちょっと…よろしいかしら~。」
その声に、
「わっ、松居部長。綺麗~~。」
と、社員面々。
「…で、誰誰…???あの人、新入社員…???」
香織、
「この度、私の部署の方にも、新たなるメンバー誕生。ご紹介します。桐生将史さん。よろしくお願いしま~す。」
「わわ…、かっこいい~~。」
女子社員。
茜、
「ねね…、今、名前…何てった…???」
百合子、
「き…桐生~???」




